-&big(){このページの目的} このページはこのシリーズを初めてやる方に向けて書かれています。 CPU戦でまず何を覚えるべきか分からない、という方はぜひ見て行ってください。 使いたい機体がすでに決まっている方は、基本テクニックの項まで飛ばして下さい。 #contents *はじめに 注意してもらいたいのはCPU戦がいくら上手くても対戦で勝てるわけではありません。 立ち回りのセオリーもまるで別物ですし、常に同じ反応をするCPUと対策を講じてくる人間とでは違って当然ですから。 それを念頭に置き、まずはCPUを撃破しながら、対戦にも応用できる基本的なテクニックを習得して行ってください。 **まずは機体を選ぼう…入門用機体 このゲームを初めて遊ぶ方にCPU戦でオススメする機体の一部を紹介します。 CPU戦では敵の総体力・総機体数が対人戦と比べて多くなりがちで、事故をできるだけ避けるために、 格闘が主なダメージソースになる機体は省き、十分な射撃戦のできる万能機が主にオススメされています。 一般的に推奨されるのは、経験者の3000を援護できるコスト2000か2500の万能機です。 初心者同士で遊ぶ場合は、比較的コストオーバーの影響が少なく、戦力的にも充実する3000と2000の組み合わせがオススメ。 &bold(){注意・ここにある機体が対人戦でおススメな機体とは限りません。} 対戦でおススメな機体は[[連敗初心者矯正講座]]のページを見てください。 **コスト3000 最高コストである都合上、チームの稼ぎ頭になる必要があり、ある程度の活躍が求められます。 また、総コストは6000なので2回落ちることは許されず、それなりの責任はあります。 しかし、どの機体も高性能で武装も強力かつ豊富なので、一部の特殊な機体を除けばオススメです。 1落ちする前にできるだけ耐久を残して覚醒(エクストリームバースト)を活用してください。 相方には2500か2000を使ってもらいましょう。 [[νガンダム]] 一般的なビームライフル(以下BR)、バズーカ(BZ)に加え、フィン・ファンネル(FF)を備えています。 FFは任意で発射して自動攻撃させたり、自機にバリアを張るなど攻防両面に活躍し、生存力が高い。 格闘面では横格の攻撃判定の発生が遅いが、逆にNは使いやすく、BD格はかち合いに強い。 [[ターンX]] 万能機の中でも特に赤ロックが短いですが、太めのBR、足が止まらないBZ、強力な射撃CSを持っています。 挙動が特殊な特格、着地を補助する小技やレバー入れ特射もあって、使いやすく伸びしろもある機体。 横格闘がよく伸びよく回り込むために使いやすい。 [[ストライクフリーダム>ストライクフリーダムガンダム]] 慣性移動力が高すぎるために少しじゃじゃ馬、メイン→サブといったキャンセルはなく耐久も極端に低いが、 豊富なBRに優秀なCSや照射ビームなど、武装はどれも使いやすい万能機。 武装をフル回転させればCPUも簡単。2落ちだけは気を付けて。 [[ユニコーンガンダム]] 一般的なBRに比べて発生が遅い代わりに、威力・弾速・誘導に優れるビームマグナムを持つ機体。 これが打ち切り手動リロードなため、弾切れを気にして温存する必要がないこともうれしい。 特徴的な武装であるNT-Dは射撃でダメージを取ることが不得手な別機体への変身なので、 猪突猛進になりがちなうちは、逃げる目的以外では封印しても問題ない。 **コスト2500 2000上位互換であり3000の後衛、1000と組んでのW前衛などの役割遂行が多いコスト帯。 3000と組んだ場合のコストオーバーの影響が大きく、後落ちした機体は耐久が120前後しか残らない点は注意です。 [[Zガンダム]] 打ち切りリロード入門用の射撃寄り万能機。 任意で最大3連射可能なBR、高誘導のグレネード、高火力単発ダウンのハイパーメガランチャーを備えています。 特にキャンセルせずに連射できるBRのおかげで、弾幕形成は全機体トップクラス。 格闘も万能機らしく使いやすい上、ハイメガを混ぜることで威力もカバーできる。 **コスト2000 コストオーバーの影響が少なく、シンプルで扱いやすい機体が多いため、初心者に最も推奨されるコスト帯。 とはいえ、2000同士のペアは火力不足になりがち。 [[ガンダムF91]] 小さな機体に射撃、格闘、機動力それぞれを高い水準で備える2000の万能機。 挙動が素直で何をやっても平均以上と、基本を覚えるのに最適な優等生です。 弱点はやや短めの赤ロックと、一般的なコスト2000と比べて60も低いその耐久力。 この耐久を補うためにも回避に貢献する特殊武装M.E.P.E.を使いこなしてほしいところ。 [[ガンダムヴァサーゴ・CB>ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク]] 赤ロックが非常に長い万能機。 足が遅めで照射ビーム(足を止めて撃ち続けるタイプ)と相手を長時間拘束するアシストを持っている。 ロック距離が長いのは援護する上で重要で、ブーストを消費した相手を離れていても見逃さない強味につながる。 [[ガナーザクウォーリア]] 通称ルナザク。足が少し遅い格闘のある砲撃機。 メインがダウン属性の太いビームであり、万能機のように他機体への応用はあまり利かないが、 初心者救済機とも言われるほど手軽で使いやすく、そこそこに強い。 ただし、プレイヤーのスキルアップにつなげるためにも、本機だけでなく色々使うことを推奨したい。 逆に、これからシステムを覚えるぞ、という段階なら大いにオススメできる機体。 **コスト1000 コスト1000は初心者にはおすすめできません。 コストが低いから沢山落ちれてお得と勘違いする人がいますが、それは間違いです。 このコスト帯は本当にゲームに慣れてから使うことで力を発揮するといっても過言ではありません。 なぜなら、1000コストは機動力等から来る「生存力の低さ」がかなりの重荷になります。 そのため想定外のコストオーバーも起こりやすくなりますし、特殊な機体も多く初心者向けとは言えません。 もちろん、強制はしません。 なにを使おうと、それはあなたの自由であり、他人に文句を言われる筋合いはありません。 (とはいえ、自分のせいで相方に迷惑をかけてしまった場合は、非を認めて謝りましょう) *基本テクニック編 主に「機体を動かす」ために重要度の高いテクニックの他、CPU戦で実感が可能な知識を記述しておきます。 ※できるだけ分かりやすい記述を心がけておりますが、もしわからない単語がありましたら[[用語集]]を参照にして下さい。 なお、一部は一般的かつ扱いやすい組み合わせと思われるコスト3000と2000ペアを想定して書いてあります。 **慣性ジャンプ &bold(){必須テクニックその1。} ブーストダッシュ(ジャンプボタン2連打:以下BD)からジャンプボタンを再び押すことで、 ブーストダッシュの瞬間的な加速力の慣性を乗せたままふわりと上昇できます。 これを使うことで、ブースト消費が少なく回避力を伴った移動ができます。 まずはこれを何も考えずにできるようになりましょう。 **BRズンダ &bold(){必須テクニックその2。} ブーストダッシュはすべての行動をキャンセルすることができます。 つまりどんな行動をしていてもブーストがある限り自由に行動が可能です。 それを利用することで、BRとBDを交互に繰り返すことで連続して相手に攻撃を当てることができます。 これを、BRズンダと呼びます。 ちなみに一般的なBRが3発当たった機体は強制ダウン(黄ロック:一時的に操作不能で無敵になる)になるので、 当たると確信したら意図して3発で止められるようにもできると良いです。 **適当に撃っても当たらない。狙うは着地タイミング。 このVS.シリーズは大なり小なり着地を狙うゲームです。 なぜなら、走ったり飛んだりするのに必要なブーストゲージは有限で、着地時に必ず硬直が生まれるからです。 ある程度ゲームセオリーが分かってくると、この着地硬直を狙うことがダメージを奪うのに大切なことなのだと分かってきます。 機体にもよりますが、基本的には無闇に射撃BDしすぎないで、着地を狙って射撃していきましょう。 これも最終的には必須テクニックの一つですが、CPUは人が操作するような動きはしないので、 「対戦では着地を狙う必要がある」ということだけ覚えておけば大丈夫です。 **覚醒の使い方を覚えよう &bold(){必須テクニックその3。} 対人戦で理想的な覚醒を使えるよう練習しておきましょう。 例えば3000なら、落ちる前に1度、落ちたら被弾する前に2回目、 そして終盤に3回目といったように、できるだけ多く覚醒できるように立ちまわることが理想的です。 他コストの具体的に覚醒タイミングなどは[[初心者指南(その3)]]の組み合わせ別覚醒のタイミング解説を参考にしてください。 *基礎知識編 必須テクニックその1からその3はある程度できるようになったでしょうか。 今度は操作するにあたって覚えておきたい基礎知識を紹介します。 実践と実感は基本テクニック共々、一つずつ覚えて行けば大丈夫です。 **赤ロックについて ゲームが始まると相手の機体に緑色、あるいは赤色のロックオンマーカーが見えると思います。 これが「ロック」です。サーチボタンで別の機体に切り替えられます。 このロックが赤い色になっていれば、自分の機体にとって相手が射程距離にいるということになります。 …具体的にどういうことかというと、BRなどの射撃が誘導(後述)するようになります。 このゲームは基本的に誘導を切られない限り普通のBRでもグイグイ曲がります。 なぜ曲がるのかと言われればゲームだからという他ないのですが、 とにかく初心者は&bold(){ロックが緑のままBRをばらまいても相手に当たることはまず無い}ことを覚えておいて下さい。 ちなみにこの赤ロック距離の長さは[[機体]]によってかなりの差があります。 **誘導について 赤ロックの説明の中で射撃に誘導というものがあることを説明しましたが、誘導とはなんなのか? 相手がBRを撃ちました、弾が向かってきます。 あなたは相手のいる方向から直角…つまり真横に歩きましたが、歩いているにも関わらず当たってしまいます。 不思議なことに、弾は歩き出す前の場所に向かわず機体の方へ飛んできます。"誘導"してますよね。 ただし、その誘導も撃てば確実に当たるような強いものではなく、 基本的にブーストダッシュや上下動があれば射撃の誘導を振り切ることができます。 また、後述のステップを使えば、誘導そのものを切ることが可能です。 **ステップについて ステップ(同方向にレバーを2回入力)は、相手のBRなどの攻撃の"誘導"を切ることができます。 …と、言われて完全に理解する人は一握りの天才かニュータイプだと思うので具体的に何ができるのかを説明します。 **相手の攻撃を回避できる! 相手の攻撃は、ステップした瞬間にいた場所に向かって行きます。 BRはもちろんのこと、ビームサーベルを振りかぶった相手が目の前にいても、ステップする(誘導を切る)ことで回避が可能です。 機体・武装によってはステップでは移動距離が足りず、回避が間に合わない場合もありますが、 誘導切りは相手の攻撃を避ける上で非常に強力な役割を担っています。 **格闘はステップでキャンセル可能! 格闘動作中なら、当たっても外れてもステップでキャンセルすることができます。 誘導はきちんと切れるため妨害されにくくなり、BDと比べて移動距離が控えめなこともあって、コンボにも使いやすいです。 ちなみに、格闘中のステップキャンセルはそのエフェクトから虹ステ(虹ステップ)といいます。 **格闘について レバーと格闘ボタンによって出せる動作が変わる近接攻撃。 一般的な傾向として レバーニュートラル格闘(通常格闘・N格闘)は高威力な反面、追い方が直線的で迎撃されやすい。 横格闘は威力が抑えられている代わりに回りこむため、 タイミングさえ合えばBR程度なら避けながら当てることができる…等がある。 初心者のうちは迎撃されやすく、むやみに振らないことを心掛けたいが、 CPU戦で簡単なAルート等で自分の機体がどんな格闘を持っているのかは覚えておきましょう。 **振り向き撃ちについて 相手に背を向けた状態で射撃ボタンを押すと、体ごと向き直って相手に射撃を撃ちます。 これを振り向き撃ちといいます。 空中で射撃がこの振り向き撃ちになってしまうと、キャンセルしない場合中空に留まってしまい、 発射の遅延とブーストの無駄な消費や硬直、すなわち隙につながります。 BRなどの足の止まらない射撃には、振り向き撃ちにならない角度「射角(しゃかく)」というものがあって、 その角度内に相手を収めるように操作、射撃を入力することで振り向き撃ちを発生させずに済みます。 ちなみに、この角度は機体や武装によってそれぞれ広さが違います。 時々で良いので、振り向き撃ちをしない練習をするために、CPU戦でもこの射角というものを意識してみましょう。 **オマケ…巨大モビルアーマー戦(ボスステージ)について 「ボスは攻撃を受けてもよろけない」ので、こちらの攻撃を当てたとしても問答無用で反撃されやすいです。 そのため、通常のCPU戦以上に回避優先・射撃戦で立ち回る必要があるでしょう。 また、超高威力の照射ビームや、ステップでは回避が難しいような巨大な攻撃判定を振り回してくるので、 シールドを覚えるにはうってつけかもしれません。 どうしても避けられないと思ったらダメで元々、やってみましょう。 ちなみに通常の機体は被ダウン値上限が5(これ等については慣れて来たら調べてみましょう)なのに対し、 レグナントといったボスは被ダウン値上限が高く設定されています。 要するにボスはロックカーソルが黄色になる「ダウン状態」になり難いです(ならない訳ではありません)。 ラストボスであるエクストリームガンダムは、よろけないだけでなくヒットストップがないのか動きがスローになりません。 その為マシンガンは勿論ゲロビのヒット中でも移動、最悪近寄ってきて攻撃されることがあります。 **オマケ…格闘機について 1コンボで大きなダメージを与えられ、格闘中の見た目もカッコいい格闘機にあこがれる人は結構多いと思われます。 CPU相手なら対戦と比べてよく当たりますし(ある程度慣れていればですが)、その爽快感は格別でしょう。 …ですが、CPU戦においては対人戦とはまた違った意味で格闘機はかなり辛いものがあります。 まずCPU戦には敵が3体出るステージがある事です。しかもCPUは乱射気味に撃ってきます。 つまり格闘をカットされる可能性が極めて高く、ろくなダメージも与えられずに削られてしまう事になります。 そして何よりまずいのがボス戦。基本的に「ボスは攻撃を受けてもよろけない」ので、ボスは格闘を仕掛けられてもどこ吹く風。 むしろボスから見れば「敵が自分に張り付いて動かない」でしかありません。正に必中確定です。 しかもボスは理不尽なまでに強力な攻撃を持っています。これではダメージレースに勝てなくて当然です。 もしそれでも格闘機を使うのでしたら、相方には射撃性能が優秀な機体に乗って貰いましょう。 もし格闘機同士で行こうものなら、泣きたくなるほど悲惨な目にあってしまうかもしれません。 **解説動画 慣性ジャンプ等の必須テクニックを動画で解説! &bold(){初心者用小技集}投稿者:progress氏 -[[Part.1>http://www.nicovideo.jp/watch/sm12681165]] &nicovideo2(325,250,http://www.nicovideo.jp/watch/sm12681165) **本題(リンク) -[[初心者指南(その1)]](このページです) -[[初心者指南(その2)]](立ち回りとはなんなのか) -[[初心者指南(その3)]](覚醒システムについて) -[[連敗初心者矯正講座]](さらに実践的なお話はこちら) -[[初心者Q&Aのまとめ]](よくある質問をまとめました)
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