箱田真紀

箱田真紀

箱田真紀(はこだまき)は、Gファンタジーにて暗黒竜と光の剣をコミカライズした漫画家。
1993年4月号から1999年2月号まで連載されて完結。

元祖暗黒竜を元にしたとは思えないほど綺麗な絵と魅力的なキャラでファンを掴みとった作品。
オグマとナバールの出会いや、ガーネフの呪いをマルスが受けるといった展開を始めとして、敵の魔道士がガーネフの刺客として出現し、
アベルがとても注力されていてアベルミシェイルの関係やアベルカインの確執、
最後はショーゼンとの戦いでアベルを失ったカインがオリジナルの敵クラウスを倒す見せ場があると言った具合。
読み切りでジュリアンリカードの出会う話や
外伝の読み切り(リュートが主役)も描いている(単行本未収録)。

ただ決戦の場所がアリティア城(ゲームのシナリオで言うとスターロード・マルスまで)だったり、
剣がファルシオンに変化してモーゼスを倒したりと、なんだか打ち切りっぽい終わり方をしていた。
オリジナルの部分が重荷になって結果的に力尽きてアリティア城奪還で終わったという向きも。
人気キャラチキ登場章まであと少しだったのが作者も心残りだったのか、締めにチキのイラストが描かれている。

漫画版で一番の語り草はあのマチスを美形に描いたことだろう。まぁバカなところは変わらないのだが、
マルスに「あなたの様な軍師がほしかった」と言わせてマルス軍初代軍師になっている。
紋章の謎をプレイしていた場合かなり差が激しいが、
紋章の謎が発売される前にマチスが登場したおかげで余計にギャップが広がってしまったのが原因の様だ。

後書きでは、連載期間中に発売された紋章の謎聖戦の系譜を楽しんでいる様子が報告されている。
キャラを変なあだ名で呼んでしまうのが癖なのだとか。

関連【アベル】【マチス

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最終更新:2024年09月12日 13:23