ある程度、本体が出来上がってきたので、スカートを作成していきます。本体をしっかり作っておかないといけないのは、本体が変わってしまうと、あとでスカートの大きさなどを変えなければならず、めちゃくちゃ大変になるためです。私の考えですが、本体の大きさなどが変わってしまった場合、スカートを作り直した方が早いと思います。
まずは、だいたいのスカートの長さ、大きさをイメージして本体に印を書いていきます。まぁ、ちょっとぐらい大きめの方がいいと思います。あとで付け足すのがめんどくさいので。ただ、あまり長いとスカート自体の角度などが変わってしまい、形が変わってしまうことを注意してください |
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次に本体に対応した大きさのファンドを伸ばします。下記の画像はハサミで適当に大きさを揃えたもの。本来なら厚さはあまり薄いのはいけないのですが、今回は1mm以下になっております。何故、薄くなったかといえば、あまりファンドを使わずに伸ばしたという単純な理由です。ただ、薄いおかげで、ファンドの乾きが早くなる、スカートの整形が楽になる、巻いた時に重なった部分が厚ぼったくなくなる。という良い効果もあります。 |
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イラストを見ながら、本体に巻いていきます。重なる部分に筆で水を濡らすと接着が増します。また、余分な部分はハサミで切ったりします。 |
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スカートがある程度、乾いてきたらハサミでスカートのプリーツに当たる部分に切れ目を入れていきます。今回は資料があまりなかったので、適当に入れてあります。 |
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あとはイラスト通りの形にファンドを整形して乾かします。この時、スカートは本体に差し込んだままで乾かしてください。そうでないとヒケて、スカートが入らなくなってしまうためです。そして、乾いたファンドにイラストを見ながら印を描いていきます。余分なファンドをハサミやカッターで切っていくためです。この時は十分に乾いていないと思うので、あまり強度はない筈ですので、カッターで切る時には無理に力を入れないでください。また、刃を入れる時は入れる角度や力を考えて入れてください。 |
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次にプリーツの間の空間にファンドを練りこんでいきます。この時のファンドは水っぽい柔らかいファンドです。また、先にスカートの部分には水を筆で濡らしています。ファンドを練りこむときには利き手の逆の手の人差し指などを使って裏から当てるとやりやすいと思います。 |
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大きく開いた空間には薄いファンドを張り合わせていきます。この時に使うファンドは固いファンドではなく、若干柔らかいファンドです。下記の画像はスカートの空間の大きさに合わせた薄く伸ばしたファンドです。 |
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次にスカートの開いた空間に先に伸ばしたファンドを当てていきます。スカートの部分には筆で水を塗ることを忘れずに。そしてスパチュラでファンドをスカートにくっ付けていきます。 |
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最終更新:2010年02月22日 01:05