小野田線

登録日:2013/03/18(日) 13:10:13
更新日:2023/11/25 Sat 08:37:19
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小野田線(おのだせん)は、宇部新川駅から小野田駅までと雀田駅から分岐して長門本山駅を結ぶJR西日本の鉄道路線(地方交通線)である。
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概要

管轄は國鐵廣島。そう、つまり走るNゲージ車両区間である。
山口線で蒸気機関車を走らせている國鐵廣島だが、ここでは2003年まで支線である本山支線でクモハ42形を走らせていた…
よく戦前の映像に映っているアレですよ アレ
しかし、同時に元は私鉄だったのが幸いして中国地方のJR路線では山陽本線宇部線と共に数少ない全線電化の路線でもある。
かつては石灰石や石炭の貨物列車も走っていたが、いずれも国鉄時代に廃止となっている。
ラインカラーはブルーグレー

運行形態

全線普通列車のみの運転で、本線は宇部線宇部新川~小野田間の通し列車が1日9往復運転されている。
本山支線は鶴見線大川支線や和田岬線と同様で朝と夕方しか運転されておらず、本数も3往復のみ。そのうち一部は宇部新川まで直通運転を行っている。
また、全列車がワンマン運転である。

☆使用車両

  • クモハ123形
メインで運用についている形式。
お金に余裕のあるJR東海では既に全廃されている。トイレ?そんなものは存在しません状態が続いていたが、現在は全車に設置されている。
  • 105系
國鐵廣島参照。

◎駅一覧

宇部新川…宇部線に乗り入れてる為、運転系統上はここが起点。

居能…宇部線乗り換え。路線上の起点駅。3・4番線しかなく、かつての1・2番線は草生している。協和発酵キリン宇部工場最寄り駅。

妻崎…一見ただの住宅街の中の駅だが、近くのルートインからの利用者も多い…かも。

長門長沢…宇部興産専用道路がすぐ西を交差している。

雀田…本山支線乗り換え。山陽小野田市立山口東京理科大学の通学利用もあるが、駅前地区は閑散としている。

小野田港…ホームに雑草が生えてる自然溢れる素敵な駅。国有化前は「セメント町」という駅名だった。

南小野田…東側すぐにセメント町という地区があり、西側には太平洋セメントの工場地帯が広がる。

南中川…おのだサンパーク最寄り駅。

目出…支線を除くと一番利用者が少ない。

小野田…山陽本線乗り換え。終点駅。山陽小野田市の代表駅。
6番線まであるのに1~2番線が存在しない(1番線は廃止された為ないが、2番線は何故か元々存在しない)日暮里みたいな不思議な駅。
2009年に駅構内の線路が一部撤去された影響で山陽本線と小野田線の渡り線も分断されたため、両線の直通運転が出来なくなっている。

○本山支線

雀田…本線乗り換え。

浜河内…駅の東側にはコンビナートが広がる。

長門本山…朝と夕方に計3往復しかない支線の終点駅。
周防灘の際にある。

追記・修正宜しくお願いします。

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最終更新:2023年11月25日 08:37
添付ファイル

*1 出典:日本の旅・鉄道見聞録 URL: http://www.uraken.net/rail/alltrain/ec/123sanyo.jpg 日時:2016/01/07