〈スロー〉に関するあれこれ - D&D 5e 呪文考察 @ ウィキ

不可視状態のクリーチャーを目標にできるか。

目標にできる。この呪文の説明文中に「君が見ることのできる」と言う文言がないためである。ただし、クリーチャーが"完全遮蔽"の裏側にいた場合、「遮るもののない目標までの直線（PHBp204記載）」が引けないため、目標にできない。

〈ヘイスト〉と〈スロー〉を同時に受けるとどうなるか。

・移動速度:

〈ヘイスト〉の効果で2倍、〈スロー〉の効果で半分になるため、通常の移動速度になる。

・AC:

〈ヘイスト〉の効果で+2、〈スロー〉の効果で-2されるため、通常のACになる。

・【敏捷力】セーヴ:

〈ヘイスト〉の効果で有利、〈スロー〉の効果で-2のペナルティを受ける。

・リアクション:

〈スロー〉の効果によって行えない

・呪文の発動:

〈スロー〉の効果によって、d20で11以上の場合、次のターンまで効果を発揮しない。

・アクションとボーナスアクション:

〈スロー〉の効果により、アクションかボーナス・アクションか、いずれかしか行えない。しかし〈ヘイスト〉の効果によって追加のアクションを行うことはできる。ただし、〈スロー〉の効果で、1ターンの間に1回しか攻撃を行えないので、たとえ2回のアクションを持っていても、そのうち一方しか攻撃に用いることはできない。もう一方は攻撃以外のアクション（早足、離脱、隠れ身、物体の操作）に用いなければならない。

なお、公式デザイナーのTwitterでの回答はこちらを参照。

（フリーダム・オヴ・ムーヴメント〉と〈スロー〉の両方の作用を受けるとどうなるか。

移動速度の減少が無効化されるのみである。
過去版においては〈スロー〉の呪文が無効化されたが、5版にそのような記述はない。（もしセージ・アドバイス等でフォローがあれば、ご教授いただきたい）