FINAL DIVIDE / Ether-weiss CROSSWARS
『FINAL DIVIDE / Ether-weiss CROSSWARS』(ファイナルディヴァイド エーデルヴァイスクロスウォーズ)は、『鵡幻白装エーデルヴァイス』の外伝にあたる黒歴史ロボットアニメ映画。原作はかざね氏。
エーデルヴァイス外伝作品プロジェクト「Ether-weiss CROSSWARS」の一つであり、エーデルヴァイスシリーズとしては唯一の劇場公開作品である。
『FINAL DIVIDE / Ether-weiss CROSSWARS』(ファイナルディヴァイド エーデルヴァイスクロスウォーズ)は、『鵡幻白装エーデルヴァイス』の外伝にあたる黒歴史ロボットアニメ映画。原作はかざね氏。
エーデルヴァイス外伝作品プロジェクト「Ether-weiss CROSSWARS」の一つであり、エーデルヴァイスシリーズとしては唯一の劇場公開作品である。
あらすじ
かつて、第三次世界大戦という最終戦争を乗り越えた人類の間で世界永世平和宣言(DWP)が締結され、新世界連合が誕生した。
人類同士の滅ぼし合いを経て一つにまとまったかに見えた人類。しかし、彼らはすぐに平和に飽き、衝突を繰り返してきた。
ニューロフォビアの脅威が広く知れ渡るようになった今でさえ、人類は本当の意味では一つになれていない。
人類同士の滅ぼし合いを経て一つにまとまったかに見えた人類。しかし、彼らはすぐに平和に飽き、衝突を繰り返してきた。
ニューロフォビアの脅威が広く知れ渡るようになった今でさえ、人類は本当の意味では一つになれていない。
終わりの時は近付いてきているというのに。
DWPの締結から早百年。
現在の試算では、ニューロフォビアが地球に到達し、人類を滅ぼし尽くすまで僅か十年……。
終わりの見えぬ消耗戦では勝ち目がないということに、腰の重い銀河連邦首脳部もようやく気付きつつあった。
「勝利のため、立ち上がる時が来た。最終作戦をここに発令する」
重々しく口を開いたのは、銀河連邦大元帥その人だった。自ら「ノアの箱舟」の指揮を取り、ニューロフォビアとの戦いの最前線に身を置きつづける偉大な人物である。
「お言葉ながら大元帥、これは危険すぎる賭けですぞ。“マザーカーネイジ”が奴らの中枢であると決まった訳では無い。むしろ、これまでの行動パターンから考えて、全戦力を持って彼奴めを討ったところで終末時計の針が一つ戻るだけということも充分に考えられましょう」
「議論は終わりだ。……ノア、お前達がやってきたことの成果、ここで全て見せてもらうぞ」
ノアと呼ばれた黒衣の老人は、押し黙ったまま闇へと消えた。その口元に浮かんでいた笑みは何を意味するのか……それは誰も分かるまい。
そして、大元帥もまた、それきり口を閉じた。
現在の試算では、ニューロフォビアが地球に到達し、人類を滅ぼし尽くすまで僅か十年……。
終わりの見えぬ消耗戦では勝ち目がないということに、腰の重い銀河連邦首脳部もようやく気付きつつあった。
「勝利のため、立ち上がる時が来た。最終作戦をここに発令する」
重々しく口を開いたのは、銀河連邦大元帥その人だった。自ら「ノアの箱舟」の指揮を取り、ニューロフォビアとの戦いの最前線に身を置きつづける偉大な人物である。
「お言葉ながら大元帥、これは危険すぎる賭けですぞ。“マザーカーネイジ”が奴らの中枢であると決まった訳では無い。むしろ、これまでの行動パターンから考えて、全戦力を持って彼奴めを討ったところで終末時計の針が一つ戻るだけということも充分に考えられましょう」
「議論は終わりだ。……ノア、お前達がやってきたことの成果、ここで全て見せてもらうぞ」
ノアと呼ばれた黒衣の老人は、押し黙ったまま闇へと消えた。その口元に浮かんでいた笑みは何を意味するのか……それは誰も分かるまい。
そして、大元帥もまた、それきり口を閉じた。
最終作戦発令の報が銀河中を駆け巡る。
「裁きの日」(OPERATION:FINAL DIVIDE)が訪れた時、人類とニューロフォビアの最後の戦いが始まる――。
「裁きの日」(OPERATION:FINAL DIVIDE)が訪れた時、人類とニューロフォビアの最後の戦いが始まる――。
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