資料

資料の見方

2次元*1を立体化するにあたり、いろいろな資料を見ながら作業をすると思います。

それらを参考に立体化していくわけですが、現実はなかなか上手くいきません。資料は参考になるは当然ですが、多くの嘘や矛盾もあるからです。

© 今野緒雪/集英社・山百合会2

上記のように顔の設定で横からの画像があったとします。この通り作ってしまうと、猫背のような格好になってしまう事が多々あります。このために首の位置は資料より前に持っていくわけですが、このことにより耳の位置、前髪の厚さ、後ろ髪などが設定と変わってきます。

また、リアル系のキャラクター*2を立体化するとそれほどでもないのですが、イラストや設定の通り作ってしまうとおかしな感じになってしまうこともあります。ただ、それがイラストレーターの味だったり、キャラクターの特徴であったりとここら辺りの取捨選択は造形の経験を積んで慣れていくしかないと思います。
最終更新:2010年01月11日 16:28
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*1 この場合はアニメやゲーム等の一般的な目の大きなディフォルメされたキャラクター一般のことを指します

*2 この場合は3次元に近いようなキャラクター