呪文考察
このクラスの特色や立ち回り
森や山岳を駆ける野伏りにして、 荒野から襲い来るモンスターから文明社会を守る守護者。
立ち回りやキャラ作成上の注意点は以下の通り。
立ち回りやキャラ作成上の注意点は以下の通り。
- 単体攻撃が得意
レンジャーは範囲攻撃や強力なデバフなどはあまり習得しない反面、単一の目標に大きなダメージを与えることに長ける。 多くのクラス特徴が、 「射撃の名手」や「クロスボウの達人」 といった弓術系の特技と相性が良いが、戦闘スタイルによっては二刀流や、【筋力】型の重武器でも十分に戦える。
- 呪文の習得は遅い
他の呪文使いに比べると半分のスピードでしか呪文を習得しない。 高レベルになるほどその差は開き、 レンジャーの使う呪文は常にパワー不足になる。戦局を大きく動かすような呪文は専門職に任せ、 低レベルの呪文によるサポートに集中したい。
- 戦闘より探索で活躍する
レンジャーには「得意な地形」 があり、敵を追跡できたり道に迷わない能力がある。 単純なダンジョン・アタックやシティ・アドベンチャーでは使い出がないが、 特定の地方を舞台としてさまざまな場所で同時多発的にイベントが起きるタイプのキャンペーンでは、町から町、 ダンジョンからダンジョンへの移動がスムーズになったり、ランダムエンカウントを回避したり、シナリオ上の重要キャラクターを追跡できる可能性がある。また、「得意な敵」はその種族に対応した言語を覚えられるため、 敵対クリーチャーとの交渉の余地が生まれる。
- 「ターシャの万物釜」における性能
サプリメントで大きく改変され、ほぼ別のクラスと言えるくらい性能が変わった。
特定の地形でなければ効果を発揮しない「得意な地形」がなくなり、いつでも効果が使える「腕利きの探検家」が追加された。
特定のクリーチャーに対してしか使えない「得意な敵」がなくなり、どんな相手にも使える「得意な仇敵」が追加された。
1分かかる上にその場から動けない「偽装」がなくなり、ボーナス・アクションで不可視になれる「大自然のとばり」が追加された。
ものすごく強く、使いやすくなった代わりに、自然を踏破する探検家としての個性は失われた。どの特徴を採用するかは、DMとよく話し合って決めること。
特定の地形でなければ効果を発揮しない「得意な地形」がなくなり、いつでも効果が使える「腕利きの探検家」が追加された。
特定のクリーチャーに対してしか使えない「得意な敵」がなくなり、どんな相手にも使える「得意な仇敵」が追加された。
1分かかる上にその場から動けない「偽装」がなくなり、ボーナス・アクションで不可視になれる「大自然のとばり」が追加された。
ものすごく強く、使いやすくなった代わりに、自然を踏破する探検家としての個性は失われた。どの特徴を採用するかは、DMとよく話し合って決めること。
サブクラス概要
ハンター
攻撃的なサブクラス。
得られる特徴はどれも戦闘向きであり、レンジャーの基本的な役割である撃破能力を順当に伸ばせる。
特に「強敵狩り」はクセがなくいつでも使える。「得意な仇敵」(TcoE)や〈ハンターズ・マーク〉と組み合わせるとより強力。
得られる特徴はどれも戦闘向きであり、レンジャーの基本的な役割である撃破能力を順当に伸ばせる。
特に「強敵狩り」はクセがなくいつでも使える。「得意な仇敵」(TcoE)や〈ハンターズ・マーク〉と組み合わせるとより強力。
ビースト・マスター
脅威度1/4の野獣クリーチャーを使役できるサブクラス。
野獣は君の攻撃1回分を使って攻撃するので、手数は増えない。 野獣はACが低い傾向にあるため死に易く、 初心者にはあまりおすすめしない。
野獣は君の攻撃1回分を使って攻撃するので、手数は増えない。 野獣はACが低い傾向にあるため死に易く、 初心者にはあまりおすすめしない。
ビースト・マスターは「ターシャの万物釜」で強化された。
野獣の能力は既存のものではなく専用のデータが用意され、君のボーナス・アクションを使って攻撃できるようになった。
そのうえ、死んでも呪文スロットを費やせば復活できるようになり、大休憩毎に、陸、海、空の3種類を切り替えられるようになった。
非常に強く、かつ使いやすくなった。
野獣に命令するのに毎ターンボーナス・アクションを消費する点だけ注意。そのため「クロスボウの達人」や〈スウィフト・クウィヴァー〉などとは相性が悪い。
野獣の能力は既存のものではなく専用のデータが用意され、君のボーナス・アクションを使って攻撃できるようになった。
そのうえ、死んでも呪文スロットを費やせば復活できるようになり、大休憩毎に、陸、海、空の3種類を切り替えられるようになった。
非常に強く、かつ使いやすくなった。
野獣に命令するのに毎ターンボーナス・アクションを消費する点だけ注意。そのため「クロスボウの達人」や〈スウィフト・クウィヴァー〉などとは相性が悪い。
グルーム・ストーカー(XGtE)
夜や洞窟内の戦闘で無類の強さを誇るサブクラス。
「闇を見通す目」の特徴が特に強力で、 暗視能力を得る/伸ばすことができるうえ、暗闇の中では不可視になることができる。
また、 「恐るべき奇襲」 は、 イニシアティブロールにボーナスを得るうえに、 1ラウンド目限定で追加攻撃が可能。
類型呪文は、 低レベルでは〈ディスガイズ・セルフ〉や〈ロープ・トリック〉といった、ペテンや探索に使える呪文を覚える。
高レベルになると〈フィアー〉や〈グレーター・インヴィジビリティ〉 といった戦闘向きの呪文も覚える。 特に〈グレーター・インヴィジビリティ〉 を習得すると、 明るい場所でも不可視になれるようになる。
「闇を見通す目」の特徴が特に強力で、 暗視能力を得る/伸ばすことができるうえ、暗闇の中では不可視になることができる。
また、 「恐るべき奇襲」 は、 イニシアティブロールにボーナスを得るうえに、 1ラウンド目限定で追加攻撃が可能。
類型呪文は、 低レベルでは〈ディスガイズ・セルフ〉や〈ロープ・トリック〉といった、ペテンや探索に使える呪文を覚える。
高レベルになると〈フィアー〉や〈グレーター・インヴィジビリティ〉 といった戦闘向きの呪文も覚える。 特に〈グレーター・インヴィジビリティ〉 を習得すると、 明るい場所でも不可視になれるようになる。
ホライズン・ウォーカー(XGtE)
異次元からの侵入者を阻み、 時にはポータルを通って仇敵を討ちにゆく狩人。3レベルで得られる「次元戦士」 は順当に武器攻撃のダメージを増やすことができる。 ただしボーナス アクションで発動する能力なので、「二刀流」や「クロスボウの達人」との相性は悪い。
類型呪文は、3レベルで〈プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド〉を習得する。 使用タイミングは限られるが効果は強力。
5レベルで習得する〈ミスティ・ステップ〉や9レベルで習得する〈ヘイスト〉は君の近接戦闘能力を大きく高める。
類型呪文は、3レベルで〈プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド〉を習得する。 使用タイミングは限られるが効果は強力。
5レベルで習得する〈ミスティ・ステップ〉や9レベルで習得する〈ヘイスト〉は君の近接戦闘能力を大きく高める。
モンスター・スレイヤー(XGtE)
ドラゴン、ヴァンパイア、 フィーンドなどの怪物退治の専門家。
3レベルで抵抗や脆弱性を見抜く能力や、 単一の目標に対する追加ダメージを与える能力を得る。 7レベルではセーヴィングスローや組付きからの脱出にボーナスを得る。 クラス特徴に関してはクセのない戦闘力強化系だと言える。
一方で呪文は絡め手が多く、〈プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド〉などは対象が限定的であり使い出があるかどうかは運。 とはいえ、 アンデッドは比較的よく登場する。
また、〈バニッシュメント〉や〈ホールド・モンスター〉など、成功すれば敵を完全に行動不能にする強力なデバフも覚える。
3レベルで抵抗や脆弱性を見抜く能力や、 単一の目標に対する追加ダメージを与える能力を得る。 7レベルではセーヴィングスローや組付きからの脱出にボーナスを得る。 クラス特徴に関してはクセのない戦闘力強化系だと言える。
一方で呪文は絡め手が多く、〈プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッド〉などは対象が限定的であり使い出があるかどうかは運。 とはいえ、 アンデッドは比較的よく登場する。
また、〈バニッシュメント〉や〈ホールド・モンスター〉など、成功すれば敵を完全に行動不能にする強力なデバフも覚える。
ドレイクワーデン(FToD)
ドラゴンを召喚できるサブクラス。
手数が増えるため単純に強力。また、ブレス攻撃は〔火〕や〔冷気〕などの属性攻撃を行えるため、物理攻撃しかできないレンジャーの苦手を補える。
また、15レベルまで育てれば空を飛べるようになる。 この特徴は、遠距離型なら「射撃の名手」、近距離型なら「騎乗戦闘者」と相性が良い。
ドラゴンに命令するのに毎ターンボーナス・アクションを消費する点に注意。そのため{「クロスボウの達人」や〈スウィフト・クウィヴァー〉〉などとは相性が悪い。
手数が増えるため単純に強力。また、ブレス攻撃は〔火〕や〔冷気〕などの属性攻撃を行えるため、物理攻撃しかできないレンジャーの苦手を補える。
また、15レベルまで育てれば空を飛べるようになる。 この特徴は、遠距離型なら「射撃の名手」、近距離型なら「騎乗戦闘者」と相性が良い。
ドラゴンに命令するのに毎ターンボーナス・アクションを消費する点に注意。そのため{「クロスボウの達人」や〈スウィフト・クウィヴァー〉〉などとは相性が悪い。
スウォームキーパー(TCoE)
虫や精霊の群れを操るサブクラス。
武器攻撃をヒットさせたとき、ダメージを増やしたり、敵を強制移動させることができる。前者は常に有用だし、後者は敵を〈スパイク・グロウス〉などの有害な地形の中に押し込むのに使える。
類型呪文は〈フェアリー・ファイアー〉や〈メイジ・ハンド〉など、補助系が多い。
武器攻撃をヒットさせたとき、ダメージを増やしたり、敵を強制移動させることができる。前者は常に有用だし、後者は敵を〈スパイク・グロウス〉などの有害な地形の中に押し込むのに使える。
類型呪文は〈フェアリー・ファイアー〉や〈メイジ・ハンド〉など、補助系が多い。
フェイ・ワンダラー(TCoE)
フェイの魔力を得たサブクラス。
3レベル特徴「心苛む打撃」は、攻撃がヒットすれば1d4の追加ダメージが発生する。特に発動条件もないため非常に使いやすい。
同じく3レベル特徴「この世ならぬ魅力」は、【魅力】判定を強化するため、類型呪文である〈チャーム・パースン〉と相性が良い。
その他の特徴も絡め手が多く、正面切って戦うよりは説得や逃走を得意とする。
3レベル特徴「心苛む打撃」は、攻撃がヒットすれば1d4の追加ダメージが発生する。特に発動条件もないため非常に使いやすい。
同じく3レベル特徴「この世ならぬ魅力」は、【魅力】判定を強化するため、類型呪文である〈チャーム・パースン〉と相性が良い。
その他の特徴も絡め手が多く、正面切って戦うよりは説得や逃走を得意とする。