司馬 嶺 - アルカナアリアwiki

【種族】天空人
【性別】司馬嶺(男)

概要

「後劉帝国建国最大の功臣」「天地開闢以来の天才」とされる伝説的な人物。伏龍六臣の筆頭。

黄と同じ国の、貧乏な家に産まれる。
七人いた兄弟姉妹は嶺を除いて全滅したという。
しかし嶺だけはなんとか(優しい老婆の手助けもあって)生き延び、ひたすらに勉学に励んだ。時に地元一の賢人の下で奉公する代わりに勉学を教えてもらい、時には在野の賢人と語らって世界のあり方について意見を授かった。

やがてそんな司馬嶺の姿が知られるようになると、にわかに周囲は優しくなった。賢人達や(司馬嶺と昔から親しかった)老婆は態度を変えなかったが、今になって優しくしてくれた人物の大半が彼の名声のおこぼれ目当てなのは明白であった。

そんな中、とある店で黄杓山なる人物の批評を行ったところ。たまたま居合わせた人物の中に黄当人がいたことが発覚。そのまま二人は意見を交わしあった後、口説かれる形で司馬嶺が黄に従う形となる。

そうして黄の下で文官として働いていたところ、故郷が秦王国の斥候に襲撃を受けてそのまま壊滅、住民は全滅ということを聞かされる。勿論、優しくしてくれていた老婆も亡くなった。
これを受けて「私は結局あの方に一生の恩を返せなかった」と悔やんだ司馬嶺は主君である黄に「螭南の統一」を提案。当時ちらほら集まっていた後の六臣達と見事に黄を説得し、挙兵に至らせた。

その後は黄と六臣達が暴れることで連戦連勝、あっけなく螭南は統一、劉帝国は復活した。
司馬嶺は宰相ではなくその輔佐として国政を支え、58歳で世を去った。
遺言は一言「あの老婆は、私をどう思うか」であったという。

見た目は顔立ちも声色も女っぽくて低身長、天空人の特徴である翼も尾も小さめで頼りない感じであったという。あと何故か20代の若々しさを保った見た目をしていた。
これは幼少期の栄養不足からであったとも、単に母親に似たとも言われる。

因みに明確に男であったが、酒の席ではよく他の六臣に女物の服を着せられていたとかなんとか。
このことから現代の劉帝国では「男の娘」の意味合いとして「司馬嶺のような可愛らしい人」という言い回しがある。