アヴァイラー・アイラン・キラヴァナ・ハナヴァイラーイ・モナンガ・ヨナチラー・チナナカルプカー
avairaa airan kranvana hanavairaai monaqqa yunatraa kinanakarpokaa

ちびキャラのヨナチラー
(ハナヴァイラーイ22世)
王家 チナナカルプカー家
在位期間 1681 - 1709年
(28年間)
生年月日 1663年3月7日
出生地 ヒューヴル王国
チナマッカ諸島
シルイシルイ島
居城 シロッカンマル宮廷
ハナヴァイラッカン城
シルイシルイクーラマッカン城
マニマーランダーサルーマナッカン城
称号 初代シルイシルイ公爵
チナナカルプカー
あだ名 ハナちゃん
ヨナちゃん

 ハナヴァイラーイ22世・ヨナチラー・チナナカルプカー(avairaa airan kranvana hanavairaai monaqqa yunatraa kinanakarpokaa)は第144代ヒューヴル女王(アヴァイラー)。元シルイシルイ島領主。
 最初に不死技術を適用したヒューヴル人。
 近現代ヒューヴル女王としては珍しく在位中に戦争を経験した人物として知られ、ジエール・サーヴァリア戦争では少数の漁民指導者に混じりシルイシルイ島の領主として私兵を動かし、サーヴァリア軍と戦った。
 エルトリア王国の保護国になることを決断し、ヒューヴル王国を観光立国として存続させた。

生涯

生い立ち

 1663年、ヒューヴル王国の中心地チナマッカ諸島のシルイシルイ島にあるシルイシルイクーラマッカン城でチナナカルプカー家の長女として生まれる。
 幼少期のヒューヴルはちょうどゴルギア戦争が終わった後で平穏であった。当時はジエール帝国連邦の統治下でありヒューヴル王国は技術啓蒙に消極的であったため劇的な生活の変化は見られなかったが、チナマッカ本島にあるヒューヴル最大の都市チナマッカやチティヴァンダーサルーム島の都市シャナスンでは少しずつ帝国連邦の技術供与により近代化が行われていた。

英才教育

「えれ・だず・びょーる・ゆ・り・さーゔぁりあ」 ――エミュンス語を学習するヨナチラー
 幼少期から様々な学問を教え込まれた。特にシャーンダートラール信仰やヒューヴルの歴史についてを深く学んだ。
 また、当時のアヴァイラーのプイナール65世から直接政治学を学ぶ。
 1675年頃からシンテーア人教師を雇いエミュンス語を学び始める。この他にヨナチラーのために複数の外国人教師がシルイシルイクーラマッカン城を出入りしていたと考えられる。
 1679年にダーケフオス危機が発生。これにより当時の宗主国ジエールはヒューヴル開発の予算が組めなくなり技術発展が停滞。この頃には既にヨナチラーがアヴァイラー(ヒューヴル女王)に推挙する話が上がっていた。

 1680年、レーウス経済戦争が勃発。貿易はほとんど行われていなかったため、ジエールのリュイン安誘導の影響はあまり受けなかった。この頃にはヨナチラーはレーウス情勢をある程度知っており、宗主国以外ではエルトリア王国の動向に着目していた。

即位

「迷い霊をシャーンダートラールに送り届けるように国際社会で迷子になった王国を導いてゆきたいのじゃ」 ――アヴァイラー即位祭の挨拶にて
 1681年、ヨナチラーは144代目アヴァイラーに即位し、名をハナヴァイラーイ22世とした。
 即位したこの年、ジエールはエルトリアにヒューヴルの売却交渉を行っていた。
 ハナヴァイラーイ22世は状況次第ではヒューヴルの元首として国際社会に自身の声明を発しようと考えていたが交渉がすんなり妥結したため、事を荒立てないためにも沈黙した。宮廷では積極的に国際社会に参加すべきと主張する派閥もあったが、これを無視した。

ミフィエ6世との対談

「わらわたちの惑星の海はとても静かじゃ。テーブルの上の陰謀に疲れた貴族たちの疲れを癒やすにはちょうどいいのじゃ」 ――観光地としての有用性をアピールするヨナチラー
 1683年、当時のエルトリア女王であるミフィエ6世と対談。ハナヴァイラーイ22世はエルトリアの支配を受け入れることを伝え、ヒューヴルが観光地として有用であり反乱や独立運動を起こさないほど平穏な国であることをアピールした。ミフィエ6世は観光地としての可能性に深く頷いた。

功績

  • エルトリア王国の保護国になることを選んだことで、犠牲を払うことにはなったものの自国の伝統と王権を存続させることに成功し、観光立国として活躍することを可能にした。

批判

  • 国内で貧困層を中心にサッコリャルによる薬物乱用が社会問題になったため、ハナヴァイラーイ22世は4度にわたってサッコリャル取締令を発したが有効な抑制手段にはならなかった。見かねたエルトリア王国公衆衛生局が介入執行したことでようやくサッコリャル窟が大量に閉鎖され、ハナヴァイラーイ22世は国内外から批判されることとなってしまった。

人物

 のじゃオバ。
 おそらく古い宮廷ヒューヴル語を使うため、宮廷の文官でさえたまにヨナチラーが何を言っているのかわからないことがある。
 穏やかな性格で怒ることはめったにない。怒るというより諭す感じなので怒っても怖くない。だからと言って調子に乗っていると護衛の武官に引っ捕らえられるので注意。
 舞踊が滅茶苦茶上手い。実はブレイクダンスができる。

 年齢的にはかなりのおばあちゃんなのでワイワイガヤガヤした喧騒はあまり好きではない。好きな場所は砂浜。
 権力がそんなに好きではないのでよくお忍びで平民の家に宿泊したり、海外旅行(宇宙旅行)に行っていたりする。困っている人を見たら放っておけない性格で、それのせいでサッコリャルの密輸に関与しかけたことがある。
 割とどんな人とでも仲良くできるが、落ち着いた場所じゃないと嫌なので友達として交友関係を持つのはそういう落ち着いた感じの著名人が多い。

 趣味は砂浜に寝っ転がって太陽に雲がかかるまでタリシャール酒をチビチビ飲むこと。

交友関係


ツァイヴァ3世

 ツァイヴァ主義を知って感銘を受け、ヒューヴルの未来を導いた人物として尊敬している。
 その憧憬のあまりツァイヴァ3世の真似をしようと悩んだほど。
 当のツァイヴァ3世は元アヴァイラーであるハナヴァイラーイ22世に半ば崇拝のような尊敬の眼差しを向けられて困惑しているところがある。そこまで偉大ではなく、買いかぶり過ぎであるとツァイヴァ3世は思っている。パリピだし色々と爛れたところあるし……

ミフィエ6世

 とても仲良し。外国の著名人の中でトップクラスに信頼している。
 出会いは1682年、エルトリアとヒューヴルの対談の席である。
 ミフィエ6世はリゾート地が好きだけどそんなにパリピしていないということもあって、とてもヒューヴルの風土を気に入り、定期的にヨナチラーと一緒にヒューヴルで遊んでいる。

ドロアール12世

 まあまあ仲良し。
 膨大な知識を持つ彼女との有意義な対談はヨナチラーにとってもありがたいものらしい。フリル盛りだくさんでは動きづらいのかヒューヴルに来てくれることは稀。ドロアール12世とはエルトリアで会うことの方が多い。
 会う度にゴスロリ服を着せられる。コルセットでお腹をキュッと締められるのがヨナチラーはどうしても苦手らしく、いつも帰り際に「普段から着ておくと馴染むものよ」と言いながらドロアール12世がたくさん服をくれるがコルセットが嫌なので帰っても着ない。

関連項目


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最終更新:2022年10月21日 19:59
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