「スカルプターズ・トライアウトを受けてみよう!」その6


段々と更新のスピードが遅くなってしまうのは、髪の作業が遅くなってしまっているからです。ここ何日かやった作業のことを記述するのですが、かなり迷走している内容だったりします。まぁ、失敗談ということも必要かなと思い時系列に記述していきたいと思います。
ただ、フィギュア作成において失敗というのはどうしても必要だと感じていますので、この失敗ということについていづれ記述していきたいと思います。

その2で作業した髪の作成の続きになります。だいたいの髪のイメージがつかめたので後ろ髪を作成していきます。まずは顔の後ろに貼り付けたパーツを平面にします。

平面にしたパーツに、同じく平面を出したパーツをつけたのを横から見た画像。3つのパーツが合わさった状態です。最後につけたパーツの大きさは、頭の大きさに合うように適当にみつくろったモノです。短い真鍮線を2本×2ヶ所、入れて固定してあります。

先の工程でつけたパーツに、ファンドをつけて髪の根元を作っています。画像はつけたばかりで柔らかいのでたれています。また、この工程においては真鍮線は使用しておりません。*1

乾燥待ちのあいだに他の髪のパーツを先に作成しておきます。まぁ、先に作ると失敗することも多いのですが、あとで芯材にはなりますので先に作業を進めておきます。

先に作りだした髪のパーツをファンドとステンレス線、あるいは真鍮線などで固定しておきます。細いパーツが多いですので、ファンドだけでは強度がでないと思いますので、真鍮線などを通して固定してください。

次に後ろ髪を作成しつつ前髪を作っていきます。下記の画像が最初につくった前髪です。ファンドで簡単に作ってはみたのですがどうやら失敗のようです。

ちなみに前髪の裏側のような「逆アール」を整形するにはルーター、リューターが便利です。特に下の画像の丸いビットは便利だと思います。

前髪は画面左側の方も角度、長さなどが気に入らなかったので、切断してステンレス線を入れています。

画面右側の方の前髪にもステンレス線を入れていきます。イラスト通りの本数を入れたのですが実はこの作業で失敗しております。画像では9本入れたのですが、あとで狭過ぎると判断して、7本にしてしまいました。

失敗した画像。髪の間が狭いため、あまり面白みのない単調な感じになってしまった。また、一部の髪のパーツは角度が下を向きすぎていたので顔に当たることに。見えにくいかもしれませんが画像に鉛筆で書いてある前髪の範囲をまた全て切り落としました。

イラスト通りの本数なら上記の画像になるのですが、どうしても強度という点からある程度、太くしないといけないので、こうなっていると理解しました。この対処としては前髪のパーツの本数を減らすことだと判断して、減らしたのが下記の画像です。今回の記述でも分かるように前髪を3回ほど作り直しています。*2




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最終更新:2010年02月22日 01:22
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*1 柔らかいファンドの時に真鍮線を使用しても無意味だからです。つけたファンドが落ちるのを防止するくらいには役にたつかもしれませんが

*2 実はもう一回、やり直した箇所があるので計4回作り直しています