仮面ライダーガヴ

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#image(Gavv.webp,height=450,title=まぶしくて戻らない瞬間 もう誰にも奪わせない) &font(24,b,i,purple){「人間は、お前らに食われるために幸せになるんじゃない!」} 特撮テレビドラマ『仮面ライダーガヴ』に登場する[[仮面ライダー]]。 [[攻撃空母>グフ]]でもないし、ライフフォースのボスとは無関係。 変身者は人間と本作の怪人に相当するグラニュートのハーフである&b(){ショウマ}(演:知念英和)で、 『[[仮面ライダー]]』シリーズの主人公としては初となる異世界人かつ異世界暮らしだった存在である。 父の死と共に生家であったグラニュートの「ストマック家」の異母兄姉達に母を殺された上に自身も命を狙われ、 無我夢中で逃げた末に逃げている間にストマック家が管理する異世界へ繋がるドアから落下し母の故郷だった人間界へ逃亡に成功。 その後、浜辺で倒れていた所を見つけた少年・廣井始に拾われ、グラニュート界に無いお菓子を分けてもらったことで自分の能力を知る。 本名は「ショウマ・ストマック」だが、「バケモノ」である事実を隠す都合から、 人間界では母方の姓である「井上生真」と名乗り、表向きは自分を拾った甘根幸果が経営する何でも屋「はぴぱれ」で働きながら、 母や自分のような悲劇から一般人を守るべく、グラニュートハンターとして人間を狩るグラニュート達との戦いに身を投じる。 #region(ストマック家及びショウマの家族関係解説(ネタバレ注意)) 上記を読めば分かる通り『仮面ライダー』シリーズ屈指の悲惨な過去の持ち主であるショウマだが、 彼の来歴は壮絶という言葉すら生温いものである。 グラニュートは人間界とは異なる「グラニュート界」に住む知的生命体であり、 ストマック家は表向きはそこで菓子メーカーを営んでいるグラニュートの名家とされているのだが、 &b(){その実態は[[人間(の幸福の感情)を材料にした>シタン・ウヅキ]]中毒性の高い食品「闇菓子」を売り捌く反社会組織}で、 彼らは闇菓子を対価に闇菓子中毒のグラニュート達を働かせて材料となる人間を拉致させては、 生産した闇菓子を流通させることでゆくゆくはグラニュート界の掌握を目指していた。 だが、2代目経営者であったブーシュ・ストマックが闇菓子の素材にする目的で人間界から拉致したみちるに惚れ込み、 彼女との間に子を成した結果生まれたのがショウマであった。 しかしブーシュには前妻と他の子供達「ランゴ」「グロッタ」「ニエルブ」「シータ」「ジープ」がおり (回想でブーシュがみちるとショウマをランゴ達に紹介する際に「新しい妻」と称した事から前妻とはショウマ誕生時点で死別していた模様)、 人間なんぞを妻にして自分達より目をかけるブーシュに反発しただけでなくみちるやショウマを憎悪。 とりわけ異母弟であるショウマには末弟にするものとは思えない程酷薄で非道な扱いをしており、 それでもブーシュ存命中は表立った形で冷遇できなかったようだが、そのブーシュが他界したことで積年の恨みを晴らすように、 &b(){ショウマの目の前でみちるを闇菓子の材料にして、あまつさえショウマをも殺そうとしたのである。} そんなこんなで母・みちる以外との家族関係はほぼ最悪を通り越したものであった。 一応ブーシュは2人を愛していたようだが、子供番組なので露骨に言及されているわけではないが、 どうも劇中の描写を見る限り同意無しで孕ませたようでみちるからは終始敵視されており、 しかも当時既に闇菓子を製造していたストマック社で「人間を幸せにする」行為は、 みちるとショウマを憎悪するランゴ達が材料としてみなす危険そのものだったため、客観的に見て冷遇しているような扱いしかしておらず、 ブーシュは確かな愛情を抱いていたと彼をよく知る大叔父に言われてなおショウマからの認識は自分と母を不幸に追いやった元凶で、 一応「父さん」とは呼んでいるものの彼の価値観はとても同意できないものと考えている。 さらにブーシュはショウマが成長した後も、ショウマばかりにかまけてシータとジープの誕生日にも顔を出さず蔑ろにする姿をも見せており、 程度の差はあるが他の異母兄姉達からショウマが「自分達から父の愛情を奪った相手」として嫉妬と憎悪を掻き立てる原因も作っていたと明かされている。 ショウマは自分達が優遇されていたとは考えていなかった一方で、ブーシュが異母兄姉達を蔑ろにしていた点については漠然と察しており、 その部分については思う所もあったようだが、シータとジープがブーシュの自分への扱いを度外視し、さらに母を奪っておきながら、 ショウマを父親の愛情を奪った加害者と責め立てる光景を見てからは残っていた同情心も失せてしまったらしく、 「兄さん」「姉さん」呼称から呼び捨てに代わり、殺すのに躊躇しなくなった。 現ストマック家の経営を担う異母兄姉グラニュートとショウマの対立は、 元を正せばブーシュのエゴと独裁的な家族体制により起きたものであると言っても過言ではない。 仮面ライダーという作品に登場するヒーローの三原則として「同族の争い」「自己否定」「生みの親との戦い」が挙げられている。 人を襲うグラニュートを半分は同族と理解した上で倒し、母の人生を狂わせたグラニュートと同じ血が流れている自分の事を「バケモノ」と自嘲し、 何より一時は身を置いていたコミュニティでありながら自分が生まれる発端となったストマック家と闇菓子事業そのものを破綻させようとするショウマは、 令和ライダーの中でこの三原則を最も直接的に体現した境遇の主役ライダーである。 #endregion #region(作品概要及び解説) &font(24,b,i,purple){「お菓子も悪も、俺が食べ尽くす!!」} メインターゲットとなる子供達には馴染み深い「お菓子」をモチーフとしており、 登場ライダーやアイテムはグミやチョコ、プリンなど非常にポップでユニークなビジュアルが特徴となっている。 また、タイアップ方面でも劇中に登場したグミ「ポッピングミ」が実際に販売された他、 お馴染みの仮面ライダーグミも今年度では「ポッピングミ」のブランドを冠されている。 一方でそんな雰囲気に反して、放送コードや子供番組向けにカモフラージュされているが、 直接的な描写は避けつつもかなりの頻度で人死にがあったり(&b(){前述の通り、闇菓子の原材料は人間を加工したもの})、 本作の敵組織の構図がいわば麻薬・ドラッグ中毒者を闇バイトにして実利を貪る反社会組織のそれであったり、 上記のように[[一応の家族と敵対する事になったショウマの身の上>テッカマンブレード]]などもあり、平成1期を思わせる令和作品屈指のハードなストーリーとなっている。 &s(){誰が呼んだか&b(){「[[令和のアギト>仮面ライダーアギト]](顎(アギト)的にも咀嚼音(ガヴ)的にも)」「[[ニチアサでやれる甘ゾンズ>仮面ライダーアマゾンアルファ]]」}} ポップなモチーフに反したハードなストーリーや設定などの[[前例も>仮面ライダー鎧武]][[いくつかあった>仮面ライダーエグゼイド]]が、年々コンプライアンス規制が厳しくなっている時勢もあり、 ハードな描写を上手く誤魔化しながら実現している点を評価する声も多い。 また、[[各フォームの戦闘スタイルもお菓子の特徴を取り入れた能力バトルの趣きが強い。>仮面ライダーW]] アクションも歴代シリーズで培われた演出・技術の集大成とも言うべき高水準であり、非常に見応えのあるものとなっている。 &s(){あと、何故か狭い路地や閉所での戦闘が妙に多い(無論それにより高低差や地形を利用したアクションが光っているのだが)} FANTASTICS from EXILE TRIBEによる主題歌「Got_Boost?」も令和のライダー作品の中で特に高評価で、 OPのCメロ部分ではライダー作品では珍しくキャスト達がダンスしながら口パクの音ハメ演出があるのも特徴。 このTV版のCメロのショウマ達のダンスパートはニエルブ役の滝澤諒氏が振り付けを手掛けている。 また、MVや動画サイトなどではTV版でカットされている幕間部分の音楽に合わせた、 通称「ガヴガヴダンス」をキャスト陣や関係者達が披露している。 |&youtube(https://youtu.be/p0YPxYaUbK4){320,240}|&youtube(https://youtu.be/lp_8zC73z64){320,240}| #endregion 余談だがショウマ役の知念氏は178㎝と結構高身長ではあるのだが、ガヴの味方レギュラー陣は軒並み高身長で、 特に3号ライダーであるラキア・アマルガ役の庄司浩平氏が188㎝と馬鹿デカいため、ショウマは背が低く見られがち。 &s(){なおゼロワン~ガヴの令和主役ライダーでは下から数えた方が早い、凄いね身長インフレ} ---- **能力・形態 グラニュートは共通して腹部に第二の口に相当する「ガヴ」と呼ばれる器官を備えているのだが、 ハーフであるショウマのガヴはブーシュの依頼を受けた大叔父デンテにより改造されており、 これが変身ベルトの役割を果たし、ここに眷属「ゴチゾウ」をセットして変身する。 このため、&b(){本作の仮面ライダーは久々かつ総じて改造人間設定となっている。} 一部のグラニュートは本作の戦闘員に相当する眷属という疑似生命体を作りだせるのだが、 ゴチゾウはその一種であり、つまりショウマ専用の戦闘員兼変身アイテムとも言える存在である。 なおゴチゾウは&b(){基本的に消耗品}であり、変身に使用する事で[[昇天してしまう。>キャプテン・オリマー]] 一応お菓子を食えば再補充できる他、ゴチゾウ達は昇天する事を気にしていない、 むしろそれを承知の上で有事には率先して自分達を使うように促す描写も多い。 美味しく食べてもらうことをこそゴチゾウ達は望んでいる節がある。 [[ただし、変身にせよ武器生成にせよショウマのカロリーを対価にするため、基本形態ですらそこそこの空腹や疲労をもたらす副作用がある>ペコリーヌ]]。 ゴチゾウの能力に関しては元になったお菓子の特性の他に、ショウマ自身の個人的なイメージも強く反映されているようで、 「チョコは銃」「ペロペロキャンディーは重い」などパブリックイメージとは印象を異にする特性を持つフォームも存在している他、 劇中ではお菓子に対する特別な思い入れが特殊なゴチゾウを生み出しているような描写もある。 また、お菓子のイメージを反映した漫画の擬音のようなエフェクトも特徴だが、これらは&b(){実際に物理的なオブジェクトとして実体化しており}、 武器や足場にしたり、掴まって耐空する事などもできる。&s(){要は[[どこぞのライフバー振り回す人>デッドプール]]みたいなものである} 変身ポーズは顔の前に手をかざし、仮面を被るようにも、あるいは逆に仮面を剥ぎ取るようにも見える構えを取る。 -&b(){ポッピングミフォーム} &font(22,b,i,purple){『ポッピングミ!ジューシー!』} ホッピングミゴチゾウをガヴに食べさせて変身した基本形態。 スペックは令和ライダーの初期形態としてはかなり低い部類なのだが、 アーマーの各部位が粘弾性に優れており、それを活かした俊敏な動きと衝撃を弾き返す装甲を活かした格闘戦に長けている。 なお装甲は弾性限界点を超えると衝撃を逃がすために粒状に弾けてしまうが、 再度ゴチゾウを赤ガヴに食べさせることですぐに再生できる。 これを活かして拘束された時にあえて装甲を自分で破壊して、 飛び散った破片を至近距離から食らわせ脱出するという捨て身の方法を用いたこともある。 また、関連ゴチゾウをガヴに喰わせる「追い菓子チェンジ」で手足に装備を追加できる。 ポッピングミ単独の必殺技は紫色の「ムニュ」という文字のエフェクトを出現させ、 それらを壁や足場にしたアクションを繰り広げ、トドメにライダーキックを放つ「ポッピングミフィニッシュ」だが、 実は『ガッチャード』映画でゲスト出演した時しか使用していない(TV版で使用を試みたことはあったが妨害されて不発)。 むしろ、追い菓子チェンジでパンチングミアシストを装備して放つ「パンチングミパンチ」と、 キッキングミアシストを装備して放つ「キッキングミキック」の方が目立っている。 #region(その他強化&派生形態) -&b(){ザクザクチップスフォーム} &font(22,b,i,#ffdc00){『ザクザクチップス!ザックザク!』} ザクザクチップスゴチゾウで変身した形態。 専用武器は双剣のザクザクチップスラッシャー。 ポテトチップスモチーフという事もあり、切れ味はあるが非常に脆い剣であり、初変身時は剣が壊れないよう攻撃位置を調節して戦っていた。 必殺技はザクザクチップスラッシャーの刃をあえて割れたチップスのように砕くことで周囲へ破片を無数に散らし、 相手を包み込むようにして切り刻んだ後、刃を再構成したザクザクチップスラッシャーで切り裂いてトドメを刺す「ザクザクチップスフィニッシュ」。 また、辛いスナック菓子の力を持つヒリヒリチップスゴチゾウで追い菓子チェンジする事で武器に炎を纏わせる事ができるようになり、 必殺技も炎を帯びた「ヒリヒリチップスファイヤー」に変化する。 -&b(){ふわマロフォーム} &font(22,b,i,#d3d3d3){『ふわマロ~!フワフワ~』} ふわマロゴチゾウで変身した形態。 マシュマロを模した柔軟性に長けた装甲「ふわマロラング」を備え、物理攻撃に強い。 必殺技はまるマロゴチゾウによる追い菓子チェンジの力で膨張して巨大なマシュマロと化した装甲で、 [[ロードローラー>ロードローラーだッ]]のように走行して敵を踏み潰す「まるマロローリング」。 -&b(){チョコダンフォーム} &font(22,b,i,#660000){『チョコダン!パキパキ!』} [[チョコ>チョコレート]]ダンゴチゾウで変身した形態。 事前にチョコで変身し銃で戦う仮面ライダーヴァレンを見ていたためか、「チョコと言えば銃」というショウマのイメージが反映されており、 [[カウボーイ>ホル・ホース]]のような姿をしており、専用武器「チョコダンガン」による射撃を得意とする。 必殺技はポンチョ部分から生成される液体チョコ型の生体組織を広く展開して敵を包み込むように捕縛、 そこにチョコダンガンの銃撃を食らわせて敵もろとも凝固・爆裂させる「チョコダンフィニッシュ」。 またホワイトチョコの力を持つチョコドンゴチゾウで追い菓子チェンジする事で色違いの「チョコドンガン」を召喚し、二丁拳銃で戦う事も可能で、 必殺技も連鎖爆発する弾丸を放つ「チョコドンバースト」に変化する。 -&b(){グルキャンフォーム} &font(22,b,i,#ff00ff){『グルキャン!ペロペロ!』} グルキャンゴチゾウで変身した形態。 パワードスーツのような装甲「ブルキャンラング」の耐久性は全形態最高峰で、巨体と硬度を生かした格闘戦や、 ブルキャンゴチゾウを用いて召喚する装備「ブルキャンガトリング」による砲撃を主な攻撃とする。 必殺技はバクキャンゴチゾウによる追い菓子チェンジで追加装備した両肩のキャノン砲、 そして元々の武装のブルキャンガトリングを[[一斉発射する>仮面ライダーゾルダ]]「バクキャンブラスト」。 なおブルキャンゴチゾウは単体でも使用でき、ガトリングが変形した「ブルキャンバギー」や、 バギーのコアユニットを兼ねたオフロードバイクなどの乗り物を召喚する事ができる。 -&b(){ブシュエルフォーム} &font(22,b,i){『ブシュエル!フワフワ~!』} ブシュエルゴチゾウで変身した形態。 専用装備の長斧「クリスマックス」によるパワフルな近接戦を得意とする。 エージェントを一蹴するなど弱くはないはずだが、初出回が幹部戦で直前の消耗も祟って顔出しで黒星になった不遇のクリスマス限定形態。 -&b(){ケーキングフォーム} #image(Caking Form.jpg,height=400) &font(22,b,i,red){『ケーキング!アメーイジング!』} 本作の中間形態で、ケーキングゴチゾウにより変身した形態。 &s(){フォーム初公開の話はケーキの主戦場たる[[クリスマスシーズン>サンタクロース]]に合わせる隙の無さ} 走力以外はそれ以前の形態を大きく凌ぐ総合スペックに加え、クリーム絞り袋を思わせる専用武器の「ガヴホイッピア」による剣戟を得意とするが、 特筆すべき点としてガヴホイッピアのホイップッシュを押すことで、眷属「ホイップ兵」を召喚できること、 つまり歴代ライダー作品で大抵は敵の専売特許であった戦闘員を召喚して戦わせることができる能力が挙げられる。 もう一つの特筆する点としてケーキングゴチゾウのみ、ショウマの消耗が激しい代わりに変身に使用しても昇天する事がない。 ケーキングゴチゾウが生まれるキッカケになったケーキは市販品ではなくショウマが自作した物であり、その影響と思われる (傍証として、劇中では他にも「自作菓子を元にした消えないゴチゾウ」が登場している)。 &s(){ちなみにその玩具だが、別に原作通りケーキングゴチゾウでガヴホイッピアのボタンを押さなくても他のゴチゾウとか何なら指でもよかったりもする} 登場後しばらく経過して一時ショウマが体調を崩して消耗の大きさが足枷となったのに加えて、 下記のブリザードソルベが出てからは出番が減少していたのだが、最強フォームの燃費の異様な悪さや、ソルベの継戦能力の低さに対して、 消費しないゴチゾウとそこそこ高い戦闘力もあってか、物語が後半に入ってからまた出番が増えてきた。 ショウマも消耗の大きさに慣れてきたのか、後半以降は疲弊を見せることが少なくなった。 -&b(){ブリザードソルベフォーム} #image(Blizzardsorbet Form.jpg,height=400) &font(22,b,i,#00bfff){『ブリザードソルベ!ヒエヒエ!』} ブリザードソルベエゴチゾウにより変身した形態。 スペックはケーキングも凌ぎ、冷気を操る能力を備えている他、 アイスケーキを食べて生成したゴチゾウを使用すればケーキングのガヴホイッピアも使用可能だが、 ソルベエゴチゾウは使い始めると冷蔵庫から出したアイスの如く短時間で溶けてなくなってしまい、 消えると強制変身解除されるため、強力だが変身継戦能力は全形態の中で最も低い。 一方で、理由は不明ながら何故かこの形態は他と比較してショウマの負担が少ないという特徴もある (劇中ではアイスについて「体調不良でも食べられる」という点が強調されており、その辺りが影響している模様)。 &s(){あと令和の日本がやたら熱いため、「夏場に変身したらすぐ溶けるのでは?」とネタにされがち} #region(Got boost = 突き進んできた) -&b(){オーバーモード/マスターモード} デンテが&b(){自身のガヴの歯を抜き取り資材として生成した}ゴチポッドを使い変身した、 人とグラニュートのハーフであるショウマの出自を体現したような、二つ揃ってガヴの最強形態 (人間界の素材ではエネルギーに耐えられる品を作ることができず、  デンテ自身は人間界の菓子の方が好みで、「ガヴ」の器官自体は無用の代物であったためこのような行動に至った)。 この形態になるには&b(){ゴチポッドに100体分のゴチゾウを入れる}必要があるため、事前の下準備に加えて燃費・消費も半端ない形態とも言える。 ショウマ自身がゴチゾウ100体分の「美味しいものを食べた幸せ」を感じられれば条件はクリア出来るが、 それも迫り来る敵への焦りで「美味しく食べること」を蔑ろにすればいくら食事しても条件を満たせない。 なお、後にデンテはグロッタによって粛清されたため、事実上のデンテの遺骨にして形見となった。 -&b(){オーバーモード} &font(22,b,i,#ff8c00){『オーバー!オーバーエナジー!』} 全身オレンジ色で、パンチンググミ&キッキングミを両腕&両足に装備したような姿。 最初はこちらにしか変身できなかった。 見た目通りの剛力形態で、10tのパンチ力を誇る反面、スピードとジャンプ力が通常のポッピングミより下がる致命的な弱点を持つ。 必殺技は両腕部から繰り出す鉄拳「オーバースマッシュ」。 -&b(){マスターモード} &font(22,b,i,purple){『マスター!マスターテイスト!』} ゴチポッドを180度回転させることで変身するもう一つの最強形態。 オーバーモードと異なり、こちらはポッピングミをさらに先鋭化したような姿で、[[一瞬で稲妻が迸る>フラッシュ]]ほどの高速戦闘が得意。 ガヴガブレイドだけでなく、ザクザクチップスラッシャーをはじめとする各形態の武装も使うことも可能な万能戦士でもある。 必殺技は無数のグミボトルを敵の周囲に生成後、それをバネ代わりにして飛び跳ねながら連続攻撃し、足刀蹴りで叩き込む「マスターブースト」。 そしてこの形態の最大の真価は、&b(){オーバーモードと瞬時に変更できる事}であり、 マスターモードのスピードで肉薄し攻撃する時だけオーバーモード、マスターモードではガードしきれない攻撃にはオーバーモード等、 二つのフォームのメリットだけを活かした戦い方ができる。 これによってオーバーモードのデメリットは実質解消された。 #endregion #endregion ---- **MUGENにおける仮面ライダーガヴ #image(qzak gavv.gif) qzak氏により作られたキャラが、仮面ライダー製作Wikiにて公開されている。 公開日は2025年7月25日。 まだ細かい調整は不完全とのことだが、他のライダーキャラと同じく操作方法は4ボタン形式で、 基本動作は揃っており動かす分には問題は無い。 [[必殺技]]は「パンチングミパンチ」、[[超必殺技]]は1[[ゲージ]]技「キッキングミキック」がある。 &font(24,b,i,purple){「どうする?二度と闇菓子に関わらないか…この場でオレに倒されるか!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:知念英和|,仮面ライダー,主人公,ヒーロー,大食,混血,仮面,紫色
#image(Gavv.webp,height=450,title=まぶしくて戻らない瞬間 もう誰にも奪わせない) &font(24,b,i,purple){「人間は、お前らに食われるために幸せになるんじゃない!」} 特撮テレビドラマ『仮面ライダーガヴ』に登場する[[仮面ライダー]]。 [[攻撃空母>グフ]]でもないし、ライフフォースのボスとは無関係。 変身者は人間と本作の怪人に相当するグラニュートのハーフである&b(){ショウマ}(演:知念英和)で、 『[[仮面ライダー]]』シリーズの主人公としては初となる異世界人かつ異世界暮らしだった存在である。 父の死と共に生家であったグラニュートの「ストマック家」の異母兄姉達に母を殺された上に自身も命を狙われ、 無我夢中で逃げた末に逃げている間にストマック家が管理する異世界へ繋がるドアから落下し母の故郷だった人間界へ逃亡に成功。 その後、浜辺で倒れていた所を見つけた少年・廣井始に拾われ、グラニュート界に無いお菓子を分けてもらったことで自分の能力を知る。 本名は「ショウマ・ストマック」だが、「バケモノ」である事実を隠す都合から、 人間界では母方の姓である「井上生真」と名乗り、表向きは自分を拾った甘根幸果が経営する何でも屋「はぴぱれ」で働きながら、 母や自分のような悲劇から一般人を守るべく、グラニュートハンターとして人間を狩るグラニュート達との戦いに身を投じる。 #region(ストマック家及びショウマの家族関係解説(ネタバレ注意)) 上記を読めば分かる通り『仮面ライダー』シリーズ屈指の悲惨な過去の持ち主であるショウマだが、 彼の来歴は壮絶という言葉すら生温いものである。 グラニュートは人間界とは異なる「グラニュート界」に住む知的生命体であり、 ストマック家は表向きはそこで菓子メーカーを営んでいるグラニュートの名家とされているのだが、 &b(){その実態は[[人間(の幸福の感情)を材料にした>シタン・ウヅキ]]中毒性の高い食品「闇菓子」を売り捌く反社会組織}で、 彼らは闇菓子を対価に闇菓子中毒のグラニュート達を働かせて材料となる人間を拉致させては、 生産した闇菓子を流通させることでゆくゆくはグラニュート界の掌握を目指していた。 だが、2代目経営者であったブーシュ・ストマックが闇菓子の素材にする目的で人間界から拉致したみちるに惚れ込み、 彼女との間に子を成した結果生まれたのがショウマであった。 しかしブーシュには前妻と他の子供達「ランゴ」「グロッタ」「ニエルブ」「シータ」「ジープ」がおり (回想でブーシュがみちるとショウマをランゴ達に紹介する際に「新しい妻」と称した事から前妻とはショウマ誕生時点で死別していた模様)、 人間なんぞを妻にして自分達より目をかけるブーシュに反発しただけでなくみちるやショウマを憎悪。 とりわけ異母弟であるショウマには末弟にするものとは思えない程酷薄で非道な扱いをしており、 それでもブーシュ存命中は表立った形で冷遇できなかったようだが、そのブーシュが他界したことで積年の恨みを晴らすように、 &b(){ショウマの目の前でみちるを闇菓子の材料にして、あまつさえショウマをも殺そうとしたのである。} そんなこんなで母・みちる以外との家族関係はほぼ最悪を通り越したものであった。 一応ブーシュは2人を愛していたようだが、子供番組なので露骨に言及されているわけではないが、 どうも劇中の描写を見る限り同意無しで孕ませたようでみちるからは終始敵視されており、 しかも当時既に闇菓子を製造していたストマック社で「人間を幸せにする」行為は、 みちるとショウマを憎悪するランゴ達が材料としてみなす危険そのものだったため、客観的に見て冷遇しているような扱いしかしておらず、 ブーシュは確かな愛情を抱いていたと彼をよく知る大叔父に言われてなおショウマからの認識は自分と母を不幸に追いやった元凶で、 一応「父さん」とは呼んでいるものの彼の価値観はとても同意できないものと考えている。 さらにブーシュはショウマが成長した後も、ショウマばかりにかまけてシータとジープの誕生日にも顔を出さず蔑ろにする姿をも見せており、 程度の差はあるが他の異母兄姉達からショウマが「自分達から父の愛情を奪った相手」として嫉妬と憎悪を掻き立てる原因も作っていたと明かされている。 ショウマは自分達が優遇されていたとは考えていなかった一方で、ブーシュが異母兄姉達を蔑ろにしていた点については漠然と察しており、 その部分については思う所もあったようだが、シータとジープがブーシュの自分への扱いを度外視し、さらに母を奪っておきながら、 ショウマを父親の愛情を奪った加害者と責め立てる光景を見てからは残っていた同情心も失せてしまったらしく、 「兄さん」「姉さん」呼称から呼び捨てに代わり、殺すのに躊躇しなくなった。 現ストマック家の経営を担う異母兄姉グラニュートとショウマの対立は、 元を正せばブーシュのエゴと独裁的な家族体制により起きたものであると言っても過言ではない。 仮面ライダーという作品に登場するヒーローの三原則として「同族の争い」「自己否定」「生みの親との戦い」が挙げられている。 人を襲うグラニュートを半分は同族と理解した上で倒し、母の人生を狂わせたグラニュートと同じ血が流れている自分の事を「バケモノ」と自嘲し、 何より一時は身を置いていたコミュニティでありながら自分が生まれる発端となったストマック家と闇菓子事業そのものを破綻させようとするショウマは、 令和ライダーの中でこの三原則を最も直接的に体現した境遇の主役ライダーである。 #endregion #region(作品概要及び解説) &font(24,b,i,purple){「お菓子も悪も、俺が食べ尽くす!!」} メインターゲットとなる子供達には馴染み深い「お菓子」をモチーフとしており、 登場ライダーやアイテムはグミやチョコ、プリンなど非常にポップでユニークなビジュアルが特徴となっている。 また、タイアップ方面でも劇中に登場したグミ「ポッピングミ」が実際に販売された他、 お馴染みの仮面ライダーグミも今年度では「ポッピングミ」のブランドを冠されている。 一方でそんな雰囲気に反して、放送コードや子供番組向けにカモフラージュされているが、 直接的な描写は避けつつもかなりの頻度で人死にがあったり(&b(){前述の通り、闇菓子の原材料は人間を加工したもの})、 本作の敵組織の構図がいわば麻薬・ドラッグ中毒者を闇バイトにして実利を貪る反社会組織のそれであったり、 上記のように[[一応の家族と敵対する事になったショウマの身の上>テッカマンブレード]]などもあり、平成1期を思わせる令和作品屈指のハードなストーリーとなっている。 &s(){誰が呼んだか&b(){「[[令和のアギト>仮面ライダーアギト]](顎(アギト)的にも咀嚼音(ガヴ)的にも)」「[[ニチアサでやれる甘ゾンズ>仮面ライダーアマゾンアルファ]]」}} ポップなモチーフに反したハードなストーリーや設定などの[[前例も>仮面ライダー鎧武]][[いくつかあった>仮面ライダーエグゼイド]]が、年々コンプライアンス規制が厳しくなっている時勢もあり、 ハードな描写を上手く誤魔化しながら実現している点を評価する声も多い。 また、[[各フォームの戦闘スタイルもお菓子の特徴を取り入れた能力バトルの趣きが強い。>仮面ライダーW]] アクションも歴代シリーズで培われた演出・技術の集大成とも言うべき高水準であり、非常に見応えのあるものとなっている。 &s(){あと、何故か狭い路地や閉所での戦闘が妙に多い(無論それにより高低差や地形を利用したアクションが光っているのだが)} FANTASTICS from EXILE TRIBEによる主題歌「Got_Boost?」も令和のライダー作品の中で特に高評価で、 OPのCメロ部分ではライダー作品では珍しくキャスト達がダンスしながら口パクの音ハメ演出があるのも特徴。 このTV版のCメロのショウマ達のダンスパートはニエルブ役の滝澤諒氏が振り付けを手掛けている。 また、MVや動画サイトなどではTV版でカットされている幕間部分の音楽に合わせた、 通称「ガヴガヴダンス」をキャスト陣や関係者達が披露している。 |&youtube(https://youtu.be/p0YPxYaUbK4){320,240}|&youtube(https://youtu.be/lp_8zC73z64){320,240}| #endregion 余談だがショウマ役の知念氏は178㎝と結構高身長ではあるのだが、ガヴの味方レギュラー陣は軒並み高身長で、 特に3号ライダーであるラキア・アマルガ役の庄司浩平氏が188㎝と馬鹿デカいため、ショウマは背が低く見られがち。 &s(){なおゼロワン~ガヴの令和主役ライダーでは下から数えた方が早い、凄いね身長インフレ} ---- **能力・形態 グラニュートは共通して腹部に第二の口に相当する「ガヴ」と呼ばれる器官を備えているのだが、 ハーフであるショウマのガヴはブーシュの依頼を受けた大叔父デンテにより改造されており、 これが変身ベルトの役割を果たし、ここに眷属「ゴチゾウ」をセットして変身する。 このため、&b(){本作の仮面ライダーは久々かつ総じて改造人間設定となっている。} 一部のグラニュートは本作の戦闘員に相当する眷属という疑似生命体を作りだせるのだが、 ゴチゾウはその一種であり、つまりショウマ専用の戦闘員兼変身アイテムとも言える存在である。 なおゴチゾウは&b(){基本的に消耗品}であり、変身に使用する事で[[昇天してしまう。>キャプテン・オリマー]] 一応お菓子を食えば再補充できる他、ゴチゾウ達は昇天する事を気にしていない、 むしろそれを承知の上で有事には率先して自分達を使うように促す描写も多い。 美味しく食べてもらうことをこそゴチゾウ達は望んでいる節がある。 [[ただし、変身にせよ武器生成にせよショウマのカロリーを対価にするため、基本形態ですらそこそこの空腹や疲労をもたらす副作用がある>ペコリーヌ]]。 ゴチゾウの能力に関しては元になったお菓子の特性の他に、ショウマ自身の個人的なイメージも強く反映されているようで、 「チョコは銃」「ペロペロキャンディーは重い」などパブリックイメージとは印象を異にする特性を持つフォームも存在している他、 劇中ではお菓子に対する特別な思い入れが特殊なゴチゾウを生み出しているような描写もある。 &s(){冬映画がなかったので[[直近の先輩>仮面ライダーガッチャード]]の創作料理を食べる機会はなかったがもし食べてたらどうなっていたのだろうか} また、お菓子のイメージを反映した漫画の擬音のようなエフェクトも特徴だが、これらは&b(){実際に物理的なオブジェクトとして実体化しており}、 武器や足場にしたり、掴まって耐空する事などもできる。&s(){要は[[どこぞのライフバー振り回す人>デッドプール]]みたいなものである} 変身ポーズは顔の前に手をかざし、仮面を被るようにも、あるいは逆に仮面を剥ぎ取るようにも見える構えを取る。 -&b(){ポッピングミフォーム} &font(22,b,i,purple){『ポッピングミ!ジューシー!』} ホッピングミゴチゾウをガヴに食べさせて変身した基本形態。 スペックは令和ライダーの初期形態としてはかなり低い部類なのだが、 アーマーの各部位が粘弾性に優れており、それを活かした俊敏な動きと衝撃を弾き返す装甲を活かした格闘戦に長けている。 なお装甲は弾性限界点を超えると衝撃を逃がすために粒状に弾けてしまうが、 再度ゴチゾウを赤ガヴに食べさせることですぐに再生できる。 これを活かして拘束された時にあえて装甲を自分で破壊して、 飛び散った破片を至近距離から食らわせ脱出するという捨て身の方法を用いたこともある。 また、関連ゴチゾウをガヴに喰わせる「追い菓子チェンジ」で手足に装備を追加できる。 ポッピングミ単独の必殺技は紫色の「ムニュ」という文字のエフェクトを出現させ、 それらを壁や足場にしたアクションを繰り広げ、トドメにライダーキックを放つ「ポッピングミフィニッシュ」だが、 実は『ガッチャード』映画でゲスト出演した時しか使用していない(TV版で使用を試みたことはあったが妨害されて不発)。 むしろ、追い菓子チェンジでパンチングミアシストを装備して放つ「パンチングミパンチ」と、 キッキングミアシストを装備して放つ「キッキングミキック」の方が目立っている。 #region(その他強化&派生形態) -&b(){ザクザクチップスフォーム} &font(22,b,i,#ffdc00){『ザクザクチップス!ザックザク!』} ザクザクチップスゴチゾウで変身した形態。 専用武器は双剣のザクザクチップスラッシャー。 ポテトチップスモチーフという事もあり、切れ味はあるが非常に脆い剣であり、初変身時は剣が壊れないよう攻撃位置を調節して戦っていた。 必殺技はザクザクチップスラッシャーの刃をあえて割れたチップスのように砕くことで周囲へ破片を無数に散らし、 相手を包み込むようにして切り刻んだ後、刃を再構成したザクザクチップスラッシャーで切り裂いてトドメを刺す「ザクザクチップスフィニッシュ」。 また、辛いスナック菓子の力を持つヒリヒリチップスゴチゾウで追い菓子チェンジする事で武器に炎を纏わせる事ができるようになり、 必殺技も炎を帯びた「ヒリヒリチップスファイヤー」に変化する。 -&b(){ふわマロフォーム} &font(22,b,i,#d3d3d3){『ふわマロ~!フワフワ~』} ふわマロゴチゾウで変身した形態。 マシュマロを模した柔軟性に長けた装甲「ふわマロラング」を備え、物理攻撃に強い。 必殺技はまるマロゴチゾウによる追い菓子チェンジの力で膨張して巨大なマシュマロと化した装甲で、 [[ロードローラー>ロードローラーだッ]]のように走行して敵を踏み潰す「まるマロローリング」。 -&b(){チョコダンフォーム} &font(22,b,i,#660000){『チョコダン!パキパキ!』} [[チョコ>チョコレート]]ダンゴチゾウで変身した形態。 事前にチョコで変身し銃で戦う仮面ライダーヴァレンを見ていたためか、「チョコと言えば銃」というショウマのイメージが反映されており、 [[カウボーイ>ホル・ホース]]のような姿をしており、専用武器「チョコダンガン」による射撃を得意とする。 必殺技はポンチョ部分から生成される液体チョコ型の生体組織を広く展開して敵を包み込むように捕縛、 そこにチョコダンガンの銃撃を食らわせて敵もろとも凝固・爆裂させる「チョコダンフィニッシュ」。 またホワイトチョコの力を持つチョコドンゴチゾウで追い菓子チェンジする事で色違いの「チョコドンガン」を召喚し、二丁拳銃で戦う事も可能で、 必殺技も連鎖爆発する弾丸を放つ「チョコドンバースト」に変化する。 -&b(){グルキャンフォーム} &font(22,b,i,#ff00ff){『グルキャン!ペロペロ!』} グルキャンゴチゾウで変身した形態。 パワードスーツのような装甲「ブルキャンラング」の耐久性は全形態最高峰で、巨体と硬度を生かした格闘戦や、 ブルキャンゴチゾウを用いて召喚する装備「ブルキャンガトリング」による砲撃を主な攻撃とする。 必殺技はバクキャンゴチゾウによる追い菓子チェンジで追加装備した両肩のキャノン砲、 そして元々の武装のブルキャンガトリングを[[一斉発射する>仮面ライダーゾルダ]]「バクキャンブラスト」。 なおブルキャンゴチゾウは単体でも使用でき、ガトリングが変形した「ブルキャンバギー」や、 バギーのコアユニットを兼ねたオフロードバイクなどの乗り物を召喚する事ができる。 -&b(){ブシュエルフォーム} &font(22,b,i){『ブシュエル!フワフワ~!』} ブシュエルゴチゾウで変身した形態。 専用装備の長斧「クリスマックス」によるパワフルな近接戦を得意とする。 エージェントを一蹴するなど弱くはないはずだが、初出回が幹部戦で直前の消耗も祟って顔出しで黒星になった不遇のクリスマス限定形態。 -&b(){ケーキングフォーム} #image(Caking Form.jpg,height=400) &font(22,b,i,red){『ケーキング!アメーイジング!』} 本作の中間形態で、ケーキングゴチゾウにより変身した形態。 &s(){フォーム初公開の話はケーキの主戦場たる[[クリスマスシーズン>サンタクロース]]に合わせる隙の無さ} 走力以外はそれ以前の形態を大きく凌ぐ総合スペックに加え、クリーム絞り袋を思わせる専用武器の「ガヴホイッピア」による剣戟を得意とするが、 特筆すべき点としてガヴホイッピアのホイップッシュを押すことで、眷属「ホイップ兵」を召喚できること、 つまり歴代ライダー作品で大抵は敵の専売特許であった戦闘員を召喚して戦わせることができる能力が挙げられる。 もう一つの特筆する点としてケーキングゴチゾウのみ、ショウマの消耗が激しい代わりに変身に使用しても昇天する事がない。 ケーキングゴチゾウが生まれるキッカケになったケーキは市販品ではなくショウマが自作した物であり、その影響と思われる (傍証として、劇中では他にも「自作菓子を元にした消えないゴチゾウ」が登場している)。 &s(){ちなみにその玩具だが、別に原作通りケーキングゴチゾウでガヴホイッピアのボタンを押さなくても他のゴチゾウとか何なら指でもよかったりもする} 登場後しばらく経過して一時ショウマが体調を崩して消耗の大きさが足枷となったのに加えて、 下記のブリザードソルベが出てからは出番が減少していたのだが、最強フォームの燃費の異様な悪さや、ソルベの継戦能力の低さに対して、 消費しないゴチゾウとそこそこ高い戦闘力もあってか、物語が後半に入ってからまた出番が増えてきた。 ショウマも消耗の大きさに慣れてきたのか、後半以降は疲弊を見せることが少なくなった。 -&b(){ブリザードソルベフォーム} #image(Blizzardsorbet Form.jpg,height=400) &font(22,b,i,#00bfff){『ブリザードソルベ!ヒエヒエ!』} ブリザードソルベエゴチゾウにより変身した形態。 スペックはケーキングも凌ぎ、冷気を操る能力を備えている他、 アイスケーキを食べて生成したゴチゾウを使用すればケーキングのガヴホイッピアも使用可能だが、 ソルベエゴチゾウは使い始めると冷蔵庫から出したアイスの如く短時間で溶けてなくなってしまい、 消えると強制変身解除されるため、強力だが変身継戦能力は全形態の中で最も低い。 一方で、理由は不明ながら何故かこの形態は他と比較してショウマの負担が少ないという特徴もある (劇中ではアイスについて「体調不良でも食べられる」という点が強調されており、その辺りが影響している模様)。 &s(){あと令和の日本がやたら熱いため、「夏場に変身したらすぐ溶けるのでは?」とネタにされがち} #region(Got boost = 突き進んできた) -&b(){オーバーモード/マスターモード} デンテが&b(){自身のガヴの歯を抜き取り資材として生成した}ゴチポッドを使い変身した、 人とグラニュートのハーフであるショウマの出自を体現したような、二つ揃ってガヴの最強形態 (人間界の素材ではエネルギーに耐えられる品を作ることができず、  デンテ自身は人間界の菓子の方が好みで、「ガヴ」の器官自体は無用の代物であったためこのような行動に至った)。 この形態になるには&b(){ゴチポッドに100体分のゴチゾウを入れる}必要があるため、事前の下準備に加えて燃費・消費も半端ない形態とも言える。 ショウマ自身がゴチゾウ100体分の「美味しいものを食べた幸せ」を感じられれば条件はクリア出来るが、 それも迫り来る敵への焦りで「美味しく食べること」を蔑ろにすればいくら食事しても条件を満たせない。 なお、後にデンテはグロッタによって粛清されたため、事実上のデンテの遺骨にして形見となった。 -&b(){オーバーモード} &font(22,b,i,#ff8c00){『オーバー!オーバーエナジー!』} 全身オレンジ色で、パンチンググミ&キッキングミを両腕&両足に装備したような姿。 最初はこちらにしか変身できなかった。 見た目通りの剛力形態で、10tのパンチ力を誇る反面、スピードとジャンプ力が通常のポッピングミより下がる致命的な弱点を持つ。 必殺技は両腕部から繰り出す鉄拳「オーバースマッシュ」。 -&b(){マスターモード} &font(22,b,i,purple){『マスター!マスターテイスト!』} ゴチポッドを180度回転させることで変身するもう一つの最強形態。 オーバーモードと異なり、こちらはポッピングミをさらに先鋭化したような姿で、[[一瞬で稲妻が迸る>フラッシュ]]ほどの高速戦闘が得意。 ガヴガブレイドだけでなく、ザクザクチップスラッシャーをはじめとする各形態の武装も使うことも可能な万能戦士でもある。 必殺技は無数のグミボトルを敵の周囲に生成後、それをバネ代わりにして飛び跳ねながら連続攻撃し、足刀蹴りで叩き込む「マスターブースト」。 そしてこの形態の最大の真価は、&b(){オーバーモードと瞬時に変更できる事}であり、 マスターモードのスピードで肉薄し攻撃する時だけオーバーモード、マスターモードではガードしきれない攻撃にはオーバーモード等、 二つのフォームのメリットだけを活かした戦い方ができる。 これによってオーバーモードのデメリットは実質解消された。 #endregion #endregion ---- **MUGENにおける仮面ライダーガヴ #image(qzak gavv.gif) qzak氏により作られたキャラが、仮面ライダー製作Wikiにて公開されている。 公開日は2025年7月25日。 まだ細かい調整は不完全とのことだが、他のライダーキャラと同じく操作方法は4ボタン形式で、 基本動作は揃っており動かす分には問題は無い。 [[必殺技]]は「パンチングミパンチ」、[[超必殺技]]は1[[ゲージ]]技「キッキングミキック」がある。 &font(24,b,i,purple){「どうする?二度と闇菓子に関わらないか…この場でオレに倒されるか!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダーガヴ],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:知念英和|,仮面ライダー,主人公,ヒーロー,大食,混血,仮面,紫色

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