(レイアウト模索中)
連合軍
アメリカ・フランス・イギリスの三国を中心として、中国・日本・ロシア等、ほぼ世界の8割ほどを占める勢力を誇る先進列強の連合軍。
緒戦のアフリカ侵攻作戦において、GAC連盟が保有する秘密兵器「魔法使い」により大敗北を喫する。
絶大な戦闘力を有する彼ら「魔法使い」への対抗手段として、魔法研究家・相沢祐一博士の開発した魔導兵器「ストライカーユニット」を実戦に投入。
「ストライカーユニット」を扱う事が可能な「適合者」を主力として、GAC連盟を相手に魔法対魔法の戦争を展開する。
緒戦のアフリカ侵攻作戦において、GAC連盟が保有する秘密兵器「魔法使い」により大敗北を喫する。
絶大な戦闘力を有する彼ら「魔法使い」への対抗手段として、魔法研究家・相沢祐一博士の開発した魔導兵器「ストライカーユニット」を実戦に投入。
「ストライカーユニット」を扱う事が可能な「適合者」を主力として、GAC連盟を相手に魔法対魔法の戦争を展開する。
大魔元帥
適合者が得られる階級の中で最も高い位であり、実質的には連合軍中将の待遇にあたる。
ストライカーユニットの投入後、適合者の戦果だけが圧倒的に目立ち、一部適合者の昇進があまりに速いことに危機感を感じた連合軍上層部が設けたキャップである。
体面を繕うため、名目だけは元帥号となっている。
ストライカーユニットの投入後、適合者の戦果だけが圧倒的に目立ち、一部適合者の昇進があまりに速いことに危機感を感じた連合軍上層部が設けたキャップである。
体面を繕うため、名目だけは元帥号となっている。
皇フィオナ(すめらぎ・ふぃおな)
連合軍第三方面適合者部隊総司令官。24才。階級は大魔元帥。現在、連合軍には現在3人の大魔元帥が存在するが、フィオナの席次はその中でも最高位であり、連合軍に所属する全適合者の中で最も高い地位にある人物。
黒髪のおかっぱ頭にさした大きな赤い花のかんざしと、ゴスロリ風にアレンジした軍服を着こんでフリル付きの日傘を差している姿が非常にアンバランスな印象を与える、この時代には珍しい純日本人。
彼女が行く先々で年頃の少女が多い適合者たちに最も羨ましがられる点は服装の自由という大魔元帥特権であったりするのだが、これは周りが何と言おうと大魔元帥達が軍服規定を守ろうとしなかったため、後からなし崩し的に許可されたものである。
明るく陽気な性格で、誰にでも酔っ払いのように絡んでくる。ちなみに下戸なので常にシラフなのだが、「フィオナは酸素で酔える」とは他2人の大魔元帥が語った言葉。
趣味・特技はともに剣術で、これは彼女の戦闘スタイルに大きく影響している。抜刀術3段、剣道4段。連合軍総合白兵戦闘技術検定では10段に認定され、武装を刀剣の類に限定して戦えば連合軍最強を誇る。
口癖は「そろそろ帰りたい」。自室に居ても無意識に口走るのだからもはや病気である。
黒髪のおかっぱ頭にさした大きな赤い花のかんざしと、ゴスロリ風にアレンジした軍服を着こんでフリル付きの日傘を差している姿が非常にアンバランスな印象を与える、この時代には珍しい純日本人。
彼女が行く先々で年頃の少女が多い適合者たちに最も羨ましがられる点は服装の自由という大魔元帥特権であったりするのだが、これは周りが何と言おうと大魔元帥達が軍服規定を守ろうとしなかったため、後からなし崩し的に許可されたものである。
明るく陽気な性格で、誰にでも酔っ払いのように絡んでくる。ちなみに下戸なので常にシラフなのだが、「フィオナは酸素で酔える」とは他2人の大魔元帥が語った言葉。
趣味・特技はともに剣術で、これは彼女の戦闘スタイルに大きく影響している。抜刀術3段、剣道4段。連合軍総合白兵戦闘技術検定では10段に認定され、武装を刀剣の類に限定して戦えば連合軍最強を誇る。
口癖は「そろそろ帰りたい」。自室に居ても無意識に口走るのだからもはや病気である。
開戦時、まだ少佐であったフィオナは、最初期に軍内部で行われた適合者試験に合格し、当時貴重だった軍人出の適合者として三階級特進を受ける。
一気に准将となった彼女は、軍人から選出された適合者だけを集めたエリート部隊「ハルバード隊」の指揮官として着任。
各地で多大な戦果を挙げ続け、ごく短期間で位を中将まで進めるが、第5次スエズ防衛戦において「最古の凄まじき七人」に遭遇し、部隊は全滅。
ただ一人生き残った彼女は約半年間の療養生活を送り、前線に復帰すると同時に、新設された魔導元帥号を与えられた。
前後して第5次スエズ防衛戦に参加した頃には発現できなかったユニヴァースを会得している。
一気に准将となった彼女は、軍人から選出された適合者だけを集めたエリート部隊「ハルバード隊」の指揮官として着任。
各地で多大な戦果を挙げ続け、ごく短期間で位を中将まで進めるが、第5次スエズ防衛戦において「最古の凄まじき七人」に遭遇し、部隊は全滅。
ただ一人生き残った彼女は約半年間の療養生活を送り、前線に復帰すると同時に、新設された魔導元帥号を与えられた。
前後して第5次スエズ防衛戦に参加した頃には発現できなかったユニヴァースを会得している。
運命のストライカーユニット「シルクジャスティス」
フィオナの心に刻まれた「誓い」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
外装である仕込み日傘は魔法的な機能を持たず、インフィニティ・コアだけで魔法を発現するため、厳密にはストライカーユニットではない。
このユニットに限っては、コアの取り付けさえ出来れば何に装着しても同じであり、日傘を選んだのは彼女の趣味。
シルクジャスティスを使って発現できる魔法はユニヴァースを含めても4つに限定される。
そのうちの2つは高圧縮エーテルの刀身を作り出す能力と、飛行能力である。これらの機能を持たないユニットを探すほうが難しいぐらいであり、特筆すべきことは何もない。
3つ目が適合者の視界を範囲とした6秒先までの未来を予見する能力。遠隔攻撃の手段を持たないシルクジャスティスは、この能力をもっているからこそ、武器としての役目を果たせると言える。
そして4つ目がユニヴァース、「ディシジョン」。適合者の視界を範囲として指定した1立方メートル空間の時間(=全ての運動)を完全に停止させる最強の技だが、このユニヴァースには以下のルールとリスクが存在する。
外装である仕込み日傘は魔法的な機能を持たず、インフィニティ・コアだけで魔法を発現するため、厳密にはストライカーユニットではない。
このユニットに限っては、コアの取り付けさえ出来れば何に装着しても同じであり、日傘を選んだのは彼女の趣味。
シルクジャスティスを使って発現できる魔法はユニヴァースを含めても4つに限定される。
そのうちの2つは高圧縮エーテルの刀身を作り出す能力と、飛行能力である。これらの機能を持たないユニットを探すほうが難しいぐらいであり、特筆すべきことは何もない。
3つ目が適合者の視界を範囲とした6秒先までの未来を予見する能力。遠隔攻撃の手段を持たないシルクジャスティスは、この能力をもっているからこそ、武器としての役目を果たせると言える。
そして4つ目がユニヴァース、「ディシジョン」。適合者の視界を範囲として指定した1立方メートル空間の時間(=全ての運動)を完全に停止させる最強の技だが、このユニヴァースには以下のルールとリスクが存在する。
・この魔法を発現するためのエーテルが自然に存在する物だけは不十分であるため、不足分を適合者の生命力で補う。結果、適合者は停止させた時間の360642倍の寿命を代価として失う。ここでの寿命とは老衰死・自然死に分類される死までの残り時間のことである。
・1立方メートル範囲を「1ボックス」とし、合計360ボックスまで同時に時間を止めることができる。適合者の意思を読み取り、効果は瞬時に発動する。
・10ボックスの時間を3秒間停止させた場合、失う寿命は3×10×360642=10819260(秒)、3005時間となる。
・効果範囲内にシルクジャスティスの適合者を含む空間を指定することは不可能である。
・効果は正確に1秒単位で発動する。1秒未満での発現は不可能だが、止める時間に上限はない。ただし、適合者の寿命が残り60秒になると使用が不可能となる。
・1立方メートル範囲を「1ボックス」とし、合計360ボックスまで同時に時間を止めることができる。適合者の意思を読み取り、効果は瞬時に発動する。
・10ボックスの時間を3秒間停止させた場合、失う寿命は3×10×360642=10819260(秒)、3005時間となる。
・効果範囲内にシルクジャスティスの適合者を含む空間を指定することは不可能である。
・効果は正確に1秒単位で発動する。1秒未満での発現は不可能だが、止める時間に上限はない。ただし、適合者の寿命が残り60秒になると使用が不可能となる。
元来、シルクジャスティスは「願い」にシンクロする刀剣型ストライカーユニットであったのだが、フィオナが仲間を失ったことを機にその性質を変化させ、ユニットのサポートを受け付けなくなった。
妃・アムリタ・アネッサ (きさき・あむりた・あねっさ)
連合軍第三方面適合者部隊副司令、三大魔元帥の一人。
浅黒い肌と額を飾るティラカが示すようにインド系の血が流れている少女。
度を超した無口で喋っているところを見た物は殆どなく、連合軍の内部では口を開けば災いが起こるなどといった噂がまことしやかに囁かれている
若干猫や犬と会話しているところを目撃されたりしてはいる(猫語や犬語を用いてたらしいが定かではない)
漆黒でつややかなふわふわクセッ毛だが留めたり結んだりいつも髪型が違う
そして巫女の袴に派手で扇情的な深紅のドレス、セーラー服、振り袖、白いスーツ姿など毎回変化する場違いとも言えるような服装で戦場の空を粉雪と共に舞い踊る彼女は連合軍からは妖精と呼ばれている。
ちなみになんべん言っても元帥の軍服を着ようとしなかったのはコイツ
服装や髪型に表れているように一貫性が無く飽きっぽいのが玉に瑕
フィオナに絡まれても無反応だがあんまりしつこいとスケッチブックに大きく「真面目にウゼぇ」とか「牝豚は少し黙って」など辛らつな言葉を書き込んで意思表示したりもする
趣味は寝ること、というか寝て夢を見ること。毎日夢日記を付けている。
あとお風呂が大好き、なんか2時間とか平気で入ってる。
特技は危険物取扱者丙種と種田流槍術免許皆伝の腕前を持っている。
浅黒い肌と額を飾るティラカが示すようにインド系の血が流れている少女。
度を超した無口で喋っているところを見た物は殆どなく、連合軍の内部では口を開けば災いが起こるなどといった噂がまことしやかに囁かれている
若干猫や犬と会話しているところを目撃されたりしてはいる(猫語や犬語を用いてたらしいが定かではない)
漆黒でつややかなふわふわクセッ毛だが留めたり結んだりいつも髪型が違う
そして巫女の袴に派手で扇情的な深紅のドレス、セーラー服、振り袖、白いスーツ姿など毎回変化する場違いとも言えるような服装で戦場の空を粉雪と共に舞い踊る彼女は連合軍からは妖精と呼ばれている。
ちなみになんべん言っても元帥の軍服を着ようとしなかったのはコイツ
服装や髪型に表れているように一貫性が無く飽きっぽいのが玉に瑕
フィオナに絡まれても無反応だがあんまりしつこいとスケッチブックに大きく「真面目にウゼぇ」とか「牝豚は少し黙って」など辛らつな言葉を書き込んで意思表示したりもする
趣味は寝ること、というか寝て夢を見ること。毎日夢日記を付けている。
あとお風呂が大好き、なんか2時間とか平気で入ってる。
特技は危険物取扱者丙種と種田流槍術免許皆伝の腕前を持っている。
連合軍においては最初期の適合者で第三方面独立捜索魔女中隊(バルムンク隊)で隊長を務めていた。
大佐だったが戦功により准将へと昇進。
後に第5次スエズ防衛戦において「最古の凄まじき七人」遭遇し敗走しつつも
味方の被害を最小限に抑えまた敵の進軍を最大限に遅らせるという大戦功を成し遂げる。
その功名として特例で魔導元帥号を与えられた。
大佐だったが戦功により准将へと昇進。
後に第5次スエズ防衛戦において「最古の凄まじき七人」遭遇し敗走しつつも
味方の被害を最小限に抑えまた敵の進軍を最大限に遅らせるという大戦功を成し遂げる。
その功名として特例で魔導元帥号を与えられた。
静寂のストライカーユニット「雪風」
アムリタの心に取り巻く「寂寥」にシンクロして魔法を発動するユニット
チャフ状のエーテルを周囲にばらまき無線から念話までありとあらゆる通信を妨害することが出来る。
またビットのようなストライカーユニットの子機をエーテルのフィールドで繋ぎバリアを形成することも出来る
直接的な攻撃には向かないがサポートに関しては超強力な杖
ユニヴァースは「ホワイトミュート」
コアから半径1.2キロ程の範囲のエーテルを完全に消失させ
敵味方関係なく魔法を使えなくさせる最大の切り札
3分程しかもたないが恐ろしく広い範囲と絶対的な効力によって使いようによっては戦況を容易くひっくり返せる。
チャフ状のエーテルを周囲にばらまき無線から念話までありとあらゆる通信を妨害することが出来る。
またビットのようなストライカーユニットの子機をエーテルのフィールドで繋ぎバリアを形成することも出来る
直接的な攻撃には向かないがサポートに関しては超強力な杖
ユニヴァースは「ホワイトミュート」
コアから半径1.2キロ程の範囲のエーテルを完全に消失させ
敵味方関係なく魔法を使えなくさせる最大の切り札
3分程しかもたないが恐ろしく広い範囲と絶対的な効力によって使いようによっては戦況を容易くひっくり返せる。
覇道誡藍(はどう・かいらん)
連合軍第五方面(西オーストラリア)適合者部隊司令官覇道宗義(はどう・むねよし)の一人娘にして、最高位の適合者である大魔元帥の一人。8歳。
生まれも育ちもオーストラリア。開戦後も戦場となったオーストラリアで軍人である父と二人で暮らしており、間近で適合者たちを見て過ごしてきた。
第二次エアーズロック攻防戦直後の彼女の6歳の誕生日には、ついに自身も適合者試験に合格。無論宗義はこれに反対したが、誡藍はただ純粋に「父の力になりたい」という一心で適合者としての道を歩み始めた。
幼い頃から動物たちと感覚的に意思疎通を図ることができたが、適合者となってからこの力が開花。無二の親友であるコアラのディルシュッドビー(大自然によって育まれた天然の魔法使い)をはじめ、魔法使いカンガルーや魔法使いカモノハシらの力を借り戦う。
趣味は料理。大魔元帥となった今でも宗義のお弁当を作っているが、味覚センスが皆無のため周囲からは「気の毒な味」と評価される異次元ランチが出来上がる。が宗義はそれをうまいうまいと言って食べており、親子仲は良好であるらしい。
生まれも育ちもオーストラリア。開戦後も戦場となったオーストラリアで軍人である父と二人で暮らしており、間近で適合者たちを見て過ごしてきた。
第二次エアーズロック攻防戦直後の彼女の6歳の誕生日には、ついに自身も適合者試験に合格。無論宗義はこれに反対したが、誡藍はただ純粋に「父の力になりたい」という一心で適合者としての道を歩み始めた。
幼い頃から動物たちと感覚的に意思疎通を図ることができたが、適合者となってからこの力が開花。無二の親友であるコアラのディルシュッドビー(大自然によって育まれた天然の魔法使い)をはじめ、魔法使いカンガルーや魔法使いカモノハシらの力を借り戦う。
趣味は料理。大魔元帥となった今でも宗義のお弁当を作っているが、味覚センスが皆無のため周囲からは「気の毒な味」と評価される異次元ランチが出来上がる。が宗義はそれをうまいうまいと言って食べており、親子仲は良好であるらしい。
オーストラリア戦線における英雄的なポジションで使いたいからカッコいい能力書いて欲しいお。
連合軍第三方面適合者部隊
「魔女の釜」と称されるアフリカ最大の激戦区、大湿地帯において任務に就く連合最強クラスの適合者大隊。部隊員の誰もが通算飛行時間1000時間以上のベテラン適合者であり、言い換えれば「魔女の釜」とはベテランであってもいつ命を落としてもおかしくないほどの危険地域であるのだ。
特務遊撃隊・識別名「グラディウス隊」
篝アルバトロス(かがり・あるばとろす)
「オペレーション・ジェノサイドフォーフリーダム284!選民主義者には死を!ですわぁー!」
アルバトロスの号令に合わせ、適合者たちがやれやれといった表情で立ち上がった。
突撃・殲滅・制圧。作戦はシンプルで、いついかなるときもオンリーワンだ。
「あんた、いつもそれだな」
「それ以上の言葉が必要でして?」
「充分だ」
言って、最後の適合者もユニットに火を点した。
アルバトロスの号令に合わせ、適合者たちがやれやれといった表情で立ち上がった。
突撃・殲滅・制圧。作戦はシンプルで、いついかなるときもオンリーワンだ。
「あんた、いつもそれだな」
「それ以上の言葉が必要でして?」
「充分だ」
言って、最後の適合者もユニットに火を点した。
アメリカが独自に調整を行った適合者であり、彼の地が育んだ人体改造技術の結晶たる存在。階級は中佐。
ASL(アメリカン・スーパーヒューマン・ラボラトリー)の意識改造で過剰なまでの名誉欲と愛国心を植え付けられており、部隊の中では指揮官級ではあるもののその偏った作戦立案・部隊運営技術はたびたび疑問視されている。
だが、彼女元来の性格も色濃く残っており、こと仲間意識という点において彼女ほど戦場で仲間のことを考えられる人間はいないと言われ、部下からの信頼は意外と厚い。
ASL(アメリカン・スーパーヒューマン・ラボラトリー)の意識改造で過剰なまでの名誉欲と愛国心を植え付けられており、部隊の中では指揮官級ではあるもののその偏った作戦立案・部隊運営技術はたびたび疑問視されている。
だが、彼女元来の性格も色濃く残っており、こと仲間意識という点において彼女ほど戦場で仲間のことを考えられる人間はいないと言われ、部下からの信頼は意外と厚い。
自由のストライカーユニット「ゴッドスピード・パトリオン」
アルバトロスに植え付けられた「愛国心」を触媒に魔法を発現する、重火器状の杖。
本来質量を持たぬゼロ物質であるはずのエーテルを質量のある銃弾として変換するという革新的な機構により、高濃度圧縮エーテルを無尽蔵に発射することができる。
ユニヴァースは「サベッジ・フレイムス」。
ガトリング砲に変形したパトリオンで対象を撃ち抜くシンプルな技で、秒間二万マターのエーテル排気は全ユニットの中でもトップクラス。
本来質量を持たぬゼロ物質であるはずのエーテルを質量のある銃弾として変換するという革新的な機構により、高濃度圧縮エーテルを無尽蔵に発射することができる。
ユニヴァースは「サベッジ・フレイムス」。
ガトリング砲に変形したパトリオンで対象を撃ち抜くシンプルな技で、秒間二万マターのエーテル排気は全ユニットの中でもトップクラス。
最期は敵の奸計にかかり、植え付けられた意識を消し去られる。
それにより魔力を失うかと思われた彼女だったが、しかしなおもパトリオンを振り回し戦闘を続行。
彼女はとうに気付いていた。彼女の中の感情が作りものであることに。いつからか、「仲間を守りたい」という想いがユニットとシンクロし、それに呼応して魔力を発現できるようになっていたのだった。
敵の精鋭魔女部隊「スティグマ」から仲間を逃がすため、崩壊した前線に彼女は一騎で留まった。四方から襲いくる魔法の威力により、次第にボロボロになっていくアルバトロス。左腕がもげ、胴体には風穴が開き、全身の感覚が失せる。しかし彼女がパトリオンを手放すことはなかった。最後の一瞬まで彼女は勇敢に戦った。
全ては仲間のために。
遂に大地へと墜落した彼女は、無事でないパーツがないような状態でなおも「スティグマ」の魔女たちへとパトリオンの銃口を向けていた。それが誰よりも仲間を愛し、誰よりも仲間のために戦い続けた少女の最期だった。
それにより魔力を失うかと思われた彼女だったが、しかしなおもパトリオンを振り回し戦闘を続行。
彼女はとうに気付いていた。彼女の中の感情が作りものであることに。いつからか、「仲間を守りたい」という想いがユニットとシンクロし、それに呼応して魔力を発現できるようになっていたのだった。
敵の精鋭魔女部隊「スティグマ」から仲間を逃がすため、崩壊した前線に彼女は一騎で留まった。四方から襲いくる魔法の威力により、次第にボロボロになっていくアルバトロス。左腕がもげ、胴体には風穴が開き、全身の感覚が失せる。しかし彼女がパトリオンを手放すことはなかった。最後の一瞬まで彼女は勇敢に戦った。
全ては仲間のために。
遂に大地へと墜落した彼女は、無事でないパーツがないような状態でなおも「スティグマ」の魔女たちへとパトリオンの銃口を向けていた。それが誰よりも仲間を愛し、誰よりも仲間のために戦い続けた少女の最期だった。
ティアナ・ボーデンシャッツ
隊員が会議室に揃うと、第一回となるストライクウィッチーズのミーティングが始まった。
「さあ皆さん!記念すべきファースト・オペレーション・ジェノサイドフォーフリーダム!選民主義者には死を!ですわぁー!」
それだけ声高に叫び、走り出しながらユニットに火を入れようとするアルバトロスの腕をティアナ・ボーデンシャッツが素早く掴み、指揮卓まで引っ張り戻した。
「困ります、アルバトロス中佐。作戦の説明を・・・」
それを聞いたアルバトロスは、心底不思議そうな表情を浮かべて周囲をきょろきょろと見回した。彼女にとって、先の台詞以外に自分が言うべきことも、言いたいこともこれ以上無かったのである。
その様子を見守っていたティアナは小さくため息をつくと、挙動不審に陥っている指揮官を代弁した。
「さあ皆さん!記念すべきファースト・オペレーション・ジェノサイドフォーフリーダム!選民主義者には死を!ですわぁー!」
それだけ声高に叫び、走り出しながらユニットに火を入れようとするアルバトロスの腕をティアナ・ボーデンシャッツが素早く掴み、指揮卓まで引っ張り戻した。
「困ります、アルバトロス中佐。作戦の説明を・・・」
それを聞いたアルバトロスは、心底不思議そうな表情を浮かべて周囲をきょろきょろと見回した。彼女にとって、先の台詞以外に自分が言うべきことも、言いたいこともこれ以上無かったのである。
その様子を見守っていたティアナは小さくため息をつくと、挙動不審に陥っている指揮官を代弁した。
「先遣偵察隊の報告によると、前方に展開する敵はB級・C級ウィッチの混成部隊であると予想されます。我々の任務はこれを殲滅し、敵拠点を制圧することです。詳細な規模は不明ですが、戦力は確実にこちらが上回ります。使用するフォーメーションはA-2。訓練通り、二人一組での連携を基本とした戦闘を心掛けるように。今後、特に注意が無い場合は『突撃・殲滅・制圧』、これと同じ作戦内容であると思って下さい。あと、敵の陣容とフォーメーションは事前に伝えるようミーティングの方式を変更しましょう。何か質問は?」
数秒の沈黙を返答と解釈したティアナは呆けたようにまばたきするアルバトロスに向き直って軽く微笑み、「隊長、出撃の合図を」と促した。
用兵の名手との誉れ高い連合軍中将、ヘルムート・ボーデンシャッツの一人娘。階級は中佐。
父親の影響で幼い頃から軍学を学び、ドイツ士官学校に主席で入学。在学中に適性を認められ、適合者部隊に配属された。
同じく中佐であるアルバトロスよりも席次は下位にあるが、実戦になると戦闘にのめり込んで視野が狭くなってしまう事の少なくない彼女に代わり、一歩下がった位置から実質的な戦場指揮を執る。
優秀な模範軍人であるが故に軍隊経験の浅いウィッチーズの面々の足りない部分が見えすぎてしまい、つい小姑のように口煩くなりがちな彼女は、周囲からはやや神経質な浮いた存在に映るが、隊員の悩み事や揉め事の解決を率先して引き受ける面倒見の良い一面もあり、頼れる上官として隊員たちに認識されている。
アルバトロスとは対照的な性格だが、世話好きの彼女は抜けているアルバトロスの手助けをするのがむしろ快感らしく、二人の仲は非常に良い。
普段は凛としていても、自室はぬいぐるみのコレクションで埋め尽くされ、趣味は裁縫とお菓子作りという根は優しい普通の女の子。
父親の影響で幼い頃から軍学を学び、ドイツ士官学校に主席で入学。在学中に適性を認められ、適合者部隊に配属された。
同じく中佐であるアルバトロスよりも席次は下位にあるが、実戦になると戦闘にのめり込んで視野が狭くなってしまう事の少なくない彼女に代わり、一歩下がった位置から実質的な戦場指揮を執る。
優秀な模範軍人であるが故に軍隊経験の浅いウィッチーズの面々の足りない部分が見えすぎてしまい、つい小姑のように口煩くなりがちな彼女は、周囲からはやや神経質な浮いた存在に映るが、隊員の悩み事や揉め事の解決を率先して引き受ける面倒見の良い一面もあり、頼れる上官として隊員たちに認識されている。
アルバトロスとは対照的な性格だが、世話好きの彼女は抜けているアルバトロスの手助けをするのがむしろ快感らしく、二人の仲は非常に良い。
普段は凛としていても、自室はぬいぐるみのコレクションで埋め尽くされ、趣味は裁縫とお菓子作りという根は優しい普通の女の子。
旋風のストライカーユニット「ウインドインハーヘア」
エーテル粒子を変換して風を発生させる「ソングオブウインド」、その風を操る役目を担う「エアパスカル」から成る二本一組の短杖型ストライカーユニット。
二本のユニットはティアナの「献身」の心にシンクロし、魔法を発現する。
敵の攻撃軌道を逸らせたり、追い風で味方の飛行速度を高めたりと、直線的な攻撃よりもコンビネーションや味方のフォローに活躍する。
ユニヴァースは「ガストスペース」。
極小サイズに圧縮した無数の細かい風の刃とともに敵の周りに乱気流を発生させ、気流に刃を乗せることによって不規則な軌道を描いて対象を切り刻む死の空間を作り出す強力な範囲魔法。
一歩間違えば味方を巻き込む危険を孕むこの大技は、誰よりも正確に戦場を見通す目を持つティアナだからこそ扱える物であると言える。
二本のユニットはティアナの「献身」の心にシンクロし、魔法を発現する。
敵の攻撃軌道を逸らせたり、追い風で味方の飛行速度を高めたりと、直線的な攻撃よりもコンビネーションや味方のフォローに活躍する。
ユニヴァースは「ガストスペース」。
極小サイズに圧縮した無数の細かい風の刃とともに敵の周りに乱気流を発生させ、気流に刃を乗せることによって不規則な軌道を描いて対象を切り刻む死の空間を作り出す強力な範囲魔法。
一歩間違えば味方を巻き込む危険を孕むこの大技は、誰よりも正確に戦場を見通す目を持つティアナだからこそ扱える物であると言える。
相沢ポルカ(あいざわ・ぽるか)
ストライカーユニットの生みの親である相沢祐一博士の長女であり、世界で最初の公認ウィッチ。階級は大尉。
勝気な性格で、軍規に緩く時間にルーズ。妹想いの姉だが、万事においてやや強引なところがあり、考えるよりもまず行動を起こすタイプ。
物語終盤で母親が天然の魔法使いであり、その血を継ぐポルカ自身もストライカーユニット無しで魔法を発現することができる魔法使いであることが明らかになる。
勝気な性格で、軍規に緩く時間にルーズ。妹想いの姉だが、万事においてやや強引なところがあり、考えるよりもまず行動を起こすタイプ。
物語終盤で母親が天然の魔法使いであり、その血を継ぐポルカ自身もストライカーユニット無しで魔法を発現することができる魔法使いであることが明らかになる。
獄炎のストライカーユニット「メテオマスター」
ポルカの「情熱」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
爆炎を巻き起こす能力を持つ、文字通り火力に特化したユニット。射程内ならばどこにでも爆発を起こす事ができるが、その能力は攻撃一辺倒である。
ユニヴァースは広域に渡って大地に降り注ぐ灼熱の火球を召喚する「コロナレイン」。
爆炎を巻き起こす能力を持つ、文字通り火力に特化したユニット。射程内ならばどこにでも爆発を起こす事ができるが、その能力は攻撃一辺倒である。
ユニヴァースは広域に渡って大地に降り注ぐ灼熱の火球を召喚する「コロナレイン」。
相沢トモカ(あいざわ・ともか)
ストライカーユニットの生みの親である相沢祐一博士の次女で、ポルカとは2歳離れた妹。階級は中尉。一応主人公。
決して消極的な性格ではないのだが、強引な「ポルカお姉ちゃん」に引っ張られ、いつも後ろに付いてまわっている感が強い。元気がウリの頑張り屋だが、少し間の抜けたところがある。
物語終盤で母親が天然の魔法使いであり、姉と同じく自身も魔法使いであることが明らかになる。
決して消極的な性格ではないのだが、強引な「ポルカお姉ちゃん」に引っ張られ、いつも後ろに付いてまわっている感が強い。元気がウリの頑張り屋だが、少し間の抜けたところがある。
物語終盤で母親が天然の魔法使いであり、姉と同じく自身も魔法使いであることが明らかになる。
日輪のストライカーユニット「ヤマト」
トモカの「友愛」の心にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
光を収束した光線による攻撃や、圧縮エーテルをバリア状に展開させ防御に利用する等、攻守のバランスに優れた能力を持つ。
ユニヴァースは「リザレクション」。
エーテル粒子をあらゆる細胞・物質に変換し、無機物有機物問わずこの世に存在する全ての物を『修復』する。
しかし効果は一時的な物であり、魔法が解けると元の状態に戻ってしまう。修復を行う対象と規模によって維持できる時間が異なるが、よほど大規模なものでなければ効果は10分ほど。
死者を蘇らせる事はできない等、いくつかの制限が存在する。
物語の最後では他の適合者達らと共に自らの生命力をも魔力へと変え、魔法という存在そのものを消し去り、世界を戦争が起こる以前への状態へと修復した。
光を収束した光線による攻撃や、圧縮エーテルをバリア状に展開させ防御に利用する等、攻守のバランスに優れた能力を持つ。
ユニヴァースは「リザレクション」。
エーテル粒子をあらゆる細胞・物質に変換し、無機物有機物問わずこの世に存在する全ての物を『修復』する。
しかし効果は一時的な物であり、魔法が解けると元の状態に戻ってしまう。修復を行う対象と規模によって維持できる時間が異なるが、よほど大規模なものでなければ効果は10分ほど。
死者を蘇らせる事はできない等、いくつかの制限が存在する。
物語の最後では他の適合者達らと共に自らの生命力をも魔力へと変え、魔法という存在そのものを消し去り、世界を戦争が起こる以前への状態へと修復した。
ナリールティア・ルーンウェル・ブオナローティ
14世紀末から15世紀初頭にかけて活躍した芸術家の末裔。階級は少尉。
イタリアの誇る世界最年少の天才少適合者……なのだが、普段の言動は白痴一歩手前と言っても過言ではない。
9歳という年齢を裏切らない幼い容姿と飛びぬけた要領の悪さが他の適合者の母性本能を激しく刺激し、行く先々でかなり甘やかされている。
イタリア政府によって両親から買い上げられた彼女は「家族を魔法使いによって虐殺された」という洗脳を受けているため、善悪の区別がはっきりとしない年齢ながらも魔法使いに対して深い憎しみの感情を抱いている。ちなみにボケは天然であって、決して洗脳による副作用ではない。
イタリアの誇る世界最年少の天才少適合者……なのだが、普段の言動は白痴一歩手前と言っても過言ではない。
9歳という年齢を裏切らない幼い容姿と飛びぬけた要領の悪さが他の適合者の母性本能を激しく刺激し、行く先々でかなり甘やかされている。
イタリア政府によって両親から買い上げられた彼女は「家族を魔法使いによって虐殺された」という洗脳を受けているため、善悪の区別がはっきりとしない年齢ながらも魔法使いに対して深い憎しみの感情を抱いている。ちなみにボケは天然であって、決して洗脳による副作用ではない。
創造のストライカーユニット「ダンスパートナー」
エーテルを生物や武器の形に"成型"する絵筆型ストライカーユニット。
「ダンスパートナー」が発現する魔法はあくまで意思を持たない魔力の塊を武器として使用するものであり、天然の魔法使いが魔獣や悪魔の類を呼び出し使役する「召喚」とは異なる。
ナリールティアの「想像力」にシンクロし、筆先に集めたエーテルを絵の具に見立て、空間に絵を描くことによって魔法を発現する。
ユニヴァースは「ワンダーカーニバル」。人型にエーテルを成型し、一個部隊を作り上げる壮大な技だが、彼女の最期に際して一度しか使用されることはなかった。
「ダンスパートナー」が発現する魔法はあくまで意思を持たない魔力の塊を武器として使用するものであり、天然の魔法使いが魔獣や悪魔の類を呼び出し使役する「召喚」とは異なる。
ナリールティアの「想像力」にシンクロし、筆先に集めたエーテルを絵の具に見立て、空間に絵を描くことによって魔法を発現する。
ユニヴァースは「ワンダーカーニバル」。人型にエーテルを成型し、一個部隊を作り上げる壮大な技だが、彼女の最期に際して一度しか使用されることはなかった。
威力偵察隊・識別名「ファルシオン隊」
燈儀カノーシス(とうぎ・かのーしす)
ファルシオン隊を束ねる歴戦の勇士。22才、階級は大佐。
「ちょっと偵察に出るつもりが敵部隊が壊滅してビビった」の名言は適合者訓練学校の教科書にも載るぐらいに有名で(実際には連合軍勝利の歴史として美化と形式に染まった書かれ方をしているが、ヒーローとして訓練学校に招かれた当人が実際に上の台詞を訓練生の前で吐いたため一瞬で広まった)、新米兵たちの間では伝説とも呼ばれている。
適合者としては特Aランクの実力者だが、普段は部下の前で昼間から酒を飲むわ指揮官会議は「めんどい」の一言でサボるわの型破りな人物。お陰で他の(ごく一部の生真面目な、ファルシオン隊の実力を妬んでいるような)部隊や、上層部との折り合いが非常に悪いことが副官のファン・フォンティ・リー中佐の頭を悩ませている。
だが、誰よりも部下を信頼し、誰よりも不器用に部下を愛する彼女の真摯さは言わずとも部隊員たちに伝わっている。だからこそファルシオン隊は連合最強クラスの部隊でいられるのだ。
「ちょっと偵察に出るつもりが敵部隊が壊滅してビビった」の名言は適合者訓練学校の教科書にも載るぐらいに有名で(実際には連合軍勝利の歴史として美化と形式に染まった書かれ方をしているが、ヒーローとして訓練学校に招かれた当人が実際に上の台詞を訓練生の前で吐いたため一瞬で広まった)、新米兵たちの間では伝説とも呼ばれている。
適合者としては特Aランクの実力者だが、普段は部下の前で昼間から酒を飲むわ指揮官会議は「めんどい」の一言でサボるわの型破りな人物。お陰で他の(ごく一部の生真面目な、ファルシオン隊の実力を妬んでいるような)部隊や、上層部との折り合いが非常に悪いことが副官のファン・フォンティ・リー中佐の頭を悩ませている。
だが、誰よりも部下を信頼し、誰よりも不器用に部下を愛する彼女の真摯さは言わずとも部隊員たちに伝わっている。だからこそファルシオン隊は連合最強クラスの部隊でいられるのだ。
閃光のストライカーユニット「ブライトネス・ホーリィアーク」
カノーシスの中に眠る「勇気」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
迸る光の奔流を自在に操る小手状のユニットで、エーテル磁場を高速で練成することで生まれる光(に見えるもの)は実際には一本一本が強大な魔力の磁力線である。
ユニヴァースは「ライド・ザ・ライトニング」。
最大出力の光の束をユニットに集約させ、巨大な闘気の拳を作り上げる。殴ってよし守ってよしの最強の武装の誕生である。
その力の安定には尋常でないほどの集中力と精神力を要求され、ひとたびバランスを崩せば暴れだした光が自らを焼いてしまう。
迸る光の奔流を自在に操る小手状のユニットで、エーテル磁場を高速で練成することで生まれる光(に見えるもの)は実際には一本一本が強大な魔力の磁力線である。
ユニヴァースは「ライド・ザ・ライトニング」。
最大出力の光の束をユニットに集約させ、巨大な闘気の拳を作り上げる。殴ってよし守ってよしの最強の武装の誕生である。
その力の安定には尋常でないほどの集中力と精神力を要求され、ひとたびバランスを崩せば暴れだした光が自らを焼いてしまう。
ファン・フォンティ・リー
ファルシオン隊の副官を務める21才の女性。階級は中佐だが、カノーシスの手綱を握る彼女はとても上官と部下の関係には見えないともっぱらの噂。
アジア系移民の出の彼女は、人種差別や格差が根強く残る連合社会において出世とは縁遠いものであるはずだった。しかし、実力主義の適合者軍内で才能が開花。副官としての才を見出され、至上最速でノンキャリアから佐官にまで上り詰めた叩き上げエリート。
今後は一小隊から一大隊、さらにその先を有望視されているが、彼女としては現在のファルシオン隊副官というポジションが大層気に入っているらしく、隊長のカノーシスと共に部隊に骨を埋める覚悟でいる。
隊内では「気配り女房」とのあだ名で呼ばれるほどに思慮の行き届いた人間。だが、酒を飲むと性格が豹変するため、カノーシスの悪戯で大変な事態に陥ったことも(第三方面軍記・第63巻「タコハゲ中将事件」の項を参照のこと)。
ティアナとは訓練学校時代の同期で、共に副官適正の高さから専門訓練科に配属されていた。
「部隊ではいい隊長に恵まれるといいな」とは彼女たちの口癖だったが、その願いはお互い大体が報われ大体が頭痛の種となった。
アジア系移民の出の彼女は、人種差別や格差が根強く残る連合社会において出世とは縁遠いものであるはずだった。しかし、実力主義の適合者軍内で才能が開花。副官としての才を見出され、至上最速でノンキャリアから佐官にまで上り詰めた叩き上げエリート。
今後は一小隊から一大隊、さらにその先を有望視されているが、彼女としては現在のファルシオン隊副官というポジションが大層気に入っているらしく、隊長のカノーシスと共に部隊に骨を埋める覚悟でいる。
隊内では「気配り女房」とのあだ名で呼ばれるほどに思慮の行き届いた人間。だが、酒を飲むと性格が豹変するため、カノーシスの悪戯で大変な事態に陥ったことも(第三方面軍記・第63巻「タコハゲ中将事件」の項を参照のこと)。
ティアナとは訓練学校時代の同期で、共に副官適正の高さから専門訓練科に配属されていた。
「部隊ではいい隊長に恵まれるといいな」とは彼女たちの口癖だったが、その願いはお互い大体が報われ大体が頭痛の種となった。
憤怒のストライカーユニット「ジェノサイダー」
リーの中に眠る「怒り」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
普段は理知的な振る舞いでその本質を隠してはいるが、癇癪持ちであるという幼少時からの悩みはリーを度々自己嫌悪させてきた。
ユニットはそんな負の感情を強い魔力として変換し、今やリーと一心同体の存在となっている。彼女はそのことを思い悩んでいた時期もあったが、紆余曲折あり彼女はその力を正しく導く術を身につけたのだった。
シンプルな杖状のユニットだが、通常のユニットよりもエーテル循環率を重視した作りになっている。そのため、微弱なエーテル波を周囲に撒き散らすことで擬似的なセンサーの作用を起こすという魔法戦における索敵行動の分野などにおいて秀でた力を発揮することができる。
ユニヴァースは「グロースバスタージェノサイド」。
エーテル排気を0.2秒間だけ3万マターにも跳ね上げることで巨大なビームを撃ち出す大技だが、代償としてリーの「怒り」の感情を極限まで引き出し凶暴化させてしまう。常に冷静であるべき副官というポジションの人間がそうなってしまっては問題外であるため、一度しか使われることはなかった。
普段は理知的な振る舞いでその本質を隠してはいるが、癇癪持ちであるという幼少時からの悩みはリーを度々自己嫌悪させてきた。
ユニットはそんな負の感情を強い魔力として変換し、今やリーと一心同体の存在となっている。彼女はそのことを思い悩んでいた時期もあったが、紆余曲折あり彼女はその力を正しく導く術を身につけたのだった。
シンプルな杖状のユニットだが、通常のユニットよりもエーテル循環率を重視した作りになっている。そのため、微弱なエーテル波を周囲に撒き散らすことで擬似的なセンサーの作用を起こすという魔法戦における索敵行動の分野などにおいて秀でた力を発揮することができる。
ユニヴァースは「グロースバスタージェノサイド」。
エーテル排気を0.2秒間だけ3万マターにも跳ね上げることで巨大なビームを撃ち出す大技だが、代償としてリーの「怒り」の感情を極限まで引き出し凶暴化させてしまう。常に冷静であるべき副官というポジションの人間がそうなってしまっては問題外であるため、一度しか使われることはなかった。
セティ・御門・シャルティエ (せてぃ・みかど・しゃるてぃえ)
フランスの名門シャルティエ家の後継ぎ。幼い頃より帝王学を叩き込まれてきた才女だったが、堅苦しい教育に嫌気が差し脱走。街角で行われていた適合者試験に参加し、見事合格した。
適合者部隊は通常の軍隊よりもよほど締め付けが緩いため、彼女にとっては理想の環境と言えた。年齢や家柄など関係なく、自分の力だけを見て評価してくれる場。彼女にとってその扱いは新鮮そのものだった。それが彼女を増長させることにもなったのだが。
結果。生まれもっての才覚と望まず培われた能力、それらの双方が上手く作用し、彼女は若干十三歳、入隊からわずか二年で最前線である第三方面軍に配属されることとなる。
ファルシオン隊に収まった後も、我侭な性格から度々他の隊員といさかいを起こしてきた。しかし、数々の戦闘を経て仲間の絆というものを生まれて初めて実感した彼女は、少しずつではあるが他人へと歩みを寄せつつある。
適合者部隊は通常の軍隊よりもよほど締め付けが緩いため、彼女にとっては理想の環境と言えた。年齢や家柄など関係なく、自分の力だけを見て評価してくれる場。彼女にとってその扱いは新鮮そのものだった。それが彼女を増長させることにもなったのだが。
結果。生まれもっての才覚と望まず培われた能力、それらの双方が上手く作用し、彼女は若干十三歳、入隊からわずか二年で最前線である第三方面軍に配属されることとなる。
ファルシオン隊に収まった後も、我侭な性格から度々他の隊員といさかいを起こしてきた。しかし、数々の戦闘を経て仲間の絆というものを生まれて初めて実感した彼女は、少しずつではあるが他人へと歩みを寄せつつある。
月光のストライカーユニット「ルナティックシルバーアイ」
セティの中に眠る「尊厳」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
片眼鏡状のユニットは空気中のエーテルの流れを明確に読み取ることができ、それを最大限に効率的に活用する手助けとなる。
視界内のエーテルを自在に操ることで刃などを形成し、相手の意図せぬ方向からの奇襲攻撃が得意。
片眼鏡状のユニットは空気中のエーテルの流れを明確に読み取ることができ、それを最大限に効率的に活用する手助けとなる。
視界内のエーテルを自在に操ることで刃などを形成し、相手の意図せぬ方向からの奇襲攻撃が得意。
対象周囲のエーテルを最大限まで加速させることで対象の体感時間だけを遅らせるユニヴァース「ラピッドストリーム」は、例え相手が凄腕の魔法使いゆえに大きな効果が得られなかったとてその感覚を狂わせる程度の威力はある、チームプレイだからこそ効果が高まる強力無比な妨害技。
突撃機動隊・識別名「クレイモア隊」
菱月ウィルル(ひしづき・うぃるる)
クレイモア隊の指揮官。26才、階級は少将。三大魔元帥に次ぐナンバー4。
「階級が上がるほど頭のネジのぶっ飛び具合も上がる」と囁かれる適合者の例に漏れず、連合軍適合者部隊の隊長格の軍人として模範的なダメ人間である。
人に物事を説明するのが苦手であるため教官にも向かず、事務や雑用をさせればむしろ仕事を増やす。
軍人以前に社会人としての落第ぶりは適合者の中でも断トツであり、本来ならば部隊長が担当する仕事の一切を3人の副官に任せきりにしていることから『NEET』『姫少将(家事すら手伝わないことに由来)』のあだ名で通っている。
戦場では別人のようなカリスマを発揮し、適合者として個の戦闘力は勿論のこと、その芸術的なまでの用兵は欠点を補って余りある。
年齢より若く見られるのが自慢らしいが、残念ながら他人がそれを口にする時は容姿を褒めているわけではなく、子供にしか見えないという意味である。見た目はロリでも心はセクシー。
「階級が上がるほど頭のネジのぶっ飛び具合も上がる」と囁かれる適合者の例に漏れず、連合軍適合者部隊の隊長格の軍人として模範的なダメ人間である。
人に物事を説明するのが苦手であるため教官にも向かず、事務や雑用をさせればむしろ仕事を増やす。
軍人以前に社会人としての落第ぶりは適合者の中でも断トツであり、本来ならば部隊長が担当する仕事の一切を3人の副官に任せきりにしていることから『NEET』『姫少将(家事すら手伝わないことに由来)』のあだ名で通っている。
戦場では別人のようなカリスマを発揮し、適合者として個の戦闘力は勿論のこと、その芸術的なまでの用兵は欠点を補って余りある。
年齢より若く見られるのが自慢らしいが、残念ながら他人がそれを口にする時は容姿を褒めているわけではなく、子供にしか見えないという意味である。見た目はロリでも心はセクシー。
放漫のストライカーユニット「スペシャルウィーク」
ウィルルの「稚気」にシンクロし、魔法を発現するシンプルな長杖型ストライカーユニット。
7つの曜日に応じて発現する魔法を変化させる能力をもつ。各曜日の能力は以下の通り。
って言いたいところだけど、思いつかなかったから誰か助けて。
ユニヴァースは「イリデッセンスタイム」。60秒間に限ってこのユニットが持つ全ての機能を開放し、7属性の魔法全てを撃ち放題にするというわかりやすい魔法。
単体による無限の連携攻撃が可能だが、使用後ユニットは『一週間の休暇』(スペシャル・ウィーク)を取るため、7日もの間『ただの棒』と化すという恐ろしく大きな反動がある。
7つの曜日に応じて発現する魔法を変化させる能力をもつ。各曜日の能力は以下の通り。
って言いたいところだけど、思いつかなかったから誰か助けて。
ユニヴァースは「イリデッセンスタイム」。60秒間に限ってこのユニットが持つ全ての機能を開放し、7属性の魔法全てを撃ち放題にするというわかりやすい魔法。
単体による無限の連携攻撃が可能だが、使用後ユニットは『一週間の休暇』(スペシャル・ウィーク)を取るため、7日もの間『ただの棒』と化すという恐ろしく大きな反動がある。
アシュリー・バウスフィールド
クレイモア隊の次席副官。17才、階級は少佐。アメリカ合衆国大統領、エドモンド・バウスフィールドの次女。『世界のために戦う大統領の娘』というアメリカの看板的存在で、本人はその扱いを不快に感じている。
グラディウス隊の指揮官である篝アルバトロスと同じくASLの意識改造を受けており、″試作品の失敗″を踏まえて洗脳レベルはかなり抑えられている。
感情表現が苦手で、与えられた仕事を淡々とこなすタイプ。他の適合者の少女達と仲良くなりたいと思っているが、なかなか積極的になれない自分に悩んでいる。
本人は自覚していない(ズレた行為だと認識していない)がレズっ気があり、おもむろに脱衣所で他の適合者のパンツのにおいを嗅いだりする見境のない変態である。
グラディウス隊の指揮官である篝アルバトロスと同じくASLの意識改造を受けており、″試作品の失敗″を踏まえて洗脳レベルはかなり抑えられている。
感情表現が苦手で、与えられた仕事を淡々とこなすタイプ。他の適合者の少女達と仲良くなりたいと思っているが、なかなか積極的になれない自分に悩んでいる。
本人は自覚していない(ズレた行為だと認識していない)がレズっ気があり、おもむろに脱衣所で他の適合者のパンツのにおいを嗅いだりする見境のない変態である。
撃滅のストライカーユニット「スーパーホーネット・パトリオン」
アシュリーに植えつけられた「愛国心」を触媒に魔法を発現する、パトリオンシリーズの2号機。
エーテルを銃弾に変換する「ゴッドスピード・パトリオン」に対して、スーパーホーネットは着弾時に爆発を起こす擬似エーテル弾頭を作り出す。
ゴッドスピードと同じく弾数の制限は受けないが、変換機構がより複雑になったため、最大4秒間/74発の連射に対し8秒間の冷却時間を要する。
ユニヴァースは「ジャックポット・フィーバー」。瞬間的に29000マターまでエーテル排気を上昇させることによって、変換速射能力を7倍に引き上げる(4秒間/518発)。
使用後は自動的に緊急冷却に入り、飛行以外の機能を85秒間停止する。
エーテルを銃弾に変換する「ゴッドスピード・パトリオン」に対して、スーパーホーネットは着弾時に爆発を起こす擬似エーテル弾頭を作り出す。
ゴッドスピードと同じく弾数の制限は受けないが、変換機構がより複雑になったため、最大4秒間/74発の連射に対し8秒間の冷却時間を要する。
ユニヴァースは「ジャックポット・フィーバー」。瞬間的に29000マターまでエーテル排気を上昇させることによって、変換速射能力を7倍に引き上げる(4秒間/518発)。
使用後は自動的に緊急冷却に入り、飛行以外の機能を85秒間停止する。
クラリス・ブラウンシュガー
クレイモア隊の主席副官。23才、階級は中佐。
秩序のストライカーユニット「バランスオブゲーム」
クラリスの「志操」にシンクロし、魔法を発現するストライカーユニット。
バランスオブゲームを中心とした半径10km範囲に存在する適合者・魔法使いを取り巻くエーテルの変化から、魔力とその大まかな魔法的性格をサーチする機能を持つ。
読み取れる情報量は現行の最新量子演算機と比較にならないほど多く、攻撃に特化した適合者で構成されるクレイモア隊にあってこのユニットの存在価値は極めて大きい。
ユニヴァース「スタンダーディゼーション」は、半径500m以内のエーテル量を操作し、範囲内で行使される全ての魔法の威力・効力に制限をかける効果をもつ。
低下率は30%(マター)を上限とし、完全に魔法の発現を不可能にする「雪風」のユニヴァースとは異なる。
特にリスクの存在しないユニヴァースだが、敵味方双方に同量のペナルティを課すため、使用する場面はかなり限定される。
バランスオブゲームを中心とした半径10km範囲に存在する適合者・魔法使いを取り巻くエーテルの変化から、魔力とその大まかな魔法的性格をサーチする機能を持つ。
読み取れる情報量は現行の最新量子演算機と比較にならないほど多く、攻撃に特化した適合者で構成されるクレイモア隊にあってこのユニットの存在価値は極めて大きい。
ユニヴァース「スタンダーディゼーション」は、半径500m以内のエーテル量を操作し、範囲内で行使される全ての魔法の威力・効力に制限をかける効果をもつ。
低下率は30%(マター)を上限とし、完全に魔法の発現を不可能にする「雪風」のユニヴァースとは異なる。
特にリスクの存在しないユニヴァースだが、敵味方双方に同量のペナルティを課すため、使用する場面はかなり限定される。
ミフィティナ・シャリルバーン
クレイモア隊の副官補佐。18才、階級は大尉。
模倣のストライカーユニット「クラウンクラウン」
要地防衛隊・識別名「フランベルジュ隊」
黒歴史晒し用トピ232レス目に登場。
「守護者」との呼び声高き歴戦の部隊だったが、初登場にして『夜の魔女』によって壊滅。
当時の編成は部隊長エルヴィン=焔(ほむら)=クローネンバーグ、副官アルメイダ・シュッツラーン、紅(ほん)・シャンファ、アイラ、エッシャー(以上二名は本名・役職不明)。
「守護者」との呼び声高き歴戦の部隊だったが、初登場にして『夜の魔女』によって壊滅。
当時の編成は部隊長エルヴィン=焔(ほむら)=クローネンバーグ、副官アルメイダ・シュッツラーン、紅(ほん)・シャンファ、アイラ、エッシャー(以上二名は本名・役職不明)。
独立捜索隊・識別名「バルムンク隊」
黒歴史晒し用トピ247レス目に登場。
大魔元帥である妃・アムリタ・アネッサが過去に率いていた部隊。
現在の編成は不明。
大魔元帥である妃・アムリタ・アネッサが過去に率いていた部隊。
現在の編成は不明。
極東対魔迎撃魔女師団「マレブランケ」
アジア戦線を支える、適合者と一般兵の混成軍。
ベテランや優秀な適合者は戦闘の激化するオーストラリア・アフリカ戦線へと送り込まれ、アジアを支えるだけの戦力が不足している連合軍によって編成された捨て駒部隊である。
所属する適合者達はみな不良品のレッテルを貼られ、実験的に造られた負の感情とシンクロするユニットを与えられた 、トラウマを抱えた少女ばかり。
構成員は新兵が圧倒的に多く、士官不足のために繰り上がりで経験や能力不足の者に対し高位階級が乱発される、連合軍最悪の軍団である。
ベテランや優秀な適合者は戦闘の激化するオーストラリア・アフリカ戦線へと送り込まれ、アジアを支えるだけの戦力が不足している連合軍によって編成された捨て駒部隊である。
所属する適合者達はみな不良品のレッテルを貼られ、実験的に造られた負の感情とシンクロするユニットを与えられた 、トラウマを抱えた少女ばかり。
構成員は新兵が圧倒的に多く、士官不足のために繰り上がりで経験や能力不足の者に対し高位階級が乱発される、連合軍最悪の軍団である。
たぶん外伝とかで出てくる。
獅童令(しどう・れい)
19歳。極東対魔迎撃魔女師団「マレブランケ」の現司令官であり、階級は大佐。
ボーイッシュな外見をしており明るく快活で誰とでもすぐ仲良くなることが出来、 部隊の皆から信頼される良きリーダー。
しかし両親を魔法使いによって殺された暗い過去を持っており、 表には出さないながらもその過去を引きずり続けている。
ボーイッシュな外見をしており明るく快活で誰とでもすぐ仲良くなることが出来、 部隊の皆から信頼される良きリーダー。
しかし両親を魔法使いによって殺された暗い過去を持っており、 表には出さないながらもその過去を引きずり続けている。
掌握のストライカーユニット「マラコーダ」
獅堂令の奥底に眠る「憎悪」にシンクロして魔法を発現することが出来る杖。
味方の放つ魔法を収束させて自分の魔力を加えて撃ちだす事が出来る。
味方の援護が必要な為に一人だけではあまり役に立たない杖だが……。
ユニヴァースは「死者の宮殿」。
敵味方の判別無しに生気を奪う恐ろしい魔法。味方すらも巻き込み死体の山を築いた。
味方の放つ魔法を収束させて自分の魔力を加えて撃ちだす事が出来る。
味方の援護が必要な為に一人だけではあまり役に立たない杖だが……。
ユニヴァースは「死者の宮殿」。
敵味方の判別無しに生気を奪う恐ろしい魔法。味方すらも巻き込み死体の山を築いた。
竜崎聖(りゅうざき・せい)
19才。階級は中佐。
家柄が良く世間知らずなところもあるいわゆるお嬢様 。
長い黒髪が美しい美少女だが性格はキツく初対面の相手にも言いたい放題にずけずけと物を言う。
その性格のせいか配属当初は部隊でも浮いていたが徐々に皆と打ち解けるようになった。
他人を遠ざけるような乱暴な物言いは親友を見殺しにして逃げた過去を覆い隠す逃げ道でもある。
家柄が良く世間知らずなところもあるいわゆるお嬢様 。
長い黒髪が美しい美少女だが性格はキツく初対面の相手にも言いたい放題にずけずけと物を言う。
その性格のせいか配属当初は部隊でも浮いていたが徐々に皆と打ち解けるようになった。
他人を遠ざけるような乱暴な物言いは親友を見殺しにして逃げた過去を覆い隠す逃げ道でもある。
毒のストライカーユニット「スカルミリョーネ」
龍咲聖の心に巣くう「怯懦」に感応して魔法を発現する杖。
神経性の麻痺毒をもったエーテルの針を飛ばすことが出来る。
一度にいくつもの針を飛ばすことも出来るが、 針を生成する本数が多ければ多いほど一本一本の威力は落ちてしまい簡単な障壁で防がれるようになってしまう。
ユニヴァース「エンジェルフィアー」は周囲の人間の脳を狂わせて恐ろしい幻覚を見せるが、 敵の攻撃から身を挺して仲間をかばい自らの弱さに打ち勝った聖のユニヴァースは 最後まで発動することはなかった。
神経性の麻痺毒をもったエーテルの針を飛ばすことが出来る。
一度にいくつもの針を飛ばすことも出来るが、 針を生成する本数が多ければ多いほど一本一本の威力は落ちてしまい簡単な障壁で防がれるようになってしまう。
ユニヴァース「エンジェルフィアー」は周囲の人間の脳を狂わせて恐ろしい幻覚を見せるが、 敵の攻撃から身を挺して仲間をかばい自らの弱さに打ち勝った聖のユニヴァースは 最後まで発動することはなかった。
法皇司美空 (ほうおうじ・みそら)
20歳。階級は中佐。
いつもおっとりにこにこしていて周囲の物を和ませ誰と話すときも常に敬語をつかう。
非常に頭が良くまた策略家である。
過去に付き合っていた男性裏切られ多数の男達に暴行された事があり、彼女の表情に張り付いた、心と裏腹な笑顔は他人との衝突を避ける為の処世術でもある。
いつもおっとりにこにこしていて周囲の物を和ませ誰と話すときも常に敬語をつかう。
非常に頭が良くまた策略家である。
過去に付き合っていた男性裏切られ多数の男達に暴行された事があり、彼女の表情に張り付いた、心と裏腹な笑顔は他人との衝突を避ける為の処世術でもある。
堕落のストライカーユニット「ドラギナッツォ」
杖と言うよりは細身の剣とでも言うべき形状をしたストライカーユニットで、 そのまま剣として用いることも出来る。
美空の心を覆う「絶望」を糧として魔法を発現する。
魔力の衝撃波を放つことが出来また衝撃波を遅らせて発動させ幾重もの剣閃が敵を飲み込む 斬撃の結界などの魔法を使う。
ユニヴァースは操者と融合して醜い龍の姿へと変わる「ドラゴンファング」。
美空の心を覆う「絶望」を糧として魔法を発現する。
魔力の衝撃波を放つことが出来また衝撃波を遅らせて発動させ幾重もの剣閃が敵を飲み込む 斬撃の結界などの魔法を使う。
ユニヴァースは操者と融合して醜い龍の姿へと変わる「ドラゴンファング」。
その他
たぶん外伝とかで出てくる系のキャラ。
那沙・クルシュペ・ホーンドスタン(なしゃ・くるしゅぺ・ほーんどすたん)
戦場にはおよそ似つかわしくない可憐さを持つ、小柄な赤毛の少女。
前線基地に自身の庭園を作り、戦闘の合間に花々の面倒を見るのが趣味。
また、少女漫画収拾家でもあり、自室には数千にも上る貯蔵がある。
前線基地に自身の庭園を作り、戦闘の合間に花々の面倒を見るのが趣味。
また、少女漫画収拾家でもあり、自室には数千にも上る貯蔵がある。
そんな彼女は、とある成り行きで適合者となった「ロストチルドレン」と呼ばれる者の一人である。
かつて、非戦区域にあったはずの彼女とその家族が住む家は魔法使いたちの無慈悲な虐殺によって焼き払われた。
家族の命を、そして自身の命をも奪われた彼女は、現場に到着した連合軍による適合救命処置(ストライカーユニットの強制適合による救命法)により蘇生。適合者として第二の人生を歩み出した。
その代償は、心肺機器のほとんどと右腕。それらを義手型ストライカーユニット「雷神の右腕」により補うことで彼女の生命は保たれているのだ。
かつて、非戦区域にあったはずの彼女とその家族が住む家は魔法使いたちの無慈悲な虐殺によって焼き払われた。
家族の命を、そして自身の命をも奪われた彼女は、現場に到着した連合軍による適合救命処置(ストライカーユニットの強制適合による救命法)により蘇生。適合者として第二の人生を歩み出した。
その代償は、心肺機器のほとんどと右腕。それらを義手型ストライカーユニット「雷神の右腕」により補うことで彼女の生命は保たれているのだ。
失われた肉体と家族、それから平穏な人生。「ロストチルドレン」たちは、皆喪失の反動で魔法使いに深い憎悪を抱いている。
それは那沙とて例外ではない。戦闘の際、彼女は普段とは真逆の表情を浮かべ暴虐の力を振るう。
そこに救いはありはしないと知りながら。
それは那沙とて例外ではない。戦闘の際、彼女は普段とは真逆の表情を浮かべ暴虐の力を振るう。
そこに救いはありはしないと知りながら。
「雷神の右腕」
生への無意識の渇望を増幅させ魔力とする、空気中の陽イオンを加熱・電子加速させ自在に打ち出すことができるユニット。攻撃が雷のような軌道を描き飛ぶことからこの名がついた。
ユニバース「チェーンライトニング」はある程度掌中で乱反射させた陽イオンをまとめて解き放つ必殺の電撃で、出力次第で半径数キロを焼き払うことが可能だが、その場合行き場を失った電撃がまず至近の対象=適合者を狙ってしまうため、自身の命はない。
ユニバース「チェーンライトニング」はある程度掌中で乱反射させた陽イオンをまとめて解き放つ必殺の電撃で、出力次第で半径数キロを焼き払うことが可能だが、その場合行き場を失った電撃がまず至近の対象=適合者を狙ってしまうため、自身の命はない。
ちなみに、魔法使いとの戦いを避け、静かな生活を送る選択肢も被適合救命処置者には与えられるが、「ロストチルドレン」の96%はそれを拒否するという。