発言に中身が伴わず、自分が依存する綺麗事を他人に押し付けることが非常に多い
遊馬。
相手の事情を一切理解しようとしないため、発言の是非以前に会話がかみ合っていないことも多々ある。
また、刹那的な生き方をしているため、発言がダブルスタンダードになっていることも多い。
そんな遊馬であるが、
ゼアル信者にとっては彼の支離滅裂な発言も高尚なお言葉に聞こえてしまうようである。
別に穿った見方をしなくとも、普通に聞いているだけで疑問が浮かぶ発言だらけなのだが、それは彼ら自身を守るためのフィルターに阻まれてしまったらしい。
これでは息苦しくなるのも当然である。
閑話休題、以下には遊馬先生の有難いお言葉を記す。
目立った発言しか記していないが、文字数の都合上そことは御寛恕願いたい。
また、字幕として記されたものよりも声優の演技に沿った表記にしている。
矛盾やダブスタが生じている迷言
オレは絶対に諦めねぇ!
度々発言。
かっとビングを信条とする遊馬先生の真骨頂となる発言の筈なのだが、実は遊馬が諦めるシーンや落ち込むシーンは結構多く、その数はゼアル信者が叩いている遊矢に匹敵する。
Ⅲの盤外戦術で生じた僕遊馬を例外にした場合もそれは同じで、とてもメンタルが強いようには見えない。
そして酷い時には状況が好転しだしてから「諦めない」と言うこともあり、自己陶酔要素や
この能力の茶番要素も相俟って非常に反感を買いやすいセリフとなっている。
デュエルすればみんな仲間だぜ!
そんなに復讐したいなら、デュエルでやってくれ!
自分を蔑ろにした遊馬に復讐すると宣言して襲い掛かってきたアンナに対する発言。
どうやら遊馬先生にとっては、復讐はデュエルでするものらしい。
なお、この時の
小鳥は遊馬の姿勢やそれを承諾したアンナに対して呆れているが、別に後述する矛盾を指摘していたわけではなく、デュエル脳に呆れていただけである。
デュエルは復讐の道具でも、人を傷つけるための道具でもねぇ!
遊馬先生の信念。
前述したセリフと物の見事に矛盾している。
また、
アリトと戦った時のように、相手もリアルダメージを与えることになるデュエルを楽しんでいることも多い。
加えて、Mr.ハートランドやドン・サウザンドなどは、傷つけるどころか実質的に遊馬が殺した相手である。
そしてそもそもの話をすれば、ゼアルではダメージを受けた際に無駄に吹っ飛ぶので、デュエル自体がすり傷とは無縁ではなかったりする。
絶対に許さねぇ! ドン・サウザンドォ!!
ベクターがドン・サウザンドに吸収された後の発言。
この後遊馬は復讐心でドンにデュエルを挑むことになる。
ただ、この発言の少し後に
ミザエルが現れて遊馬の気が逸れて以降、ベクターのことは全く気にされなくなった。
Aパートで吸収されたということもあって、結果として気にされなかった時間はかなり長い。
なお、この問題あるセリフが発せられた時の画像は、ゼアル信者がネタのつもりで度々貼り付けるものでもある。面白くもないのに。
ちなみに某特撮作品にも似た感じの台詞があり、その台詞が流れる時は必ずと言っていいほどこれも付随している。やはりやることが同じ層は一緒か・・・。
分かりあおうって気持ちは、諦めちゃだめなんだ!
Ⅳの弔い合戦に向かおうとするⅢや
Vに対しての発言。
遊馬先生が鏡を見たい人間であることは、9話の時点で判明している。
じゃあ、ドン・サウザンドこそが黒幕!そいつを倒せば!
ドン・サウザンドを倒せば
バリアン七皇と戦わなくてもすむことを知った際の発言。
例によって分かりあおうとする気が全くない。
しかもこのセリフは、上記のセリフと同じ回に発せられたものである。
更に言うと、この時の遊馬はドン・サウザンドの事情も目的も一切知らないため、事実上見ず知らずの他人に全責任を擦り付けてそのまま始末しようとしている。
怒りに任せたデュエルは何も生まない。
確かに、遊馬先生が怒りに任せてデュエルを行っていたサルガッソは色々と丸投げされたまま終わり、最終決戦も完全に意味のないものとなっている。
確かにヌメロン・コードの力を使えば、この戦いで散っていった仲間を救うことができるかもしれねぇ……
でもアストラル、それってオレ達の本当の未来なのかな?
どんなに苦しくても辛くても、逃げ出さずに必死になって戦ってきた。
その一瞬一瞬の積み重ねに、オレ達の未来があるんじゃねぇのか。
そうだよ、そんなもんは、オレ達が戦って掴んできた未来じゃねぇ!
ヌメロン・コードを使えばなんとかなると知らされた際の発言。
仲間を救うことよりも自分の意地を優先するのはどうかと思うが、ヌメロン・コードを使えば全てが無意味なことになるのも事実である。
この主張に対して明確な答えを出して実行していたなら、「バリアン七皇との戦いから逃げてただろ」とか「ゼアルで
積み重ねとか何の冗談だ」とかくらいしか問題がなかったと言えるが、結局遊馬は何の答えも出さないまま後述の矛盾に繋げている。
なお、遊馬は2話後にもこれとほぼ同じ話を
アストラルにしているのだが、何故かその時のアストラルはそれを初めて聞いたかのような反応を見せていた。
なお、この「積み重ね」という単語はゼアル終了後なぜか多用されだした。
そうだ、アストラルはヌメロン・コードを使ったんだ。
そして七皇を、人間としてこの世界に戻してくれた。
それだけじゃねぇ、アストラル世界に行っていたオレの父ちゃん、そして母ちゃんも……
ヌメロン・コードで戦いを無意味なものにしてからの発言で、とても嬉しそうである。
ヌメロン・コードの使用を強く否定していた人間の反応とは思えない。
別に遊馬の心境に変化があったとかそういった描写があったわけでもない上に、ヌメロン・コードを賭けたラストデュエルで負けたアストラルが使うことでラストデュエルまで無意味なものにしてしまっている。
それらの事実も全てヌメロン・コードで書き換えられてしまったのだろうか?
トロンの体や
カイトの魂狩りの被害者や人間嫌いのミザエルの気持ちは無視なのか?
言行の理由が一切不明だった両親はまた家族と作品テーマの家族愛を放置して旅に出てるけどいいのか?
もうなんというか、考えたら負けである。
この戦いはなんだったんだよ!
ヌメロン・コードを使って
バリアン世界を消滅させると宣言したアストラルに対しての発言。
こっちのセリフだバカ野郎!!!
人間性が疑われる迷言
すげぇぜ!◯◯!
類似セリフも含め度々発言。
遊馬の選民思想に認められた人間のプレイングを褒める言葉。
本当に凄いプレイングを褒めているだけなら問題はないのだが、大したことのないプレイングを褒めたり、酷い時にはプレイングミスを褒めたりすることもあるため、見方によってはただの煽り発言である。
まぁ、実際は「人を素直に認められる自分」に陶酔しているだけなのだが。
なお、このセリフに限らず遊馬はデュエルの解説ができないため、デュエルを観戦中の遊馬は小鳥並みの尺稼ぎ要因にもなっている。
デュエルを知らない奴が言うならまだマシだが、大先生は仮にもデュエリストである。
これがオレ達の力だ!
類似セリフも含め度々発言。
本当に力を合わせているのであれば何の問題もないのだが、自分のモンスターの効果で味方のモンスターを一方的に利用しているだけでもこう言ったりする。
協力は普通カードの応酬で見せるものなのだが、これではただ自分が好き勝手プレイしているだけである。
しかも、この発言の後に行われる攻撃シーンでは、味方のモンスターによる攻撃をホープが代わりに行うこともあり、その場合は協力どころか味方の活躍の場を奪っているとすら言える。
一例として、【遊馬&ナッシュvsドン・サウザンド】戦では、《CNo.39 希望皇・ホープレイ・ヴィクトリー》を乗せていた《No.101 S・H・Ark Knight》の攻撃時に何故かヴィクトリーが攻撃を行っており、遊馬は「ホープ剣・アークナイトスラッシュ」とかいう技名まで勝手に付けていた。
しょうがねぇだろ~ なくしちまったもんは!
デュエリストの魂たるデッキを無くしたことを責められた時の発言。
父親の形見となる
カードに加え、六十郎からもらったカードも入っているであろうデッキを無くした際の反応とは思えない。
某満足さんみたいに命より大切にした上で奪われたら衰弱死しろとまでは言わないから、もう少しくらい大切にしてくれ。
まぁ、
こんな能力を使うような人間に何を言っても無駄なのだが。
ちなみに、デッキは理由不明のまま戻ってきた。
また、次作の主人公に対してカードに愛着がないだのデュエル軽視だの信者達はほざいているがブーメランだとは思わないのだろうか・・・。
オレはデッキを信じる!
類似セリフを含め度々発言。
当然、デッキを蔑ろにしたり
こんな能力を使ったりする奴が言っても説得力は皆無。
それどころか、人の神経を逆撫でするセリフになっているとすら言える。
オレの願いは、お前達家族が幸せに暮らすことだ!
WDCの優勝者が「なんでも願いを1つ叶えてもらえる」ということを思い出した際の発言。
ここで言う「家族」とは天城一家のことである。
実に御立派なおせっかいだが、
フェイカーやカイトが生み出した多数の被害者及びその関係者はこれを聞いてどう思うのだろうか?
こういった一方的な自己陶酔セリフが高尚なものであるかのように扱われているのが、ゼアルや遊馬が「気持ち悪い」とか「選民思想」とか言われる理由である。
頭打っておかしくなっちまったか?
【遊馬vsアリト】戦(1戦目)に勝利した後、遊馬に歩み寄ってきたアリトに対する発言。
例によって自分のことは棚上げにしている他、敗北した相手にかける言葉とは思えない。
こんな戦い意味がねぇんだ!
月で行われたカイトとミザエルのデュエルを観戦していた時のミザエルに対する発言。
ミザエルが責められていた時には言わなかったことを、カイトがピンチの時には言っている。
【V&Ⅲvsミザエル】戦でもミザエルの攻撃に対して「やめろーーーー!」とか叫んでいるため、どうやら遊馬先生にとってミザエルはどうでもいい存在らしい。
なお、最終的にはヌメロン・コードで全てをなかったことにしたため、本当にこの戦いに意味なんかなかった。
一応、ヌメロン・コードで台無しにする前には「ヌメロン・ドラゴンを手に入れる」という意味があったのだが。
オレの前に現れた真月零、あれがお前の姿なんだ!あれが本当のお前なんだ!
ベクターの過去にドン・サウザンドが関わっていたことを知った際の発言。
過去現在含めたベクターの悪行の数々がベクターの意思による行いであることは紛れもない事実であり、ドンはそのきっかけにすぎないのだが、完全に無視してドンに全責任を擦り付けていた。
しかも真月零の言行が全てベクターの演技でしかなかったことは遊馬も知っている。
そこはせめて善良な王子時代を「本当のお前」と言えよ。
2回繰り返していることも含め、まるで暗示をかけようとしているようにしか見えない。
だったら、だったらもう1回信じる! 心がないなら、心ができるまでオレは信じる!
「信じてもまた裏切るだけ」としてベクターを助けようとする遊馬を止めようとした
ナッシュに対する発言。
実に御立派な姿勢だが、当の遊馬が興味のない被害者に目を向けず気に入った加害者を擁護する人間であることはこれまでにも示されてきたため、無責任な人間の自己陶酔セリフにしかなっていない。
その「心ができるまで」のベクターによって何らかの被害が生じた場合、どう責任を取るつもりなのだろうか?
あぁ、いいぜ、真月。
ドン・サウザンドに吸収されそうになるベクターの「俺と一緒に逝ってくれよ!遊馬ぁ!」という発言に対しての発言。
そこで心中して何になるのか、ベクターに「やり直せる!」と言っていたのは何だったのか、そしてかっとビングはどこにいったのか等、様々なツッコミと嫌悪感を生じさせている。
なお、この発言に引いたベクターは自ら吸収されることを選ぶのだが、何故かベクターが手の力を抜いただけで二人の手はあっさり離れてしまっていた。
それほどギリギリの状態で踏ん張っていたのか、自己陶酔のための発言に命までは懸けられなかったのかは不明。
いずれにせよ、吸収されようとしているベクターを見ても遊馬が宣言通り跡を追うことはなかった。
あのカオスオーバーレイユニットには、まだ七皇の魂がいるんだ。
(中略)
あのモンスターはバリアン七皇そのもの、あいつは必死に守ってるんだ。みんなとの絆を。
(中略)
ムチャクチャかっけぇじゃんか。
ありえねぇ!どっちか1つなんてありえねぇ!
そんなことさせないためにオレは、オレ達は戦ってきたんだ!
七皇の記憶が込められている遺跡の
ナンバーズを差し置いて何故ドン・サウザンドの呪いのナンバーズに七皇の魂があるのか、自滅と仲間割れだらけの七皇のどこに絆があるのか、ナッシュとベクターの確執はどこにいったのか、お前が戦おうとした理由は守るためじゃなく七皇との戦いから逃げるためだっただろう等々、中略した部分も含めツッコミどころか多い。
しかも、こんなことを言っていた遊馬はその直後に《オーバーレイ・ドロップ・リボーン》の効果で七皇の魂とやらを墓地に送って反撃の準備を整えようとしている。
結果としてその非道な行いはナッシュの《オーバーレイ・メナス》によって防がれてしまうのだが、その時の遊馬はとても悔しそうであった。
記憶障害が疑われる迷言
お前のおかげで勝てた!
片桐とのデュエルに勝利した後の真月に対する発言。
なお、このデュエルでの真月は本当に何もしていない。
いつものように「仲間を称える自分」に陶酔しているだけである。
オレは今まで、いろんな奴とデュエルしてきた。
デュエルを通して、相手と魂をぶつけ合い、分かりあってきたんだ!
シャークがナッシュという運命に流されていることを見た時の独り言。
分かりあってきたシーンなど微塵もなく、遊馬は自分の主張を一方的に押し付けてきただけである。
しかもこのセリフが発せられた際の回想には、本人が迷惑がっていたアンナやデュエルしたこともない
ドロワやⅣが含まれている。
視聴者の知らないところで何かあったのだろうか?
更に言うとこのセリフ、少し前にMr.ハートランドを一方的に否定して見捨てた人間のセリフでもある。
オレのせいで、みんなが!
ナッシュによってⅣが在庫処分されたことを知った時の発言。
ナッシュが運命に流されたのも暴れたのも本当に遊馬のせいではないため、ただ「心を痛めている自分」に陶酔しているだけである。
ついでに言うと、この時の遊馬はアンナ、ロビン、
ゴーシュ、
ドロワ、六十郎、闇川に関しては駆け付けていたことすら知らない。
他にも、これまた無関係かつ自分の魂狩りを
懺悔することもないカイトが何故か「いいや、オレ達のせいだ!」と言って遊馬の陶酔に乗っかったり、Ⅳ以外の結果を知らないVが全員を犬死扱いする等、ツッコミどころが多い。
もう泣かねぇ。
カイト死亡後の発言。
この発言の前も後も普通に何回も泣いており、泣くシーンの数は歴代主人公の中で遊馬がダントツである。
特にナッシュが運命に流されて以降の遊馬は、泣く → orz のコンボをしつこく繰り返していた。
ちなみに、アストラルとのラストデュエル時の回想でも唐突に「絶対泣かねぇからな!」とか言って結局泣いていたりする。
オレ達に想いを託して散っていった仲間達のために!
ドン・サウザンドとの戦いの最中に発言。
その際に背後霊となって現れた者達の中には、欲張って偽ナンバーズを持って消えただけの
徳之助や、一部七皇に対する個人的な感情で動いていただけの鉄男、ゴーシュ、Ⅳや、バリアンとの戦いに参加していたことを遊馬が知らないアンナ、ロビン、ドロワ、六十郎、闇川や、遊馬が一切気にかけなかった
オービタルや、遊馬への想いもクソもなくただの仲間割れで散った
ドルベ、
メラグ、アリト、
ギラグ、ベクターも含まれている。
オービタルを含めた全20人の内、半数以上である15人が遊馬に想いを託した存在とは言えなかった。
結局これも「みんなに期待されている自分」に陶酔しているだけである。
ついでに言うと、遊馬は少し前にその想いとやらを無視してベクターと心中しようとしている。
なぁアストラル、お前忘れちまったのかよ、エリファスとオレのデュエルを。
あのデュエルで、世界はランクアップだけじゃねぇ。
気に入らねぇ奴らを切り捨てるなんて、そんなのはオレ達の目指す未来じゃない!
ランクアップだけが未来じゃねぇんだっていう答えを、見つけた筈だ!
ヌメロン・コードを使うと宣言したアストラルを説得しようとした時の発言。
そもそもアストラルはエリファスとのデュエルで何らかの答えを出したわけではないし、遊馬は気に入らないドン・サウザンドやカード等を普通に
切り捨てている上に直前のデュエルでもランクアップで出したぶっ壊れカードに頼っていた。
もうなんかの病気なんじゃないのこの子。
以下のセリフはリンク先を参照。
最終更新:2023年06月20日 21:26