やすり作業において、一番重要なのは、無駄な削りはしないということです。作りたいと思っている形をイメージしながら、作業するということです。その造形が持っている本来の形ではないのにもかかわらず、
カッターで削っていたり、やすり作業をしても無意味です。また、後で
ファンドを盛り付けることになるからです。
ただ、これが非常に難しいといえます。頭の中のイメージや、
資料を元に立体に起こすと思うのですが、この変換作業がどれだけスムーズに行えるか、作業が早いか遅いかの境目になる気がします。
表面処理ややすり作業はファンド造形で一番、めんどくさい作業ともいえます。それほどメインの作業になると思います。よって、少しでも楽に作業できるように色々と道具を工夫しております。
私の場合は
逆作動、逆作用ピンセットを利用しております。ただ、これでも挟む力はあまりないので、小さなクリップを利用しております。
ピンセットの先に紙やすりを挟むのですが、それを補助するための薄いプラ板(別にプラ板でなくても家にあるモノで十分。部屋の中のそこらじゅうに転がっていると思います。)を一緒に挟んでいます。接着などはしてはおりません。
最終更新:2010年01月13日 09:49