ファルトクノア共和国宙軍(-きょうわこくちゅうぐん、Iuesleone'd elminala'd acen xantvert fon chafi'ofes faltknoavenj, 略称:IEAX-CF(イーエーアーシェー・セーフェー))とはユエスレオネ連邦軍隷下ファルトクノア共和国軍の宇宙軍部門である。単に共和国宙軍(Chafi'ofesen acen xantvert)、ユエスレオネ宙軍(IEAX)とも呼ばれる。


概要

ファルトクノア共和国宙軍はファルトクノア共和国軍の宇宙軍部門であり、政治的にはユエスレオネ宙軍の一部門である。しかしながら、ユエスレオネ連邦軍の宇宙軍部門はファルトクノア共和国のみに設置されており、実質ユエスレオネ宙軍とファルトクノア宙軍は同一のものとなっている。その他の連邦加盟国の宇宙軍部門は伝統的に空軍に委任されている。

歴史

空軍時代

ファルトクノア宙軍はユエスレオネ空軍隷下ファルトクノア空軍宇宙空間特別戦闘独立中隊として出発することになった。これは、スラーン諸国とヴァルエルク共和国の邂逅以来ファルトクノア共和国は宙軍養成に力を入れており、共同統合演習を繰り返した。これにはレシェール・フミーヤ・ファイユクラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイトなどの後の宇宙戦艦イェスカの乗員となる士官候補生も含まれていた。惑星強襲や降下作戦における指揮や独立強襲輸送艦のシステム制御などを学んだ彼らは後のアクース内戦などで活躍することになった。
 1731年1月12日に第一次宇宙戦闘艦軍備増強計画を計画。1731年8月25日より、リヴェーナ級航宙輸送艦の建造を開始。

ギゼヴトラ・ZHL条約に対する外交態度

ファルトクノア共和国ギゼヴトラ・ZHL条約が後世の加盟国に拘束力のないことなどを鑑みてほぼ無意味であるという認識であり、ZHL兵器に対する危機感を募らせていた。これが動力安定化の後に軍拡へと進む方向性を位置づけた。

アクース内戦時代

アクース内戦ではファルトクノアはヴァルエルク軍のメーパ・ペズトゥーナテイ司令官によって非公式に作戦を指示され、共和国空軍は苦肉の策で、先の共同統合演習に参加していた士官学校の優秀者を集めてファルトクノア空軍ヘオサフィア特殊士官学校宙艦実習艦隊を編成し、地上軍を輸送した。しかしながら、ヴァルエルク軍の囮作戦とも言える作戦に巻き込まれたファルトクノア共和国は自立した軍事作戦を実行できないことに危機感を抱くようになっていった。

マーカス内戦時代

法執行機関としての宙軍が国外で活動している最中、ファルトクノア宙軍は自立作戦能力の獲得と基礎的な宇宙軍を超えるのために第一統合艦隊、第一輸送艦隊、惑星降下部隊、宙域防衛部隊の構成が検討された。結果的に第一統合艦隊には戦艦イェスカを中心とした艦隊が編成され、輸送艦隊の輸送艦も自国のものへと置き換えられた。宙域防衛部隊としては環境庁の特殊部隊であった「ステルシャント」がその用をなることとなった。

「自由な軍事行動機能の実現」

この時期のファルトクノア宙軍の軍事行政方針であり、以下のような問題が解決された。

解決策 解決された問題
WP式宇宙戦闘艦 燃料問題
セレスティアル・スピア 地上降下作戦における防護不十分
WHLS 占領宙域防衛用艦の不足、遠距離戦力投射
ステルシャント 本土宙域防衛用艦の不足、遠距離戦力投射
星系護援艦 占領星系防衛用艦としての開発

組織

統軍組織

☆宙軍司令部
ファルトクノア共和国建国の際に出来たユエスレオネ連邦宙軍の司令部である。
ユエスレオネ空軍隷下ファルトクノア空軍宇宙空間特殊作戦独立中隊司令部が元になっている。

☆ヘオサフィア宙軍士官学校
元空軍特殊士官学校、ヘオサフィア県に存在する士官学校。

正規宙軍

☆宙軍惑星降下部隊
元ファルトクノア空軍惑星降下独立中隊
ユエスレオネ宙軍に設置されている惑星降下、地上侵攻を専門とする歩兵部隊
海軍に対する海兵隊と同じような地位で、その死亡率の高さより「挺身戦隊」とも呼ばれる。

☆宙軍主力艦隊(第一統合艦隊)
元ファルトクノア空軍隷下ファルトクノア空軍宇宙空間特殊作戦独立中隊中央艦隊、戦艦イェスカを擁する主力艦を含む艦隊

☆宙軍輸送艦隊(第一輸送艦隊)
元ファルトクノア空軍ヘオサフィア特殊士官学校宙艦実習艦隊、輸送艦

法執行機関としての宙軍

内務省警察庁捜査六課
準軍事組織であり、航宙特殊部隊である。


☆環境庁流星災害防空特務部隊「ステルシャント」
1739年より続く「ながれぼし事件」による瓦礫の落下に対し、特設された環境庁の武装部隊。ステルシャントは"stelciant"のことであり、「星の呪文」の意味である。マーカス内戦後からは対地上侵攻軍部隊としての性格も持つようになる。

階級

階級名 説明
代表的な人物
Dzeparmerfedi'a
大将
ファルトクノア宙軍の最高指揮官であり、ファルトクノア政府宙軍省の長官を兼任するエリート中のエリートである。
スカースナ・ファルザー・エミーユ
Dzeparkynik
中将
代表的な人物
Dzeparpodzir
少将
代表的人物
Paskeffesnej'd Sviarskajt
上級大佐
宇宙戦艦の艦長のみに与えられる特殊な階級であり、独特の命令権限を持つ。
レイヴァー・ド・スキュリオーティエレシェール・フミーヤ・ファイユ(ロフィルナ・ヴァルエルク戦争時)
Sviarskajt
大佐
代表的な人物
Sviarskaxiavo
中佐
配下の複数の大隊を指揮する権限を持つ。宇宙戦艦の副長になることができる。
レシェール・ヴィール・ユレスニヤ(ロフィルナ・ヴァルエルク戦争時)、スカースナ・ハルトシェアフィス・ユーレタフ(ロフィルナ・ヴァルエルク戦争時)、ドロワサン・ドゥ・ヴェフィサイティエ
技術中佐 技官の中佐級将校。技術管理を指揮する権限を持つ。
リミアン・ド・ヴェアン・リーヴェハイト
Dzeparciflaf
少佐
配下の大隊を指揮する権限を持つ。
キャスカ・シェラフ
Dzeparpultzas
宙尉
少尉とも呼ばれることがある階級であり、配下の中隊を指揮する権限を持つ。
クラウン・リン・レヴァーニ・クラリナイトフィラン・ド・リーリエ・ア・ヌ・フィリーラン
Dzeparnefal
上級兵曹
宇宙戦艦の三等乗務長及び駆逐艦級艦隊長に与えられる特殊な階級であり、独特の命令権限を持つ。
エネーザ・ラスケン=ツェープルムアルフィア・ダサイティエ・ア・シュルト・アーンギユル・バローティエ・アラーボー
Dzeparlistarsta
兵曹
代表的な人物
Listarstaer
分隊兵
兵卒とも呼ばれることがある階級であり、兵の中では最も下級である。
ゴーシア・ドゥ・ノウヴデリエ・ゴーノウヴシアファイリア・ドゥ・カギエ・ファイカリア
Farteer
候補生
訓練中の士官や軍人を指す。
レシェール・フミーヤ・ファイユ(アクース内戦時)

艦船

艦種

艦種名(日本語) 艦種名(理語) 説明
宇宙戦艦 ALE/Alcoven la Elm-Fiume ファルトクノア・ユエスレオネ連邦宙軍の主力となる艦種である。
護衛支援艦 CSO/Celdiner SesnudO 宇宙戦艦級の戦闘主力を強襲攻撃から護衛し、有事には宇宙戦艦の代わりに交戦する護衛艦である。
星系護援艦 SCS/Stelaiumen Celdiner Sesnudo WHLS以上に広い宙域に対する防衛を担うために設計された護衛支援艦の一種である。
自律レーダー艦 FOC/Fitena Olfersafike'd Culfavlirrkh 本来、宇宙戦艦イェスカのレーダーの弱点を補うために作られた無武装の艦種である。ロフィルナ・ヴァルエルク戦争の時期になると沿星系戦闘艦として軽武装を施された。宇宙駆逐艦と解釈される場合が多い。
独立強襲輸送艦 VPT/Vonsernaver Palpten Tirkjar インテグラシオン内戦時にヴァルエルク共和国からレンドリースしたニルファイケプティス級独立強襲輸送艦に由来する。アーコロジー的な艦内生産システムが整っており、環境も良く、輸送が主任務だが強襲など戦闘をすることも可能である。ステデラフ級に改造されると艦種から抹消された。
航宙輸送艦 LSV/LurkustuSykern Vonsernaver 地上軍輸送用の輸送艦で初期は武装も非常に薄く宇宙戦での脅威評価は低かった。しかし、ファルトクノア宙軍では最も古い来歴を持つ艦種であり、その戦闘力も増強されたため歴史的意義は強い。軍事パレードにおいても先頭を走るのは本艦種である。大宇宙的には駆逐艦として認識されることがある。
試験実証艦 JSF/Jexerrten Stachy Fiurme 宙軍での制式採用以前にその能力を試験実証する目的で導入された艦船のことを言う。
工作活動艦 LDE/Lafirmet DestekEr 遠隔操作可能な小型戦闘艦である。最終的には自爆することを目的に設計されている。
宙雷工作挺 FLS/Ferleser Lurkustelen Salojcisnek 宙雷の設置と爆破処理を行う専門の小型艦艇

宇宙戦闘艦


艦隊


軍事技術

艦船装甲

地上侵攻

航宙爆雷

大量破壊兵器

冷却装置

  • 液体サッコリャル残留物冷却装置

リバースエンジニアリングによる技術

  • 第2世代ジャルトラーム砲(1793年)
  • 第3世代ジャルトラーム砲(1793年)
  • 第2世代VAMドライブ(1793年)

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最終更新:2022年08月30日 17:04
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