リーン・ノウの森

りーん・のうのもり

クワ・トイネ公国の一角にある、エルフたちの聖地。「神森」とも呼ばれる。そして人類再起の土地でもある。

かつて魔王ノスグーラが最初に現れた時、各種族が初めて手を取り合い、種族間連合を結成して魔王軍に挑んだが、歯が立たずフィルアデス大陸を奪われ、エルフの神が住まうというこの森にまで追い詰められた。
エルフの長老は彼らの神(緑の神)に救いを求めるが、緑の神自身にはその力が無く、創造主である太陽神に祈りをささげる。太陽神は祈りを聞き入れ、自らの使者をこの世界に召喚。太陽神の使いたちは空を飛ぶ神の船を操り、大地を焼く強大な魔導をもって魔王軍をグラメウス大陸に押し戻し、この世界から去っていった。
しかしその際、壊れて動かなくなった「神の船」があり、それはそのままこの森に残された。エルフたちは、今では失われた時空遅延式魔法をその「神の船」にかけ、宝として保存した。
それからこの世界で一万数千年の時が過ぎ、日本から来た調査団が、エルフ以外で初めてその「神の船」に対面し、その正体に驚くことになる。
この経緯から分かるように今の人類において非常に重要な場所であるはずだが、近年まではロデニウス大陸共々全くと言っていいほど関心を持たれてはおらず、魔帝への対策を重視しているミリシアルも踏み入れたことはなかった。*1

なお森自体に非常に強力な加護が掛かっており、魔なる物を退ける効果によりオーガですら兵士数人相手でも危うくなるほど弱体化するらしく、仮に本編でロウリア王国が侵攻したとしても落とすのは困難だとのこと。
関連項目
用語エルフクワ・トイネ公国の地理神の船

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過去のコメント
  • 神の船があれだったとは「御釈迦様でもご存知あるめえ」としか言えません。 -- 名無しさん (2017-12-28 12:46:55)
    • でも、お天道様はご存じだった。 ・・・と言うかお天道様の仕業だった。 - ハインフェッツ (2019-01-05 22:23:30)
  • 神の船が来た時期が正確にわかれば、この世界と地球との時間の経過の比率が計算できる。 -- 名無しさん (2018-01-05 22:01:25)
    • 一万数千年前 - 名無しさん (2024-07-16 16:29:37)
    • その計算、残念だけど意味がない。地球と新世界で「同時に」「同じ方向へ」時間が流れてるわけじゃないんだよ。召喚日本の住民が「今ごろ地球はどうなってるかなぁ?」と想像を巡らせることも無意味だったりする。 - 名無しさん (2024-07-17 08:45:56)
  • この世界と地球がある世界の時間の流れが同じとは限らない(川の流れの様に蛇行しているかも)上手く測れるか分かりません。 -- 名無しさん (2018-01-06 18:04:07)
  • ムーが元地球出身だとすると神の使いと時系列が逆転してる事になるから時間も完全に隔絶してるっぽいな - 名無しさん (2018-08-28 20:13:44)
  • リーン・ノウは農林かな? - 名無しさん (2019-07-12 20:25:14)

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〔最終更新日:2024年01月16日〕

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最終更新:2024年01月16日 19:52

*1 ミリシアルでは神の船自体は神話として軍人が知っている程度には広まっているが、バルチスタでの反応から実物の存在は把握していなかった。