アクース連合の派閥一覧とは、アクース連合の政治における派閥組織や派閥結社などについて述べたものである。政党と呼ばれないのは、議会は存在しないので、厳密には政党は存在しないからである。しかし、自らを政党と呼ぶ組織は存在する。
 ダガー(†)で表記されているものは、現在は存在しない派閥を表す。


一覧

エメルダ系

 アクース連合の設立に大きく関わったセツ・エメルダが指導していたエメルダ派から派生した派閥。

エメルダ派†

 思想:産業労働主義、エメルダ主義
 活動年:1732~1790
 革新|――■――|保守
 穏健|――■――|過激
 平等|―■―――|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|――■――|経済
 アクース内戦開始直後にセツ・エメルダが結成し、指導した派閥。超党派としてのあり方に近く、多くの人物が入派していた反面、内戦後は派閥内での団結力や政治的統一力に欠けていた。第二次宇宙大戦後に解体された。

エメルダ左派

 思想:宗教倫理的産業労働主義
 活動年:1790〜
 革新|―■―――|保守
 穏健|―■―――|過激
 平等|■――――|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|―■―――|経済
 エメルダ派の後継を自称する派閥の一つ。旧エメルダ派の中でも穏健派・左派人物が結成した。一般に内外にエメルダ派の正統な後継派閥として認められている。
 著名な人物として、総議長を務めたセーギャ・パフールなどがいる。

エメルダ右派・民族派

 思想:親ニーネン主義・愛国主義
 活動年:1790〜
 革新|―――■―|保守
 穏健|――■――|過激
 平等|――■――|権威
 内政|――■――|外交
 福祉|―■―――|経済
 エメルダ派の後継を自称する派閥の一つ。旧エメルダ派の中でも過激派・右派的人物が結成した。タシュトヘム的な民族主義の影響を受けており、概念としてのアクースの存在を認める。過激派といえども基本的にはエメルダ左派と張り合う穏健な派閥である。
 著名な人物として、戦前に総議長を務め、戦後もキングメーカーとして国政に多大な影響を与えたファルセーヤ・ヴァユスなどがいる。

フダレン系

 エメルダが亡命している間に知り合ったヴァルエルク人のレフルオス・フダレンが形成した思想。

フダレン派・新体制派

 思想:大革命主義
 活動年:1736~
 革新|―■―――|保守
 穏健|――――■|過激
 平等|――■――|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|―■―――|経済
 フダレンの思想は、「革命以前の退廃的な空気は、文化的なものにおいても刷新する必要がある」というもので、極めて過激なものであった。フダレン自身がアクース連合の成立に大きく関わったもので、派閥としては最も古くあるもののうちの一つであるが、その過激さから、それほど人気を得たことはない。

加速主義系

 イェッジカワード共産主義の影響を受ける派閥。

加速主義派†

 思想:イェッジカワード・エメルダ主義
 活動年:1733~1748
 革新|―■―――|保守
 穏健|―――■―|過激
 平等|――■――|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|■――――|経済
 内戦中に大きな支援を受けたグロスクロイツ社会主義共和国連邦の支援を受け、成立した派閥。しかし、産業労働主義を取り込み勢力拡大を目指すと言う独自路線を掲げたが、これが気に入られず、グロスクロイツから解体を命じられた。

大アクース大衆人民運動

 思想:イェッジカワード無政府主義
 活動年:1736~
 革新|■――――|保守
 穏健|――――■|過激
 平等|■――――|権威
 内政|■――――|外交
 福祉|―■―――|経済
 イェッジカワード共産主義の影響を受けながら、それを曲解した大衆運動が元となった派閥。イェッジカワード共産主義の強権的思想は退けながら、その経済的な考え方や手法はそのまま受け継いでいる。また、大衆運動であるため、国際主義的でありながらも愛国主義的な主張も行う。

第二次加速主義派

 思想:イェッジカワード産業労働主義
 活動年:????~
 革新|―■―――|保守
 穏健|―――■―|過激
 平等|―――■―|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|―■―――|経済
 グロスクロイツの主張を無視し、加速主義派の独自路線を受け継いだ派閥。産業労働主義に、イェッジカワード共産主義の強権思想や絶対的計画経済などを実現しようとする。グロスクロイツからは完全に見放されているが、国内では稀に支持を集める。

アクース連合共産主義加速党

 思想:イェッジカワード共産主義
 活動年:????~
 革新|■――――|保守
 穏健|――――■|過激
 平等|――――■|権威
 内政|――■――|外交
 福祉|―■―――|経済
 加速主義派解体後、グロスクロイツが先導して結党した。断固としたイェッジカワード共産主義を掲げるため、政党を名乗っており、国内で最も過激な政治結社のうちの一つ。第二次アクース革命をイェッジカワード共産主義の一つのステップと見做し、更なる革命が必要だと解き、自らをその為の前衛党だとする。

超越アクース主義系

 狂識の時代に勢力を拡大した派閥。産業労働主義すらも結局は経済的な面で資本主義の手法に囚われており、資本主義のステップを高める必要があるとする。

超越アクース主義派

 思想:超越アクース主義、超越資本主義
 活動年:1790~
 革新|■――――|保守
 穏健|――――■|過激
 平等|――――■|権威
 内政|―――■―|外交
 福祉|――――■|経済
 資本主義を高次のステップに導くために、倫理によって制限されている研究を推し進め、その先のユートピアを目指すという独特の思想を持った派閥。国政に与える影響力はほとんどないと言っていい。

現代魔術派†

 思想:超越アクース主義、現代魔術主義、反エリート主義
 活動年:1845~1877
 革新|■――――|保守
 穏健|――――■|過激
 平等|――――■|権威
 内政|――■――|外交
 福祉|――――■|経済
 超越アクース主義派からの分派で、現代の技術は古代の魔術と最早変わらなく、魔術的研究に基づいて資本主義を高次のステップに導こうという派閥。狂識の時代には総議長を輩出した。

イェスカ主義系

 アクース連合成立後、イェスカ主義は政治的に近い思想とされ、研究が盛んに進められた。彼らによる派閥である。

エメルダ・イェスカ派

 思想:イェスカ産業労働主義、左翼ナショナリズム
 活動年:????〜
 革新|―■―――|保守
 穏健|―――■―|過激
 平等|――■――|権威
 内政|―――■―|外交
 福祉|―――■―|経済
 国内で最初に発生したイェスカ主義派閥。ファルトクノア的イェスカ主義・ファルトクノア社会行動党の影響を大きく受け、左翼ナショナリズム的な主張を行う。ファルトクノアの政党である反クレストル退役軍人連合会と連携をとることがある。

イェスカ主義産業労働党『連帯』

 思想:原ユエスレオネ主義、ファールリューディア宣言
 活動年:????〜
 革新|■――――|保守
 穏健|――■――|過激
 平等|―――■―|権威
 内政|―――■―|外交
 福祉|――■――|経済
 エメルダ・イェスカ派からの分派で、イェスカ主義の研究が進んだことにより、ユエスレオネ社会党やユエスレオネ主義に影響を受けた政党。エメルダ・イェスカ派はとは厳しく対立する。

海外思想系

 アクース連合成立後、海外の思想の研究が進んだことで成立した派閥。

管理主義運動人民セクター

 思想:管理主義
 活動年:????〜
 革新|―■―――|保守
 穏健|―――■―|過激
 平等|―■―――|権威
 内政|――■――|外交
 福祉|―■―――|経済
 ジエール帝国連邦管理主義に影響を受けた派閥。学者独裁と完全コンピュータ計画経済の実現、ジエールを筆頭とする、レーウス宙圏との積極的な交流を唱える。国内では独特な主張を行う派閥として考えられている。

サクトマンク民主派

 思想:サクトマンク主義
 活動年:????〜
 革新|―■―――|保守
 穏健|■――――|過激
 平等|■――――|権威
 内政|―■―――|外交
 福祉|■――――|経済
 ニーネン=シャプチサクトマンク主義、とりわけプナウ=ジェクチ党に影響を受けた派閥。穏健であるが、時にエメルダ左派よリベラルな主張を行う。政治的主張ではエメルダ左派と、親ニーネンという観点でエメルダ右派と連帯をとる。

リドーシャ自由政治連盟

 思想:リドスウニファ主義
 活動年:????〜
 革新|■――――|保守
 穏健|――■――|過激
 平等|――■――|権威
 内政|――■――|外交
 福祉|―■―――|経済
 全シルア労働者連盟リドスウニファ主義に影響を受けた派閥。産業労働主義は不完全であるとし、完全なボトムアップ提案式経済を実現した労働連合「リドスウニファ」の実現と、シルアとのより強い団結を主張する。

関連項目

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年07月07日 10:01