「クワ・トイネ公国」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
クワ・トイネ公国 - (2020/01/26 (日) 23:10:53) の編集履歴(バックアップ)
ロデニウス大陸の北東に位置する農業国であり、
日本が異世界転移後初めて接触した国家。
国民の約3割がエルフや獣人等の亜人で構成される(
クイラ王国も同様)。中世の技術レベルではあるが、政治体系は社会主義に近い民主主義を採用している。軍事力は小規模で、総兵力は予備を含めて約5万人。
大地の神の祝福によって領土全域が放っておいても農作物が生えてくる不思議な大地(しかも雑草は生えにくいという補助機能付き)になっているので、食料自給率は
100%を遥かに超えている。
このため、クワ・トイネでは水と食糧はタダ、家畜でさえもうまい餌を食べられるとまで言われる。
日本と国交を結んでからは、年間5,500万トンの食料を輸出する代わりにインフラ(鉄道、港湾、道路、水道、電気、ガス等)を輸入している。
図らずも食料輸出の継続を盾にすることで国難から救ってもらって以降、日本とは切っても切れない友好関係を築き、運命共同体となって異世界の奔流に挑むことになる。
地球にケンカを売っているかのような農業事情は書籍版で初めて判明しており、
パーパルディア皇国国家戦略局の局員が
ロウリア王国にこの国を侵略させた理由でもある。
ただし、異世界に存在しない農作物は、転移してきた国から種子なり苗なりを持ち込んで植える必要がある模様。
国名は日本人視点で見ると『鍬と稲』のぎなた読みになっており、市町村名と人名も殆ど農業に由来している(中には『
ノウカ』なるシンプルを極めた御名前の御仁もいる)。
ちなみにエルフの聖地である「神森」こと、「
リーン・ノウの森」もこの国の領内にある。
編集氏のブログにおいて、
ノグスーラに滅ぼされた北エルフ三王国のひとつである「
ミズ・トイネ王国」の家臣が建国した国であることが明らかになった。
公式Twitterによると駐日クワ・トイネ大使館は旧オーストリア大使館に置かれているらしい。大使が誰かは現時点では不明。
誰もが疑問に思うであろう、クワ・トイネ産の農作物と日本の品種改良や各種農法によって作られた農作物の味の違いについて。
まず、クワ・トイネ産は味や品質については「そんなに悪くない」といった水準らしい。
これは大変優れている土壌のおかげで、勝手に美味になるため。
ただし、人為的に美味しくするために努力した日本産には若干劣る。しかし、日本の農作物をクワ・トイネで作ると、ほぼ同じかよりおいしく育つ。
このため、作中日本の農家は現実よりも手厚い農業保護政策で保護されるであろうとのこと。
農作物を雪の中に閉じ込めて甘みを増す栽培方法などは日本にしかないため、これに関しては日本にアドバンテージがある。
また、流石にクワ・トイネだけでは日本が求める全品目をカバー出来なかったようで、他国からも食料を輸入しているとのこと。
コーヒー等クワ・トイネに存在しなかった農作物で、日本に苗等があるものに関してはクワ・トイネ国営農園にて栽培が開始されているらしい。
主な地名一覧
登場人物一覧
政府関係者
- カナタ - 首相
- リンスイ - 外務卿
- ヤゴウ - 外務局職員、日本への使節団の一員。
- ハガマ - 東部諸侯の1人。マイハーク市政のトップ。
軍関係者
- ハンキ - 軍務局の将軍。外務局へ出向の上日本への使節団の一員に。
- モイジ - 西部方面騎士団長
- パンカーレ - 公国海軍第2艦隊提督
- ブルーアイ - 海軍所属。パンカーレの側近。観戦武官としてヘリコプター護衛艦「いずも」に乗り込む。
- ノウ - 西部方面師団司令官
- ミドリ - 軍船ピーマ船長。日本とファーストコンタクトをとった人物。
- ノウカ - 公国第2海軍司令
- イーネ - マイハーク防衛騎士団長
- キース - マイハーク防衛騎士団所属
- ミーリ - マイハーク防衛騎士団本部の受付嬢。猫の獣人。
民間人
※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント
ここを編集
〔最終更新日:2024年01月16日〕