折れ修正 その1

足の角度が気に入らず、関節で切断し瞬間接着剤でつけてみても、いつの間にか折れていたことはありませんか?私がファンドで造形したてのころは、いつもこの問題に悩んでいました。それで、悩んだ末の結論ですが、力の掛かる足などの接着には、瞬間接着剤だけではファンドをつけることは難しいということです。今回は完全硬化したファンド同士を接合する方法です。


折れた足を少しだけ削ります。今回の場合、接着剤で接着していて、たいした凸凹がなかったため、接合面での調整はしませんでした。この時の削りは外側の周りを少しだけ削る感じです。

それぞれの足に真鍮線を通すための穴を開けています。ルーターでやるのが一番ですが、ルーター本体が違う足に当たってしまったため、1mmのハンドドリルで穴を開けています。今回の場合、真っ直ぐの足ですので、真ん中に垂直に穴を入れてます。それぞれ1cmくらいづつの長さです。

とりあえず、2cmくらいの長さの真鍮線で結合してみました。適当にやった割には上手くいったようです。真鍮線を入れるのはラジオペンチのような挟む部分が大きなモノで真鍮線を挟んでゆっくりと回しながら入れていきます。

結合した状態から離していきます。足から出た真鍮線にゼリー状の瞬間接着剤を付けて再び結合します。

ある程度時間がたったら、再び離します。今度は逆側の方に真鍮線が残ったはずです。同じように瞬間接着剤を付けて結合します。この時にちゃんと足の角度などを調整してください。

削った足の周りにファンドをすり込んで出来上がりです。ファンドをすり込んでも「ヒケ」てしまうので何度か盛ってください。あるいは一度に多く盛ってください。

クラフトツール 精密ピンバイスD 74050
クラフトツール 精密ピンバイスD 74050
  • 発売元: タミヤ
  • 価格: ¥ 1,359
最終更新:2010年01月15日 02:04
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。