登場人物一覧
「管理室」勢力
黒繋兄妹
黒繋 討卦(くろつなぎ・とうか)
「管理室」が混沌の世界と共に作り出した「解決人」。「管理室」によって設定された年齢は22歳。物語の主人公を務める。「解決人」の名の通り事態解決の方策を探る役割を与えられてはいるが、役割の割に争いごとは苦手なたちで、真逆の性格である妹の謳卦(おうか)に尻に敷かれている。肩までかかるぐらいの長髪を無造作に束ねており、謳卦からは「不潔」と度々罵られているが、当人はその辺りに関してまったくの無頓着。
様々な黒歴史世界の人物と渡り合うため、感受性を特に強化されている。その為、新たな発見や出会いがある度過剰なまでに対象に興味を示す傾向があり、年齢以上に若く見られがち。しかし口下手。周囲としてはそんな彼を放っておけない気分にさせられるのか、しばしばあやしつけられるような扱いを受けることがある。
他世界の者からは「優しい人、優しいだけの人」「キングオブヘタレ」「普通の人外」「よくも悪くも薄っぺら」などと評価される弱キャラだが、特定の条件下においてその力が覚醒し、左眼を中心に文様が半身を覆う。「管理室」を通じ黒歴史時空に存在する他世界から力を借りることで変身する覚醒形態は「近付くだけで死ぬ」を体現する無茶苦茶な強さを誇る(通常時の2億倍の力を発揮するとせツ名されている)上、混沌の世界において他世界の者と触れ合ううちにその力をさらに引き出していくという天井知らずのインチキ性能。また、覚醒形態時にはその性格も変貌し、普段からは想像も出来ないほどにアッパー方向のスイッチが入る。それは暴力的ではないが、刹那の快楽に身を任す破戒的な性格である。
ちなみに文様は魔術的、呪術的な力を秘めた卦象により描かれており、その文字列には「中天より遣わされし君、地に降りて迷い、龍の心持ちて道を切り拓く、長く果て無き探求、険しき道程の先に待つ光明、偽りの輝きを打ち破り、真実一条を手に辿り着く至上、一切合財八卦よし、当たるも八卦当たらぬは脚気、乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌、何はともあれどうにかなれ」とある。
自分が「解決人」であることに誇りを持ってはいるものの、その自我と意思が作り物であることにコンプレックスを抱えている。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
様々な黒歴史世界の人物と渡り合うため、感受性を特に強化されている。その為、新たな発見や出会いがある度過剰なまでに対象に興味を示す傾向があり、年齢以上に若く見られがち。しかし口下手。周囲としてはそんな彼を放っておけない気分にさせられるのか、しばしばあやしつけられるような扱いを受けることがある。
他世界の者からは「優しい人、優しいだけの人」「キングオブヘタレ」「普通の人外」「よくも悪くも薄っぺら」などと評価される弱キャラだが、特定の条件下においてその力が覚醒し、左眼を中心に文様が半身を覆う。「管理室」を通じ黒歴史時空に存在する他世界から力を借りることで変身する覚醒形態は「近付くだけで死ぬ」を体現する無茶苦茶な強さを誇る(通常時の2億倍の力を発揮するとせツ名されている)上、混沌の世界において他世界の者と触れ合ううちにその力をさらに引き出していくという天井知らずのインチキ性能。また、覚醒形態時にはその性格も変貌し、普段からは想像も出来ないほどにアッパー方向のスイッチが入る。それは暴力的ではないが、刹那の快楽に身を任す破戒的な性格である。
ちなみに文様は魔術的、呪術的な力を秘めた卦象により描かれており、その文字列には「中天より遣わされし君、地に降りて迷い、龍の心持ちて道を切り拓く、長く果て無き探求、険しき道程の先に待つ光明、偽りの輝きを打ち破り、真実一条を手に辿り着く至上、一切合財八卦よし、当たるも八卦当たらぬは脚気、乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌、何はともあれどうにかなれ」とある。
自分が「解決人」であることに誇りを持ってはいるものの、その自我と意思が作り物であることにコンプレックスを抱えている。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
黒繋 謳卦(くろつなぎ・おうか)
「管理室」が混沌の世界と共に作り出した「交渉人」。設定された年齢は19歳。「解決人」の補佐となる役割を担っており、肝心なとき以外その実力を発揮できない不肖の兄に代わり普段の暴力沙汰の一切を受け持つ。勝気な彼女の性格を象徴するショートボブの黒髪(長髪や巨乳の女性を嫌い、「色気を武器にするなんて軟弱極まりない」とも発言している)に、中華風の装束を身に纏う。
見た目と言動から女らしさというものをあまり感じさせないが、実際は自分に素直になれないだけ。誰よりも兄・討卦のことを気に掛けている。また、腕っ節の強い相手には男女関係なく惹かれるという惚れっぽい性格でもある。
徒手空拳、武器戦闘を始めとする白兵戦技術は勿論のこと、空間作用系の魔術も得意としており、黒歴史時空から呼び出した必殺武器、身の丈の二十倍ものサイズを持つ「大断刀・千堂斬り落とし」を自在に振り回し戦う。
自分が作り物であるということに関して悲観めいた感情は持たないが、いくら普段の戦闘面で優れていても結局のところ「解決人」の兄には敵わないということがコンプレックスになっている。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
見た目と言動から女らしさというものをあまり感じさせないが、実際は自分に素直になれないだけ。誰よりも兄・討卦のことを気に掛けている。また、腕っ節の強い相手には男女関係なく惹かれるという惚れっぽい性格でもある。
徒手空拳、武器戦闘を始めとする白兵戦技術は勿論のこと、空間作用系の魔術も得意としており、黒歴史時空から呼び出した必殺武器、身の丈の二十倍ものサイズを持つ「大断刀・千堂斬り落とし」を自在に振り回し戦う。
自分が作り物であるということに関して悲観めいた感情は持たないが、いくら普段の戦闘面で優れていても結局のところ「解決人」の兄には敵わないということがコンプレックスになっている。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
「介入者」
愉禽(ゆとり)
黒歴史時空の「真の管理者」。黒歴史時空の管理のために「管理室」を生み出し、自らは傍観者として長きに渡り黒歴史世界を見守ってきた。事件の鍵を握る人物。
「大いなる書庫の偉大なる司書たち」(ライブラリ・マスタ)と名付けた最強の戦士たちを手駒に、数々の黒歴史に介入してはその世界を滅ぼすという「遊び」を好んでいる。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
「大いなる書庫の偉大なる司書たち」(ライブラリ・マスタ)と名付けた最強の戦士たちを手駒に、数々の黒歴史に介入してはその世界を滅ぼすという「遊び」を好んでいる。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
黒剣(くろつるぎ)
司書長を務める男。愉禽の命令だけを己の生き甲斐としており、その別名は「傀儡の黒剣」。愉禽の一番の信頼を得る忠実かつ最強の従僕。
執事のような制服を着こなし、武器は長剣(無銘だが、黒剣は「風」と呼ぶ)一本。戦闘スタイルはシンプルで、だからこそ強力。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
執事のような制服を着こなし、武器は長剣(無銘だが、黒剣は「風」と呼ぶ)一本。戦闘スタイルはシンプルで、だからこそ強力。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
崩(くずし)
司書の一人。暗殺や間者働きなどの隠密行動を得意とし、愉禽が標的に定めた黒歴史に戦乱や混乱の種を蒔く役割を担う。
自らの姿形を自由自在に変える能力の持ち主であり、時には介入する黒歴史の一勢力に潜伏することもある。
個人の武力は決して高くはないが、敵に回すと非常に厄介な存在。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
自らの姿形を自由自在に変える能力の持ち主であり、時には介入する黒歴史の一勢力に潜伏することもある。
個人の武力は決して高くはないが、敵に回すと非常に厄介な存在。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
魔術師、異能者勢力/善側
AAA(Alliance of Adjustment All)
混沌の世界の誕生と共に結成された「調停同盟」の面々。
元世界で善玉ポジションだったメンバーが中心となってはいるが、「黒歴史時空の救済」を目標とし結成された大規模団体であるがゆえ、元々は悪党だった人物の中にも利害の一致から参加している者もいる。
元世界で善玉ポジションだったメンバーが中心となってはいるが、「黒歴史時空の救済」を目標とし結成された大規模団体であるがゆえ、元々は悪党だった人物の中にも利害の一致から参加している者もいる。
正道 正義(せいどう・せいぎ)
混沌の世界を生み出す際に基になった黒歴史世界の住人。通称、「常人最強」「正義貫徹」。「生まれてから三十年間素人童貞という純潔を貫き通した時、漢は一人の魔法使いになる」という民間伝承を頑なに信じ続けた結果、本当に魔法使いへクラスチェンジした素人童貞。実は見た目的には上の中ぐらいに位置するが、当人は魔法使いになるためにがむしゃらに努力してきたため女っ気はまったくなく、また興味もない。
炎を出す、物を動かすなどといった分かりやすい魔法は一切使えず、肉体強化系の魔法だけを極めている。と、当人は信じているものの、実際にはそこに魔法の力は一切存在しない。幼少の頃からの強烈な自己暗示がその魔法もどきの正体で、ひたすらシンプルな原理ゆえ海千山千の肉体強化魔法よりもよほど強力な効果を得ている。その実力はといえば、常人の域を超えていない身でありながら他世界の強者どもと互角以上に渡り合うことができるほどで、ダイドラゴ、救世マルスら主人公勢を同時に敵に回して一歩も引かないという戦果を上げた「異常な常人」である。
混沌の世界を元に戻す方法を探るうち黒繋兄妹と共闘関係となり、最終的には<骨の塔>への最後の旅路にも同行することになる。
ちなみに、基になった世界は「ひたすらにだだっ広く、また魔法や超科学といった異能が恒常化している」という選別基準においてトップに立った世界で、他世界の住人たちがやってきてもそこまで世界的な混乱が訪れなかったのはそのせい。
また、元々の世界でも平和を乱す異能の者たちを相手取って戦いの日々を繰り広げていた経緯があり、その因縁も物語の中で語られていく。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
炎を出す、物を動かすなどといった分かりやすい魔法は一切使えず、肉体強化系の魔法だけを極めている。と、当人は信じているものの、実際にはそこに魔法の力は一切存在しない。幼少の頃からの強烈な自己暗示がその魔法もどきの正体で、ひたすらシンプルな原理ゆえ海千山千の肉体強化魔法よりもよほど強力な効果を得ている。その実力はといえば、常人の域を超えていない身でありながら他世界の強者どもと互角以上に渡り合うことができるほどで、ダイドラゴ、救世マルスら主人公勢を同時に敵に回して一歩も引かないという戦果を上げた「異常な常人」である。
混沌の世界を元に戻す方法を探るうち黒繋兄妹と共闘関係となり、最終的には<骨の塔>への最後の旅路にも同行することになる。
ちなみに、基になった世界は「ひたすらにだだっ広く、また魔法や超科学といった異能が恒常化している」という選別基準においてトップに立った世界で、他世界の住人たちがやってきてもそこまで世界的な混乱が訪れなかったのはそのせい。
また、元々の世界でも平和を乱す異能の者たちを相手取って戦いの日々を繰り広げていた経緯があり、その因縁も物語の中で語られていく。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
村雨 醍醐(むらさめ・だいご)
「量子探偵」。一定の事象に有り得たあらゆる可能性に介入する能力を持つ。探偵になる以前の記憶を失っていたが、相棒の狐月(こづき)と共に政府の機密組織「銀の剣」と戦いを繰り広げるうち、自分が平行世界に散らばった不特定多数の記憶の残滓の集合体であり、村雨醍醐という特定個人は存在しなかったと言う事実を知る。狐月という圧倒的な根源存在の傍に集まった、言わば光を求める蛾の群れのような……。
本作では「銀の剣」首領・難臥屋 優(なにがや・ゆう)との戦いを終え、狐月と「普通の探偵」としての余生を送っていたところを黒歴史大戦に巻き込まれる。当初は傍観者を決め込んでいた醍醐だったが、「銀の剣」が新首領を据えて活動を再開したとの噂を聞きつけ、参戦。
身体能力は凡人並みだが、「不可能性」を見通す能力により中級程度の魔術師相手ならば互角以上の勝負が出来る。肉弾戦は不得手だが、愛銃「ダイダロス」(レイジングブル・カスタム)を用いた銃撃戦は一級。
(出典作品:『量子探偵の不可能性事件譚』?)
本作では「銀の剣」首領・難臥屋 優(なにがや・ゆう)との戦いを終え、狐月と「普通の探偵」としての余生を送っていたところを黒歴史大戦に巻き込まれる。当初は傍観者を決め込んでいた醍醐だったが、「銀の剣」が新首領を据えて活動を再開したとの噂を聞きつけ、参戦。
身体能力は凡人並みだが、「不可能性」を見通す能力により中級程度の魔術師相手ならば互角以上の勝負が出来る。肉弾戦は不得手だが、愛銃「ダイダロス」(レイジングブル・カスタム)を用いた銃撃戦は一級。
(出典作品:『量子探偵の不可能性事件譚』?)
狐月(こづき)
「特異点」。圧倒的な存在根源力により、無限の平行世界において同一の個として存在を保ち、意識・知識・記憶を共有している。その正体は今なお不明だが、醍醐の助手として村雨探偵事務所に勤めている彼女の姿から「三千世界の崩壊」(フェン・フェアネス・フェイス)の異名を想像することは難しい(この異名を知るのは「銀の剣」、「羅針盤」の一部メンバーらのみ)。醍醐曰く、「俺の知る限り一番怖い女」。
探偵助手としては勿論のこと、魔術師としての腕も非常に優秀で、対象の意識に介入する思念操作系の魔術において彼女の右に出るものはいない。
(出典作品:『量子探偵の不可能性事件譚』?)
探偵助手としては勿論のこと、魔術師としての腕も非常に優秀で、対象の意識に介入する思念操作系の魔術において彼女の右に出るものはいない。
(出典作品:『量子探偵の不可能性事件譚』?)
ゼロ子
村雨探偵事務所に居ついた孤児。その身に秘められた強大な魔力を看破した狐月により保護されたことから、事務所のマスコットとして三食寝床付きの生活を送っていた。記憶なし、常識なし、生活能力なしの三拍子が揃っており、醍醐により「からっぽ娘のゼロ子」と命名された。
その正体は魔導書『彼方の獣』の化身。醍醐の元に流れ着いたのは偶然などではなく、実際には魔術師としての醍醐の覚醒を促すために狐月が偶然を装って拾ってきたものだったが、既に不可能性を垣間見ていた醍醐は「力を得る=魔導書をその身に取り込む=ゼロ子としての生を奪う」ということに気付いており、それを拒否。最終的には彼女の力を付け狙う「銀の剣」を再び打ち倒し、ゼロ子を一人の少女として、また事務所の専属マスコットとして雇い続けることとした。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
その正体は魔導書『彼方の獣』の化身。醍醐の元に流れ着いたのは偶然などではなく、実際には魔術師としての醍醐の覚醒を促すために狐月が偶然を装って拾ってきたものだったが、既に不可能性を垣間見ていた醍醐は「力を得る=魔導書をその身に取り込む=ゼロ子としての生を奪う」ということに気付いており、それを拒否。最終的には彼女の力を付け狙う「銀の剣」を再び打ち倒し、ゼロ子を一人の少女として、また事務所の専属マスコットとして雇い続けることとした。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
勢力外
何処の勢力にも属さぬ風来坊。
表立った敵対勢力を持たない中立の立場であるが、裏返せば誰に対しても敵に回る可能性があるということでもある。
表立った敵対勢力を持たない中立の立場であるが、裏返せば誰に対しても敵に回る可能性があるということでもある。
ロゼ・ロンブローゾ
再び蘇った最強の勇者。不完全な復活により意識は混濁し、記憶を失ってはいるものの「悪を討つ」という本能だけはめらめらと燃えており、無力な人々に仇なす害悪全てを切り伏せるべく放浪している。
(出典作品:『Legend of Roses』、『2年D組☆魔王学級!』)
(出典作品:『Legend of Roses』、『2年D組☆魔王学級!』)
魔術師、異能者勢力/悪側
魔術結社「銀の剣」
「神はサイコロを振らない」という絶対の原則のもと、量子宇宙に干渉することで神の摂理に挑まんとする政府の最重要機密組織。
その母体となったのは量子論研究者たちが集まった小規模な学会で、その設立メンバーの一人が現組織の長を務める。
その母体となったのは量子論研究者たちが集まった小規模な学会で、その設立メンバーの一人が現組織の長を務める。
志戎皇 腐戒(しかいおう・ふかい)
「銀の剣」現首領。前首領・難臥屋が村雨醍醐に打ち倒された事から組織トップの座に繰り上がった。魔術師としての能力はそこまで高くないが、卓越した政治能力により他の魔術師を差し置いてこの座を得たとされる。
元々自分の欲望の為だけに魔術を使う利己的な人物であったが、首領の座に収まってからはその傾向がさらに加速。結社を手足とし、量子宇宙に干渉できると言われる究極の魔導書『彼方の獣』を手に入れんと画策している。結果、意図せずして醍醐と対峙することとなり、「銀の剣」は再び村雨探偵事務所との全面抗争状態に入る。
混沌の世界の誕生と共に生まれた裏結社「羅針盤」の序列第53位でもあり、「謀」(プランナー)の通り名を持つ。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
元々自分の欲望の為だけに魔術を使う利己的な人物であったが、首領の座に収まってからはその傾向がさらに加速。結社を手足とし、量子宇宙に干渉できると言われる究極の魔導書『彼方の獣』を手に入れんと画策している。結果、意図せずして醍醐と対峙することとなり、「銀の剣」は再び村雨探偵事務所との全面抗争状態に入る。
混沌の世界の誕生と共に生まれた裏結社「羅針盤」の序列第53位でもあり、「謀」(プランナー)の通り名を持つ。
(出典作品:『超黒歴史大戦エグゼリオン・ユニヴァース』)
裏結社「羅針盤」
異能の者たちのみにより構成された、混沌の世界の支配を目論む集団。多数の黒歴史世界出身者が所属しており、その実力関係を明確にし余計な内部抗争を防ぐため序列を定めている。
「管理室」勢力やAAAの所属員たちとは完全な敵対関係にあり、要所要所で激突することになる。言うなれば、混沌の世界における悪玉。
「管理室」勢力やAAAの所属員たちとは完全な敵対関係にあり、要所要所で激突することになる。言うなれば、混沌の世界における悪玉。
クルースニク・橘
羅針盤序列第2位、「アンバーの王クルースニク」(クルースニク・オブ・アングバンド)。羅針盤を設立したメンバーの一人で、とどまる事の無い支配欲に突き動かされる狂人。「最強」という言葉に異常に敏感で、自分が頂点で無いと気に食わない性格。
羅針盤において自分が永遠のナンバー2に甘んじていることに苛立ちを感じており、後々その感情が爆発することになる。
羅針盤において自分が永遠のナンバー2に甘んじていることに苛立ちを感じており、後々その感情が爆発することになる。
我導 悠雅(がどう・ゆうが)
羅針盤序列第4位、別名「災禍の中心」(ハート・オブ・メイルストローム)。あらゆる戦場で目撃され、常に猛威を振るってきたことからそう呼ばれるようになった彼女は、ここ混沌の世界でもやはり有り余る力をもって暴れ続けていた。容姿端麗な美女だが、体内の龍脈を制御することで外見的特徴が数十年前から一切変化していないババァ。
時代遅れの魔女のような服を華麗に着こなす姿の通り優れた魔術師であるが、肉体派。パンチ一発で大気を裂き、キック一蹴で大地を割る。力の方向性は正義と似通っているが、その性格と力の性質はともに水と油であり、元々の世界でも正義の宿命のライバルとして度々拳を交えていた。
体内の龍脈を制御する技術からも分かるとおり、超自然的な魔術に造詣が深い。空気中に存在する微細なエーテルを操り、自然や環境といった地球の命の流れそのものに直接干渉することで魔力を引き出す/崩壊させるのが超自然魔術の原理。魔力のコントロールに非常に長けたものしか操ることのない領域の魔術である。
ちなみに、かつてエルデヒルト・カイゼルマン(現AAAリーダー)らと超自然魔術の基礎を築いたのは悠雅自身である。
時代遅れの魔女のような服を華麗に着こなす姿の通り優れた魔術師であるが、肉体派。パンチ一発で大気を裂き、キック一蹴で大地を割る。力の方向性は正義と似通っているが、その性格と力の性質はともに水と油であり、元々の世界でも正義の宿命のライバルとして度々拳を交えていた。
体内の龍脈を制御する技術からも分かるとおり、超自然的な魔術に造詣が深い。空気中に存在する微細なエーテルを操り、自然や環境といった地球の命の流れそのものに直接干渉することで魔力を引き出す/崩壊させるのが超自然魔術の原理。魔力のコントロールに非常に長けたものしか操ることのない領域の魔術である。
ちなみに、かつてエルデヒルト・カイゼルマン(現AAAリーダー)らと超自然魔術の基礎を築いたのは悠雅自身である。
レイリア・エール
羅針盤序列第5位、「煉獄の女帝」(ディープ・クリムゾン)。原作では炎の魔術を完全に極めた唯一の存在であり、彼女の右に出る魔術師は世界に存在しないとまで言われるほどの実力者であった。
魔術や魔法の研究を生き甲斐とする彼女にとって、未知のサンプルが多数に存在するこの世界はまさに宝の山であり、事態の解決などは一切望んでいない。
「羅針盤」の目的である混沌の世界の支配に全く興味はないが、黒歴史世界の正常化を阻むため「羅針盤」に所属している。
魔術や魔法の研究を生き甲斐とする彼女にとって、未知のサンプルが多数に存在するこの世界はまさに宝の山であり、事態の解決などは一切望んでいない。
「羅針盤」の目的である混沌の世界の支配に全く興味はないが、黒歴史世界の正常化を阻むため「羅針盤」に所属している。
戦闘傀儡・ダリア
魔術師であるレイリアが不得手とする肉弾戦をカバーする「戦闘傀儡(ゴーレム)」。
全長は2.1m、重量は138kgとそれほど大きな物ではなく、力は強いが魔法や飛び道具の類は使用できない。
熟練の戦士ならば同等、あるいはそれ以上の戦いができる程度の性能。
全長は2.1m、重量は138kgとそれほど大きな物ではなく、力は強いが魔法や飛び道具の類は使用できない。
熟練の戦士ならば同等、あるいはそれ以上の戦いができる程度の性能。
四王玉(しおうぎょく)
レイリアの操る4つの魔法生命体。
青・緑・黄・茶のシンプルな4色の球体であり、それぞれ水・風・雷・土属性の魔法を使って敵を攻撃する。
レイリアの命令には忠実だが、全ての球体が個別の意思を持っており、持ち主の意思に関係なく戦闘を展開する。
そのため、彼女の死角や知覚していない敵への攻撃も可能となっている。
個々の能力はさほど高くはないが、持ち主であるレイリアを含む5属性の魔法によるコンビネーションは凶悪。
青・緑・黄・茶のシンプルな4色の球体であり、それぞれ水・風・雷・土属性の魔法を使って敵を攻撃する。
レイリアの命令には忠実だが、全ての球体が個別の意思を持っており、持ち主の意思に関係なく戦闘を展開する。
そのため、彼女の死角や知覚していない敵への攻撃も可能となっている。
個々の能力はさほど高くはないが、持ち主であるレイリアを含む5属性の魔法によるコンビネーションは凶悪。
炎帝ソン・マルナ
(レイリアが元居た世界の)地獄の最下層に存在する煉獄の世界を統べる炎帝。炎を司る神と同等の実力者であり、極めて高い戦闘力を有する。
全身に炎を纏う巨大な魔獣の姿をしているが、知能は高く、人語を話すことも可能。
死後、地獄に落ちる予定であるレイリアと婚約を結んでおり、彼女の呼び出しに応じて代償となる魔力が続く限り地上に存在することが出来る。
消耗が激しいため、滅多なことがない限り召喚されることはない。
(出典作品:『カードワース』)
全身に炎を纏う巨大な魔獣の姿をしているが、知能は高く、人語を話すことも可能。
死後、地獄に落ちる予定であるレイリアと婚約を結んでおり、彼女の呼び出しに応じて代償となる魔力が続く限り地上に存在することが出来る。
消耗が激しいため、滅多なことがない限り召喚されることはない。
(出典作品:『カードワース』)
ロボット、巨大兵器操縦者勢力/善側
AAA
詳細は「魔術師、異能者勢力」の項を参照。
来須 彼方(くるす・かなた)
神装機ファム・ファネリアの奏者(プレイヤー)に選ばれた地球人の少年。女に見間違われるほどの中性的な美貌をたたえた16歳。天才的なチェンバロ奏者であると同時に絶対音感の持ち主であり、音楽を演奏する要領で操縦を行う異世界のロボット「神装機」の扱いにおいても類稀なる才覚を見せた。
ウェンティラ人主導のテロから始まった一連の戦争を終結に導き、現在はパートナーのエルミナと共にウェンティラに移り住んでいたところを今回の事件に巻き込まれる。
ウェンティラ人主導のテロから始まった一連の戦争を終結に導き、現在はパートナーのエルミナと共にウェンティラに移り住んでいたところを今回の事件に巻き込まれる。
神装機ファム・ファネリア
武装 / 騎士剣シニストラ&デクストラ、万能攻撃兵器アプリオリ、カデンツァ・モード、および必殺兵器イクサフレア・オーケストラ
最強の神装機として名高い、セレストス王家の秘宝。純白の騎士の如き外見の、セレストスの象徴たる一機。原作では最終決戦を前にして大破したが、王宮の地下洞窟に眠る太古の神装機と融合し最終最強の神装機へと進化した。
(出典作品:『神奏機功ファム・ファネリア』)
最強の神装機として名高い、セレストス王家の秘宝。純白の騎士の如き外見の、セレストスの象徴たる一機。原作では最終決戦を前にして大破したが、王宮の地下洞窟に眠る太古の神装機と融合し最終最強の神装機へと進化した。
(出典作品:『神奏機功ファム・ファネリア』)
勢力外
相沢 祐(あいざわ・ゆう)
(だいたい)一般人女子、17歳。県立ガルデンブルグ高校に通う高校3年生。
生身で岩を砕いたり生身でワープしたり生身で化け物と戦ったりといった超常能力は一切持たないが、巨大な騎士型ロボット「ジークフリート」を召喚することで岩を砕いたりワープしたり化け物と戦ったりするだけの力を得る。当初は巻き込まれる形で化け物との戦いを繰り広げていたが、いつしか(もしくは最初から)ジークフリートに乗って平和を守ることに快感を覚えるようになり、初出撃から一年経った現在では自発的に地球防衛の日々を送るようになっている。
守るのはあくまで自分の世界のみ、というスタンスゆえ、混沌の世界に降り立ってからは傍観者の立場を決め込み、やむなく戦わざるを得ない状況でのみジークフリートを召喚し身を守っていた。のちに黒歴史世界に崩壊の危機が迫っていることを知り、黒繋兄妹らに協力するようになる。その性能はと言えばかなりのバランスブレイカーっぷりで、劇中では最後まで数えるほどしか戦闘を行わない。
戦闘時は超AI「ニーベルンゲン・システム」のサポートのもと、五感をシステムに直結させることでジークフリートを操縦する。ニーベルンゲンの正体は幼い頃に死別したはずの姉・遥(よう)であり、祐は当初そのことに抵抗を覚えていた(現在は開き直って仲良くやっているらしい)。
有事の際には量子跳躍を行い目的地にワープするが、ジークフリートそのものに量子跳躍を行う機能はない。これはほとんど唯一とも言える祐本人の能力で、「厳密にはワープではない」仕組みでワープしているらしい。この能力を「銀の剣」に狙われたこともあったが、「正直相手にならなかった」らしい(本人談)。
生身で岩を砕いたり生身でワープしたり生身で化け物と戦ったりといった超常能力は一切持たないが、巨大な騎士型ロボット「ジークフリート」を召喚することで岩を砕いたりワープしたり化け物と戦ったりするだけの力を得る。当初は巻き込まれる形で化け物との戦いを繰り広げていたが、いつしか(もしくは最初から)ジークフリートに乗って平和を守ることに快感を覚えるようになり、初出撃から一年経った現在では自発的に地球防衛の日々を送るようになっている。
守るのはあくまで自分の世界のみ、というスタンスゆえ、混沌の世界に降り立ってからは傍観者の立場を決め込み、やむなく戦わざるを得ない状況でのみジークフリートを召喚し身を守っていた。のちに黒歴史世界に崩壊の危機が迫っていることを知り、黒繋兄妹らに協力するようになる。その性能はと言えばかなりのバランスブレイカーっぷりで、劇中では最後まで数えるほどしか戦闘を行わない。
戦闘時は超AI「ニーベルンゲン・システム」のサポートのもと、五感をシステムに直結させることでジークフリートを操縦する。ニーベルンゲンの正体は幼い頃に死別したはずの姉・遥(よう)であり、祐は当初そのことに抵抗を覚えていた(現在は開き直って仲良くやっているらしい)。
有事の際には量子跳躍を行い目的地にワープするが、ジークフリートそのものに量子跳躍を行う機能はない。これはほとんど唯一とも言える祐本人の能力で、「厳密にはワープではない」仕組みでワープしているらしい。この能力を「銀の剣」に狙われたこともあったが、「正直相手にならなかった」らしい(本人談)。
絶対防衛機人・ジークフリート
最強ロボ。
(出典作品:『相沢祐の憂鬱』・絶対防衛ジークフリート編)
(出典作品:『相沢祐の憂鬱』・絶対防衛ジークフリート編)
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