ウィリアム・ホルモン

ウィリアム・ホルモン


ifの外伝章「竜の血がもつ宿命」、及び異伝章「盗賊アンナ」に登場する敵ユニット。
クラスは二人共バーサーカー。封印のマギー・ローズから続くFEシリーズお約束の蛮族であり、
カンナの住む秘境の隠れ里に突然登場、竜の姿のカンナを捕らえようと襲いかかってくる。
顔グラは、ウィリアムがピンク髪のモヒカンでキス顔、ホルモンは金髪の坊主刈りでたらこ唇。
マッチョメンで、肩にタトゥーなのかボディーペイントなのかハートマークが入っており、ソッチ系を思わせる。

冒頭で秘境の隠れ里に突然登場などとしれっと書いたが、これがまずおかしい。
秘境は通常発見されるものではなく、実際秘境が戦場になる外伝の敵は全て透魔兵で構成され、
人間の敵が登場する外伝は、子世代ユニットが秘境を抜け出して辿り着いた普通の戦場で行われる。
同章の敵も当初透魔兵しか存在しないのだが、9ターン目に増援として彼らのみが登場。
外伝敵将のほとんどはキャラ説明で辺境の悪党とされる中、彼らは正体不明の狂戦士とのこと。
竜は神であり、それを捕まえて神を超えるなどと語る彼らは本当に何者なのだろうか……。
ちなみに勝利条件は敵全滅であり、彼らが登場する前に終わる可能性は十分あり得る。全軍、ゆるりと進撃せよ

ifの外伝敵将の仕様でステータスと武器は可変。捕獲可能な敵将の一人でもある。
二人共HPの個人成長率が非常に高く、親がシャーロッテのフォレオを除けば全キャラ最高で、
デフォルトのバーサーカーなどでは成長率が100%を超え、一気に2上がる可能性がある。
他はウィリアムは力・技が高く、ホルモンは速さ・守備が高い点が違い。
兵種以外のスキルは持たない他、他の仲間はもちろん、この二人の間にも支援が発生しないのは残念。

DLCの「盗賊アンナ」にも登場。
今まで二人組や双子といった言葉を避けてきたのはこれが理由で、このマップでは彼らの更なる兄弟、
フランク・ブリスケット・ハム・テイル・ランプ・リブ・サイ・チップ・ラウンド・ロイン・ネック・タンが登場する。
前半六人がホルモン、後半がウィリアムと同じ見た目。ホルモンに寄せたのか、全員名前が肉の部位である。
ここでの彼らはしぶとい心、鍵開けなどのスキルを持っているが、全員捕獲不可。
これだけでも十分優遇されている(?)が、DLCでは自軍ユニットが戦闘時に一々喋る仕様上、
何人かは彼らの容姿をいじっている。主な内容は同じ顔が大量にいることと、雪の中で半裸であること。

前述の通り、ウィリアム・ホルモンはお約束の蛮族の中でもかなり攻めた姿だったが、
この枠は彼ら以降しばらく登場せず、エンゲージで久々にテッツィ・トッツィが登場したものの、
髪型や口調こそそれっぽいとはいえ、初代のマギー・ローズと比べてもかなりマイルドな姿になっている。
所謂ポリコレの時代、FEシリーズも同性愛に対して寛容な姿勢を示しているように思われるが、
彼らのような同性愛者を笑い者にしていると捉えられかねないキャラの登場は、今後難しいかもしれない。
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最終更新:2024年05月19日 17:58