ゴジラグナ



ゴジラ/ゴジラ型メダロット(KWG)
登場作品:S

機体概要

メダロットSと特撮映画「ゴジラ」シリーズとのコラボとして登場したメダロット。

モチーフはゴジラシリーズの顔であり、怪獣王とも称される怪獣ゴジラ
その中でも、「平成ゴジラ」や「平成VSシリーズ」などの通称が存在する1984年公開の「ゴジラ」にはじまる全七作の映画シリーズ最終作である、1995年公開の「ゴジラVSデストロイア」におけるゴジラ(通称「デスゴジ」)を元にしている、

型式番号GZL00

ティラノサウルスに代表される獣脚類恐竜の1970年代以前の復元図の様な、尻尾を引きずり直立二足歩行をする(※)ゴジラの特徴的な姿を、そのままメダロットに落とし込んでいる。
つまりある意味メカゴジラ
ただし、岩肌の様な体表は再現されていない。
また、アイカメラ部には劇中のゴジラそのままに瞳が確認出来る
なお、背ビレの一部はメダルハッチと干渉するためオミットされている。

名前の由来はゴジラと、北欧神話における世界の終末、ラグナロク(ラグナレクとも)だろうか。
正しく劇中において、破壊をもたらす生ける災厄の如き存在として描写される、ゴジラにはうってつけの名前といえよう。

メカニカルデザインは倉持キョーリュー氏。
ペンネームは"キョーリュー"だが、今回デザインしたのは"カイジュー"モチーフとはコレいかに。

※なお、1998年のアメリカ版「GODZILLA」のゴジラは、1970年代以降の復元図の様に尻尾を地面につけずに前傾姿勢で歩行している。メダロットでいえば(コラボメダロットだが)Gザウラー・Sの様な形態、といえば解りやすいだろうか。

機体説明

メダロットS

メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第1週「ゴジラコラボ ゴジラがやってきた!」開催に合わせて、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。

技構成は先述の「ゴジラVSデストロイア」劇中で、体内の核エネルギーの暴走を経てのメルトダウン?後の描写を思わせる、メルト状態が運用の鍵となるものとなっている
また、ニュートラルパーツかつ全てのパーツがヘヴィパーツに該当するという特徴を持つ。
この特徴はメカゴジラグナ?スペゴジラグナ?とも共通する。

また、全体的な装甲値も4000オーバーという頑強さを誇る。

頭部パーツは本作初出の新技、ダブルメルトS(ショット)
攻撃時に相手に対して、メルトマイナス症状を2つ付与し、さらに自身にもメルトを付与する効果を持つ。
メルトを2つ付与するため、継続ダメージで相手の装甲値を一気に削っていける。
貫通特性もあるため、追撃で相手を機能停止させるにもうってつけ。
実質、ハイパーメルトショットといえる。
威力上昇効果はないものの、ランク☆6時に威力値1766と症状攻撃の中でも高水準。
一方、成功値は973と平均的なため、相手の回避値や付与されたプラス症状によっては、カスリでメルトの付与を回避される恐れもある。
行動速度では充填値555、冷却値542とこちらも平均的な数値となっている。
技選定は、いうまでもなくゴジラの代名詞となる技、放射火炎にちなんでいる。

左腕パーツは本作初出の新技、ディゾルブ
攻撃時に相手にメルトを付与する技で、攻撃後には自身にもメルトを付与する
そしてメルト状態の際に威力値が1.5倍となる
要はフレイムのメルト版である。
ディゾルブ自体の使用はもちろん、頭部のダブルメルトSの使用でも効果を発動させられる。
ランク☆6時に威力値が1681とやはり高い一方、成功値875とこちらも平均的な数値。
充填値602、冷却値621と若干だが行動後の隙が少なくなる。

技選定理由は、先述したとおり劇中でメルトダウン?状態となったゴジラの攻撃が強化されていた描写にちなむものと思われる。

そして右腕パーツはマイナスアタックニュートラルパーツとしては初。
頭部のダブルメルトSと左腕のディゾルブの効果で自身にメルトを付与出来るため、威力上昇条件を簡単に満たせる。
左腕パーツのダークブレードに対してランク☆6時に威力値1409、成功値852と見劣りしてしまう。
冷却値も529と若干低いが、充填値では719と若干ながら優っている。

先述のとおり、全てのパーツがヘヴィパーツに該当する。

脚部特性は本作初出のメルトダウン?
自身にメルトが付与されている状態で、メルトで受けるダメージが回復に変わり、全てのパーツの装甲値以外の性能が上昇するという効果を持つ。
ゴジラグナは頭部のダブルメルトSと左腕のディゾルブの効果で自身にメルトを付与出来るため、メルトダウンの発動条件を簡単に満たせる。
加えて、相手からのマイナス症状の解除は異なる症状を付与し続ける必要があるため、なかなかに難しい。
ヘヴィリミットは最大値の3。

ランク☆6時に913と高水準の充冷値を誇り、装甲値も4973と高水準。
一方で射耐値は1196、格耐値は1270と意外にも平均より上のレベル。
回避値は544と低く、カスリや攻撃の回避はメルトダウン?による補正を鑑みても期待するのは難しい。

自身に付与されるマイナス症状をプラスに転換して強力な攻撃を繰り出せる、劇中のデスゴジの活躍を存分に味わえるメダロット。
本領を発揮出来るメルトの付与自体は、頭部のダブルメルトSおよび左腕のディゾルブで能動的に行えるため、純正運用でも困らない。
強いていえば、ダブルメルトSメルト状態でも特段プラス効果が発生はしないため、基礎威力値自体はともかく、長期戦ではダメージソースとなりにくい点がある。
それが気になるならば、頭部を思いきってリードクラウンマカセロヒカゲンなど、フレイムメテオーー自身にファイアマイナス症状を付与する技に変更して、マイナスアタックの威力を伸ばす方向に振っても面白い。
ただしこの場合、ファイアで負うダメージでメルトダウン?の効果で回復に転化したメルトを打ち消してしまうため、浪漫要素になるのが否めない。

純正にこだわらずとも、頭部をファイトFC、左腕をチャージゲージ(以下CG)依存技に変更して、メルトのダメージ発生時にCGが加算される仕様を利用して、常時CGが高い状態で強烈な攻撃を繰り出しても良いだろう。

やはりヘヴィパーツを満載しているため、重力属性攻撃が最大の敵として立ちはだかる。
その上、両腕の技や脚部特性との兼ね合いで妨害クリアが使いにくいという弱点も存在する。
そのため運用する際には防御役は必須。
特にぜったいガード?があると、妨害クリアを使用せずに済むため心強い。
また、相手にメルトを付与しやすくするためにレーダーサイトやそれが含まれる複合支援技を使用しても良いだろう。

敵対する場合、メルトダウン?対策が鍵となる。
ダブルメルトSディゾルブで付与されるメルトの解除は、何度もマイナス症状を当て続けないと難しく、搦手にこだわりすぎて逆に不利になりかねない。
攻撃自体を阻害する技や、重力属性攻撃を駆使して"立ち向かう用意をしよう"。

カスタムスキン

  • バーニングゴジラVer.
メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第1週「ゴジラコラボ ゴジラがやってきた!」開催に合わせて課金パックとして販売。

ゴジラVSデストロイア」劇中の、体内の核エネルギーの暴走で体が赤熱化したゴジラがモチーフのカスタムスキンとなっている。
胸部と二の腕、腰と太腿に赤熱化を意識したファイヤーパターン(いうなればメルトパターンか)が施され、背中と腰の背ビレも赤くなっている。

登場人物としてのゴジラグナ

メダロットS

メダロットS×ゴジラシリーズコラボイベント第1週「ゴジラコラボ ゴジラがやってきた!」から全週にわたって登場。

類い稀な耐久力と、闘争本能を備えた凶暴なメダロット。
シナリオ中、「ゴアアアアアアッ!」という咆哮以外には意味のある台詞は発しておらず、意思疎通は不可能。
それが他人の話を聞かない性格だからなのか、人間や一般のメダロットとは異なる、異次元の思考をしているからなのかは不明。
ホトリが調べたところ、強靭で強力ではあるものの、メダルとパーツ自体は暴走を前提として作られてはいない
なおクロスは、ゴジラグナの名前を感じ取って把握して、強い怒りをその裡に秘めていると口にしていた。

サケカースロボロボ団が起動させたトリニティギドラが街で暴れ回る中、突如として熱線でロボロボ団を撃退して出現。
アラセクロストリニティギドラと戦う意志を持っていたゴジラグナと共に、トリニティギドラを撃退。
しかし、今度はゴジラグナが暴れ出してしまう。
そこに現れたセラフモス?によって森に誘き出され、アラセ達とセラフモス?に加えて、ホトリのラボの常連の野良メダロットベイアニットヒメダッカー達と共に、ようやく機能停止させられた。

ホトリの下で調査した後に、再起動させて話を聞こうとしたものの、やはりゴジラグナとの意思疎通は出来ず街に出ていってしまう。
この時、メカゴジラグナ?を従えたロボロボ団との戦闘になり、メカゴジラグナ?を撃退してまたしても街から姿を消した。

メカゴジラグナ?との戦闘で負った傷を癒すかの様に山中に身を潜めていたところで、ロボロボ団の仕掛けた落とし穴に落下してしまう。
そこに突如として飛来したスペゴジラグナ?から不意打ちを受けて、さらなる大ダメージを負ってしまう。
アラセによってホトリのラボに連れてこられたゴジラグナは、応急処置を受けて、暴れ回るスペゴジラグナ?を倒すために街へと向かうのだった。

スペゴジラグナ?を撃退した後、ゴジラグナはホトリのラボで過ごしていた。
怒りを示すこともなく、彼女による調整にも応じており、ゴジラグナは平穏な日常の中に居た。
だが、TVに映った謎のメダロット?を目にした瞬間、再びゴジラグナは怒りを示して咆哮
その時のゴジラグナは、怒りと闘争本能が制御出来ず、爆発しそうなほどだった
謎のメダロット?を相手にゴジラグナの闘争本能を発散させようと考えたホトリに促され、アラセ達とゴジラグナは現場へ向かう。
この時、ホトリゴジラグナはここには二度と戻ってこないと踏んでいた……

セレクト隊とも協力して謎のメダロットーーデストロエンダー?を退けたのも束の間、セレクト隊は何度も街で暴れていたゴジラグナを見逃せない、と捕獲を試みる
結果、激怒したゴジラグナはセレクト隊を吹き飛ばして暴れた後、何処かへと姿を消した。

関連機体

機人(メダロット)対怪獣(ゴジラ)、ゴジラシリーズコラボメダロット
ゴジラグナ 身を融かす熱を力と変える怪獣王
トリニティギドラ 23世紀からの刺客、超ドラゴン怪獣
セラフモス? 小さき美人に導かれし地球の守護者
メカゴジラグナ? 超技術の結晶、対G超兵器
スペゴジラグナ? Gを滅ぼすもの、宇宙結晶怪獣
デストロエンダー? 古代からの刺客、完全生命体

機体性能

メダロットS

ゴジラグナ (パーツ性別:N)
アルバム
謎のデータをもとに開発された、
黒いボディの怪獣を思わせるメダロット。

その怒りをかってしまった者は全て、
あふれ出す高熱のエネルギーで
焼き尽くされる運命を辿るという。
王の威厳を誇り、さながら天災のような
破壊力を振るう機体。

※ステータスはランク☆6Lv100時のものです。
頭部:アトミックレイジ(GZL00)
装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 Hv スキル
5219 973 1766 555 542 2 しゃげき ダブルメルトS

右腕:リベリオンヒット(GZL00)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
4799 852 1409 719 529 かくとう マイナスアタック

左腕:サバイバルヒート(GZL00)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
4799 875 1681 602 621 かくとう ディゾルブ

脚部:バーニンストンプ(GZL00)
装甲 射耐 格耐 回避 充冷 Hv タイプ 脚部特性
4979 1196 1270 544 913 3 二脚 メルトダウン?
地形相性
荒野 砂漠 山地 岩山 草原 森林 市街地 アリーナ 凍土 水辺 サイバー
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最終更新:2025年04月24日 11:35