手のひらの作り方 その1

本のかわいい女の子フィギュアを作ろう!では手を木部用パテで作っていましたが、私の場合はある手程度の大きさまでならファンドで充分いけると思います。楽だといのが一番の理由です。もちろんファンドで造形すると折れやすいというのはありますが、私の中ではこの楽だというのが非常に大きく、例え折れても、間違った形でやり直しになったとしても、ファンドなら簡単に作り作りなおすことができます。*1。指にステンレス線などで、あらかじめ手の形を作り出してやる方法もあるようですが、私の場合ですが、あとで指のステンレス線がファンドの表面に出てきてしまいやりづらくなってしまい、自分には向いていないと思っています。

今回はある程度、形を作った手を基本に反対側の手を作っていきます。ファンドを下記の画像のような形に整えます。ファンドの硬さは重要で練った時にあまりベトベトしない状態のファンドを使用します*2。また、硬さは均一な状態のモノを。


今回はこのような手を合わせたような形を作ろうと思います。

逆の手を作るということで、ある程度できていた手を当てて大きさを見ています。手を上から押し込んで、指の長さの印を付けています。

印を見ながら、小さなはさみでファンドを切り込んでいきます。まずは基本となる5本の指から切り込んでいきます。


このままでは切れ込みを入れた指が太いので切れ込みを指の左右に入れていきます。この作業で指の谷間を作っていきます。*3画像では沢山入っていますが、そんなに沢山入れることはないです。ここで重要なのは手は大きめに作って、小さくしていくということです。


切れ込みを入れた余分なファンドを先端の細いタミヤのピンセットなどで取っていきます。この時に指を取らないように注意します。


あとはピンセットなどで形を整えて乾燥させます。

最終更新:2011年08月15日 22:02
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*1 というよりも、私が手を作る場合は失敗が前提です。何回か作って形を整えていく作業が前提となっているからです。慣れれば、一発で形出しも可能です

*2 水分が大目のファンドだと乾いた時の強度が弱くなってしまうから

*3 手にある水かきのような部分