ファンド

ファンドを1、2袋購入する他に保管用の入れモノ、ファンドを水に浸けるための、水を入れる容器(フタ付き)、ファンドを盛り付けするために水を入れる容器(塗料用の小さいフタ付き)が必要だと思います。
それぞれ100円ショップや、家にあるものでいいでしょう。
下の画像はスパチュラの先に水を含ませるための瓶。*1

下の画像はファンドをつけるための入れ物。100円ショップで売っています。

ファンドの袋をきれいに破きます。

スパチュラなどでファンドを半分にします。なぜ半分にするかといえば、私の場合いきなりファンド1袋を全部使わないからです。こうしておくと使わないファンドの方は劣化のスピードが遅くなります。

その2つをファンドを入れるための容器(私は8cm×11cm×5cmのサイズ)にそれぞれ入れます。

入れる前にファンドを水に浸ける事を忘れずに。使っていて乾いてきたなと思ったらファンドを水に浸けます。または、水をハケや筆で湿らせファンドに塗ります。使用しているとファンド表面が荒れてきますので、水を浸けてひっくり返したりします。
もう一つ小さなサイズのファンドを入れる容器(私は6cm×8cm×3cm)に、水を多く含ませた割と柔らかめなファンドを入れ、これを表面処理や、細かい処理に使うファンド専用にしています。

ただ、あまり水に浸け過ぎるとパサパサの伸びがなくなるファンドになってしまいます。多分、ファンドの中の溶剤が抜け出すか?こうなると水を含ませてもどうしようもないので、さっさと芯材にします。

私が思っているファンドの長所は

安いことと、手軽に扱えるという2点だと思います。他に仕事を持っていて、その合間に作業をされるという方が多いと思いますが、そういう方にピッタリだと思います。

逆に短所といえば、他のパテ系の素材と比べ若干柔らかいこと、薄いパーツなどには向いてなく、ひけるため精度が一発では出ないこと、作業中に手汗を吸い取ることでしょうか*2

短所もありますが、貧乏でずぼらな私にはぴったりな素材といえます。

ニューファンド
ニューファンド
  • 発売元: アートクレイ株式会社
最終更新:2011年09月03日 14:43
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*1 以前、作業机が小さかった頃は使用していましたが、作業机が大きくなったため、使用しなくなりました。後記の大きな入れ物を机に置いて併用しております

*2 この硬化後に水分を吸ってしまい、柔らかくなってしまうということは逆に言うと長所にもなりうる部分です