サメハダー


分類:きょうぼうポケモン
タイプ:みず・あく
高さ:1.8m
重さ:88.8kg
特性:さめはだ(接触攻撃を受けた時に相手のHPを最大値の1/8削る)
隠れ特性:かそく(1ターン毎に素早さが1段階ずつ上がる)

抜けた キバを 持っていると 海で 事故に 遭わないと 信じられており
アクセサリーなどに 加工 される。

任天堂のRPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一匹。初出は第3世代(『ルビー・サファイア』)。
キバニアの進化形で、作中世界では「海のギャング」の異名で恐れられ、「きょうぼうポケモン」の異名に違わない凶暴なポケモン。
ピラニアモチーフから全く別種のサメモチーフに変わるのはポケモンあるあるにしても、尾びれすら無くなるのは衝撃的な変化である。
狡賢い知能の持ち主で、消えた尾びれの代わりにお尻の十字の穴から海水を噴射して時速120キロという超高速で泳ぐが、長距離は泳げない。
同時に鉄さえも噛み砕く顎のパワーを併せ持ち、たった1 匹で大型タンカーを粉砕するほどのパワー・スタミナがある他、牙は折れてもすぐ生え替わる。
こんな恐ろしいポケモンだが、過去に珍味な背びれ目当てで乱獲された時期もあったという。
皮膚は迂闊に触っただけで擦り傷を負うほどザラザラしているが、このザラザラが泳ぐ時の水の抵抗を減らす。
なお、こんな無茶苦茶な生態の所為か、海外名だと「Sharpedo(shark(サメ)+torpedo(魚雷))」という名前が付けられている。

第6世代『ORAS』ではフィールドで「なみのり」させると他ポケモンの時より速い仕様がある。
また、第7世代『SM』ではライドポケモンの1匹としても登場する。
同じライドポケモンであるラプラスよりも速い上に岩を破壊できるが、
水棲ポケモンが怖がってしまうためサメハダー搭乗時は釣りが不可能という形で差別化されている。

第8世代『剣盾』ではリストラされたが、DLC「鎧の孤島」で復帰。
シンボルエンカウントが導入された同世代では、ジョーズのように水面からヒレだけ出して襲ってくる。
世界最大クラスの巨大ポケモン、ホエルオーの雄大な姿に気を取られた洋上のトレーナー諸氏が襲われる被害が続出した。
こんな感じ

アニポケではテレビ版をはじめ、『XY&Z_ボルケニオンと機巧のマギアナ』でも登場。担当声優は 石塚運昇 氏。


原作中の性能

HP:70
攻撃:120
防御:40
特攻:95
特防:40
素早さ:95

高い攻撃と素早さ、そして紙耐久のアタッカー向けの種族値をしている。
……しかし初出の第3世代当時は物理特殊が技のタイプで判定される仕様で、しかもみず・あくタイプ技両方特殊判定だったため、
全くそのスペックを活かせる環境ではなかった。
また、技マシンを使用すれば問題なかったとはいえ、第3世代当時はみず技をレベルアップでは一つも覚えられなかった。
第4世代でメインウェポンの「かみくだく」と「たきのぼり」が物理技になり、耐久の低さを補う「きあいのタスキ」も登場したことにより、
ようやく使えるようになった。とはいえ、どれも威力が100に届かず、サブウェポンで活用できる「こおりのキバ」も決定打に欠け、
まだまだ一線級で戦えるほどではなかった。
第5世代で隠れ特性で「かそく」を取得。
先手を取りやすくなるため「たきのぼり」の怯み効果とも相性が良く、この世代から徐々に評価を上げだした。

第6世代では『ORAS』にてメガシンカ態「メガサメハダー」を獲得。メガシンカすると、ノコギリザメ風の姿に変化する。
特性が「がんじょうあご」と化し、タイプ一致技である「かみくだく」や相性補完となる「こおりのキバ」を放ちやすくなった。
「どくどくのキバ」も習得出来るようになったため苦手なフェアリータイプにも優位に立ち回れ、
『XY』で「みちづれ」を習得できるようになっていたこともあり、評価を高めた。
続く第7世代では遺伝技で「サイコファング」を覚えるようになり、かくとうタイプ対策のサブウェポンも得た。

しかし、第8世代では上述したようにリストラ枠入りし、後にDLCで復帰したもののメガシンカは没収された。
一方で「クイックターン」や「インファイト」など優秀な技も得た。

主にタイプ一致技の「たきのぼり」「かみくだく」をメインウェポンにしつつ、
「じしん」「こおりのキバ」「サイコファング」「インファイト」「どくどくのキバ」をサブウェポン、
小技に先制技「アクアジェット」を備え、初手「まもる」で「かそく」を発動させてから攻める戦術が基本となる。
ただしメインウェポンの物理技の威力がいずれも100以下で、サブウェポンも「インファイト」程度な部分は注意点。
有用な積み手段は「かそく」程度で火力を補強する手段が乏しく(あっても紙耐久で積む暇無いが)、
相手次第だが「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」などを入れた両刀型の方が有利に立ち回れる場合もあり、
特に「れいとうビーム」の方が「こおりのキバ」よりダメージが見込める状況が普通に起きる。特に600族戦。
同時に「まもる」は必須のため技スペースの関係で物理技が「アクアジェット」のみの型なんてのも使われたりする。


MUGENにおけるサメハダー

AngryBirdCooler氏による、Joey Faust氏が手掛けたコンプゲー『TFGAF』仕様のキャラが存在。
なお、単体公開はされておらず、入手するにはキャラパックごとDLする必要があるため注意。

高火力の噛みつきや突進攻撃などの近接技に加えて、
水鉄砲、水柱、波などの飛び道具などを使いながら攻撃するキャラとなっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開サイトへのリンク有り)

出場大会

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最終更新:2025年09月18日 18:45