ストライカー

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ストライカー - (2010/03/28 (日) 23:44:40) の1つ前との変更点

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**&color(blue){&bold(){&i(){「やっちゃってくださーい!」}}} 画面外から現れてプレイヤーを援護するキャラクターを指す。 元は『[[THE KING OF FIGHTERS]]'99』~『2001』に存在したシステムである。 実際は『[[MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER>MARVEL VS. CAPCOM]]』の「ヴァリアブルアシスト」の方が先だが、 呼称としてはどちらかと言うと「ストライカー」の方が定着している感がある。 さらに元をたどれば『[[痛快GANGAN行進曲]]』の[[草薙条]]の[[GANGAN必殺技>超必殺技]]「友情の合体熱血パンチ」や、 『KOF'94』~『'98』のサブシステム「援護攻撃」辺りということになるだろうか。 だがKOFでは対戦が成り立たないほどに[[バランスを崩壊させた>世紀末]]要因として、[[黒歴史>∀ガンダム]]扱いされつつある([[『KOF2000』は特にひどかった>各ゲームのキャラの強さ/SNK1#id_fb4ea065]])。 対戦のたび「''オッシャー!''」と乱入してフルボッコにされ、おまけに[[挑発]]まで(『'99』では尻も)出していく [[パンツ男>ジョー東]]の悪夢に悩まされた人も多いのではないだろうか。 『KOF2000』にはデフォルトキャラの他に隠しストライカーの「アナザーストライカー」、 さらにその隠しの「マニアックストライカー」が用意されており、旧SNKの過去作や他社からの客演キャラが無数に登場した。 ここまで来るとほとんどバランスなど存在せず、また開発当時SNKの経営が既に致命的に傾いていたため、 この大判振る舞いは''最後のファンサービス''だったと見られている。 『KOF2001』の時点でストライカーシステムを廃止しようと言う方向もあったようだが、 当時のスポンサーである韓国イオリス社に続行を進められる形で、2001まで続いた。 使用できる条件・状況は作品によって異なるが -既に画面上に出ているキャラクターは呼び出せない -ある程度時間を置かないと同じキャラクターは呼び出せない のが基本だろうか。 KOFでは試合開始前に「戦闘に参加するキャラ」と「ストライカー専門キャラ」を選択するが、 『[[MARVEL VS. CAPCOM]]』シリーズでは待機中の相方がアシストとして現れる。「''KOFでもそうしろよ!''」とは割と言われ尽くした話。 そのためか、外伝作品の『EX2』では次の順番のキャラがストライカー(3人目はストライカー無し)というシステムとなっている。 一方、&del(){[[パピー]]の}[[ガルフォード]]の[[パピー]]、『[[CAPCOM VS. SNK2>CAPCOM VS. SNK]]』での[[チャン>チャン・コーハン]]に対する[[チョイ>チョイ・ボンゲ]]、[[中西剣道に対する弓道>中西姉妹]]などのように、 常に画面に出っぱなしで本体に付き従っているモノは「''オプション''」と呼ばれ、区別されることが多い。 時には&bold(){[[本体がオプション>瑞麗]]}なんて事も。 さらに[[出現位置が本体の間近>ミルドレッド・アヴァロン]]だったり半透明だったりすると「&bold(){[[スタンド>スタンド使い]]}」と呼ばれたりもする。 まぁ、はっきりとそう呼ばれている[[ジョジョ>ジョジョの奇妙な冒険]]キャラならともかく、 あくまで「それっぽい」だけのキャラの場合、ちゃんとした定義は存在しないのだが。 ---- *MUGENでは MUGENの仕様上、控えメンバーを参加させることは出来ないため、ストライカーをキャラ自体に組み込むことで擬似的に再現している。 またMUGEN上ではほぼ同じ扱いのためか『[[NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』や『[[レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]』の同時攻撃時の相方や、 [[春日舞織]]や[[萬三九六]]の[[人間弾幕]]のような、共通システムではなく自身の固有技として召喚するもの&sup(){&link_anchor(*1){*1}}も「ストライカー」と呼ばれることが多い。 多くは何らかの制限が設けられているが、無制限に呼びまくれるキャラも珍しくないため、自重しない[[AI]]を組むと非常にカオスなことになる。 その極みがアフロン氏の[[骸>紫鏡#mukuro]]だろう。 他にもMUGENオリジナルキャラには、そのキャラの関連キャラをストライカーとして召還可能になっているキャラも多数存在する。 これは「そのキャラもMUGEN入りさせたい。でも単体製作するにはかなり手間がかかる」といった理由から多用されているものと思われる。 ただこのタイプのストライカーの場合、すでに単体キャラとして完成されたキャラにさらに足す形になるために、 そのキャラ本来の性質からすれば異端な技になる事も多い(近接キャラなのに、隙無しストライカーのために遠距離戦も万全…など)。 なお、これらのシステムを最大限に生かした(?)大会動画も存在する。 &nicovideo(sm4073927) ストライカーを複数持つキャラ同士が、タッグを組むとこんな事になる。 &nicovideo(sm4947309) ---- &sup(){&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}} なおストライカーの語源たるKOFにも、同様の例外が存在する。[[オリジナルゼロ>ゼロ#originzero]]が呼び出す[[クリザリッド]]、グルガン、龍がそれ。 彼らもまたストライカーと総称されるが、位置づけはゼロ自身の固有技(特殊技ないし[[必殺技]])とされているのである (故に、既にストライカーシステムが廃止されている『2002UM』でも、問題なく使用できている)。
**&color(blue){&bold(){&i(){「やっちゃってくださーい!」}}} 画面外から現れてプレイヤーを援護するキャラクターを指す。 元は『[[THE KING OF FIGHTERS]]'99』~『2001』に存在したシステムである。 実際は『[[MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER>MARVEL VS. CAPCOM]]』の「ヴァリアブルアシスト」の方が先だが、 呼称としてはどちらかと言うと「ストライカー」の方が定着している感がある。 さらに元をたどれば『[[痛快GANGAN行進曲]]』の[[草薙条]]の[[GANGAN必殺技>超必殺技]]「友情の合体熱血パンチ」や、 『KOF'94』~『'98』のサブシステム「援護攻撃」辺りということになるだろうか。 だがKOFでは対戦が成り立たないほどに[[バランスを崩壊させた>世紀末]]要因として、[[黒歴史>∀ガンダム]]扱いされつつある([[『KOF2000』は特にひどかった>各ゲームのキャラの強さ/SNK1#id_fb4ea065]])。 対戦のたび「''オッシャー!''」と乱入してフルボッコにされ、おまけに[[挑発]]まで(『'99』では尻も)出していく [[パンツ男>ジョー東]]の悪夢に悩まされた人も多いのではないだろうか。 『KOF2000』にはデフォルトキャラの他に隠しストライカーの「アナザーストライカー」、 さらにその隠しの「マニアックストライカー」が用意されており、旧SNKの過去作や他社からの客演キャラが無数に登場した。 ここまで来るとほとんどバランスなど存在せず、また開発当時SNKの経営が既に致命的に傾いていたため、 この大判振る舞いは''最後のファンサービス''だったと見られている。 『KOF2001』の時点でストライカーシステムを廃止しようと言う方向もあったようだが、 当時のスポンサーである韓国イオリス社に続行を進められる形で、2001まで続いた。 使用できる条件・状況は作品によって異なるが -既に画面上に出ているキャラクターは呼び出せない -ある程度時間を置かないと同じキャラクターは呼び出せない のが基本だろうか。 KOFでは試合開始前に「戦闘に参加するキャラ」と「ストライカー専門キャラ」を選択するが、 『[[MARVEL VS. CAPCOM]]』シリーズでは待機中の相方がアシストとして現れる。「''KOFでもそうしろよ!''」とは割と言われ尽くした話。 そのためか、外伝作品の『EX2』では次の順番のキャラがストライカー(3人目はストライカー無し)というシステムとなっている。 一方、&del(){[[パピー]]の}[[ガルフォード]]の[[パピー]]、『[[CAPCOM VS. SNK2>CAPCOM VS. SNK]]』での[[チャン>チャン・コーハン]]に対する[[チョイ>チョイ・ボンゲ]]、[[中西剣道に対する弓道>中西姉妹]]などのように、 常に画面に出っぱなしで本体に付き従っているモノは「''オプション''」と呼ばれ、区別されることが多い。 時には&bold(){[[本体がオプション>瑞麗]]}なんて事も。 さらに[[出現位置が本体の間近>ミルドレッド・アヴァロン]]だったり半透明だったりすると「&bold(){[[スタンド>スタンド使い]]}」と呼ばれたりもする。 まぁ、はっきりとそう呼ばれている[[ジョジョ>ジョジョの奇妙な冒険]]キャラならともかく、 あくまで「それっぽい」だけのキャラの場合、ちゃんとした定義は存在しないのだが。 ---- *MUGENでは MUGENの仕様上、控えメンバーを参加させることは出来ないため、ストライカーをキャラ自体に組み込むことで擬似的に再現している。 またMUGEN上ではほぼ同じ扱いのためか『[[NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』や『[[レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]』の同時攻撃時の相方や、 [[春日舞織]]や[[萬三九六]]の[[人間弾幕]]のような、共通システムではなく自身の固有技として召喚するもの&sup(){&link_anchor(*1){*1}}も「ストライカー」と呼ばれることが多い。 多くは何らかの制限が設けられているが、無制限に呼びまくれるキャラも珍しくないため、自重しない[[AI]]を組むと非常にカオスなことになる。 その極みがアフロン氏の[[骸>紫鏡#mukuro]]だろう。 他にもMUGENオリジナルキャラには、そのキャラの関連キャラをストライカーとして召還可能になっているキャラも多数存在する。 これは「そのキャラもMUGEN入りさせたい。でも単体製作するにはかなり手間がかかる」といった理由から多用されているものと思われる。 ただこのタイプのストライカーの場合、すでに単体キャラとして完成されたキャラにさらに足す形になるために、 そのキャラ本来の性質からすれば異端な技になる事も多い(近接キャラなのに、隙無しストライカーのために遠距離戦も万全…など)。 なお、これらのシステムを最大限に生かした(?)大会動画も存在する。 &nicovideo(sm4073927) ストライカーを複数持つキャラ同士が、タッグを組むとこんな事になる。 &nicovideo(sm4947309) ---- &sup(){&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}} なおストライカーの語源たるKOFにも、同様の例外が存在する。[[オリジナルゼロ>ゼロ#originzero]]が呼び出す[[クリザリッド]]、グルガン、龍がそれ。 彼らもまたストライカーと総称されるが、位置づけはゼロ自身の固有技(特殊技ないし[[必殺技]])とされているのである (故に、既にストライカーシステムが廃止されている『2002UM』でも、問題なく使用できている)。

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