ジョジョの奇妙な冒険 第XX部【テンプル・オブ・ザ・キング】
ジョジョの奇妙な冒険 第XX部【テンプル・オブ・ザ・キング】はかざね氏制作の黒歴史。
1 ストーリー
西暦2016年。現代科学では説明できぬ事件……不可能犯罪、通称IC(インポッシブルケース)が世界中で多発、事態を重く見た各国首脳は合同で対特殊犯罪捜査超国家機関「テンプル」を発足させた。
超能力者、霊媒師、オカルト研究家。様々な人間を外部から積極的に招き入れICに立ち向かうテンプルだったが、その戦果は芳しくなく、被害は増え続けるばかりだった。
超能力者、霊媒師、オカルト研究家。様々な人間を外部から積極的に招き入れICに立ち向かうテンプルだったが、その戦果は芳しくなく、被害は増え続けるばかりだった。
そんな中、一本の動画がYoutubeにアップロードされる。それはまさに、機密事項とされ情報の大半がシャットアウトされていたICの犯行現場を撮影したものであった。
向き合う二人の男。暗がりにあり、その顔はよく伺えない。しばらく何かの会話を交わしたところで、一方の男が右手を突き出すと……はじめに周囲の空間が、次に相手の男が、文字通り“ひしゃげた”のだ。
始めはフェイクであるとの意見がほとんどだった。視聴者のほとんどは、特殊効果だろう、それにしては悪趣味すぎるが、と口々に言っていた。それぐらいにリアリティの無い映像だったからだ。このような映像、今の時代には無数に存在する。
……だが、やがて動画の中の僅かなヒントから場所が特定され、「この事件は実際に発生した」という事実が判明するや、全世界は熱狂の渦に包まれたのである。
動画には一言のコメントが添えられていた。「貴方には見えますか?」。たった一言のコメントを巡り、無数の人々が解読に挑戦した。某匿名掲示板に立てられたスレッドは連日連夜書き込みで埋まり、それまでは都市伝説も同様の扱いをされていたICは一躍話題の中心に躍り出た。
だが、彼らのうちのほとんどには“それ”が見えてはいなかったのだ。
向き合う二人の男。暗がりにあり、その顔はよく伺えない。しばらく何かの会話を交わしたところで、一方の男が右手を突き出すと……はじめに周囲の空間が、次に相手の男が、文字通り“ひしゃげた”のだ。
始めはフェイクであるとの意見がほとんどだった。視聴者のほとんどは、特殊効果だろう、それにしては悪趣味すぎるが、と口々に言っていた。それぐらいにリアリティの無い映像だったからだ。このような映像、今の時代には無数に存在する。
……だが、やがて動画の中の僅かなヒントから場所が特定され、「この事件は実際に発生した」という事実が判明するや、全世界は熱狂の渦に包まれたのである。
動画には一言のコメントが添えられていた。「貴方には見えますか?」。たった一言のコメントを巡り、無数の人々が解読に挑戦した。某匿名掲示板に立てられたスレッドは連日連夜書き込みで埋まり、それまでは都市伝説も同様の扱いをされていたICは一躍話題の中心に躍り出た。
だが、彼らのうちのほとんどには“それ”が見えてはいなかったのだ。
“それ”が見える人々。
その数は決して多くない。見えていたとしても、そのことを口にしたところで冗談扱いされるのが関の山だった。
だが、彼らは確かに“それ”を目にしていたのだ。
動画に映し出された二人の男。片方の男が右手を突き出した瞬間に現れた、第三の男を……。
その数は決して多くない。見えていたとしても、そのことを口にしたところで冗談扱いされるのが関の山だった。
だが、彼らは確かに“それ”を目にしていたのだ。
動画に映し出された二人の男。片方の男が右手を突き出した瞬間に現れた、第三の男を……。
2 登場人物
3 ストーリー解説
そのうち行うお!
.