基本情報 |
製造所: |
級名:リヴェーナ級航宙輸送艦 |
運用者:ユエスレオネ宙軍/ファルトクノア共和国 |
艦長:?宙尉 |
前級:なし |
次級:なし |
初戦:? |
所属:第一輸送艦隊 第一輸送戦隊 |
艦歴 |
起工:1731年8月25日 |
就役:1732年5月7日 |
最期: |
要目 |
全長 |
? |
全幅 |
? |
高さ |
? |
最大加速度 |
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機関 |
ウェールフープ加速装置 |
亜光速度 |
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ワープ装置 |
ウェールフープ転移装置 |
シールド |
・イールド及びフェンテルヴェンスによる対ウェールフープ装甲 ・基本デフレクター |
アクティブ防衛機構 |
光学メシェーラCIWS 3基 |
装甲 |
・対実弾高等反応装甲 |
レーダー |
・WP多用途レーダー ・ウェルフィセル先読レーダー |
戦術リンク |
任務総合宇宙艦船戦術準備情報リンク FELECAF |
武装 |
32ftaNo弾連装砲 3基6門 多用途WPミサイルVLS 1基12門 |
電源 |
ウェールフープ発電炉 核発電式非常用APU |
設備 |
? |
搭載機 |
宇宙戦闘仕様キートⅡ観測機 1機 |
操縦要員 |
3名 |
乗員 |
操艦要員50人 |
積載重量 |
不明 |
航続距離 |
不明 |
航宙輸送艦イェーリ(理:IEAX ierli LSV-2)とは、
ファルトクノア共和国の宇宙艦船。リヴェーナ級航宙輸送艦2番艦。
概要
命名
イェーリは、リパラオネ教の教典である『アンポールネム』において表される半神半人の娘たちに由来する。本艦が神の加護を受けつつ、人間の意思によって敵を打ち破ることを願い付けられた。
要員名簿
艦長 |
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一等乗務長 |
副長 |
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電探監視長 |
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射撃管制長 |
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航宙指揮長 |
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ニ等乗務長 |
機関長 |
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ウェールフープ専門長 |
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航空隊長 |
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警務長 |
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三等乗務長 |
糧食長 |
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医務長 |
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主計長 |
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教育隊長 |
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艦内編成
艤装
機関
初期型のウェールフープ航宙用加速装置を搭載している。
防御
イールド及びフェンテルヴェンスによる対ウェールフープ装甲によるウェールフープ防御を基本搭載し、その他では基本デフレクターを装備している他には、アクティブ防衛機構として光学メシェーラCIWSをを装備している。装甲における対実弾高等反応装甲は、後の
シュトゥーガ・システムに繋がるエネルギー相殺型の装甲となっている。
戦術リンク
任務総合宇宙艦船戦術準備情報リンク FELECAF(Felecen Erjen Lurk Elmel'd Cierjustelo Acirlan Farnenj)は、ユエスレオネ海軍・空軍の戦術データ・リンクを元に宇宙戦用に改造され、様々な他の戦術リンクとの提携を可能にした戦術データ・リンクである。本艦のレーダーはウェールフープ実体弾兵器による干渉を強く受けるため、実体弾の使用時にはモザイク状態になってしまい、対象の同定をすることが難しくなってしまう。これはミサイル兵器やアクティブ防御に際して弱点となる。この弱点を補うために他の国の戦艦のレーダー情報などからFELECAFを通してレーダー情報や射撃管制情報を共有し、再計算する。
FELECAFという名前はfelec(使命)という単語に名前語尾-afが付いたという読み方も出来るため、イェスカの船員には親しまれていた。
武装
32ftaNo弾連装砲を3基6門、多用途WPミサイルVLSを1基12門装備する。
電源
ウェールフープ発電炉を基本とするが、非常時用に核発電式非常用APUを装備する。
搭載機
宇宙戦闘仕様キートⅡを一機装備している。主に観測や偵察の様を成す。
遍歴
造艦
1731年8月25日に起工し、1732年5月2日に竣工、1732年5月7日に就航した。
アクース内戦
イェーリは当初、ヘオサフィア特殊士官学校宙艦実習艦隊に所属する艦艇であり、本来は輸送艦に相当するものであったが、後に改造が施され駆逐艦級レベルとして働くようになった。
初陣は
アクース内戦であり、新政府軍を支援する
フィラン・ド・リーリエ・ア・ヌ・フィリーラン巡査の内務省特殊介入部隊と
クラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイト少尉の惑星降下独立中隊を輸送し、それを護衛する任務を負っていた。当初は殆ど艦隊戦が起こる可能性も少なかったため、学生艦隊でも受け持てるとの判断であった。
ヴァルエルク共和国軍の
ディヴォヌオス・ノスコス・ウィノスコス中将による強襲降下作戦は大成功に帰すものの、前線を受け持ったファルトクノア陸軍兵がヴァルエルク軍所属のリヴァダー・アンドロイド兵に攻撃を受け、大きな被害を受けた。
これを救助するため一度帰還した艦隊は反転し、再上陸・回収作戦を目指した。イェーリもこれに参加したものの、アクース政府軍艦隊との戦闘に入り、苦戦。しかし、艦隊指揮官である
レシェール・フミーヤ・ファイユ宙尉の類まれなる指揮によって、急場を乗り越えることに成功した。
リスヒューメ独立戦争
リスヒューメ側(南サニス側)として参戦し、このときもイェーリは実習艦隊のまま出撃した。
1738年3月19日から始まったショトー・グンティ星系近傍の宙戦においては、グライニア艦隊を主力とする同盟艦隊と対峙し、グライニア艦隊及びメロア艦隊に巡洋戦艦1隻爆沈、巡洋艦3隻轟沈、戦艦1隻・駆逐艦3隻・輸送艦2隻小破という甚大なる損害を与えた。
このまま、艦隊は地上部隊をユリーナへと降下させることになったが、一週間ほど地上からの対宙攻撃により降下に困難が生じたが、艦に影響は出ず、1738年4月9日には降下に成功する。
1738年8月11日には、ショトー・グンティ星系基地防衛戦が始まる。リスヒューメ側としてのサポートは基地からの固定砲台による迎撃以外にはなく、
IEAX LSV-6 ファリーアと
IEAX LSV-7 クラディアが欠けた状態での対応を求められたが、難なく乗り越え同盟艦隊からの防衛に成功する。
1738年10月18日、ユリーナ航路の艦隊戦では、修理が終わったクラディア、ファリーアと合流。また、アクース及びニーネンの艦隊とも合流し、スレフィエ・メロア合同艦隊と鎬を削ることになった。
1738年11月10日~1739年3月頃まで、「ハーリタネン・ストルハ作戦」が発動し、イェーリ含む実習艦隊及びシルア艦隊を主力とする多国籍艦隊が制宙権奪還を目論むヴァルエルク艦隊を周期的に襲撃することで抑止、キャルノ星系に押し留めることに成功した。
1739年12月4日、イ・ルヴィツァー停戦条約の締結に基づき投入中の地上部隊を回収し、本国に帰還した。
最終更新:2022年08月30日 17:08