Vibrato
概要
主な特徴
- ピッチ揺れ(ビブラート)専用のモジュレーター
- Vibratoは、主に音程(ピッチ)に周期的な揺れを与えるために設計された専用のモジュレーターです
- LFO (モジュレーター)と似ていますが、ピッチの揺れに特化しており、シンセサイザーやインストゥルメントの自然なビブラート表現を簡単に実現できます
- シンプルなパラメータ設計
- 通常、Vibratoデバイスは「レート(揺れの速さ)」「デプス(揺れの深さ)」などの限られたパラメータで構成されており、操作が直感的です
- 例えば、レートでビブラートの速さ、デプスで揺れ幅を調整できます。また、フェードイン(揺れの効果が徐々に現れる時間)も設定できる場合があります
- 演奏表現との連携
- Vibratoはモジュレーション・ホイールやポリフォニック・アフタータッチ(ポリプレッシャー)など、演奏者によるリアルタイム入力と連動させやすい設計になっています
- これにより、演奏中に手元のコントローラーで自然なビブラート表現を加えることが可能です
- ポリフォニック・モジュレーション対応
- Bitwigのモジュレーションシステムの特徴として、Vibratoも「ポリフォニック・モジュレーション」に対応しています
- これにより、和音やアルペジオなど複数のノートを同時に演奏した際、各ボイスごとに独立したビブラート効果を与えることができます
- ただし、ポリフォニック・モジュレーションはBitwig純正のシンセやデバイスで主に有効です
- 他のパラメータへの応用も可能
- Vibratoは基本的にピッチ揺れ用ですが、Bitwigの柔軟なモジュレーション・ルーティング機能を活用することで、他のパラメータ(例:フィルターやボリューム)にも応用できます
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最終更新:2025年05月05日 11:19