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Note FXで生成したMIDIを録音する方法

このページではNote FXで生成したMIDIをクリップとして録音する方法について描きます。


手順

Note FXのトラックと書き出し用のトラックを用意する
まずはNote FXでMIDIを生成するトラックと書き出し用のトラックを用意します。

今回はNote Gridのプリセット "Melody Generator" で生成したメロディのMIDIを書き出すようにしてみました。
送信元から送信先にMIDIデータを送る(※MIDI録音できない)
まずはあえてうまくいかない方法ですが、送信元トラックからMIDIを送信先トラックに設定する方法です。

これにより、送信先トラックのデバイスにMIDI情報が送信されることで音は鳴りますが、録音はできません。
おそらくですが、この方法は「ピアノロールを飛び越えて直接デバイスにMIDI情報が送信される」ため、録音してもクリップに書き出すことができないものと思われます。
似たような事例として Note Receiverを使っても、ピアノロールを飛び越えるため録音はできません。
送信先トラックから受信設定をする(※正しい方法)
そこで「送信先のトラック」の入力に送信元を設定する(受信設定をする)と正しくMIDI録音できます。

これで録音ボタンを押してNote FXのMIDIが録音できるようになります。

注意点:デバイスにNote FXが格納されている場合、直接デバイスの指定が必要となる

注意点としてデバイスにNote FXが格納されている場合は、トラック指定ではなく「直接デバイスを指定する」必要があります。
例えばSamplerなど、標準デバイスには "Note Chain" が用意されており、ここにNote FXを格納できます。

しかしこの場合はトラック指定ではMIDI録音できません。

そこで格納されているNote FXを直接指定することで、MIDI録音できるようになります。

これはイントゥルメントデバイスだけでなく、Note FX LayerなどのNote FX系のContainerデバイスでも同様です。

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最終更新:2025年05月15日 08:01