トリニティギドラ
機体概要
メダロットSと特撮映画「ゴジラ」シリーズとのコラボとして登場したメダロット。
モチーフは
ゴジラのライバル的位置付けの怪獣のひとつである、東洋の龍の様な三本の首を持ち、金色の鱗と放射状に広がる翼を持った怪獣、
キングギドラ。
その中でも1991年公開の映画、「
ゴジラVSキングギドラ」に登場したものを元にしている。
同作では23世紀の人類が、
未来において超大国と化した日本を、怪獣に蹂躙させて国力を失わせる策略のために生み出した生命体、
ドラット三匹が核実験の放射線で合体して誕生したという設定で、超ドラゴン怪獣とも称される。
ゴジラシリーズにおいてキングギドラやそれに類する怪獣(※)は、ゴジラや人類の敵として登場することが多い。
このキングギドラは後述する
メカキングギドラへの改造を経て、
シリーズ初の人類(日本)の味方として活躍したキングギドラである。
先述した三本の龍の首と翼、金色の姿といったキングギドラの特徴的な姿を、そのままメダロットに落とし込んでいる。
つまり改造されていない状態ですでにメカキングギドラ。
キングギドラの胴体は頭部と両腕の肩に相当する部分と脚部の腰にわたっており、人間で考えると逆三角形の体型ととれるユニークな風貌。
頭部と両腕の口腔部の中に赤い銃口、足裏にスラスターが確認出来る。
全身の外装は鱗を意識した積層化された様な形状だが、背中の
メダルハッチ部のみ、モールドが施されただけである。
メカニカルデザインはスタジオGSのさんぼんづの氏。
そのペンネーム故に"さんぼんくび"の怪獣を手掛けたワケでは恐らくない。
※1996年の映画「
モスラ」に登場する
デスギドラ、2004年の映画「
ゴジラ FINAL WARS」に登場する
カイザーギドラなど。
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機体説明
メダロットS
メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第1週「
ゴジラコラボ ゴジラがやってきた!」および
超襲来!ロボトル『
「ゴジラ」GZLからの挑戦状1』でエネミーとして先行登場。
その後、メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第2週「
ゴジラコラボ 地球最大の決戦!」開催に合わせて、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。
技構成は、キングギドラが発する
引力光線が稲妻の様なエフェクトであることから、
サンダー系統の技を中心としている。
引力光線という名前だけを見れば、重力属性となるのが自然に感じられるのは御愛嬌。
頭部パーツは同じコラボメダロットの
マグナナイツ以来の
ショートビーム、
ニュートラルパーツとしては初。
マグナゴールドと比較して、成功値1037、威力値1797と若干上回る。
充填値は750と低く、冷却値は682と約100近く水を開けられている。
右腕パーツは
HサンダーS。
成功値1022、威力値1602、充填値574とステータスは平均的な
HサンダーSのものながら、冷却値が628と
HサンダーSの中ではトップクラス。
パーツ強化チップや
クーラーなどと合わせることで、攻撃後の大きな隙が出来る時間を短く出来る可能性がある。
左腕パーツは
サンダービーム。
こちらも同じコラボメダロットの
マグナナイツ以来にして、
ニュートラルパーツ初。
プラズマゴールドに対して威力値1478と優位に立つが、成功値では971と水を開けられている。
充填値621、冷却値628と若干ながら行動速度はプラズマゴールドよりも低い。
脚部タイプは浮遊タイプで、充冷値は934とニュートラルパーツの浮遊タイプの中では高水準。
加えてヘヴィリミット3のものに限定すれば、
ヴァジュラーにも匹敵する。
射耐値1349、格耐値1086、回避値1253と浮遊タイプの中ではバランスの取れた性能が魅力だ。
カスタムスキン
メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第2週「ゴジラコラボ 地球最大の決戦!」開催に合わせて課金パックとして登場。
「ゴジラVSキングギドラ」 劇中後半に登場した、メカキングギドラがモチーフのカスタムスキンとなっている。
20世紀で
ゴジラに倒されて以来、海底で
200年以上の間仮死状態となっていたキングギドラが23世紀のテクノロジーで改造されたサイボーグ怪獣。
23世紀の人類のひとり、
エミー・カノーが操縦して、故国日本がゴジラに蹂躙されるのを止めるべく20世紀でゴジラとの対決に及んだ。
後に1993年公開の映画「
ゴジラVSメカゴジラ」にて、メカキングギドラの機械の首は、国連機関であるゴジラ対策組織、
G対策センターによって回収されていたことが発覚。
この首から20世紀の人類は23世紀のオーバーテクノロジーを獲得し、
メカゴジラや翌1994年公開の映画「
ゴジラVSスペースゴジラ」に登場した
モゲラといった、対ゴジラ用怪獣型メカが開発されている。
なおメカキングギドラは玩具の売り上げも好調だったため、
メタな事情でもメカゴジラ誕生のキッカケとなっている。
中央の首と翼、胴体と膝、尻尾先端が機械化された、メカキングギドラそのままの姿になっている。
しかしながらよくよく考えれば、怪獣をロボット化したものに、サイボーグ怪獣のカスタムスキンを適用するというのもシュールな話である。
登場人物としてのトリニティギドラ
メダロットS
メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第1週「ゴジラコラボ ゴジラがやってきた!」にて登場。
シナリオ中、「
キエェェェェッ!」という咆哮以外には意味のある台詞は発していないものの、ゴジラグナとは異なり、ある程度意思疎通は可能。
クロスは、
ゴジラグナ同様、トリニティギドラの名前を感じ取って把握して、
破壊の衝動が強すぎると語っていた。
強風で海が荒れていた日の翌日、
ロボロボ団が海岸に強いメダロットが打ち上げられていないかと探していた際に発見。
サケカースが名前をつけるために起動させたところ、言葉は話せないものの意外にもすんなりと言うことを聞き、街で暴れさせることにした。
ところが、トリニティギドラは
彼らの想定を上回る暴れ方をしていて、セレクト隊すらも一掃したほどであった。
セレクト隊がシナリオ中でメダロット戦では役に立っていないことを差し引いても、サケカースは「
あの数を一掃」と語っており、トリニティギドラの力が彼らの予想を上回っていたことが垣間見える。
サケカースもその様に引いて、
このまま暴れさせていいのかと不安になり、駆けつけたアラセに対しても
今日ばかりは(暴れるのを止めろというのも)もっともと認めていた。
だが、
ロボロボ団には
世界征服のためにトリニティギドラを暴れさせるのを止める意思はなく、突如として表れた
ゴジラグナ捕獲のために仕向けて戦闘となる。
ゴジラグナの前に怯んだトリニティギドラは、そのまま何処かに飛んで姿を消していったのだった。
関連機体
機体性能
アルバム |
謎のデータをもとに開発された、 黄金に輝く三つ首の怪獣を思わせる姿のメダロット。
この機体が暴れると、空には雷鳴がとどろき、 壮絶な光線が飛び交う戦場となるという。 金の竜首がもたらす世紀末からは、 誰も逃れられない。 |
※ステータスはランク☆6レベル100時のものです。
頭部:センタークラウン(GZL01)
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
回数 |
Hv |
スキル |
技 |
4259 |
1037 |
1797 |
750 |
682 |
3 |
○ |
しゃげき |
ショートビーム |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
技 |
4079 |
1022 |
1602 |
574 |
628 |
○ |
しゃげき |
HサンダーS |
装甲 |
成功 |
威力 |
充填 |
冷却 |
Hv |
スキル |
技 |
4079 |
971 |
1478 |
621 |
628 |
○ |
しゃげき |
サンダービーム |
装甲 |
格耐 |
射耐 |
回避 |
充冷 |
Hv |
タイプ |
脚部特性 |
4079 |
1349 |
1086 |
1253 |
934 |
3 |
浮遊 |
フォローアップ? |
地形相性
荒野 |
砂漠 |
山地 |
岩山 |
草原 |
森林 |
市街地 |
アリーナ |
凍土 |
水辺 |
サイバー |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
A |
S |
最終更新:2025年04月24日 11:43