Arpeggiatorのステップ数を増やす方法
ただしモジュレーションを駆使するため、やや直感的でなくなります
ParSeq-8を使ってステップ数を増やす方法 (最大128 stepsまで可能)
例えば以下のフレーズ (8小節/128ステップ) を登録したいと思っても、
Arpeggiatorはステップ数が「16」なので足りません。
- 1, 2小節目は同じフレーズなので無効化しておきます。(※これはわかりやすくするための設定で無効化しなくても問題ありません)
- TRIGGER MODEを "Note Restart" にします。これは、MIDI鍵盤を押したときに最初から演奏する設定です
- TIME BASE を "bar" にします。これは 1つのステップを "1小節" にするための設定です
ここがやや直感的ではないのですが、元のフレーズからの相対的なピッチの移動をモジュレーションで動かします。
例えば、3小節目のフレーズはベースラインのPitchが「-2」移動しています。
そのため、3ステップ目のモジュレーションとしては、ベースラインのPitchを「-2」ずつ動かします。
モジュレーションの入力Tips
マウス操作で整数値に合わせるには [SHIFT] を押しながらドラッグ操作で値の微調整ができます。
また、インスペクタにはモジュレーションの数値が表示されるので、ここからダブルクリックで編集モードにして数値入力することもできます。
あとはこの作業を繰り返していくのですが、モジュレーションはコピー&ペーストが可能なので、これで同じモジュレーションはコピーしていくと少し楽です。
作成したプリセット
以下の項の方法は非推奨ですが、念のため残しておきます。
Stepsだと、ステップ数を増やすときに
Select-4を組み合わせて使うのですが、
環境によって処理が間に合わないことがあるため非推奨です。
ステップ数を 32 step に増やす方法
32 step に増やす手順
- ステップ数を "2 steps"
- 1ステップ目は "0%"
- 2ステップ目は "100%"
- Time Baseを "bar"
- Trigger Modeを "Note Restart"
これは、1小節目は何もせずに、2ステップ目でモジュレーションをかけるための設定です。
また、Trigger Modeを "Note Restart" にしているのは、MIDI鍵盤で確認しやすくするためです。
あとは
Stepsのモジュレーションで、ピッチをずらすようにすればOKです。
32 step に増やしたプリセット
ステップ数を 64 step に拡張する方法
64 steps に増やす手順
Stepsから直接ピッチをモジュレーションすると、2パターンしか登録できないので 32 stepが限界です。
例えばシーケンスのパターンが以下のように「3パターン以上」になると
Stepsだけでは実現できません。
そこで、間に
Select-4を挟むことで、ステップ数を4倍に増やせます。(正確には5倍)
まずは
Select-4モジュレータを追加。
Select-4は以下のように、4つの分岐スイッチを持ったモジュレーターです。
正確には「無効状態」を持っているので 5段階 の切り替えが可能です。
- ステップ数を "4 steps" に設定
- step 1, 3は 0%
- step 2 は 25%
- step 3 は 50%
なおステップの値はヒントパネルに数値が表示されるので、この値を見ながら調整します。
そうしたら
Select-4で 100% (25%) のモジュレーションマッピングを設定。
200% (50%) のマッピングも行います。
Gateの指定も必要だと少し大変ですが根気よく設定していきます。
64 steps に増やしたプリセット
検証中:処理が間に合わないことがある
以下のパターンであれば「5つ」に収まるので何とかなると試していたところ、
Stepsと
Select-4を組み合わせるとモジュレーションの処理が間に合わないことがありました。
作業環境にも依存するかもしれませんが、下記のように「モジュレーションマッピングの受付状態」に遅延が発生しやすい印象です。
そのため、確認するにはESCキーでいったん解除した状態にすると良いかもしれません。
上記プリセットでは、
Select-4の切り替わり部分 (2小節目など) が少し怪しい動きをすることがあります。
念のため MIDI録音をしてみましたが、小節の頭で
Select-4の切り替えの遅延が発生しているのか、Pitchのモジュレーションが適用されていないノートが発生しました。
ステップ数を 64 steps より多くする方法
Mathあたりを使って、乗算と減算を組み合わせて何とかできないかなと思ったのですが、どうも処理が間に合わずモジュレーションが正常に適用されないことがありました。
そのため、標準のモジュレーションでは難しいかもしれませんので、これ以上は
Note Gridを使って実装することになるのかなと思います。
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最終更新:2026年04月13日 08:33