ディテール その1

ある程度、形が出来てきたら、ディテール(細部)を作ることになると思います。他の素材でフィギュアを作ったことがないので絶対とは言えませんが、ファンドでのディテールの造形は他の素材と比べてかなり簡単だと思います。
これはファンドの長所でもあり短所でもある「柔らかさ」と「水に溶けてしまう性質」によるところが大きいです。

まずいきなりディテールの造形をしたいと思うでしょうが、ここは一息入れて、元になる造形をじっくりと見てみましょう。ここで変なままディテールを作ってしまうと、結局、後から付け足したディテールもやり直しということになってしまいます。*1
また、ある程度元になる部分もきちんとやすり掛け*2をしときます。ここをきちんとやっとかないと、後でめんどくさくなりますので。

ここで、使用する道具は、粘土を伸ばすローラー、はさみ、カッター、定規(後ろが透き通るプラ状の定規。別に長くなくてもいいです。小学校の時に使用した3角定規でも、分度器でも可)です。

最初にやることはファンドをローラーで薄く伸ばすことです。私の場合ですが、適当に10cm位×1~2cm位の長方形の状態に伸ばします。
薄い状態ですが、かなり薄くするファンドと、その一歩手前の状態のファンドをそれぞれ2、3個作っておきます。*3かなり薄くするとローラーで伸ばした後で剥がす時に表面がゴワゴワの状態になってしまいますが、別に問題はありません。もう一種類の薄いファンドはゴワゴワになる状態の一歩手前の薄さに留めておきます。それよりも厚いと使いづらいと思います。
その薄くなったファンドをとりあえず乾燥させて、いったん硬化させます。


あとは暇な時にでも記入していきます。
最終更新:2012年03月10日 19:05
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*1 一応、記入していますが最初の頃はそんなこと分からないと思いますが

*2 紙やすりで400番くらい、電動ツールでのスポンジやすりなら240~320番の整形・表面仕上用

*3 とりあえずはかなり薄く伸ばしたファンドを作ってもらえばいいかと思います。