折れ修正 その2

今回は手の指や髪の毛などの細い部分の折れを修正していきます。
細かい部分の折れの修正ですが、普通にファンドを足しても、その部分に瞬間接着剤を付けてからファンドを足してもあまり良い感じにはならないと思います。ヤスリ作業やカッターで削っている最中にポロリと取れてしまうことが多々あると思います。

一番効果的な方法は折れないように注意をするということなんですが、今回はこの方法は見送りたいと思います。

まずは折れた箇所をカッターなどで大きく削ります。*1指が途中で折れたのであれば、その付け根の部分を少し削る、または大きく削るような形で2~3mm以上の平面が出るように削ります。

その面に0.3mmのピンバイス(ハンドドリル)で穴を開けていきます。穴の深さは2mm以上あればいいと思います。

次に0.2mmのステンレス線をそれぞれ折れた箇所に対応した長さでニッパーなどで切っていきます。細いので切りづらいかもしれません。切ったステンレス線をピンセットなどで持ち、瞬間接着剤をつけます。

折れた箇所にステンレス線を差し込んで、硬化するまでしばらく待ちます。硬化したのち、指や髪に対応した形にステンレス線を曲げます。この工程で結構、失敗します。よく表面にステンレス線が出てしまうことが多いです。原因は穴を開けた位置がそもそも間違っていたということも。

形が決まったら、出ているステンレス線に瞬間接着剤を少なめに全体につけます。ステンレス線が出ている面にも瞬間接着剤を付けてください。
柔らかいファンド*2を利き手の反対の方の手のひら*3で少量分、スパチュラで延ばします。

薄く延ばしたファンドを瞬間接着剤をつけたステンレス線に巻いていきます。この工程はすばやく行ってください。
瞬間背着剤と水は相性がいいので、ファンドはなるべく水気があるファンドを使いましょう。または、スパチュラに水をつけつつ巻いてください。薄いファンドならすぐ、硬化すると思います。あとはファンドを薄く盛ったり、削ったりして折れた箇所を修正していきます。


このページとは別に指の修正をいづれ載せたいと思います。
最終更新:2009年10月04日 21:08
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*1 折れた箇所からもできますが、今回記述する方法が一番楽な方法だと思います。

*2 ここでの柔らかいは水っぽいファンドという意味です

*3 私の場合は右利きですので左手の手のひら