Legend of Rosesの登場人物
本項目では、『Legend of Roses』に登場する、架空の人物について解説を行う。
魔人には姓が存在しない(後に子孫の姓となる物もある)のが特徴である。
魔人には姓が存在しない(後に子孫の姓となる物もある)のが特徴である。
魔人(ファントム)
英雄(ヒーロー)
ビークスカル
アークトゥルス
バルムンク
『教皇』バルムンク。天理に愛される存在。不可侵の結界王。勇者(ブレイブ)。
自身の意思に関係なく発動する『法王の結界』は、バルムンクの生命力(エーテル)が続く限り全ての攻撃を全自動で遮断する最強の盾であり、彼自身の手をもってしても自分の身体を傷つけることはできない。
オーソドックスかつ強力な魔法を使った遠中距離戦闘に長け、絶対防御に物を言わせた魔法砲台のような戦闘スタイルを得意とする魔導帥的な色合いの濃い勇者。
自身の意思に関係なく発動する『法王の結界』は、バルムンクの生命力(エーテル)が続く限り全ての攻撃を全自動で遮断する最強の盾であり、彼自身の手をもってしても自分の身体を傷つけることはできない。
オーソドックスかつ強力な魔法を使った遠中距離戦闘に長け、絶対防御に物を言わせた魔法砲台のような戦闘スタイルを得意とする魔導帥的な色合いの濃い勇者。
ロンブローゾ
『薔薇の騎士(ロゼ)』ロンブローゾ。最強の魔人との呼び声も高い、誰もが認める英雄の中の英雄。超越者(レジェンド)。本作の主人公である。
つとめてクールに影のある振る舞いをしようとしているが、根は底なしのお人良しであり、困っている人間が居れば率先して助けようとする通常の魔人からは考えられないほどの変わり者。同族からは異常者扱いされている。
身の丈ほどの巨大な刀身を持つ愛剣『アルティマ・トゥーレ』は7個のフォーリンを埋め込んだ、攻守ともに死角のない最強のワンダー。彼がその気になれば世界を完全に滅ぼす事も容易であるとまでいわれる。
魔人としての本能故か、戦いを求め楽しむような一面もあり、一度闘争心に火がついてしまえば何人たりとも彼を止めることはできない。
つとめてクールに影のある振る舞いをしようとしているが、根は底なしのお人良しであり、困っている人間が居れば率先して助けようとする通常の魔人からは考えられないほどの変わり者。同族からは異常者扱いされている。
身の丈ほどの巨大な刀身を持つ愛剣『アルティマ・トゥーレ』は7個のフォーリンを埋め込んだ、攻守ともに死角のない最強のワンダー。彼がその気になれば世界を完全に滅ぼす事も容易であるとまでいわれる。
魔人としての本能故か、戦いを求め楽しむような一面もあり、一度闘争心に火がついてしまえば何人たりとも彼を止めることはできない。
彼を現世に生み、その肉体と精神を維持している本体は『アルティマ・トゥーレ』。埋め込まれた7つのフォーリンとは相沢トモカがネオユニヴァース『ヤコブの梯子』を発動する際に使用した7つのインフィニティ・コアの事であり、虹のストライカーユニット『グランド・フィナーレ』と『アルティマ・トゥーレ』は同一の存在。
ユニヴァースの実効力は消失したが、フォーリンに宿る7つのソウルが過去に死した人々と現在に生きる人々の願いを具現化した英雄がロンブローゾである。
彼はジグオメガとともに百の魔王と万の人々を従えて世界の運命を変える宿命を背負っており、使命を終えると死して彼の物語は神話となる。
以後の世界でこの神話は在りにして無く、無しにして在る伝承、微量の真実を含んだ壮大な妄言によって成る伝説として扱われ、歴史の狭間に消えて正史としては残らない。
悪魔(デーモン)
エーデンリッター
ヴァレフォール
シルヴァリオ
ヴァルバドルフ
ブラウシュバル
ヴォルガノン
セリエル
マールトロット
カオスネロス
アイオン
『不死の王(ノーライフキング)』アイオン。魔物(ダークネス)。
その異名の通り、魔人としての特性は代価を必要としない完全な「不死」。切り刻まれようが塵になろうが数秒後には元の姿に再生してしまう。
あらゆる知識や学問に通じ、現在は独自に「エーテル学」、「魔人学」(のちの「魔王学」)と名付けた理論の研究を行っており、人間や魔獣を捕獲して研究材料としているマッドサイエンティスト。
不死であるということはある意味最強であると言えるが、自分の研究以外に全く興味を示さず、戦いや無益な殺戮を好まない性格であるため危険度は低い。
いかなる手段を用いても殺すことができないというその特性から上位の悪魔たちにも一目を置かれており、後世には魔王の一人として伝わる。
その異名の通り、魔人としての特性は代価を必要としない完全な「不死」。切り刻まれようが塵になろうが数秒後には元の姿に再生してしまう。
あらゆる知識や学問に通じ、現在は独自に「エーテル学」、「魔人学」(のちの「魔王学」)と名付けた理論の研究を行っており、人間や魔獣を捕獲して研究材料としているマッドサイエンティスト。
不死であるということはある意味最強であると言えるが、自分の研究以外に全く興味を示さず、戦いや無益な殺戮を好まない性格であるため危険度は低い。
いかなる手段を用いても殺すことができないというその特性から上位の悪魔たちにも一目を置かれており、後世には魔王の一人として伝わる。
ガディゴルドゥス
『恐怖と絶望を司る闇魔王』ガディゴルドゥス。魔王(クラウン)。
対峙する相手が心の奥で最も恐れている能力と姿を一時的に得る、というその力で多くの人間と魔人を葬ってきた恐怖の魔王。
彼の能力の前には何者であろうと心を偽ることは出来ず、敵が強力であればあるほど、想像力や経験が豊かであればあるほどガディゴルドゥスの力はその真価を発揮する。ただしこれはガディゴルドゥス相手の心を読む事ができるというわけではなく、あくまでも相手の恐れる能力と姿を具現化するというだけの能力であり、行使するまで自分がどのように変化するかはガディゴルドゥス自身にも予測することはできず、また恐怖という感情と無縁の一部の存在には対応できない。
反映した恐怖心の持ち主が死ねば能力は解除され、ガディゴルドゥスは元の半人半獣の姿に戻るが、自らの意思で能力を解除することはできず、480時間以内に元の姿に戻ることが出来なければガディゴルドゥス自身が死んでしまう。一時的には不死であることも最強であることもできるが、本質的には不死でも最強でも無いという微妙な存在。
対峙する相手が心の奥で最も恐れている能力と姿を一時的に得る、というその力で多くの人間と魔人を葬ってきた恐怖の魔王。
彼の能力の前には何者であろうと心を偽ることは出来ず、敵が強力であればあるほど、想像力や経験が豊かであればあるほどガディゴルドゥスの力はその真価を発揮する。ただしこれはガディゴルドゥス相手の心を読む事ができるというわけではなく、あくまでも相手の恐れる能力と姿を具現化するというだけの能力であり、行使するまで自分がどのように変化するかはガディゴルドゥス自身にも予測することはできず、また恐怖という感情と無縁の一部の存在には対応できない。
反映した恐怖心の持ち主が死ねば能力は解除され、ガディゴルドゥスは元の半人半獣の姿に戻るが、自らの意思で能力を解除することはできず、480時間以内に元の姿に戻ることが出来なければガディゴルドゥス自身が死んでしまう。一時的には不死であることも最強であることもできるが、本質的には不死でも最強でも無いという微妙な存在。
ハーデスモドゥス
『血煙の戦姫』ハーデスモドゥス。魔王(クラウン)。
セカンド・クリエイション直後、魔人の存在と生態が人々に広く認知される以前、人間たちは地球に残された少ない資源や土地を奪い合う戦争に明け暮れていた。その戦場にどこからともなく現れては対立する勢力の兵士を殺戮し尽くし、人々を恐怖のどん底に叩き落したのがハーデスモドゥスである。
はじめ、人々は彼女をどこかの一勢力に所属する戦力であることを疑ったが、最終的には軍事力を所有する勢力が全て彼女の餌食となった。中でもハーデスモドゥスを討伐するための罠として仕組まれた戦争を計画したグノーシス大帝王国の、当時世界最強の戦力として広く認知されていた鋼鉄重武装精鋭兵士一個大隊を彼女が一息でまとめて切り刻んだ事件は人間たちに大きな衝撃を与え、「戦争をすれば金髪の少女の姿を借りた悪魔がそれを止めにくる」という噂を生み、人間に争いを止めさせると同時に魔人の生態調査や情報交換を活発にさせる原因となった。
現在は鳴りを潜めているが、今も人間は彼女の存在を恐れて戦争を禁忌としている。
セカンド・クリエイション直後、魔人の存在と生態が人々に広く認知される以前、人間たちは地球に残された少ない資源や土地を奪い合う戦争に明け暮れていた。その戦場にどこからともなく現れては対立する勢力の兵士を殺戮し尽くし、人々を恐怖のどん底に叩き落したのがハーデスモドゥスである。
はじめ、人々は彼女をどこかの一勢力に所属する戦力であることを疑ったが、最終的には軍事力を所有する勢力が全て彼女の餌食となった。中でもハーデスモドゥスを討伐するための罠として仕組まれた戦争を計画したグノーシス大帝王国の、当時世界最強の戦力として広く認知されていた鋼鉄重武装精鋭兵士一個大隊を彼女が一息でまとめて切り刻んだ事件は人間たちに大きな衝撃を与え、「戦争をすれば金髪の少女の姿を借りた悪魔がそれを止めにくる」という噂を生み、人間に争いを止めさせると同時に魔人の生態調査や情報交換を活発にさせる原因となった。
現在は鳴りを潜めているが、今も人間は彼女の存在を恐れて戦争を禁忌としている。
ヴァルガルシィ
『停滞と妥協を司る怠魔王』ヴァルガルシィ。魔神(アルティマ)。
厄災と病魔の化神。最古最強の魔人の一体であり、自らの意思とは無関係に他者のエネルギーに依存して存在し続ける魔神。他の生物を殺さずにエーテルを吸収することのできる唯一の存在でもある。
ヴァルガルシィの肉体が生存・再生のためにエーテルを必要とする時、彼女の意思とは無関係に、直線距離にして一番近い位置に存在する生物からエーテルを吸収して生き続けるという特異な「不死」の性質を持つ。
これは「近付くだけで死ぬ」という冗談のような可能性を生む能力ではあるが、ヴァルガルシィがただ生存するためだけに必要とするエーテル量は僅かな物であるため、彼女の肉体を傷付け、再生するための余計なエーテルを使わせるような事がなければ吸収対象が死に至る事は無い。むしろ殺さずして生きることの出来る唯一の魔人である彼女の危険度は極小であるとすら言える。
しかしいつしか彼女の吸収体質はその実体以上に強大で悪質な物であるのではないか、という疑念を人々に抱かせ、「謎の病や死は全てヴァルガルシィがその原因である」、「ヴァルガルシィに近付けば生命を奪われる」という噂が一人歩きした結果、彼女は最凶最悪の魔神として祭り上げられた。
はじめ、魔神と呼ばれるようになったヴァルガルシィを打倒しようとする英雄は後を絶たなかったが、彼女の生命を奪えば一番近くの生命からそれが補填されるのであるから、当然全てが返り討ちとなってしまい、人々は大きな誤解を加速させた。
人間も英雄も、悪魔ですら彼女に近付く者はついに皆無となり、現在でも原因不明の災厄が自らの身に降りかかった時、人はその原因をヴァルガルシィに求め、彼女を呪うのである。
厄災と病魔の化神。最古最強の魔人の一体であり、自らの意思とは無関係に他者のエネルギーに依存して存在し続ける魔神。他の生物を殺さずにエーテルを吸収することのできる唯一の存在でもある。
ヴァルガルシィの肉体が生存・再生のためにエーテルを必要とする時、彼女の意思とは無関係に、直線距離にして一番近い位置に存在する生物からエーテルを吸収して生き続けるという特異な「不死」の性質を持つ。
これは「近付くだけで死ぬ」という冗談のような可能性を生む能力ではあるが、ヴァルガルシィがただ生存するためだけに必要とするエーテル量は僅かな物であるため、彼女の肉体を傷付け、再生するための余計なエーテルを使わせるような事がなければ吸収対象が死に至る事は無い。むしろ殺さずして生きることの出来る唯一の魔人である彼女の危険度は極小であるとすら言える。
しかしいつしか彼女の吸収体質はその実体以上に強大で悪質な物であるのではないか、という疑念を人々に抱かせ、「謎の病や死は全てヴァルガルシィがその原因である」、「ヴァルガルシィに近付けば生命を奪われる」という噂が一人歩きした結果、彼女は最凶最悪の魔神として祭り上げられた。
はじめ、魔神と呼ばれるようになったヴァルガルシィを打倒しようとする英雄は後を絶たなかったが、彼女の生命を奪えば一番近くの生命からそれが補填されるのであるから、当然全てが返り討ちとなってしまい、人々は大きな誤解を加速させた。
人間も英雄も、悪魔ですら彼女に近付く者はついに皆無となり、現在でも原因不明の災厄が自らの身に降りかかった時、人はその原因をヴァルガルシィに求め、彼女を呪うのである。
グラスワンダー
『闘争と野心を司る暴魔王』グラスワンダー。魔神(アルティマ)。
セカンド・クリエイション直後から存在する最古の魔人の一体であり、数多くの英雄を葬ってきた力の化神。その巨大かつ強靭な肉体のみを武器とする純粋な力の結晶。
基本的に凶暴かつ尊大な性格で魔神以外の生物を家畜としか見なしていないが、その中にも人間的な価値観を強く残しており、自身を悪と見なしている異質のデーモンである。
かつてはその強大な力をもって地上を征服する野心を抱き殺戮を欲しいままにしていたが、ロンブローゾとの決闘に敗れ、二度と世界を望まないことを誓約して以来は人間を殺す事をやめ、敵意を持って立ち向かって来る英雄との決闘のみに興じている。
そのため現在の危険度は人間にとってほぼ皆無であると言えるが、かつての悪行の記憶は人々の間に強く根付いており、グラスワンダーの名は未だ恐怖の魔神として強く認識されている。
セカンド・クリエイション直後から存在する最古の魔人の一体であり、数多くの英雄を葬ってきた力の化神。その巨大かつ強靭な肉体のみを武器とする純粋な力の結晶。
基本的に凶暴かつ尊大な性格で魔神以外の生物を家畜としか見なしていないが、その中にも人間的な価値観を強く残しており、自身を悪と見なしている異質のデーモンである。
かつてはその強大な力をもって地上を征服する野心を抱き殺戮を欲しいままにしていたが、ロンブローゾとの決闘に敗れ、二度と世界を望まないことを誓約して以来は人間を殺す事をやめ、敵意を持って立ち向かって来る英雄との決闘のみに興じている。
そのため現在の危険度は人間にとってほぼ皆無であると言えるが、かつての悪行の記憶は人々の間に強く根付いており、グラスワンダーの名は未だ恐怖の魔神として強く認識されている。
ラーネリアス
『銀霊王』ラーネリアス。魔神(アルティマ)。
通常、宝石にのみ憑依する思念の集合体であるソウルの結晶が現世に肉体を得た姿。元が生物でないためか悪魔としては無欲な部類で、何事にもあまり興味を示さない冷めた性格。
現世でのラーネリアスの肉体と生命は一つであるため不死ではないが、自らの意思によってソウル(完全な無)の形態に戻ることが可能である。
これはカオスネロスの「高次元の空間に自らの存在を一時転移する能力」に似ているが、別次元の空間と現世とが密接な座標関係を持っているのに対し、ラーネリアスは現世において無と有を使い分け、距離と速度を無視しての「瞬間移動」ができる。他に常識を超える速度での移動を行う魔人は存在するものの、完全な瞬間移動の能力を持つ魔人はこの世界でもラーネリアスだけである。ソウルの形態を取っている時には現世に干渉できないが、その逆に現世からの干渉を受けることも一切無い。それ故、ソウルの形態を取り続ければ「不死」の性質にも通じる。
エーテルを操作する能力に長け、特に冷気を操る魔法を得意とするが、肉弾戦は不得手。とは言っても、敵が彼の意識野に収まっていればソウル化してあらゆる攻撃を回避できるためにさして問題にはならない。ソウル化を封印した現世での戦いに限定するとその実力は格下である魔王ランクと比較しても下の下といったところで、無敵性・神秘性から魔神ランクに分類される。
本来は思念の集合体であるため性の区別は無いが、現世での肉体は白皙の美青年であるため一応は男性。
通常、宝石にのみ憑依する思念の集合体であるソウルの結晶が現世に肉体を得た姿。元が生物でないためか悪魔としては無欲な部類で、何事にもあまり興味を示さない冷めた性格。
現世でのラーネリアスの肉体と生命は一つであるため不死ではないが、自らの意思によってソウル(完全な無)の形態に戻ることが可能である。
これはカオスネロスの「高次元の空間に自らの存在を一時転移する能力」に似ているが、別次元の空間と現世とが密接な座標関係を持っているのに対し、ラーネリアスは現世において無と有を使い分け、距離と速度を無視しての「瞬間移動」ができる。他に常識を超える速度での移動を行う魔人は存在するものの、完全な瞬間移動の能力を持つ魔人はこの世界でもラーネリアスだけである。ソウルの形態を取っている時には現世に干渉できないが、その逆に現世からの干渉を受けることも一切無い。それ故、ソウルの形態を取り続ければ「不死」の性質にも通じる。
エーテルを操作する能力に長け、特に冷気を操る魔法を得意とするが、肉弾戦は不得手。とは言っても、敵が彼の意識野に収まっていればソウル化してあらゆる攻撃を回避できるためにさして問題にはならない。ソウル化を封印した現世での戦いに限定するとその実力は格下である魔王ランクと比較しても下の下といったところで、無敵性・神秘性から魔神ランクに分類される。
本来は思念の集合体であるため性の区別は無いが、現世での肉体は白皙の美青年であるため一応は男性。
ディスボレア
『煉獄の獣魔王』ディスボレア。魔神(アルティマ)。
鋼より強靭な毛皮とあらゆる物を切り裂く爪と牙を持つ、恐ろしく獰猛な白銀の獣。理性や知性を持たず、何者にも手なずける事が不可能であるはずの魔獣を支配統率する唯一の存在。獣王。走れば風よりも速く、口からは敵を焼き尽くすまで消えることのない炎を吐き出すビーストオブビーストである。
暴食癖があり殺戮を好む性格であるため、人間や他の魔人にとっては非常に危険な存在。あまりにわかりやすい実体をもつ強さとその「悪」の性質ゆえに人間たちには最も恐れられている魔神。しかしディスボレアは所詮「ただ単に恐ろしく強い」だけであり、他の魔神に言わせれば「普通の化物」の域を出ない、魔神の中では最も弱い固体である。
その無闇な凶暴さは他の魔神たちには下品で粗野に映るようで、特に彼女を嫌う者たちからは「躾のなっていない雌犬」と蔑まれている。
鋼より強靭な毛皮とあらゆる物を切り裂く爪と牙を持つ、恐ろしく獰猛な白銀の獣。理性や知性を持たず、何者にも手なずける事が不可能であるはずの魔獣を支配統率する唯一の存在。獣王。走れば風よりも速く、口からは敵を焼き尽くすまで消えることのない炎を吐き出すビーストオブビーストである。
暴食癖があり殺戮を好む性格であるため、人間や他の魔人にとっては非常に危険な存在。あまりにわかりやすい実体をもつ強さとその「悪」の性質ゆえに人間たちには最も恐れられている魔神。しかしディスボレアは所詮「ただ単に恐ろしく強い」だけであり、他の魔神に言わせれば「普通の化物」の域を出ない、魔神の中では最も弱い固体である。
その無闇な凶暴さは他の魔神たちには下品で粗野に映るようで、特に彼女を嫌う者たちからは「躾のなっていない雌犬」と蔑まれている。
ジグオメガ
『魔神王』ジグオメガ。魔神(アルティマ)。
新暦70年頃より活動する比較的若い魔人でありながら、世界に行き過ぎた混乱の種を撒こうとする存在を悉く指先で葬ってきた最強の魔神。不死を殺す能力を持つ。
彼の行動と価値基準は余人に度し難く、ジグオメガが殺してきた多くの者は強大で凶暴な名のある魔王や魔神であるが、中には「何故ジグオメガに殺されたのかわからない」ような小物すら混じっており、ごく稀に人間も殺すため英雄ではない。
その存在は世に割拠する魔王や魔神たちが覇を競って本格的な闘争を行う事に対して一定の抑止力となっている。
新暦70年頃より活動する比較的若い魔人でありながら、世界に行き過ぎた混乱の種を撒こうとする存在を悉く指先で葬ってきた最強の魔神。不死を殺す能力を持つ。
彼の行動と価値基準は余人に度し難く、ジグオメガが殺してきた多くの者は強大で凶暴な名のある魔王や魔神であるが、中には「何故ジグオメガに殺されたのかわからない」ような小物すら混じっており、ごく稀に人間も殺すため英雄ではない。
その存在は世に割拠する魔王や魔神たちが覇を競って本格的な闘争を行う事に対して一定の抑止力となっている。
『骨の搭』より派遣されている『管理室』の末端にして、魔法と科学が共存する2番目の黒歴史世界『バレダ』の管理観察者。
自壊を始めたこの世界に対し黒歴史介入の必要が認められたため、『解決人』の使命を帯びて最強の魔神という設定存在を借りて新暦67年から黒歴史世界の延命処置を行っていた。
『主人公』となる存在、ロンブローゾが現れて以後は物語の一登場人物として彼に必要最低限の協力を行う。『バレダ』における主人公の条件とは「混乱を鎮めて世界の崩壊を救う者」。