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EDF用語集/登場人物
- (2022/08/04 (木) 12:38:23) の編集履歴(バックアップ)
前線の兵士
主人公
読んで字の如く主人公でありプレイヤーが操るキャラクター。
ステージを経る毎にEDF隊員達からの呼称が変化していく(民間人→新入り→???)。
ある世界では民間警備会社から派遣された警備員。
ある世界ではフライトショーの為に招待された飛行ダンサー。
ある世界では大型車両のライセンスを持ち、軍とも通信ができるほど信頼されていて、基地のビークルの修理のため訪れた技術者。
ある世界ではパワードスケルトンを身に着け貨物を運ぶ作業員。
能天気な先輩スタッフに職場を案内されている最中、巨大生物に突如襲われ先輩を殺された所を軍曹達に救出され、以後彼らと行動を共にして基地からの脱出を図る。
軍事訓練を受けている訳でもなく、彼らからは(自衛用の武器を渡したとはいえ)守るべき対象として扱われていたが、戦いの中で光るモノを見出され、軍曹及び軍曹の部下達からEDFへの志願を勧められる。約5ヶ月後には晴れて正式なEDF隊員となる。
余程の人材不足なのか猛烈に腕を見込まれているのか不明だが、入隊間もない内から絶望的な戦地に放り込まれたり、人跡未踏の地底探索に駆り出されたりとハードな作戦ばかりに派遣される。
しかも大体が部下も上司もいない状況で遊撃隊のように一人で戦場に放り込まれ、細かい指示や作戦もないまま初めて出会う現場の隊員たちと協力して任務にあたる事になる。
どんな作戦でも結果を出し生還し続ける主人公へ次第にEDF上層部(戦略情報部少佐)も目を付け、主人公専任のオペレーターを付けて彼の行動を観測する。
現場での評価も次第に変わっていき、期待の新入りは頼れる仲間として現場の兵士達は勿論軍曹達やグリームリーパー等の精鋭部隊からも一目置かれる様になる。
プライマーから見れば、圧勝して当然の戦況に一人混ざっているだけで逆に問答無用の全滅か同レベルの被害が確定する上、新型の兵器や変異種を出しても真っ先に対処に成功、以後は他の雑魚と同じように蹴散らしてくる死神の様な兵士である。
プライマー「く、来るなー!!」
その戦闘能力は、戦略情報部やオペ子がドン引きするほど。「これほどの状況でも生存するなんて……」
バルガの奪還作戦において本部の命により、主人公・軍曹の部隊・グリムリーパー・スプリガンを「遊撃部隊ストーム」として統合。
主人公はそのリーダーである「ストーム1」となり、以後の呼称も「ストーム1」となる。軍曹隊はストーム2、グリムリーパー隊はストーム3、スプリガン隊はストーム4となる。
没音声によるとストームというコールサインは伝説の英雄の名であるらしい。本編では本部が名付けるが、没音声では軍曹が名付け本部もそれを承認する。
情勢が悪化の一途を辿る中でも常に敵を退け続けて、生還する彼はもはやEDFの中でもなくてはならない存在となり、一部の隊員からは英雄視されるまでに至る。
終盤のミッションではNPC兵士との合流時や救援やEDFの歌の時に「英雄」と呼ばれ中には「英雄と共に戦えて光栄です」と敬語で話す部隊もいるが、本部に貰ったコードネームで呼ばれることは無い。一般兵には知らされていないのだろうか?ちなみに一般兵には合流時にサインを希望されることがある。色紙を持参しているのか、愛用の銃にでも書いてもらうのだろうか。とはいえ、多大な戦果を挙げた終盤でも、軍曹たちからの接し方を見るに昇進はしていないようだ。戦意高揚や箔付を目的に上層部からそういった扱いをされてもおかしくはなさそうだが。
前哨基地やアーケルスといったほとんどの主要な敵兵器や拠点の撃破に貢献しており、主人公が不在であったらとうの昔に人類は敗北していただろう。
そのため一部の隊員から先輩警備員は「間接的に世界を救うのに貢献した人」、先輩を殺した蟻は「プライマー1の戦犯」とか言われたりする。
そして、マザーシップ周辺に集結した部隊との戦闘やコマンドシップ戦ではストームチームやゴーン隊や残存部隊と共にこれを撃破。そして中から現れたかの者との戦いで、次々と兵士が倒れていく中、生き残って攻撃を続け、ストームチームの援護も加わったことでかの者の撃破に成功。人類を勝利に導いた。
基本的に主人公はこれらの作戦に普通に参加していた一兵士であり、グリムリーパーのように名指しで特定の作戦に投入された、あるいは主人公でなければ突破できなかったという描写は、一部ステージの特命と、最終ステージ以外には存在しない。
とは言え、多くの作戦で想定を越える戦果を上げ、担当区域や参加作戦では必ず敵を殲滅or本部の命令で撤退しても敵に多大な被害を負わせ、侵攻の遅延やEDF戦力の温存に貢献、兵士や街や一般人を救い、変異種や敵新兵器や怪生物が現れればそれらの対処法の発見と実践をこなし、最終戦まで戦力として生き延びたストームチームの生存にも関与するなど、ことごとく重要局面に絡んでいるため、どれかが欠けても最後の戦いに到達することは不可能だっただろう。
エピローグではエイリアンが「かの者は死んだ。英雄が殺した」と察知したと書かれており、エイリアン側からも主人公は地球人から英雄と目される特異な人物であると認識されていたことが伺える。
実際、一部ミッションでは単独あるいは小部隊で侵略生物やコロニスト、コスモノーツや無人兵器と言った大部隊の被害は言うまでもなく、前哨基地やハイブといった拠点レベルの物まで粉砕しており、エイリアン側が戦況分析などを行っているのであれば要注意人物になるのは当然か。
劇中では民間人から志願し5ヶ月の訓練を経て歩兵隊配属に至ったわけだが、
元々とんでもない運動神経と学習能力と度胸と回復能力の持ち主
でもある。
ゲームシステムとかメタなことは触れないように。
軍曹に貰った武器を
マト当て程度の僅か数分の練習で
問題なく使いこなし、即座に怪物に立ち向かったり、ダッシュをしても息切れすることはなく、更には猛スピードで地面やビル等に激突しても何事も無かったように立ち上がり、戦車やレールガンやコンバットフレームをいつの間にか操縦できるようになっている。コンバットフレームに至ってはライセンスが必要ともされているが、流石のエアレイダーも民間人の時は兵器のライセンスなど取得出来ないだろう。一応、正規の志願から訓練の流れを踏んでいるので、開戦直後でまだEDFに余力があるうちに各種訓練を受けられたのが幸いしたのだろうか。
武器取得状況によっては民間人の時点で乗れてしまうが。
バルガに関しても、衝突安全システムを全解除し、外部からオペ子がサポートしてくれているらしいが、基本的に一回搭乗した後は
完全に乗りこなしてしまう
。簡単にサポートプログラムが組めたり、もともと建設重機なので武装したコンバットフレームより操作自体は単純なのかもしれないが、プレイヤーの身で体験している通り物理的な扱いにくさはコンバットフレームの比ではないだろう。
ウイングダイバーにはサイオニックリンクと呼ばれる適性で扱える装備に差が出るという設定があるのだが、主人公は適性がなければ心身に悪影響を与えるレベルの武器を平然と扱えるなど、この面でもそこらの一般兵とはワケが違うようだ。初代主人公ばりの悪魔的な活躍をするのも納得…だろうか。
軍曹
「生き延びたければ俺から離れるな!」
オレンジ色のヘルメットと薄紫色のアーマーを身に着けた歴戦のEDF隊員。
怪物に襲われていた民間人である主人公を保護し、「家に帰してやる」と度々励ましていた。
結局その言葉が叶う事は無く、世界規模の侵略で逃げ場が無い事を悟ってからは、部下達と共に主人公へEDF入隊を勧める事に。
軍曹が悪いわけではないが、「安全な所に連れて行ってやる→安全な所に連れて行ってやる→入隊おめでとうございます」の流れはなかなかのギャグである。
最終的には軍曹も「残念だが…」とあきらめ、部下には「残念だったな!」と慰められる羽目に。
コンバットフレームのライセンスを持っているが、結局その腕前を披露する機会は無かった。
部隊長としての器は確かな物であり、「苛烈なる戦場」にて司令官が軍曹を労った際に「やったのは新入りだ」と賞賛を改めさせる場面も。
味方の態勢を整えさせる為にたった一人で敵の駐屯地に向かうなど勇敢さはハンパない。
どんな絶望的状況でも全く戦意を失わない。その姿はまさしく燃えたぎる闘志のタフガイ。まるで斬レギのシグムンド。
勿論勇猛なだけではなく、初めて交戦した敵に対してもその挙動から弱点や行動パターンを推察する等、冷静かつ洞察力に優れる。
主人公に対して指揮を譲渡するなど信頼感は厚い。
本部からの信頼も篤いのか、終盤ではブレイザーと呼ばれる、EMCの10~12%の出力を持つレーザー銃を特別に支給される。
ブレイザーは過去作のオメガチームが所有していたレーザーライフルと似た性能。長い射程とNPC特有の正確なエイムで敵を撃ち抜くので非常に頼れる。
しかし誤射によって待機状態の敵を起こしてしまうことがあるので注意。
序盤から終盤まで多くのミッションに登場し、主人公が民間人から英雄に至るまでの成長を見届けていく重要なキャラクターだが、なぜか公式サイトではその存在に全く触れられていない。
そのためグリムリーパー隊のような過去の設定も明らかにされていない。
しかも武装がブレイザーになるまでアサルトライフルで固定なので、長らくその存在に気づかなかったプレイヤーも少なくはない。
本部とは既知の間柄で頼りにされている様子だったり、軍曹も本部にため口で色々と質問をしていたりと、古参のEDF隊員であるのは確かなようだ。
ミッション中に聞ける台詞から軍曹には家族がいないらしい。プライマーにやられたのか、元々天涯孤独の身なのかどちらだろうか。
登場するミッションでは部下たちも含め全て不死属性。アクティブ状態の敵を全て倒すと再び立ち上がる。
軍曹たちが登場するミッションでは最低4人の無敵NPCが保証されるのでかなり助かる。が、これを利用して通称「軍曹爆弾」という名称の非道な戦法を使うプレイヤーもいるとかいないとか。
圧倒的な戦果を叩きだす主人公と大体一緒にいるため彼らも相当な戦果を挙げていると思われるが、曹長以上に昇進することは最後まで無かった。
次回作EDF6の2ndトレーラーでは本作の最終局面で戦死してしまった模様で、あの世でのんびり過ごしていた。
代表的なセリフ
「俺が守ってやる」
「民間人、ついて来い! 安全な場所まで連れて行ってやる」
「似合っているぞ戦友」
「戦術の講義は終わりだ。実戦をやるぞ!」
「やったのは新入りだ。もう新入りと呼ぶ訳にはいかないな」
軍曹の部下A
「銃口を敵に向ける、引き金を引く。簡単だ」
冷静で落ち着いた声の隊員。ニヒルな性格でしばしば皮肉を飛ばす。
初遭遇時点で怪物がどこかの国の兵器の可能性や繁殖の危険性を危惧するなど洞察力の高さが伺える。
一方で民間人である主人公を気遣う面倒見の良い一面も。
将来は軍曹よりも出世したいらしい。
『4/4.1』のレンジャー隊兵士Aと同じ声である。
時折過激な発言をする部下Bをたしなめる事や軍曹がいない時には冷静になるよう呼びかけたりする時もあり、3人の中ではツッコミ役兼まとめ役といったところ。
好きな人がいたが亡くしてしまったらしいことを終盤になると呟くようになる。
代表的なセリフ
「お前はルーキーどころか、俺たちのエースだ」
「生物ほど恐ろしい兵士はない。実際のところはな」
「浴びたらただじゃ済まないぞ。やられる前に撃て!」
「お前になら、背中を預けられる」
軍曹の部下B
「大将! いいところで会ったぜ!」
某王子の側近のような厳つい声が特徴。一部からはゴリラと呼ばれ親しまれている。
主人公の事を「民間人」→「新入り」と呼んでいたが、戦果を上げて再会した際には「大将」と呼ぶ調子の良い一面も。
不眠症に悩まされており、ぐっすり眠れない夜が続く。
勉強は苦手でAと違い昇進願望は無く、基本的に現場志望だった模様。夢の中では将軍になったらしいが。
ブレイザーの使用許可を上申したが、結局支給してもらえなかったようだ。
ブラックジョークを飛ばしたり、大っぴらに愚痴ってみたり、軍曹に対して軽口を叩いたりするが、周囲からは当たり前のように流されている。暗くなりがちな状況でも調子の良い所や高めのテンションは変わらず、その点では部隊のムードメーカーである。
他の2人と比べても声質や発言内容が特徴的であり存在感はかなり強い。
代表的なセリフ
「戦えないやつは、やつらのエサにしちまうぞ!」
「安全な場所なんてないってよ。残念だったな」
「ちくしょう! 怪物と戦うなんて想像したこともなかったぜ!」
「新入りも残るってよ。じゃあ俺が帰る訳にはいかねえだろ?」
軍曹の部下C
「新入り、レーションの味には慣れたか?」
部隊の中では一番若く、上の2人に対して敬語で話す。
真面目な性格で上の二人と比べるとジョークを言うことが少なく、少し
地味
目立たない。
とは言え彼も他の部下達と同じく最終ミッションまで残ってる辺り軍曹チームの一員として相応しい実力は持ってるようだ。
序盤は主人公に
先輩風を吹かせていた
タメ口だったが、実力を認めた中盤以降は彼に対しても敬語で接するようになる。
中盤くらいまで退役して転職を考えている旨を呟くことがある。とはいえこの状況では除隊却下かすぐに出戻りで軍に復帰せざるを得ないと思われるが…。
代表的なセリフ
「非常事態だ! 民間人も働いてくれよな!」
「よほど良い隠れ家があるって事か……」
「外に出れば安全じゃなかったのかよ!」
「冗談じゃない、そんな死に方はゴメンだ!」
「さぁ、仕事を始めましょう!」
グリムリーパー隊長
「ここが死に場所だ。楽しめ」
窮地に立たされた仲間の元へ「これが俺達の仕事だ」と駆け付ける今作きってのイケメン。渋さとワイルドさの同居した声も素敵なオッサン。
仲間を助ける事に対して執着する傾向があり、死地に向かうも同然の救出作戦で犬猿の仲と思われたスプリガン隊を助けに向かう場面も。
スプリガン隊を「お嬢さん方」と呼んでおり、その度にスプリガン隊長から反目されている。
挑発的な副隊長と違って、ベテラン兵士らしい落ち着きでスプリガンに余裕を見せるようなセリフが多い。
主人公を「小僧」と呼んでいる。終盤になると「お前こそ奴ら(敵)にとっての死神だ」と実力を仰ぐ。
初戦闘こそ遅くはあるが実は「本日の予定」ですれ違う隊員たちの中に彼らの姿があるため、軍曹よりも早く主人公と出会っている。
ただし、すれ違っただけで主人公達とは会話はおろか挨拶もしていない上、その時の主人公は武器も持っていない民間人、そして状況が状況だったため互いにこの時のニアミスには気付いていないだろう。
戦場ではいつもシュンシュンとスラスター吹かせている彼らが、フェンサーらしい速度の徒歩で移動している珍しい光景が拝める。
戦闘でもないのに使ってたらそれはそれでシュールだが
その実力は折り紙付きで、プライマーとの戦い以前の紛争ではコンバットフレーム3機を撃破している。他の兵士の台詞からして、歩兵だけでコンバットフレームを撃破するのは、にわかに信じがたいレベルの大戦果であるらしい。
しかし紛争の最中で多くの仲間を失っており、以降は死に場所を求めて危険な戦場を渡り歩いている。
死に場所に拘っているが、決して命を軽んじている訳ではなく、多くの仲間を救うための意義のある死こそグリムリーパーの本望だという。
ちなみに『4/4.1』のレンジャー隊隊長Cと同じ声である。
次回作EDF6の2ndトレーラーでは本作の最終局面で軍曹同様に戦死した模様。なお、
地獄では無く
天国でのんびり過ごしている。
代表的なセリフ
「こちらグリムリーパー。殲滅目標を確認した」
「それがどうした。これが俺たちの仕事だ」
「救援に行く。持ち堪えてみせろ」
グリムリーパー副隊長
「これは貸しだ。いずれ返してもらうぞ」
やたらと貸しを作りたがる、隊長よりも若々しいが落ち着いた声と性格のキャラ。
隊長のせいで死地に付き添うことが多いが、しっかりと生き残ってる辺り彼もまた精鋭なのだと実感できる。
主にスプリガン隊につっかかるのは彼の方。「ウサギの様に跳ねる奴がいて、敵を狙いにくい」
隊長とは別部隊を率いていることもあり、会うたびに固有台詞があったり割と印象的なキャラなのだが、隊長と違って開発からモブ扱いされているらしく不死属性が無い。何故。
ミッション固有のセリフが終了するとモブ隊員/隊長の声になってしまう。ヒドい。
代表的なセリフ
「一つ貸しだ」
「スプリガン、邪魔だ!」
「滑り落ちて死んだら笑えないな」
「貸し借りはもういい。地獄で会おう」
グリムリーパー副隊長?
「俺達があの壁をぶち破るぞ!」
「防壁突入」でのみ登場するグリムリーパー。音声から、隊長や副隊長とは異なる人物と思われる。
上2人よりも声が荒々しく、隊員も好戦的なヤツばっかり。「ダイブ!」
なぜか不死属性がついているが、このミッション以外では登場しない。
彼もミッション固有のセリフが終了するとモブ隊員/隊長の声になってしまう。
グリムリーパー隊員
「お楽しみ中だったようだな!」
隊長や副隊長に率いられる部下たち。
パワードスケルトンと同時期に開発された「ブラストホールスピア」を武器として使用する。
その性質上近距離でしか使えず、精鋭であるこの部隊以外での使用者はプレイヤーぐらいしか居ない。
そんなリスクの高い武装を民間人のプレイヤーに渡す軍曹は一体何を考えているのだろうか…。
常に困難な任務に志願し捨て身の戦術を駆使する彼らは、いつしか兵士達から死神と恐れられる様になった。
実質的な初戦闘となる「激突する平原」で、彼等の機動戦を見て度肝を抜かれたプレイヤーは多い。
特に前作のスピア隊の正体を知る者からすれば、その劇的な進化に感動すら覚える事だろう。
ただ、合流が遅れるとEASYですら全滅しやすく苦いデビュー戦となってしまう。「苛烈なる戦場」でようやくその雄姿を拝んだというプレイヤーも多い。
今作に登場する特殊部隊の中では攻撃能力はトップクラス。火力こそ3のオメガ部隊に劣るが、圧倒的な機動力で格闘戦能力はピカイチ。
しかし武器の都合でかなりの突撃癖があるため部隊全員で苦手な蜘蛛や蟻の群れに突っ込んで即全滅することもしばしば。蜂などの対空戦も厳しい。良くも悪くも極端なタイプ。
高難易度だといつの間にか2~3人瀕死か殉職しているのは日常茶飯事。フォローは必須である。
加えて精鋭としてのステータスを獲得するのはかなり後半になってから。ゆえに、初見HARDやオンラインでは雄姿を拝むこと自体難しい。
スプリガン隊長
「エイリアン共にスプリガンの恐ろしさを教えてやれ!」
ウイングダイバーの精鋭部隊の隊長。
序盤に主人公と顔を合わせたっきりしばらく登場しないが、228基地奪還作戦において再び主人公と邂逅する。
グリムリーパー(特に副隊長)とは犬猿の仲なのか、終盤になるまでお互いに反目し合っている。
後々結婚しそうではある
いがみ合う両者に仲間意識を持たせることも兼ねてストームチームが誕生する。
自尊心が強く、共闘ミッションでは自分たちの戦力を高く評価している事が窺える。
決してただの自惚れ部隊というわけではなく、終盤では窮地に立った自分達の救出作戦を断り、見捨ててでも戦力を温存する様に本部へ進言する等、勇敢な戦士でもある。ゲーム的にもダイバーの三次元機動と精鋭補正が合わさり、意図的に見殺したり巻き込まない限り相当耐える。
軍曹同様公式で設定が語られていない為、バックストーリーなどは不明。雑談もしないのでキャラを掴みにくいが、ダイバーの服装に若干思うところがあるようだ。
スプリガン隊は他のダイバー隊と同じ武器しか使わないため、遠目からでは普通の部隊にしか見えないのが玉に瑕。
没音声では一般隊員から魔女呼ばわりされている。怒らせると怖いらしい。
次回作EDF6の2ndトレーラーでは本作の最終局面で軍曹同様に戦死しており、あの世で平和に暮らしていることが判明した。
代表的なセリフ
「援護は無用!」
「グリムリーパーも噂ほどではないな」
「スプリガンと戦えた事、誇ってもいいぞ」
スプリガン隊員
「我々を舐めるな!」
隊長と同じく自尊心が強い隊員たち。
普段の会話内容は普通のダイバー隊と同じ。精鋭なのにアイドルになりたい、有名になりたい、選択肢がないなどの入隊動機を話す。
隊長と異なり不死属性がついておらず、グリムリーパー副隊長のような目立つキャラがいない。
ちなみに終盤になるとマグ・ブラスターを装備した隊員1人だけが必ず隊長に付き添うようになる。「侵略者大結集」の開始時点では2人部下がいるが「第11の船」で1人減っている。やられたのかは不明。(グリムリーパーは「烈火の大地」でのみ逆に増えるので単なるバランス調整の可能性もある)
レンジャー
レンジャーのNPC隊員、またはそれらで構成された部隊。
歩兵部隊3兵科の中では最も雑兵色が強く、投入数の割合が多い。
耐久力を下げた状態で配置される機会も多い。数十人規模で大量配置された場合はほぼ雑兵。
基本的に生身なので、「山岳調査作戦」では、徒歩での山登りに疲れてか「ウイングダイバーが羨ましい」「ウイングダイバーになりたかったらあと40kg痩せろ」などと軽口を叩きあっている。
プレイヤーと服装のカラー配置などが異なり、さらにかっこいい迷彩服を着ている。ずるい。
ドルフィン隊&ラビット隊
「ありがたい、援軍か! だが民間人がいるのはなぜだ?」
「静かなる脅威」に登場する歩兵部隊。
どちらもアサルトライフルを装備してるが弱体化補正が無いので、低難易度ではかなり役立つ。
合流時に民間人が共に戦っているのに驚いている。
ミッション終了後は不明。軍曹達と別れたのかそれとも…
チームガンマ&チームデルタ
「「EDF歩兵の強さを見せてやる!」
「巨船破壊作戦」に無線で登場する歩兵部隊。
コロニスト達の存在や統制がとれてることに驚愕している。
チームガンマは撤退中に十字砲火に遭い、チームデルタは、エイリアンが訓練された兵士だという事を見抜くも、攻撃され悲鳴をあげる。「やつら軍人だ! 統制がとれてる!」
彼らのその後は不明。会話の内容からして全滅したか、何人か残して壊滅した物だと思われる。
「砲兵」でデルタと名乗る隊員が無線で登場するも、チームデルタとの関連性は不明。
ブルージャケット
「ブルージャケットの力を、見せてやれ!」
「狙撃部隊」に登場するスナイパー部隊。該当ミッションの説明文や、そこ以外では名乗らないなどの理由から部隊名として認知されている。
その名の通り青いアーマーを装備している。というかスナイパーライフルを持ったレンジャー隊員は皆そうなのだが…。
もしかすると部隊名ではなくスナイパー部隊全てを指した呼び方かも?
関係性は不明だが、イギリス陸軍には「グリーンジャケット」と呼ばれる狙撃兵部隊がかつて存在していた。
遠距離からの狙撃戦術で無数の怪物を撃破しており、自身を長篠の戦いにおける織田信長に例える。
が、狙撃での処理能力を越えるほどの飽和攻撃に晒され、無残な悲鳴を上げることになる。「長篠どころか、本能寺だー!」
ウイングダイバー
ウイングダイバーのNPC隊員、またはそれらで構成された部隊。
歩兵部隊3兵科の中では最も精鋭色が強く、投入数の割合が少ない。
前作までは機械のような感情の無い会話しかなかったが、今作ではいろいろ雑談をするように。
お姉さま声やらかわいい声やらがいろいろ雑談してくれるし、彼女らの「愛しているぞ!」ボイスも聞ける。
フェンサー
フェンサーのNPC隊員、またはそれらで構成された部隊。
歩兵部隊3兵科の中ではレンジャーとダイバーの中間のような戦力として扱われる。
前作まではスピア隊も一般部隊だったが、スピア隊の精鋭化により、今作は射撃武器を持った部隊が一般部隊となった。
相変わらずパワードスケルトンを信頼した台詞が多い。
そして本作から
ようやく
戦闘時に盾を構えるようになり、加えて各装備に対応したブーストジャンプも使用する。
お陰で(ハンドキャノン隊以外は)レンジャーより速く、その上で盾のぶん固い。頼れる戦力として活躍する。
+
過去作では…
「通称は鉄屑だ」「その護衛に命を懸けるって訳か?」
旧作の「4/4.1」ではスラスターもブースターも盾も
全く使用していなかった。
耐久力は他のNPC歩兵と変わらず、ガリオンはそこそこ使えるが、大半が「鈍足なのに短射程で威力が微妙なスピア」や「射撃硬直で超鈍足になり、弾の落下を考えずに撃つハンドキャノン」という、遅い・脆い・弱いという三重苦を抱えた最弱NPCであった。
「4.1」では装備の再配分やガリオン隊の大幅な出番な増加により多少は戦えるようにはなっているが、スピアとハンキャに関しては相変わらず。
特にスピア隊員は当時、アーマー表面カラーが「4」の黒一色から茶色に変わった事で「テディベア」などと呼ばれる始末だった。
スカウト
敵部隊を偵察する情報収集チーム。セリフを聞くと設定的にレンジャーより装備や戦闘の練度が乏しいようだが、ゲーム上の兵科としては基本的にレンジャーで構成されている。
終盤においては戦力不足の余りに、レンジャーとして前線に加わったりもしている。
軍曹同様彼らが悪いわけではないが、「こちらスカウト!」と通信が入れば、だいたい敵増援の発見など、事態がロクでもない方向に転がった合図である。
ビークル部隊
戦車やコンバットフレーム等に搭乗している部隊。基本的には随伴に歩兵部隊がついてる事が多い。
NPC部隊の中では特に高火力・高耐久の頼もしい奴等。しかし一部ミッションでは演出の都合でかませになったり、大幅に弱体化させられがち。
物語が進み、EDF側の消耗が大きくなるにつれ投入数も減り、終盤では一部の増援や決戦クラスの戦い以外では出てこなくなってしまう。
バルガ隊
「全機、バトルオペレーション!」
「最大最後の激突」に登場するウォーバルガチーム。
インテリっぽい者、勇猛果敢な者、女性など、各人の台詞数は少ないながらもキャラが立っている。
中でもバルガ7は着地時に右脚を破損ししばらく動かなかったり、コントっぽい台詞を発するなどで人気。
しかし配置場所の都合なのか、はたまた右脚の破損で進軍が遅れているからなのか、バルガ7はAチームの中では比較的生き残る傾向にある。
逆に被害を受けやすいのは、開始直後から真っ先に突っ込んで行くバルガ3。
全8人のAチームに加え、敵の猛攻によりBチームも登場する。こちらはバルガB1しか台詞がなく今ひとつキャラが分からない。
そしてラスト一機がやってくる。俺がパイロットだ!
ブラッカー隊
ブル隊
「こちらブルリーダー! 被害甚大!」
「殲滅計画」に増援として登場する機甲部隊。
レンジャー(ロケラン)とフェンサー(ハンキャ)を多数引き連れている。
エルギヌスのタゲを分散してくれるありがたい存在だが、タンクも随伴歩兵も脆い。
タンクに搭乗しているブルリーダーは、恐らく今作最長の悲鳴を上げながら爆散する。
ドーベル隊
「ドーベルリーダー、了解!」
上記のブル隊が壊滅した際に登場する増援。
やはり、レンジャー(スナイパー)とフェンサー(ガリオン)を多数引き連れている。
こちらのリーダーの悲鳴はそこまで長くない。
ゴールド隊
「ゴールド1、捕捉した!」
「帰路の遭遇」に登場する部隊。
帰路のためかレンジャーやフェンサーやウィングダイバーやニクスも戦闘に参加している。
タイガー隊
「タイガー、了解!」
「アイアンウォール」に登場する部隊。
ニクスや多数のフェンサーやレンジャー共に登場するが、弱体化補正があまり無いためニクスに次ぐ戦力として割と?活躍する。
比較的長生きしていた部隊なのか、かなり後の「血戦の刻」でも所属するニクス隊が登場。開始時に後方で待機している。
コンバットフレーム隊
イオタ隊
「コンバットフレーム隊、戦闘を開始する!」
「228基地の危機 前篇」にて登場する部隊。敵最終ウェーブをものすごい火力で一気に殲滅する。
最初の1機がすぐ自壊するため、改めてコンバットフレーム隊の強さを印象付けてくれる。が、後篇でテレポーションアンカーが突き刺さり、強制的に全滅させられる。
アームズ隊
「コンバットフレームの力を、見せてやる」
「未確認飛行物体」にて登場する、後片付け部隊。団地に射線を遮られながらやってくる。
登場が遅すぎるため、よほどプレイヤーが苦戦しない限りは役に立たないのが悲しいところ。
ブラッド隊
「前に出るぞ!歩兵部隊、道をあけろ!」」
「異星の騎士」にて登場する部隊。立ち位置しては初登場の重装エイリアンの噛ませ。
ただし重装エイリアン自体はニクスと相性が悪いため、弱体化補正が強烈な割に活躍する。
GX隊
「GX1、アタック!」」
「アンカー破壊計画」で登場する部隊。名前有りチームとしては最多の5機が登場し、全て随伴歩兵付きとこの時期には中々の戦力を持つ部隊。
が、弱体化補正が大きく、1~2機ずつ乱戦に逐次投入されるためイマイチ活躍しない。
GX4とGX5は珍しくウイングダイバーが随伴歩兵についている。
ゴーン隊
「2機だけだ。突入する!」
コンバットフレームとレンジャーの混成部隊。もはや戦力に乏しい終盤ミッション「侵略者大結集」にて救援に駆けつける。
死地に向かうも同然にも関わらず、救援と援護に感謝した軍曹達に「俺たちこそ感謝する。よくぞ生き延びた」「地球人としての意地を見せたな」と称えて、そのまま「烈火の大地」まで付き添ってくれるナイスガイたち。だが普通に戦うとここでほぼ全滅してしまう。
生存させてクリアすることも可能だがその後のミッションでは登場しないため、シナリオ的には壊滅してしまった事になるのだろう。
指揮官
EDF総司令官
「全兵士に告げる! 我々は戦わねばならない!」
EDFを統括する元帥。「総司令部」の存在が示唆されることは過去に何度かあったが、「EDFという組織全体の司令官個人」が登場するのは、実は本作が初だったりする。
声を演じるのは楠見尚己氏。前作で要塞空母デスピナの艦長を演じていた。声が特徴的なので聞いたときに同じ人だと気づいた隊員も多いのではないだろうか。
終盤ではプライマーの襲撃によって死亡してしまうが、最期まで兵士を勇気付ける為の演説を行った。
作戦司令本部と違って激励のセリフがほとんどであり、具体的に作戦指示を行った場面や他の活動場面がないため、微妙に影が薄い。
指令本部より上の立場なので、指令本部に大まかな指示を出すのがお仕事で、末端の一兵士に対しては全体へ演説するのがお仕事なのだろう。
死の際には「新たな司令官が引き継ぐ」と述べていたが、後任に当たる人物は登場しない。もはや世界的な指揮系統が混乱していて後任を決めるような暇もなかったのかもしれない。
本編での影の薄さとはうって変わって、力のこもった「我々は戦わねばならない!!」の台詞は、次作EDF6のプロモ動画に採用され、音響効果をかけて連呼された。さらに次のプロモ動画ではシルエットだけだがご本人もチラッと登場。やっぱり「戦わねばならない!!」と意気込んでいた。
立場上、EDF設立の経緯をすべて知っていると思われるが、実態はどうなのか不明瞭なままになっている。
作戦司令本部
「踏み止まれ!怪物を殲滅しろ!」
作戦司令本部にいる人。リアクション担当。今作で「本部」と言えばこの人の事である。
厳つい低音ボイスが特徴的で、重大局面での勝利では思わず「我々」が「俺たち」に変わってしまうなど、言葉の端々に熱血漢らしさを窺わせる。
士気向上の為に演説を行ったり、戦況に対して作戦立案を行う。
最前線の戦闘に対して指揮を執っているため、現場部隊に近い将校といった雰囲気だが、現場と組織上層部である(と思われる)戦略情報部との板挟みに合う中間管理職的な立場でもある。
撤退を求める現場の隊員たちの意見を容れる事も多いが、敵のデータを求める戦略情報部に戦闘続行を求められる等、命を預かる立場である彼の気苦労は計り知れない。
しかし世界的に戦況が逼迫し、もう他に打つ手が無い状況にまで追い込まれると彼自身も相当追い詰められているのか、絶望的な作戦状況でも撤退を認めずに戦い続けろと語気を荒げる。
だが決して短気な訳ではなく、大勢の部下の命と守るべき民間人の命、双方を背負う彼ならではの葛藤に苦しむが故の発言だろう。
終盤では総司令部同様に敵の攻撃を受けており、一時的に音信不通となる。幸い迎撃と避難には成功したようで、予備の地下施設で活動再開している。
ラストミッションにおいて戦略情報部少佐より発令された極秘司令「オペレーション・オメガ」の作戦内容を聞き激昂する。
彼らが守るべき筈の民間人を使い捨ての駒にした陽動作戦は到底受け入れられる物ではなく「誰も居ない地球を守って何になる!」と叫ぶ。
ある意味ではこれまでプレイヤーが散々行ってきた民間人を使った囮戦法に対するアンチテーゼにも聞こえ、
彼の激昂した声にグッと来たプレイヤーも居るのではないだろうか。
憔悴したオペ子が「神を探している」などと言い出した時も、注意や叱責こそするが、
「希望は必要だ」「コマンドシップが存在する可能性はある」「旗艦を倒せれば勝てる」など、ただ否定するだけで終わらせなかった点からも、人格者の一面が見え隠れする。
3~4.1の罠まみれ、的外れ、逆ギレ、鬼畜な本部からすると隔世の感あり。
戦略情報部 少佐
「こちらは戦略情報部。作戦をサポートします」
女性。戦略情報部所属の少佐である。主な任務はプライマーに関するデータ収集と、現場から上がってくる各種情報の分析。
落ち着いた口調で戦況に応じたサポートをしてくれるほか、画像をリアルタイムに分析しているらしく、兵士達のおかれた状況を説明してくれる。
が、情報収集を優先する余り現場の状況をより過酷にしている人物でもある。視点がいちいち大局的なのである。部署の立場と性質上致し方無いが…。
ただ仲間を簡単に見捨てるかというとそうでもなく、主人公に目をかける以前から情報部権限でしばしば空爆や支援を管制してくれている。なかでも現場代表の軍曹とやりあう「苛烈なる戦場」の通信は必見。直後、グリムリーパーによる通信のやり取りも必聴である。
作戦司令本部が、各国のEDF本部毎にそれぞれ存在するのに対して、戦略情報部はEDF全体を通して一部署しか無く、基地司令官より上位の存在である可能性がある(
ソース
)。
オンライン限定ミッション108において自律型AIである事を明かし、本部とプレイヤーの度肝を抜いた。
直後に冗談だと明かしたが、これまでの事務的で淡々とした対応と発言の多さから冗談に聞こえない人も居た事だろう。というか
冗談と明かすまでの間が冗談に思えない
。また、戦闘の進め方によるものかフラグが先走って「冗談ですよ」の台詞が流れない事があり、本当にAIだと思ってしまった隊員もいるとか。
それでなくとも状況が状況な中で冗談を言える辺り、結構な胆力である。とはいえ、最終ミッションではさすがに感情的な喋り方を多く見せていた。
日本の作戦司令部はAI云々の冗談を真に受けて驚いており、少佐と直接顔を合わせたことが無いらしい。通信ではスムーズなやり取りを見せていたが、まったく別の拠点で活動していたようである。
人類の科学を超越したプライマーを観察しつづけてきたおかげか、ついに姿を表した神こと「銀の人」の力に関して、地球の科学レベルでは理解し得ないサイコキネシス等の可能性も含めた柔軟な解釈も見せていた。
ラストミッションにおいて極秘司令「オペレーション・オメガ」を発動する。
銀の人を孤立させストーム1を援護する為にマザーシップ船団を陽動するのだが、その為に
全地球人をEDF兵士として囮に使う
というもはや暴挙とも言える内容に当然本部は激怒。
「この機会を逃したら今後どれだけの犠牲を払っても勝利出来ない」「この戦いにはそれだけの価値がある」として断行、ストーム1に全てを託す。
実は『4/4.1』のウイングダイバー隊隊長Bと同じ声である。
戦略情報部 少佐の部下
「これから貴方のサポートを担当します。よろしくお願いします」
今作のオハラ博士枠。戦略情報部所属で、主人公専属のオペレーターとして少佐より任命された。
夜は眠そうにしており朝型なのかもしれない。
眠たげな声が可愛い。
バルガを見て大興奮しながら操縦を教えてくれる。ロボオタクなのかもしれない。
目先の状況に一喜一憂しやすいタイプなのか、主人公が大戦果を挙げられそうな場面で興奮することも。
どう見ても増援がありそうな
敵集団を一度殲滅しただけで作戦終了を告げたり、全く倒れる気配の無い敵をもう少しで倒せると判断する等、基本的に見込みが甘い。
歯止めの利かない戦況の悪化に徐々に弱音を吐くようになり、世界各地に伝わる伝説「太古の昔地球に飛来した卵型の宇宙船」の存在を提唱。
これがプライマーのコマンドシップであり、これさえ発見・撃破できれば戦況を打開できるのでは、と半ば願望に近い意見を提案。
当然本部には却下されるが、一向に変わらない絶望的状況の中で、この可能性に縋って捜索を開始する者も現れ始める。
しかし、少佐が話す神話のくだりは即受け入れるのに、彼女の神話関連の話も参考程度にはなるのに話してもスルーされるのはなぜだろうか…。
任務中に眠い発言や、他の指揮官、上層部に比べて弱気な発言が多いところ、見込みが甘く感情に左右されやすい所などを見るに、初めての実務が主人公のオペレーターというレベルで経験が浅いのだろう。(優秀で経験のある人なら他の部隊のオペレーターなどをやってるはずで、別格とはいえ主人公個人のオペレーターに配置換えというのも考えにくい)戦況と経済の悪化でEDFに補充された学生上がりとかなのでは…と勘ぐられることもしばしば。
絶望的状況でも闘志の折れない司令部や冷静過ぎるにも程がある上司に苛立ったり泣き叫んだりもするが、割とあっさりオペレーター業務に戻る上、マザーシップ戦の最終局面では少佐になだめてもらった直後に画像分析に復帰して突破の糸口を発見した。神との戦いでも圧倒されているような台詞が多いが、ここで勝たねば犠牲が無駄になる、と涙を呑んでオペレーションオメガを肯定する、戦力が無いことを知り号泣するが主人公が残っていると伝え最後まで諦めないなど、頭の切り替えと立ち直りは抜群に早いようだ。
ベース228の指揮官
「基地を放棄する!ただちに撤退せよ!」
序盤のミッションで基地防衛の指揮に当たる人物。
突然の怪物やテレポーションアンカーの襲撃に迎撃命令を出すも、数え切れないほどのアンカーが降ってきたことで基地放棄を決定する。
その後どうなったのかは不明、屋外にいる軍曹達は何とか逃げれたが基地内で指揮を執っていたであろう彼は…
欧州派遣軍指揮官
「ビッグアンカーを破壊しろ!」
「欧州救援 作戦2」で登場する欧州派遣部隊の指揮官。
欧州に派遣した部隊だけあって、いつもの本部とは違う指揮官が指揮しているのだろう。
さり気なくビッグアンカーの命名主。
支援要員
主にエアレイダー(とビークル要請したレンジャー)がお世話になる個性豊かな仲間達。
空に仲間が居る事を忘れるな!
最終戦でも援護してくれる辺り全員終戦まで生き延びたようだ。
もし、死亡してたら、終盤ミッションの難易度がエアレイダーだけ物凄い難しくなる等のメタ的な事情が大きいが。
砲兵隊 隊長
「ドカンといけ! ブッ放せェ!」
作戦エリアの外から砲撃支援を行う部隊。狙いが不正確と言わんばかりの通信が多い。「味方に当たってないよな!?」
アサルトライフルとグレネード(とチェーンソー)を持たせて前線に出した方がいい気もする荒くれのようなオッサン声。
要請した後は「今日の仕事は終わりだ。もう要請するな!」「オレは風呂に入る」と現場を離れてそうな台詞ばかりだが、その後も仕事はちゃんとやってくれるので安心。
砲兵隊 若い砲兵
「砲兵の戦術的優位性を、証明してやります!」
砲兵隊の隊員。発煙筒のマーキングや着弾を確認する通信を入れているので、戦場に近い所にいる前進観測員のようだ。座標ミスを不安がるなど、砲兵隊長と並んで少しコミカルなところも。
『4/4.1』の砲兵隊に雰囲気が似ている。
輸送機ノーブル パイロット
「こちら輸送機ノーブル。新しいビークルを持って来た!」
落ち着いたボイスの気さくさを感じさせる男性パイロット。
戦場は危険だから気安く呼ばないで欲しいらしいが、どんな激戦区でもビークルを届けてくれる。
かなりの凄腕なのか霧の中を飛ぶ敵の揚陸艇に驚く味方がいる横から、霧の中の発煙で位置を確認しスイスイと飛んできては正確にビークルを投下しまた去っていく。何者なんだ。
「4/4.1」で輸送を担当していたポーターズと違い、正しく「ビークル」と発音する。
ガンシップ パイロット
「こちらDE-202より地上部隊、攻撃目標を指示せよ」
上空から砲撃支援を行うガンシップの機長。今作では歴戦のパイロットという肩書が似合いそうな中年~老年くらいの渋いボイス。
真面目そうに見えて情にも熱いナイスじいちゃん。「エアレイダー、君の頭上には我々が居る事を忘れるな!」
「地上部隊、楽しんでるか?」「十分に撃った、満足だ!」など、妙にノリが軽い所もある。ガンシップが満足するほど大量の砲弾をぶっぱなしている場合、現場は楽しむどころではない状況の方が多い訳だが。
なお、現実のDE-202は海上自衛隊のいかづち型護衛艦「いかづち(初代)」の艦番号でもある。
確認できるだけでEDFのDE-202は(ミッションによる入れ替えもあるかもしれないが)機関砲・ミニガン・バルカン砲・105ミリ砲・120ミリ砲・150ミリ砲・180/190ミリ砲・ロケット砲・巡航ミサイルに小型ミサイル…と、現実のガンシップどころか戦闘艦もびっくりの超重武装をしている。
戦闘爆撃機KM6/戦闘爆撃機カムイ/重爆撃機ウェスタ パイロット
「突入には危険が伴う。気安く呼ぶんじゃないぞ」
様々な爆撃機を駆るおじさんパイロット。全機に合図を出しているので編隊長クラスのようだ。気安く呼ぶなという割には要請功績値が低く、どんどん飛んできては敵と地面を蜂の巣&火ダルマにして「後はお前が何とかしろ」「地上部隊、頑張れよ!」と気さくに飛び去っていく。
KM6やカムイなどを同時要請した場合は当然同じ声が聞こえる。もしかしたら双子とか三つ子なのかもしれない。…流石に無理があるか。
重爆撃機フォボス パイロット
「フォボスの恐ろしさが分かったか!」
何故かフォボスにのみ搭乗しているパイロット。
というか他全てを兼任しているおじさんがおかしいのだ。
若い爽やか系ボイスなのだが、言ってることはかなり好戦的だったりする。
潜水母艦エピメテウス 艦長
「潜水母艦エピメテウス、浮上せよ!」
前作同様、老練さを感じさせるボイス。
民間人に座標誘導をさせたと知り
某国民的アニメの雷親父みたいに
激昂する面も。
潜水母艦エピメテウス乗務員
「エピメテウスより地上部隊、健闘を祈ります!」
真面目で爽やかな好青年ボイス。
衛星砲 操作員
「サテライトW1、攻撃準備に入る」
バルジレーザー系列で登場する操作員。
真面目だが知的さを感じる声が印象的。「照射完了。砲身を冷却する」
謎の科学者
「エアレイダー、貴方は見る目があるわ!」
スプライトフォール系列で登場するマッドサイエンティストな科学者。
「4/4.1」のノートゥング担当の科学者同様、とてもテンションが激しい。
とても楽しそうな
高笑いが印象的。「アーッハッハッハッハッ! アーッハッハッハッ!」
「総司令部も恐れて封印した」と言っているが真実は不明。本当に「恐れて」封印したとしても、一体何を恐れたのか…。
その為か、妙にこの兵器を使いたがったり、自画自賛的な台詞が目立つ。
前作科学者は衛星兵器でフォーリナーを倒す事を目的としている反面、こちらは兵器の使用そのものが目的であろう。
使わせてあげると褒めてくれたり、使わせてくれるようおねだりしてきたりする。
前作の科学者はそのヤバさから「サテキチおばさん」の愛称をつけられたことから、今作でもプレイヤーからその名で呼ばれることが多い。
ただ今作ではサテライトブラスターではなくスプライトフォール専門で正確ではない。なので「スプキチおばさん」と呼ばれることもある。
射撃モードβ以外では掃射後、回路修理を急がせるセリフがあるのでどうやら部下がいる模様。もちろん功績が溜まれば直ぐに撃ってくれる。
没音声にはほぼ180度真逆の真面目なテンションで収録されたバージョンもある。このトーンならスプキチ等と言われることはなかった……かもしれない。
しかし
「この衛星を作ったのは私。つまり私が神」の台詞も真面目なトーンで収録されている
など非常にシュールなことになっている。これはこれでかなり面白いことになっていたのでは……
ちなみに
「2」のペイルウィング
と同じ声である。
軍事基地バレンランド オペレータ
「こちらバレンランド。我々は勝利を確信している」
ただでさえ影の薄い軍事基地バレンランドに所属するオペレータ。発言は至って普通でやはり影が薄い。
強いて言えばテンペストに見合った重々しさがある声なような気もする。
要請し着弾した後にこれほどの兵器を使わねばならないのかと言うことがある。バレンランドにとってもテンペストほどのICBMもどきを使う時が来るとは思わなかったのだろう。
その他・民間人など
その他EDF関係者や民間人、政府関係者等。
先輩
「気にしなくて良いよ。軍人ってのは、こういう悪ふざけが大好きなんだ」
「本日の予定」にて、228基地に派遣されてきた主人公に業務をレクチャーしてくれる先輩スタッフ。衣装を見る限り警備員と思われる。
照明が落ちて赤ランプが光り異様な通信が飛び交う異常事態をまったく信じず、冒頭のように「軍人の悪ふざけ」と決めつけるヤバい人。警備員としての資質を問われるレベルの能天気である。
パニック映画的死亡フラグをとんでもない勢いで立てまくった後、黒蟻に強制的に噛まれて
誰もが予想した通り
お亡くなりになった。
しかしその際の立ち位置が少しでも違えば主人公が襲われていた可能性もある上、そのおかげ(?)で主人公は無事で兵士達と合流できたので、ある意味世界を救った間接的立役者…なのかもしれない。
このシーンで目当ての武器が出るまで再出撃する隊員が多数いるので「先輩ガチャ」などと表現されることも。
内部データ的に0.0025しか体力がない。貧弱にも程がある…。
警備員としてはアレだが、気さくで優しい性格は理想の上司という隊員もちらほらいる。
危機管理能力は本部の罠と同レベルだが
義勇兵・レジスタンス
武器を取りプライマー達と戦い、絶望的な状況になってもEDFに助けを求める事無く立ち上がり、戦う意志を示す勇敢な民間人達。
M62で流れる政府広報によると、政府が義勇兵に対してEDFと同じ待遇を与える事を決定した…のだが、さらっと「同じ待遇と義務が」と言っており、EDF施設での登録が必要なあたりまだ志願制に近いものだが、その実態は義勇兵をEDFの指揮下に入れる為の徴兵みたいなものである。
なおこの登録、後半になればなるほど待遇が異常なレベルで上がっており、最終的に一時金5万ドルにまで増額。(ドル円が変わらないと仮定して)日本円に直すと、
EDFに登録するだけで約500万円貰えることになる
。EDF!EDF!
無論、その金をどこで使えるのか、いつ使えるのかといった点については……言うだけ野暮だろう。
また、民間人である彼らがどうやってプライマー達と対抗できる武器を入手できたのかは謎。まさか、包丁やエアガン等の凶器にもなる市販品がそのままプライマーに通用するとは思わないだろうし、それらを戦闘兵器として魔改造した物か、EDFから支給されたあるいは旧式で民間に払い下げられた物か、あるいは自作した物か…突っ込むだけきりがないだろう。
ラストミッションにて、戦略情報部少佐より発令された「オペレーション・オメガ」により各地のマザーシップへの陽動を行ったとみられる。その後の消息は不明。
「投入可能な戦力なし」という発言から、程なくして散ってしまったのかもしれない……少なくとも本部が把握し通信できる範囲では。
同じような行動は過去作「3」のラストミッションにおいても行われたが、あちらが市民の完全な独断行動なのに対して、今回はEDFの意思が介入している、というのが印象的である。
戦闘ヘリ部隊
名前のみ登場。「破られた平穏」で主人公らの救援に向かう。
NPCヘリ部隊実装かと期待した者も多かったと思うが、途中でバトル・ドローンの攻撃を受け墜落した。
以降、ミッション説明で出ることもあるがゲーム中には登場しない。がっかりだ(定型文)
救護ヘリ部隊
「黒幕」での通信でのみ登場する。
救援要請を受けて救助に向かうが、対象となる部隊が見つからず、襲撃を受け墜落。
特にこれと言ってミッションに関わるわけではなく、なんのために登場したのかよくわからない部隊である。ましてや「黒幕」なる不穏なミッションタイトルで、正しくない場所へ誘導され被撃墜という流れに、今作では「冗談抜きに本部の罠」のようなシナリオがあるのでは…と不安に駆られた隊員も。
一つ後のミッションのアラネア絡みではないかといわれるが、通信内容からは想像が難しい。アラネア絡みだとしても、そもそも軽トラを引っ張れないアラネアの糸でヘリが撃墜されるのもおかしな話だが…。
まあフェンサーは引っ張れるし
没音声では救護ヘリを要請する一般隊員のセリフがある。
国営放送アナウンサー
男性のテレビアナウンサー。
国営だけあってEDFが優勢である事を誇張する等、
大本営発表
真実とは言い難い情報を提供してくれる。
M11まではまだ「主人公の周りは厳しいが世界的にはなんとか優勢」という解釈の余地もかろうじて残されているが、M12の「テレポーションシップに損傷を与える兵器が完成した」件の放送はもはや完全に嘘っぱちである。
民間放送アナウンサー
民間放送のテレビアナウンサー。
男女で一人ずついるが、主に女性の方が報道を担当する。
報道時には独特のSEが流れることがある。
避難の呼び掛けなど民間人目線で適切な情報提供をしてくれるが、民間放送らしく既に武装して侵略攻撃しているプライマーと「対話すべき」という内容も。
民間放送レポーター
男性声のレポーター。
EDF総司令部で混乱した群衆が揉み合いになっている様子を実況していた。
広報官
政府広報。EDFの志願兵優遇キャンペーンや戦局に関係する
捏造
報道を務める。男女で一人ずついる。
今作や前作の広報風な製品PVのテイストがこんな所に。
政治家
女性の政治家。プライマーとの平和的共存を目指している。
「降下艇襲来」ではプライマーとの戦闘に反対して対話を声高に述べるが、その内容はと言えば、前ぶれなく武力侵略を始めたプライマーを前に「人類は隣人と接するときに銃や爆弾など使わなかったのだから宇宙人ともわかり会える」という、今起きている事実も歴史も無視した奇麗事であり(EDF5の世界でも過去に人間同士の武力紛争は起きている)、司令本部も「現場はそれどころではない」と呆れていた。
「巨塔落下」では戦局が悪化の一途にあることで弱気になったのか、プライマーに降伏して土地を与えてもらうことで生き延びる道を主張した。
意思の疎通の努力は大事であるし、EDFもその点に関しては認めているものの、プライマーはあらゆる交渉団を問答無用で殺害して「意思の疎通ができないどころか、最初からそのつもりが無い」と分析される相手。流石に現実的とは言い難いが…。
具体策もなくいつまでも絵空事を垂れる様子は、目の前にいるプライマーに徹底抗戦を続けるEDFの対極にいるような人物なので印象には残りやすい。人々からはどれほどの支持を集めていたのだろうか。
ジョエル
最後も最後、「烈火の大地」にて世界中にメッセージを届けるブルックリンのレジスタンスの一人。声からして青年らしい。何気に名前が分かる登場人物は彼と「本日の予定」で食われたらしい、ジョージだけ。
兵士が全滅し備蓄も殆どなくなった中、老人と子供だけで訓練を行い、武器を取り戦う決意をする
救援要請ではなく、彼らでも地球のために戦う覚悟があり、自分達がいたことを知っておいてほしい。という通信は多くのEDF隊員を涙させた。
後々、北米ではマザーシップの一隻に損傷を与えることに成功したという情報が入るが…関係は不明
彼らレジスタンスの手によるものかはともかく、EDFの残存戦力を結集しても傷つけることすら困難だったマザーシップ相手に、北米の生存者たちがどうやって損傷を与えたのかは気になるところ。ベテランのエアレイダーでも駆け付けてくれたのだろうか…?