「スカルプターズ・トライアウトを受けてみよう!」その4


いろいろ忙しいので更新が飛び飛びになります。今回は手の作業に移りたいと思います。この作業は先のその2その3と同時進行しながら乾燥待ちの間にやっております。

手で大事なのが、体のサイズにちょうど合う大きさの手をつけることだと思います。本当は体に合わせながら作業をするのがいいのですが、今回は本体の乾き待ちのために、それができません。まぁ、いきなり全部、整形するわけではないので、あとで調整できると判断して作り出しました。

まずは芯になりそうな手を適当に見繕いました。

左手は握っているような感じなので、適当にファンドを盛ったり、カッターで削ったりしています。

右手は若干、開いた手になっておりますので、心材の指を切り落としました。

切り落とした指の付け根に0.3mmのハンドドリルで穴を開けました。今回は人差し指と薬指が開いた状態の指になっており、その箇所に対応する穴を2箇所あけました。

その穴に0.2mmのステンレス線を入れて、指に対応する形に曲げています。この曲げる作業が非常に難しく、いつも何かしらファンドの表面に出て困らせます。よって今回は一本一本しっかり作っていこうと思います。一本一本作ることによって、見かけ上の作業の効率は落ちるかもしれませんが、トータルするとこちらの方が速い気がしたことも要因です。最初の指は薬指になります。なぜ、薬指かは私が右利きだからです。作業が楽なように対面する左側から指を作っていってます。まぁ、ひっくり返すと同じ気もしますがね。

次に先の差し込んだステンレス線に瞬間接着剤の注入口を差し込んで接着剤を表面上に満遍なく塗ります。またステンレス線が出てるファンドの面にも接着剤がつく感じで。そして、素早く利き手の反対の手*1の上に水っぽく柔らかいファンドを指の大きさに対応する量を薄く伸ばします。

あとは素早くスパチュラでステンレス線に巻いていきます。水をつけながらやると心材のファンドにもなじむし、接着剤にもなじみやすくなります。下記の画像はちょっと水をつけ過ぎて形は悪くなりましたが、ステンレス線になじませるという一番大事なことはできたと思います。あとはカッターで削ったり、ファンドを盛ったりしながら整形していきます。

下記の画像は顔に目や眉毛を描いたもの。次くらいで体全体の画像が載せられるかも。


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最終更新:2010年02月22日 00:56
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*1 私の場合は左手