アグラ

あぐら・ぶりんすとん

フルネームはアグラ・ブリンストン
神聖ミリシアル帝国の国防省長官。軍のトップと言うことで、かなりの重役の立ち位置を担っている。

登場は第零式魔導艦隊グラ・バルカス帝国によって全滅した直後の会議。
この時は、カルトアルパスが守り切れないので避難を促すように指摘していたがリアージュの外交的視点と各国の憤りから、迎え撃つ方向に変更。
結局大きな被害を出してしまった。

皇前会議においては、自信をもって東方方面軍の第1・2・3艦隊の派遣を進言、準備していた。
しかしそれすらも半壊する被害を出してしまい、皇帝が念のために派遣した空中戦艦パル・キマイラがなければ全滅もあり得たほど。*1

皇帝の激怒を受けながらも、日本からの依頼で海上封鎖のための部隊派遣を編成することになった。*2
グラ・バルカス帝国日本遠征艦隊派遣に際しても、その撃滅*3のための艦隊の編成に追われている。その遠征艦隊が撃滅されたあとは、レイフォル封鎖のための艦隊編成を見直す作業も加わったと思われ、ようやく満を持しての艦隊を派遣することができた。

軍務のトップに立つ長官職に就いている人物ではあるが、グラ・バルカス帝国に自軍がボコボコにやられていくためか、終始涙目になるぐらい残念さ加減が漂い、皇帝の怒りを一身に受ける役回りとなっている*4
バルチスタ沖大海戦後は非常に立場が危うくなっており首の皮が一枚も繋がってない状況とのこと。

関連項目
人物神聖ミリシアル帝国ミリシアル8世シュミールパオ

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過去のコメント
  • 軍人背広組のキャラでアルデに並んで可哀想な人 - ドリフ提督 (2019-02-02 16:35:53)
  • 国防省長官だから軍令を司る最高司令官じゃなくて、軍政を司る政府の軍務長官だろうか? もしかしたら兼任? - 名無しさん (2019-02-03 18:01:53)
  • 国防省だったら制服組じゃなくて、本来は私服組 - 名無しさん (2020-04-13 21:06:19)
  • シュミールパオが上司っぽいからシュールパオが内閣の大臣で文民なのに対して参謀総長みたいな制服組のトップみたいな立ち位置なのかな - 名無しさん (2021-06-18 05:02:08)
    • 書籍版で明言されているが、アグラとの関係は対等とされてる - 名無しさん (2021-07-01 16:36:45)
      • なろうでの123話での感想へのみのろう氏の返信だと「序列はシュミールパオの方が上」となってる。 - 名無しさん (2021-07-01 16:49:25)
        • 「省なのに何故長官なのかは、国が違うからです」とのことだけど、いつものごとくみのろうがあまり区別ついてなくて適当なだけだと思う。一応異世界の言語が自動翻訳される過程で適切な訳がこうだった…と解釈も出来るが。アラビア語のマリクとスルターンが一緒くたに王と訳されているようなもの。 - 名無しさん (2021-07-09 08:49:36)
          • 貴族・文官出身が大臣、平民・軍人出身が長官とのこと*5。 - 名無しさん (2021-10-26 11:45:58)
  • 強さにあぐらをかいていてはいけないよ、ということを身をもって示している人物。 - 名無しさん (2021-07-31 07:57:03)
  • 今回のコスモらの活躍で多少立場は盛り返すかな? - 名無しさん (2021-10-21 15:33:23)
  • 書籍6巻以降も出番はあるんだけど何か影が薄くなって特筆すること無いから困る - 名無しさん (2023-10-17 02:32:55)

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〔最終更新日:2022年02月03日〕

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最終更新:2022年02月03日 11:58

*1 書籍版では、艦隊編成はクリング提督が行っており、アグラは承認しただけのため、余計に不憫さが出ている。(第5巻55P)

*2 ただし、このグラ・バルカス帝国の進軍があまりに早かった上、レイテ沖海戦を上回る轟沈数からの建直しに4か月では間に合うはずもないため、実質見送りになった。

*3 と言っても弾切れになって帰ってくるところを攻撃する

*4 皇帝にしてみれば、優秀で決してグラ・バルカス帝国を侮っていないとアグラを評価していたので、残念ながら当然の怒りである

*5 書籍版5巻第5章「戦場は西へ」参照。