鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 白き幻影、黒き死神
『鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 白き幻影、黒き死神』は、かざね氏制作の黒歴史。『Ether-weiss CROSSWARS』の一作目にあたるOVA作品である。
『鵡幻白装エーデルヴァイス外伝 白き幻影、黒き死神』は、かざね氏制作の黒歴史。『Ether-weiss CROSSWARS』の一作目にあたるOVA作品である。
ストーリー
西暦2102年。銀河連邦の樹立により沸く銀河系だったが、その内情は決して平和なものではなかった。正体不明の敵勢力の手により、「ノアの箱舟」最後にして最大の謎に包まれた試験用機体・NX-6が火星基地からエーテルコクーン漕の封印を破り強奪されたのだ。
実行犯の乗機が半年前フォボス基地から奪われたNX-10と酷似したものであったことから、彼らがフォボス基地強襲事件の犯人と同一の集団であることは明白であり、奪還任務はとても困難なものになることが予想された。
DiGがもたらした宇宙航行技術の発達による弊害として、地球方面から大部隊を結集させる時間的猶予もない。そこで、火星に駐留していた実力派のエースである技術試験部隊・ウルフノーツ隊に白羽の矢が立ち、NX-11を含む潤沢な戦力を与えることが決定。NX-6奪還の任を受けた彼らはすぐさま火星を出航していった。
「ブラックゴースト作戦」(OPERATION:BLACK GHOST)の始まりである。
実行犯の乗機が半年前フォボス基地から奪われたNX-10と酷似したものであったことから、彼らがフォボス基地強襲事件の犯人と同一の集団であることは明白であり、奪還任務はとても困難なものになることが予想された。
DiGがもたらした宇宙航行技術の発達による弊害として、地球方面から大部隊を結集させる時間的猶予もない。そこで、火星に駐留していた実力派のエースである技術試験部隊・ウルフノーツ隊に白羽の矢が立ち、NX-11を含む潤沢な戦力を与えることが決定。NX-6奪還の任を受けた彼らはすぐさま火星を出航していった。
「ブラックゴースト作戦」(OPERATION:BLACK GHOST)の始まりである。
数回の交戦の中でウルフノーツ隊はこれがアルマリオンの残党軍「正十字隊」が仕組んだ計画であったことを突き止めた。そして、評価試験を兼任していたNX-11を撃墜されるも、最終的にNX-6の奪還に成功する。
勝利に沸くウルフノーツ隊を予想外の方向からの攻撃が襲った。部隊長であるアラン・ルドウィク大尉は正十字隊のスパイだったのだ。裏切られたウルフノーツ隊は全滅の憂き目に遭いながらも命からがら離脱に成功する。
正十字隊とアランたちの本当の狙い、それはNX-6のデータバンクに保存された「ノアの箱舟」にまつわる機密情報にあった。追い詰められたウルフノーツ隊はNX-6、およびNX-11に急ごしらえの修理改造を施し、正十字軍との最後の決戦に挑む。
隊員の半分を失いながら辛くも勝利を収めたウルフノーツ隊だったが、帰還した彼らを待っていたのは祝福ではなく、銃口であった。NX-6とともに封印されていた機密に触れた彼らは銀河連邦艦隊に囲まれ、その功績を誰にも称えられることも無いままその存在を闇に葬られたのだった。
勝利に沸くウルフノーツ隊を予想外の方向からの攻撃が襲った。部隊長であるアラン・ルドウィク大尉は正十字隊のスパイだったのだ。裏切られたウルフノーツ隊は全滅の憂き目に遭いながらも命からがら離脱に成功する。
正十字隊とアランたちの本当の狙い、それはNX-6のデータバンクに保存された「ノアの箱舟」にまつわる機密情報にあった。追い詰められたウルフノーツ隊はNX-6、およびNX-11に急ごしらえの修理改造を施し、正十字軍との最後の決戦に挑む。
隊員の半分を失いながら辛くも勝利を収めたウルフノーツ隊だったが、帰還した彼らを待っていたのは祝福ではなく、銃口であった。NX-6とともに封印されていた機密に触れた彼らは銀河連邦艦隊に囲まれ、その功績を誰にも称えられることも無いままその存在を闇に葬られたのだった。
他のCROSSWARSプロジェクトとの関係
- NX-6に封印されていた「ノアの箱舟」の機密情報が正十字軍からウェルギリウス社に渡り、結果同社の反乱を実行へと移させるきっかけとなった(ヴァルクホルン戦役)。
- ウルフノーツ隊の隊長であるアラン・ルドウィクの娘ミネルバ・ルドウィクが『メルクリウス・アケロン』?では登場人物の一人として重要な役割を担っている。
その他
- ウルフノーツ隊をはじめ、技術試験部隊(多くは「ノアの箱舟」の新型機テストに携わる部隊を指す)は部隊名に動物の名前を含むのが通例である。外伝作品『進軍、超新星部隊』に登場したフォックスハウル隊もその一つ。
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