登録日:2013/03/03 (日) 20:06:47
更新日:2025/03/24 Mon 11:07:29
所要時間:約 6 分で読めます
佐野妙による
4コマ漫画。
竹書房の各4コマ誌に幾度かの読切を経て、まんがライフMOMOで2007年10月号から同誌休刊まで、まんがライフMOMO休刊後はまんがライフオリジナルに移籍し連載していた。
またまんがくらぶでも2009年3月号より並行して連載していたが、2020年3月をもってまんがくらぶがまんがライフに統合されるため、今後はまんがライフオリジナルのみの連載となる。
表紙が固定されていなかったまんがライフMOMO・まんがくらぶ時代は巻頭カラーの時は表紙を飾ることもあったが、まんがライフオリジナルの表紙は巻頭カラーであるかないかに関係なく大井昌和氏の『
ちぃちゃんのおしながき』で固定されているため、巻頭カラーになった場合でも表紙に小さい絵が載る程度に留まっている。
2022年7月をもってまんがライフが休刊となるため、同誌で連載されていた『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』がまんがライフオリジナルに移籍される関係で、本作品の連載は一時休止された後、9月にWEB連載の「まんがライフWIN」に移行されたが、2023年8月の掲載分をもって約16年の歴史に幕を下ろした。なお、
最終回も特別な展開はなく、比較的通常通りの話だった。
作者が新人賞に投稿した「無口な女子高生山田奈々」がもとになっている。
単行本は全22巻。
また、ストーリー形式の漫画を収録した『森田さんは無口S』全1巻が発行されている。
話数表記はまんがライフオリジナルは「MUKUCHI」、休刊したまんがライフMOMOでは「サイレンス」、同じく休刊したまんがくらぶが「silence」、単行本では「Silence」が使われている。WIN版はナンバリングはない。
【概要】
優しすぎて、考えすぎて無口になってしまう女子高生、森田真由(16)の日常を描いた作品。
日常系らしくの友達や家族との(本人は無口だが)賑やかでささやかな毎日がゆったりと流れていく物語となっている。
ちなみに単行本書き下ろしカットや表紙裏などから、作者は足フェチかと思われる。
作品内は季節がループしているため、いつまでも高2のままである
舞台は明言されていないが、作内で
愛知県内(特に豊橋市などの東三河地方)の場所がモデルになっているスポットがちらちら出ている。
漫画の作内では感嘆符(!)の使用頻度が非常に少なめになっており、代わりに「〜っ」や「〜っっ」の捨て仮名を用いてそれを表現している。
【登場人物】
CV:
花澤香菜
高2のおひつじ座。読者全員の
嫁。
「喋ることがまとまらない」「タイミングが悪い」「聞き上手だから」「考え過ぎる」等々で結果的に無口な女の子。
さらに無口な上母の教えにより相手の目をじっと見るため、相手によってはあらぬ誤解をされることもある。(主に男子)
他にも母からは多くの礼儀を学んでいる。
作中の台詞はほとんどが心の中の声。喋ることは稀で、それも
ふきだしを使わない書き文字。
たまにふきだしを使ってしゃべっても他者に乱入されたりして写植が一文字の半分で切れたりしている。
上記の通り喋らないことや相手の目を見つめることで、クラスの男子からあらぬ妄想を抱かれることが多い。
多分男子のオカズ率(黒の部門)クラスNo1。
無口な以外は普通の女子高生で、人付き合いも悪いわけではなく、聞き上手なので女子からの人気も高い。
教科系はそこそこの成績だが、体育・音楽・家庭科など実技系はほぼ全滅。
ペットは金魚。
目にハイライトがないいわゆる
レイプ目だが、作中では「冷凍イカの目」と評される。
上記の理由のため、走って息切れしている姿はエロい。
浴衣などの和服姿の破壊力は抜群。
※ネタバレ:森田さんは可愛い※
携帯小説のような内容の小説を買う時の様子は
エロ本を買う中ニ男子。
CV:七瀬亜深
真由の母。38歳。なぜかいつも和服。
女性のいる店が好きでよく行く夫を、あの手この手で追い込むが、夫婦仲は良好。
若かりし日は勢いでYES・NO枕を作製したことがあり、しかも捨てられずにとってある。
真由の手先が不器用なのは、この人からの遺伝。
若い頃は黒髪ロングの和服美人。なにこれ可愛い
CV:紀昌利
名前、年齢共に不明。
恐妻家で妻に頭が上がらないが、愛妻家でもありMらしく満更でもないようである。
後ろ姿などは描かれるが、顔は口だけしか描かれていない。
女性にとてもモテるし本人も女の子の店が好きだが妻一筋の漢にして良き父親。
未だにイチャイチャラブラブして娘を赤くしている。
真由の父方の
いとこ。社会人。
派手好きで奔放な、真由曰く3G(強引豪快going my way)な性格。
真由をよくオモチャにして遊んでいるが、真由は彼女を姉のように慕っている。
彼女のせいで真由は若干耳年増な気がある。
CV:
戸松遥
真由とは反対に良く喋る女子。ショートカットでピン留め。
面食いで惚れっぽく、積極的にアタックしてはふられたり別れたりを繰り返している。
その度に一時的に落ち込んでも、切替えが早くすぐに次の出会いを探す。
美里というよく似た性格の妹がいる。
真由とは
幼稚園時代からの幼馴染のようでお互いに非常に仲睦まじい。
ちなみに好みのタイプは(性格だけなら)森田さん。
CV:
早見沙織
ファッション好きの女子。双子座。
母の日や
父の日に花束をあげるたびに親から高価なプレゼントをもらっていたり、
100円でスカートの中を扇がせるという商売を考えつくなど
小悪魔系。
CV:
南條愛乃
小動物的な天然パーマの女子。
当初は真由に苦手意識を持っていたが、打ち解ける。
容姿はかわいいが、実家は「祖母が母の荷物を勝手に捨てる」、
「母が祖母の分だけ食事を用意しない」などテレフォン人生相談レベルの深刻な嫁姑問題に陥っており、
度々真由に愚痴ったり相談している。この話で周りをドン引きさせるのがお約束の展開。
年の離れた弟がいる。
容姿から固定のファンがいるが、この度通っている塾に好きな人がいることが明かされた。
だがそんな事、俺たちには関係ないぜ!
CV:平賀三恵
成績優秀、スポーツ万能、歯に衣着せぬ物言いをするクラス委員の女子。双子座。
そのためか女子に人気があり、
図書室で女子に告白された所を真由に見られ、その後2人の秘密となる。
「冷凍イカの目」発言の主。
ギャバゴンという名の黒猫を飼っている(名付け親は姉と妹)。
原作では茶髪系だが、アニメでは黒髪。
CV: 土谷麻貴(OVA)、佐藤亜美菜(
AKB48)
名前は不明。真由のことを気に入っており、その声を聞こうと様々な策を練る。
せっかく声をかけられた時には眼鏡が外れており真由と認識できなかった。
水泳が得意で、泳ぐ姿を真由に見惚れられたこともあるが、
やはり眼鏡をしていなかったため誰か判別されなく、本人も視線には気付かなかった。
初期はただ真由の声を聞きたいだけだったが、真由と山本が親密になってからは目覚めてしまったらしく、
ファンから「ガチ子」と呼ばれるまでの暴走キャラになり、
ハアハアと荒い息遣いで真由の唇を奪おうとしたり、着替えを覗こうとしたり、
残り香を堪能したりしていて、いつ警察のご厄介になるかとヒヤヒヤされている。
実は真由とは小学生時代からの顔馴染みのようだ。
なぜか着ぐるみのアルバイトをしていることが多い。
連載開始以降すれ違い状態が続いていたものの、21巻で真由が存在に気付き自ら近づいて来たため、めでたく友達になることが出来た。
CV:山口理恵
真由たちの担任。
なかなかに自由な性格で、昼間から職員室で飲酒している疑惑がある。
真由と山本をよくいじる。
いつも真由に妙な妄想を抱いては、
山本にけなされているメガネと染め男の野郎二人組。
多分俺達。多分じゃなくても俺達。
席替えで真由の隣になった方、爆発しろ。
2011年2月発売の3巻特装版に、OVA(OAD)が付属する。
3月25日には単体商品としての発売も予定されている。
2011年7月より5分間のTVアニメが半年間放送された。
制作会社が違うため、キャラデザインはTV版の方が原作に近い。
製作:スタジオグラム(OVA) セブン(TV)
『……………………
(追記・修正お願いします。でいいのかな? いやもっと何か面白い事を……いやでも、
あんまり凝った事を考えて無駄にながくなったり、何コイツ調子に乗ってるとか思われても嫌だし……。
でもせっかくだから何か皆が面白いような―――――…………)
………………追記・修正お願いします』
- 同じ「○○さん」と呼ばれてる女の子同士、琴浦さんと対峙させてみたらお互いどんな反応するのか気になるw -- 名無しさん (2013-12-12 17:11:58)
- 森田さん後輩いたから二年生だよね? -- 名無しさん (2014-07-05 11:03:34)
- 長かった…終わるのは悲しいなぁ。もう見られないのは寂しい…。 -- 名無しさん (2023-08-08 22:20:15)
最終更新:2025年03月24日 11:07