ディーン

ディーン

外伝

外伝に登場する剣士。クラスチェンジで魔戦士に。
いわゆる完成品タイプのユニットで、非常に高い初期値と強力な武器を持つ。
しかし初期から活躍し続けたセーバーと比べられるとやや厳しく、そうでなくても剣士系の多いセリカ軍では持て余してしまう。
完成品ゆえの成長率の低さも「成長の楽しみが無い」と取られがちで、いまひとつ人気が無い。
前任の3剣士がへたれたらor気に入らなかったらどうぞ、というレベルだろうか。

盗賊王ギースの配下の一人で、盗賊団の根城へと続く、砂漠の北部ルートを守備している。
もともと彼はギースを疎ましく思っており、いずれ契約を反故にしようとしていたのだが、南部ルートを守備する魔道士ソニアの動きが読めず、行動に移れずにいた。
しかしそのソニアセリカたちに討たれたことで障害が無くなり、晴れて盗賊団から出奔することになる。
その後、ギースを倒したセリカと接触。借りを返すべく、仲間となった。

「砂漠の北」に進軍した場合、彼の率いる傭兵部隊が相手となる。
緑地を進む本隊と砂漠を越えてくる分隊とで襲ってくるが、分隊側の進軍速度が遅いため各個撃破がしやすくなっている。
「砂漠の南」で魔女たちの相手をするよりもはるかに楽であることなどから、どちらに進むか悩んだ末にディーンを倒すことを選ぶプレイヤーが多いとか、そうでないとか。

終戦後は名刀「勇者の剣」と共に姿を消す。
新たな戦いの日々を求め、南の大陸に渡ったとも言われている。
その南の大陸がどこなのかは不明。ちなみにアカネイア大陸は東らしい。
剣士達の中では唯一、ジェシーの王国建設に協力しなかったことになる。

もしかしたら、外伝におけるナバール系は彼なのかもしれない。

Echoes

見事な角刈りだった外伝から一変、紫の逆立った髪型に。
設定資料集「バレンシア・アコーディオン」では本編では1ミリもわからない彼の出自について語られている。
それによると、ソフィアの軍人の家系に生まれ、地方領主の娘とも婚約を交わすなど元々は幸福な人生を歩んでいたらしい。
しかしある時領主の屋敷が襲撃され、自身の左目と婚約者を失った後、復讐のために領主の家に伝わる勇者の剣を手に取ったという。

「出撃準備」で魔防の低いユニットを出撃させない選択肢が取れるようになった事、
ソニアが転移を使わなくなった事などから砂漠の南ルートの難易度が下がり、仲間にする事自体は多少楽になった。
成長率も改善され、幸運以外は全体的に伸びる。それでもソニアを蹴ってこっちを選ぶかと言うと微妙な所だが…

後日談で姿を消すのは原作通りだが、行き先は明言されなくなった。やっぱりバレンシアの南に大陸なんてなかったのだろうか。
ジェシーとは支援で親交を深めるのだが、結局今回も砂漠の新王国には関わらなかったようだ。

トラキア776

トラキア776に登場するトラキアの元竜騎士。
忠誠を誓うアリオーン王子の密名で軍を脱走、その婚約者であるターラ市長リノアンを護衛するため妹エダと共にターラ傭兵団へ参加、帝国の圧迫を受ける彼女を支え続けた。
彼女からは崇拝にも似た信頼を得るまでに。
エダに言わせればわがまま、リノアンから見ると誰にも屈しない強く優しい男という評価だが彼の自由っぷりはアルテナ王女の前でも変わらない。何時いかなる苦境にあっても同じであろうと思わせる天然のタフガイ。
EDから数年後、突如として新生トラキア王国の竜騎士団長に就任する。

歴戦のDナイトだけあり即戦力クラスの能力を誇っている。特に守備の初期値は上級職でも屈指。
低いはずの運ですら、エダとリノアンからの支援(異例の30%!)でカバーしてお釣りが来る程である。
追撃必殺係数も高く、空振りしようが竜から降りようが、何一つお構いなしで敵を蹴散らしてくれる。
彼専用のドラゴンランスを持たせたら最後、彼は問答無用の捕獲職人と化す。
たとえ万が一失敗しても、再行動の可能性が残されているのも有難い。

余談だが、彼はシリーズ5作目にしてようやく登場した初の「自軍男性竜騎士」である。(前作のアリオーンも最終的には味方になってくれるが、彼は同盟軍・NPC扱い)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 外伝
  • トラキア776
  • キャラクター
  • Echoes
最終更新:2024年11月10日 15:20