ゴーストライダー

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ゴーストライダー - (2012/08/07 (火) 21:31:45) の1つ前との変更点

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//拾えた限りの情報を入れてみた。もっと詳細知ってる人で必要と思った情報あったら頼む //劇場版のストーリーが原作設定だと誤解されかねない文章が載っていたので調べた範囲で訂正 //製作者様の名前修正 #image(ghostrider.UMVC3.jpg,width=400) #image(ghostrider.gif, title=二代目のほう) アメリカの[[マーベルコミック>アメコミ]]『ゴーストライダー』に登場するヒーロー。 名前で分かる通り、同作品の主人公である。 日本の[[マスクド>仮面ライダー1号]][[ライダー>仮面ライダー2号]]とは多くの共通点が見られるが ([[髑髏モチーフの顔>スカロマニア]]、悪によって与えられた力で正義のために戦う等)、恐らく関係はないと思われる。 悪魔と契約をかわした者が、その契約を解除する為に力を与えられ、 罪深き魂を地獄へ落とし、地獄から逃れた魂を追跡する事で[[世界の均衡を保つ存在>朱鷺宮神依]]、 ――即ち『復讐の精霊(スピリット・オブ・ベンジャンス)』の一人である。 **キャラクター設定 //#image(ghostrider.jpg,title=ゴーストライダー・イン・ザ・スカイ,width=270) //アメコミサイトからの無断転載のようなのでコメントアウト 1972年に開始した初代(1983年に一旦終了)と、1990年に再度開始した話の二代目とが存在する。 コミックの主人公として二人存在するため、便宜的に初代・二代目と表現しているものの、 ゴーストライダーは『復讐の精霊』に与えられる称号である為、彼ら以前にも多くのライダーが存在する。 コミックの主役になった前述の二人と、2010年代に入ってから新たに登場した三人目のライダーの他にも 世界中にゴーストライダーは存在するようで、インドや日本で戦っているゴーストライダーの存在が語られた事も。 この辺りは[[スポーン]]にも良く似ている。 有名なのは映画版にも登場した「ケアテイカー」。ただし原作とは設定が異なるので注意。 ちなみにそれ以前にも同名のヒーローがいたのだが、設定的に別物。 当項目の方が有名になった為か「ファントムライダー」と改名した。 おそらく両方とも1940年代後半にスタン・ジョーンズによって発表された、 (カウボーイたちの間で言い伝えられていた怪談を元にした)カントリーソング、 「ゴースト・ライダーズ・イン・ザ・スカイ」が由来と思われる。(後述) ***初代 本名は&b(){[[ジョニー]]・ブレイズ}。映画版での主人公も彼である(やや設定は異なるが)。 サーカスのスタントライダーだったジョニーは、不治の病に冒された養父を救うために 悪魔メフィスト([[ブラックハート]]の父)と契約する。 しかし、養父は完治した直後にスタントに失敗し、事故死。狡猾なメフィストは「病気を治した代償」として ジョニーの魂を奪おうとするが、ジョニーは恋人ロクサーヌによって助けられ、メフィストは退散させられてしまう。 メフィストは報復の為に悪魔ザラゾスをジョニーへ憑依させる。 その結果、彼は夜になるとゴーストライダーへと変身するようになってしまった。 その悪魔の力を弱き人々の為に行使していたジョニーだが、やがて戦いの中でザラゾスがジョニーの意思を乗っ取ろうとし始める。 ザラゾスとの壮絶な争いの末、全ての力を振り絞ってザラゾスを追い出し、彼はゴーストライダーとしての使命から開放されたのだった。 だがその後、再びゴーストライダーとなり、一時期地獄へ落ちたりしていたが現在は再び現世で活動している。 ちなみに原作初期や映画版、UMVC3ではトップ絵のようなライダースジャケットを羽織ったコスチュームだが 現在は後述の二代目との差別化のためかロングコートを着用しており、武器も鎖の先端にフックがついたものを愛用する。 『アースX』というストーリーでは、二代目[[パニッシャー]]となったり、三代目[[ヒューマン・トーチ]]となったり。 いずれにしてもゴーストライダーである事には変わりなく、その力を使って悪党を退治しているようだ。 『アマルガムコミックス』では、[[フラッシュ]]と融合し、&b(){スピードデーモン}となる。 妻の魂を救う為に悪魔と契約し、罪人を裁き、逃亡した魂を地獄へ連れ戻す――と設定自体は変化していないが、 超音速で走ってきては、罪人へ地獄の業火を浴びせ、[[一瞬で灰にして>絶命奥義]]走り去る為、割と効率が良くなっていたり。 #region(映画版では) 元々メフィストは彼をブラックハートと戦わせる手駒にするために父親を完治させる契約を持ちかけたことになり、 父親を事故死させたのも、ゴーストライダーの使命を果たさせるために、ジョニーにとって大切な存在は邪魔だと考えたためとなっている。 契約と父親の死から何年も経ち、スタントライダーとして成功を納めたジョニーの前に再び現れたメフィストは、 活動を始めたブラックハートと戦わせるために彼のゴーストライダーの力を発現させる。 かくして、ジョニーは否応なしに「復讐の精霊」として罪人と悪霊を裁くゴーストライダーの使命と、 メフィストの手駒を抹殺しようとする、悪魔ブラックハートとの戦いに巻き込まれることになる。 ブラックハートを倒した後はメフィストとの契約を解除し平穏な生活を送る機会に恵まれたが、 父親を殺したメフィストを許さず契約解除を拒否、ゴーストライダーとして戦い続け、いずれメフィストを倒すことを宣告して旅立つ。 中々カッコいい主題歌も用意されており、エンドテロップに入る最高のタイミングで流れるので印象に残る。 |映画で流れたロックアレンジ&nicovideo(sm8785961)|原曲じゃないけどだいたいこんな&nicovideo(sm12860030)| 映像と歌詞の訳文を見ればお分かりになると思うが、 前述の通りカウボーイたちの間で語り継がれていた怪談を題材とした歌である。 「永遠に悪魔を追い続ける存在となってしまう」という悲哀の篭った下りは マーヴルの方のゴーストライダーにも影響を与えている。 更に突き詰めると[[北欧>ソー]]を中心に広まっていた伝説であり、 件の怪談と類似した点が多いワイルドハントもイメージの元になっているらしい。 ミュージック映画『ブルースブラザーズ2000』でも印象的な場面で使われたため、知っている人は多いかもしれない。 あと、[[ジョジョの奇妙な冒険]]の[[第7部>ブラックモア]][[スティール・ボール・ラン>リンゴォ・ロードアゲイン]]に登場する マウンテン・ティムというキャラの愛馬の名前が「ゴースト・ライダー・イン・ザ・スカイ」だったりする。5歳のマスタングだとか。 同作はシリーズの伝統として洋楽を題材としたネーミングをチョイスしているため、その一環だと思われる。 現在続編が製作中であり、あの[[小島秀夫監督>ソリッド・スネーク]]も絶賛のスタントだとか。公開が楽しみである。 &nicovideo(sm16937477) #endregion ***二代目 本名は&b(){ダニエル・ケッチ}。通称&b(){[[ダン]]}。 ニューヨークに住む貧乏青年ダンは、ハロウィンの夜に姉共々犯罪組織の抗争に巻き込まれてしまう。 ダンは逃げた先のゴミ山の中で怪しく光るバイクを発見するが、同時にギャング共は彼と姉を包囲していた。 姉を護るため、誘われるかのように光の源であるオイルキャップに触れた瞬間、ダンの体は炎を纏い…… 次の瞬間、その姿は&b(){ゴーストライダー}へと変わっていた! 以後ダンは罪なき者の血が流れる度にバイクに導かれ、『復讐の精霊』ゴーストライダーとして悪と戦うことになるが、 ゴーストライダー自身もダンに憑く以前の記憶を失っており、何故己が弱者の復讐を遂げる衝動に駆られるのか解らず苦悩する。 そしてかつてのゴーストライダーであるジョニーも己に憑いていた魔人ザラゾスの復活を確信し、ゴーストライダー抹殺に動き出す。 やがて彼らは魔界と人間界を揺るがす大きな戦いへ否応なく巻き込まれて……。 #region(実は) ジョニーとダンは[[腹違い>ギース・ハワード]][[の兄弟>ヴォルフガング・クラウザー]]であり、ダンに憑いたゴーストライダーは彼らの先祖にして元祖ゴーストライダー。 //「初代ゴーストライダー」と言う表記はジョニーの方のゴーストライダーと紛らわしいので変更します 18世紀に初めてゴーストライダーとなった&strike(){と言われたが後付でもっと前からいたことに}、ノーブル・ケールという男である。 彼は悪魔の陰謀によって全ての記憶を失っていたが、ダンの捨て身の行動によって、遂に『死の天使』として覚醒。 『復讐の精霊』同士の争いを仕組んでいたブラックハートを撃破し、ついには地獄の玉座につく事になる。 その後、地獄の住人達に自由を与えた彼は、戦友に王の代理を任せると現世に戻り、再び『復讐の精霊』として活動を開始した。 #endregion なお、[[ウルヴァリン]]や[[パニッシャー]]と共闘してブラックハートを撃退したこともある。 ***その他 この二人(三人)以外にも、どうやら古今東西においてゴーストライダーと同じ『復讐の精霊』の力を持つ者が存在している。&link_anchor(*1){*1} 例えば、ゴーストライダーへの恨みからメフィストと契約し、秘められていた力を開放した復讐者「ヴェンジェンス(本名マイケル・バディリーノ)」は、 一度死亡して地獄に落とされながら、やがて訪れたダンに救われ、ノーブル・ケールの代理として地獄の玉座についた。 代々ゴーストライダーとなる一族に仕え、ファントムライダー&link_anchor(*2){*2}を名乗っていた墓守「ケアテイカー(本名カーター・スレイド)」は、 映画版において自らもゴーストライダーとなってジョニーに並び、愛馬「バンシー」を駆ってみせた。 他にも、[[第二次世界大戦>MEDIC]]や[[第一次世界大戦の兵士>モーデン兵]]、[[保安官>サンダウン・キッド]]、[[トラック野郎>コンボイ]]、[[侍>伊達政宗]]、[[忍>服部半蔵]][[者>ハンゾウ]]、[[鬼>金剛]]、 [[イン>コンドル・ヘッズ]][[ディ>ホワイト・バッファロー]][[アン>サンダー・ホーク]]、[[コサック騎兵>ラスプーチン]]、[[闘牛士>ローレンス・ブラッド]]、[[神父>ゲーニッツ]]、[[戦車乗り>勇車スラリンガル]]、[[飛行機パイロット>ユウキ]]、[[カウボーイ>ホル・ホース]]、[[エスキモー>アイスクライマー]]、 果ては[[古代ギリシャの戦士>バーサーカー]]や[[南米だか>アステカ]][[アフリカだかの>タムタム]][[呪術師っぽいの>デーボ]]など、物凄く人材の層が厚い、というより節操が無い。 加えて、現代においてジョニーとダンが同時に存在するように、同じ時代に複数人のゴーストライダーが活躍していたことを示す描写もある。 出自や出身地、職業に関係なく、流される罪なき者の血に怒り、彼等は立ち上がるのだ。 **能力 #image(ghostriderhk7ry5.gif,title=お覇王ではないと言わざるを得ない。のりもの勢として参加しそうだけど) [[チェーンを>バーディー]][[巻き付けた>ロボ]]黒い体に、炎をまとった[[骸骨>スカロマニア]]の頭部という、もはや ダークヒーローもヴィランも通り越したまさに「[[悪魔>デーモン]]」か「死神」のどちらかとしか言いようのない姿をしている。 元ネタは、「[[黙示録>アポカリプス]]の[[騎士>ナイト]]」ではないかと推測される。 髑髏の頭に鎌を持ち、馬に跨った死神のモチーフはまさしくこの騎士であり、イメージの大元は同じといえる。 [[全身に纏った炎>ヒューマン・トーチ]]をチェーンに絡めて戦うが、その戦闘力はかなり高い。 チェーンを振り回して物体を切り裂いたり、腕などに生えたスパイクを用いた刺突などといった攻撃を得意とする。 また取り立てて語られることは少ないが結構なパワーハウスであり、旅客機や高層ビルを片手で持ち上げる程度は軽く、 ビルや戦車を持ち上げて振り回し、打撃武器として使用したことすらあるほど。 流石に勝つことは出来なかったものの、理性を持ったままブチ切れた最強状態の[[ハルク]]と渡り合ったこともある。 これがいかに凄いかといえば、他のアベンジャーズや、強化されたハルクバスターアーマーを纏った[[アイアンマン]]、 [[ストーム]]とブラックパンサーを加えたファンタスティックフォー、さらにはブラックボルトのような、 &b(){通常時のハルクならば倒せる一流どころのヒーロー達がハルクにほぼ一撃で倒されていく}中、 ゴーストライダーは圧されながらも互角に戦い続けた末、 ハルクが陰謀によって宇宙に放逐され、その先で手に入れた平穏な幸せも、ロケットに仕掛けられていた爆弾で全てを失った事を知り、 最終的に「ハルクに復讐の資格あり」と認めてほぼ五体満足のままその場を去っている。 ジョニーの乗るバイクは、父の形見である[[ハーレー・ダビッドソン・グレイス>お覇王]]が変化したもの。 一方のダンが乗るバイクは、ゴミ山で拾った謎のバイク。 どちらも車体から炎を吹き上げ、水面や壁面を疾走できる。ただし空は飛べない。 変化したバイクは「ヘルバイク」(原語では「ヘルサイクル」)という総称で一括りにされている。 それ以前のライダー達は[[馬>ユキ(KOF)]]、[[スポーツカー>どないや]]、[[大型トレーラー>コンボイ]]、[[戦闘機>STYX]]や[[戦>電光戦車]][[車>地底戦車ペルシダー]]まで持ち出す始末。 &strike(){中には[[牛>オックス]]、[[マンモス>ゴルドス]]、[[サメ>Killer Whale]]という、もうそれのりものでも何でもねーよというのに乗っていた奴もいる。} この辺りは映画版最新作でも再現されており、敵から奪ったトラックを変化させたり、 何と世界最大の重機と言われる&b(){バケットホイール・エクスカベーター}で大暴れする予定。 少なくとも走行性能に関しては、余程サイズが違わない限りは大体同じになるようなので、 見た目以外は別物の『何か』へと乗り物を変化させる能力なのだろう。 現に、ブラックハートにいつも使っているバイクを盗まれた際、別なバイクに乗ってブラックハートを追おうとした時に そのバイクが炎につつまれ、ゴーストライダーに変身した事もあった。(バイクはなんでもないただのバイク) ゴーストライダーというより、ジョニーやダンが個人的に思い入れのあるバイク、ということか。 また、ショットガンやジャケット、チェーン等も炎を纏わせ変形させることができるので、 「物体(生物でも可)に炎と魔力を纏わせ強化する」という能力なのかもしれない。 &strike(){もしもゴーストライダーが[[ガンダム]]のパイロットだったらきっと面白いことになる。} また、ゴーストライダーが「意識的に燃やしたもの」と「炎で変化させたもの」は別扱いらしく、 後者に関してはゴーストライダー自身が元に戻れば、変化前の状態に戻すことができるらしい。 一方、地獄に古今東西のゴーストライダーが集合した際、愛用の乗り物(生物無生物問わず)も連れ立っているので、 見た目変化していない状態でも、ある程度の繋がりができているようだ。 ちなみに普段のゴーストライダーはジョニー及びダンが力を制御しているためにそこまで強くは無いが もしその制御を解き放った場合、ジョニーの方はこの全開状態のハルクを倒すことすら可能 そしてダンの方は世界そのものを崩壊させる事が出来るのだとか。 このクラスの戦闘力の奴が世界中にいるってどうなんだろうマーベル世界。 地球圏に限定しても、[[セントリー]]や[[キャプテンマーベル>キャプテンマーベル(マーベル)]]、[[ハルク]]に[[オンスロート]]がいるわけだし。 また他にも、誤解からパニッシャーと戦闘に発展した際にパニッシャーを圧倒し続け、 あのパニッシャーをして「こいつはヤバイ」と言わしめている。 ここまでパニッシャーが手も足も出ない相手といえば、それこそ[[バットマン]]くらいのもんであろう。 ……あ、そういや[[デッドプール]]にも負けてたっけ、フランク。 &b(){この時は[[アイアンマン]]のリパルサー・レイとか[[Dr.オクトパス]]のアームとか持ってたのに。} &strike(){[[セントリー]]からも逃げたし、そもそもフランケン・キャッスルになってたのはウルヴァリンの息子のダケンくんに負けたから(ry} 他にも二代目特有の能力として「贖罪の目」という[[魔眼>ライダー]]を持っており、 彼と目(眼球無いけど)が合うと、これまで犯した全ての罪とこれまで他人に与えた全ての苦痛が フィードバックされる(映画版ではジョニーもこの能力を持っていた)。 ただし、悪魔のような魂を持たない存在には効かない。 逆に言えば&b(){魂さえあれば問答無用で誰にでも効く}という恐ろしい技でもある為、 &strike(){[[宇宙忍者ゴームズ>Mr.ファンタスティック]]}アニメ版では神にも等しい存在である&b(){[[ギャラクタス]]を怯ませた}事さえあり、 こと[[オカルト系ヒーロー>スポーン]]の中でも最強の一角……というか、アメコミの純オカルト系ヒーローは総じて強い気が。 ちなみに近年に入ってからはジョニーの方のライダーも贖罪の目を使えるようで、UVCにも採用されている。 ていうか割と最近まで主役はジョニーがやってたし 登場した最初期の頃は「殺しはご法度」のアメコミヒーローの中では珍しく割りと簡単に人を殺すタイプのヒーローだったが 後にその考えを改めたのか「ゴーストライダーは殺しはしない」と明言している。 前述の「贖罪の目」も、死に値するような罪を犯した相手にも、生きたまま罪を償わせることが出来る技とダンは解釈しているようだ。 &strike(){常人が受けたら下手をすると再起不能になりかねない技だけどね!} また「復讐の精霊」であるためにダン・ジョニー共に自由に変身することは出来ず、 あくまで罪の無い人々の復讐のためにしか変身できないとされる。 つまり被害が出た後にしか行動することが出来ず、その行動は基本的に手遅れなのである。 このことに二人とも多いに悩んでいた。 変身中はゴーストライダーとしての意識が顕在し、人格は保っていられるものの変身前と比べて荒々しい性格へと変化する。 余談ながら変身中は非常に丁寧な教科書的な英語でしゃべるため、日本語で言えば丁寧語口調なのだと思われるが その内容やキャラが物騒なため各種メディアでの邦訳では荒々しい口調にされることが多い。 一時期[[アイスマン]]・エンジェル・ブラックウィドウ・[[ハーキュリーズ>バーサーカー]]らと共に チャンピオンズなるチームを結成し、あの[[ゴジラ]]と戦ったこともある。 また近年、三代目のゴーストライダーが登場し、ゴーストライダー誌の主役を張っている。 正体は黒人の女性で、ゴーストライダーの状態でも胸があったり腰がくびれていたりと女性らしいシルエットである。 顔を見ればわかる通り、服の中身は燃える骨の筈なのだが 彼女は『復讐の精霊』の役目を引き継いだだけで、ジョニーとダンが死んだわけではない。 では何をしているかというと、バイクで放浪中。&strike(){最近のMarvelそんなのばっかりだな} //余談だが、この項目冒頭のイラストで一緒に二人乗りしているのは[[モーコン>モータルコンバット]]の[[スコーピオン>スコーピオン(モータルコンバット)]]さんである。 //まあ同じ骸骨頭だし炎使うしね。 #region(そして、この度) Ultimate Marvel vs. Capcom 3についに参戦した。 登場するのはジョニーの扮する初代だが、二代目の特徴も取り入れられている。 チェーンを使用した通常技のリーチが特徴のキャラ。 地上では端から端まで攻撃が届き、またその状態からコンボを始動することもできるため、相手によっては文字通り何もさせずに倒してしまうことも可能。 一方、あらゆる挙動が重くて一旦寄られると非常に辛い。また、斜め上への有効打が無く、端端の状態で飛ばれると寄れない上に落とせないため空中から打ち下ろせる射撃を持つキャラ、[[Dr.ドゥーム]]やら[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]やらに立ち回りを徹底されると単体では簡単に詰んでしまう、という中距離戦専門キャラとなっている。 このように、自分の得意な間合いと不得意な間合いでの性能差が激しく、地上でお見合いしやすい初心者を簡単に狩れる一方で間合い管理が容易な強キャラをバリバリ使える上級者には弱点を突かれて辛い・・・ こんな極端な性能からついたあだ名が''初狩の精霊''。どうしてこうなった。 とはいえ、一度寄られたとしても、ゲージさえあれば接近戦の切り札、リーチが長く無敵があり命中後は追撃可能時間が非常に長い膝崩れを誘発するLv3HCコマ投げ「贖罪の目」からどんなキャラでも殺しきれるし、アシスト(ヴァジュラで飛びを落とせる[[ストライダー飛竜]]など)によって立ち回りはある程度フォローは可能。 文字通りの代名詞となった高火力HC「復讐の精霊」でバイクを召喚し、どんどん相手を轢き潰していこう。 #endregion ---- **MUGENにおけるゴーストライダー wucash氏の制作した二代目ゴーストライダーが存在する。 格闘戦の他、超必殺技などでバイクに乗って戦う。通常投げの演出が長いのも特徴か。 また、超必の一つ「デーモニックドラッグ」は、チェーンを絡めた相手をバイクで引きずるという、 [[北斗の拳の悪役>ジャギ]]がやりそうな素敵な技である。 また、勝利演出ではブラックハートが登場。 ダンを挑発?するもチェーンで腕を斬られて、すごすごと退散する。[[バイト]]乙。 更新で技が多数追加され2011年6月の最新版では前述の「デーモニックドラッグ」は削除され ブレイズと協力して攻撃し贖罪の目で〆る「ブレイズ」、前述のフラッシュと合体して攻撃する「キッドデーモン」等が搭載され バイクで引きずる技はその一部として残っている。 ……が、commonファイルが古いのか&b(){ガード硬直中にガード方向を切替えられない}。 よってプレイヤー操作の際はcommonを弄っておくことをおススメしたい。 贖罪の目は7:15あたり &nicovideo(sm14595663) //観てたらこっちでペナンス使っていたので変えました ちなみに余談だが[[某赤いタイツ>デッドプール]]が贖罪の目を食らったところ、一時的にマトモになった。 恐るべし復讐の精霊。 //[[作品別 主役不在トーナメント]]にてAIが作られた。マイリストで公開中。 //ゲージがあれば即「デーモニックドラッグ」等を狙ってくるため、[[特殊状況下>ゲジマユ]]では非常にヒャッハーな事態になる。 //現在は公開していない ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) #co(){ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[Mr.Kの挑戦状Dynamite]] [[無限戦記]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 余談だが、アメコミには他にもドクロをモチーフとしたキャラクターがかなり存在する。 [[レッドスカル]]、クロスボーンズ、タスクマスター、ブラックマスク……[[パニッシャー]]もそうだと言えなくはない。 特にWWIIで[[キャプテンアメリカ]]や[[ネイモア]]らと共に初代インベーダーズを結成したブレイジング・スカル(本名マーク=アンソニー=トッド)は、 見た目こそ炎に包まれた髑髏というどう見てもゴーストライダーという感じだが、&bold(){ゴーストライダーとは無関係である}。 というか、元々ゴーストライダーと無関係で、ジョニーが登場した後にゴーストライダーの一人とされたが、やっぱり違うという事になった。 ちなみに、このブレイジング・スカルにも二代目がいて、能力もよく似ているが、やっぱりゴーストライダー&bold(){ではない。} ……こういうことはアメコミじゃよくあることなので、深く考えない方が身のためである。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 元々ゴーストライダーというキャラクターは、1949年にマガジン・エンタープライゼズ社(ME社)が商標権を持つキャラクターだった。 悪名高いコミックコードが制定される以前のキャラクターらしく、ホラーテイストの強い作品だった。 その後、ME社の持つゴーストライダー関連の特許が切れると、これを買い取ったMARVEL社が1967年に新たなゴーストライダーをスタートさせる。 見た目はほぼ同じ、舞台も19世紀のアメリカ西部で、ホラー要素を省いたこのMARVEL版ゴーストライダーこそ、カーター・スレイドであった。 1972年にこの項目で解説されるゴーストライダーが登場すると、それまでのゴーストライダーはファントムライダーと呼称を改める。 現在もこのファントムライダーは活躍しており、なんとカーターの孫のハミルトンは、シビル・ウォーにも顔を出してたりする。 このゴーストライダーは全身白一色のコスチュームに二挺拳銃というガンマンスタイルで、ジョニー/ダンのゴーストライダーとは見た目も能力も全く異なる。 しかし、この1967年版ゴーストライダーに関わったロイ・トーマスとゲイリー・フレドリックという二人のライターは、 後の1972年にジョニー・ブレイズを創作したメンバーであり、全く無関係なものでもない。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //復讐者,ヒーロー
//拾えた限りの情報を入れてみた。もっと詳細知ってる人で必要と思った情報あったら頼む //劇場版のストーリーが原作設定だと誤解されかねない文章が載っていたので調べた範囲で訂正 //製作者様の名前修正 #image(ghostrider.UMVC3.jpg,width=400) #image(ghostrider.gif, title=二代目のほう) アメリカの[[マーベルコミック>アメコミ]]『ゴーストライダー』に登場するヒーロー。 名前で分かる通り、同作品の主人公である。 日本の[[マスクド>仮面ライダー1号]][[ライダー>仮面ライダー2号]]とは多くの共通点が見られるが ([[髑髏モチーフの顔>スカロマニア]]、悪によって与えられた力で正義のために戦う等)、恐らく関係はないと思われる。 悪魔と契約をかわした者が、その契約を解除する為に力を与えられ、 罪深き魂を地獄へ落とし、地獄から逃れた魂を追跡する事で[[世界の均衡を保つ存在>朱鷺宮神依]]、 ――即ち『復讐の精霊(スピリット・オブ・ベンジャンス)』の一人である。 **キャラクター設定 //#image(ghostrider.jpg,title=ゴーストライダー・イン・ザ・スカイ,width=270) //アメコミサイトからの無断転載のようなのでコメントアウト 1972年に開始した初代(1983年に一旦終了)と、1990年に再度開始した話の二代目とが存在する。 コミックの主人公として二人存在するため、便宜的に初代・二代目と表現しているものの、 ゴーストライダーは『復讐の精霊』に与えられる称号である為、彼ら以前にも多くのライダーが存在する。 コミックの主役になった前述の二人と、2010年代に入ってから新たに登場した三人目のライダーの他にも 世界中にゴーストライダーは存在するようで、インドや日本で戦っているゴーストライダーの存在が語られた事も。 この辺りは[[スポーン]]にも良く似ている。 有名なのは映画版にも登場した「ケアテイカー」。ただし原作とは設定が異なるので注意。 ちなみにそれ以前にも同名のヒーローがいたのだが、設定的に別物。 当項目の方が有名になった為か「ファントムライダー」と改名した。 おそらく両方とも1940年代後半にスタン・ジョーンズによって発表された、 (カウボーイたちの間で言い伝えられていた怪談を元にした)カントリーソング、 「ゴースト・ライダーズ・イン・ザ・スカイ」が由来と思われる。(後述) ***初代 本名は&b(){[[ジョニー]]・ブレイズ}。映画版での主人公も彼である(やや設定は異なるが)。 サーカスのスタントライダーだったジョニーは、不治の病に冒された養父を救うために 悪魔メフィスト([[ブラックハート]]の父)と契約する。 しかし、養父は完治した直後にスタントに失敗し、事故死。狡猾なメフィストは「病気を治した代償」として ジョニーの魂を奪おうとするが、ジョニーは恋人ロクサーヌによって助けられ、メフィストは退散させられてしまう。 メフィストは報復の為に悪魔ザラゾスをジョニーへ憑依させる。 その結果、彼は夜になるとゴーストライダーへと変身するようになってしまった。 その悪魔の力を弱き人々の為に行使していたジョニーだが、やがて戦いの中でザラゾスがジョニーの意思を乗っ取ろうとし始める。 ザラゾスとの壮絶な争いの末、全ての力を振り絞ってザラゾスを追い出し、彼はゴーストライダーとしての使命から開放されたのだった。 だがその後、再びゴーストライダーとなり、一時期地獄へ落ちたりしていたが現在は再び現世で活動している。 ちなみに原作初期や映画版、UMVC3ではトップ絵のようなライダースジャケットを羽織ったコスチュームだが 現在は後述の二代目との差別化のためかロングコートを着用しており、武器も鎖の先端にフックがついたものを愛用する。 『アースX』というストーリーでは、二代目[[パニッシャー]]となったり、三代目[[ヒューマン・トーチ]]となったり。 いずれにしてもゴーストライダーである事には変わりなく、その力を使って悪党を退治しているようだ。 『アマルガムコミックス』では、[[フラッシュ]]と融合し、&b(){スピードデーモン}となる。 妻の魂を救う為に悪魔と契約し、罪人を裁き、逃亡した魂を地獄へ連れ戻す――と設定自体は変化していないが、 超音速で走ってきては、罪人へ地獄の業火を浴びせ、[[一瞬で灰にして>絶命奥義]]走り去る為、割と効率が良くなっていたり。 #region(映画版では) 元々メフィストは彼をブラックハートと戦わせる手駒にするために父親を完治させる契約を持ちかけたことになり、 父親を事故死させたのも、ゴーストライダーの使命を果たさせるために、ジョニーにとって大切な存在は邪魔だと考えたためとなっている。 契約と父親の死から何年も経ち、スタントライダーとして成功を納めたジョニーの前に再び現れたメフィストは、 活動を始めたブラックハートと戦わせるために彼のゴーストライダーの力を発現させる。 かくして、ジョニーは否応なしに「復讐の精霊」として罪人と悪霊を裁くゴーストライダーの使命と、 メフィストの手駒を抹殺しようとする、悪魔ブラックハートとの戦いに巻き込まれることになる。 ブラックハートを倒した後はメフィストとの契約を解除し平穏な生活を送る機会に恵まれたが、 父親を殺したメフィストを許さず契約解除を拒否、ゴーストライダーとして戦い続け、いずれメフィストを倒すことを宣告して旅立つ。 中々カッコいい主題歌も用意されており、エンドテロップに入る最高のタイミングで流れるので印象に残る。 |映画で流れたロックアレンジ&nicovideo(sm8785961)|原曲じゃないけどだいたいこんな&nicovideo(sm12860030)| 映像と歌詞の訳文を見ればお分かりになると思うが、 前述の通りカウボーイたちの間で語り継がれていた怪談を題材とした歌である。 「永遠に悪魔を追い続ける存在となってしまう」という悲哀の篭った下りは マーヴルの方のゴーストライダーにも影響を与えている。 更に突き詰めると[[北欧>ソー]]を中心に広まっていた伝説であり、 件の怪談と類似した点が多いワイルドハントもイメージの元になっているらしい。 ミュージック映画『ブルースブラザーズ2000』でも印象的な場面で使われたため、知っている人は多いかもしれない。 あと、[[ジョジョの奇妙な冒険]]の[[第7部>ブラックモア]][[スティール・ボール・ラン>リンゴォ・ロードアゲイン]]に登場する マウンテン・ティムというキャラの愛馬の名前が「ゴースト・ライダー・イン・ザ・スカイ」だったりする。5歳のマスタングだとか。 同作はシリーズの伝統として洋楽を題材としたネーミングをチョイスしているため、その一環だと思われる。 現在続編が製作中であり、あの[[小島秀夫監督>ソリッド・スネーク]]も絶賛のスタントだとか。公開が楽しみである。 &nicovideo(sm16937477) #endregion ***二代目 本名は&b(){ダニエル・ケッチ}。通称&b(){[[ダン]]}。 ニューヨークに住む貧乏青年ダンは、ハロウィンの夜に姉共々犯罪組織の抗争に巻き込まれてしまう。 ダンは逃げた先のゴミ山の中で怪しく光るバイクを発見するが、同時にギャング共は彼と姉を包囲していた。 姉を護るため、誘われるかのように光の源であるオイルキャップに触れた瞬間、ダンの体は炎を纏い…… 次の瞬間、その姿は&b(){ゴーストライダー}へと変わっていた! 以後ダンは罪なき者の血が流れる度にバイクに導かれ、『復讐の精霊』ゴーストライダーとして悪と戦うことになるが、 ゴーストライダー自身もダンに憑く以前の記憶を失っており、何故己が弱者の復讐を遂げる衝動に駆られるのか解らず苦悩する。 そしてかつてのゴーストライダーであるジョニーも己に憑いていた魔人ザラゾスの復活を確信し、ゴーストライダー抹殺に動き出す。 やがて彼らは魔界と人間界を揺るがす大きな戦いへ否応なく巻き込まれて……。 #region(実は) ジョニーとダンは[[腹違い>ギース・ハワード]][[の兄弟>ヴォルフガング・クラウザー]]であり、ダンに憑いたゴーストライダーは彼らの先祖にして元祖ゴーストライダー。 //「初代ゴーストライダー」と言う表記はジョニーの方のゴーストライダーと紛らわしいので変更します 18世紀に初めてゴーストライダーとなった&strike(){と言われたが後付でもっと前からいたことに}、ノーブル・ケールという男である。 彼は悪魔の陰謀によって全ての記憶を失っていたが、ダンの捨て身の行動によって、遂に『死の天使』として覚醒。 『復讐の精霊』同士の争いを仕組んでいたブラックハートを撃破し、ついには地獄の玉座につく事になる。 その後、地獄の住人達に自由を与えた彼は、戦友に王の代理を任せると現世に戻り、再び『復讐の精霊』として活動を開始した。 #endregion なお、[[ウルヴァリン]]や[[パニッシャー]]と共闘してブラックハートを撃退したこともある。 ***その他 この二人(三人)以外にも、どうやら古今東西においてゴーストライダーと同じ『復讐の精霊』の力を持つ者が存在している。&link_anchor(*1){*1} 例えば、ゴーストライダーへの恨みからメフィストと契約し、秘められていた力を開放した復讐者「ヴェンジェンス(本名マイケル・バディリーノ)」は、 一度死亡して地獄に落とされながら、やがて訪れたダンに救われ、ノーブル・ケールの代理として地獄の玉座についた。 代々ゴーストライダーとなる一族に仕え、ファントムライダー&link_anchor(*2){*2}を名乗っていた墓守「ケアテイカー(本名カーター・スレイド)」は、 映画版において自らもゴーストライダーとなってジョニーに並び、愛馬「バンシー」を駆ってみせた。 他にも、[[第二次世界大戦>MEDIC]]や[[第一次世界大戦の兵士>モーデン兵]]、[[保安官>サンダウン・キッド]]、[[トラック野郎>コンボイ]]、[[侍>伊達政宗]]、[[忍>服部半蔵]][[者>ハンゾウ]]、[[鬼>金剛]]、 [[イン>コンドル・ヘッズ]][[ディ>ホワイト・バッファロー]][[アン>サンダー・ホーク]]、[[コサック騎兵>ラスプーチン]]、[[闘牛士>ローレンス・ブラッド]]、[[神父>ゲーニッツ]]、[[戦車乗り>勇車スラリンガル]]、[[飛行機パイロット>ユウキ]]、[[カウボーイ>ホル・ホース]]、[[エスキモー>アイスクライマー]]、 果ては[[古代ギリシャの戦士>バーサーカー]]や[[南米だか>アステカ]][[アフリカだかの>タムタム]][[呪術師っぽいの>デーボ]]など、物凄く人材の層が厚い、というより節操が無い。 加えて、現代においてジョニーとダンが同時に存在するように、同じ時代に複数人のゴーストライダーが活躍していたことを示す描写もある。 出自や出身地、職業に関係なく、流される罪なき者の血に怒り、彼等は立ち上がるのだ。 **能力 #image(ghostriderhk7ry5.gif,title=お覇王ではないと言わざるを得ない。のりもの勢として参加しそうだけど) [[チェーンを>バーディー]][[巻き付けた>ロボ]]黒い体に、炎をまとった[[骸骨>スカロマニア]]の頭部という、もはや ダークヒーローもヴィランも通り越したまさに「[[悪魔>デーモン]]」か「死神」のどちらかとしか言いようのない姿をしている。 元ネタは、「[[黙示録>アポカリプス]]の[[騎士>ナイト]]」ではないかと推測される。 髑髏の頭に鎌を持ち、馬に跨った死神のモチーフはまさしくこの騎士であり、イメージの大元は同じといえる。 [[全身に纏った炎>ヒューマン・トーチ]]をチェーンに絡めて戦うが、その戦闘力はかなり高い。 チェーンを振り回して物体を切り裂いたり、腕などに生えたスパイクを用いた刺突などといった攻撃を得意とする。 また取り立てて語られることは少ないが結構なパワーハウスであり、旅客機や高層ビルを片手で持ち上げる程度は軽く、 ビルや戦車を持ち上げて振り回し、打撃武器として使用したことすらあるほど。 流石に勝つことは出来なかったものの、理性を持ったままブチ切れた最強状態の[[ハルク]]と渡り合ったこともある。 これがいかに凄いかといえば、他のアベンジャーズや、強化されたハルクバスターアーマーを纏った[[アイアンマン]]、 [[ストーム]]とブラックパンサーを加えたファンタスティックフォー、さらにはブラックボルトのような、 &b(){通常時のハルクならば倒せる一流どころのヒーロー達がハルクにほぼ一撃で倒されていく}中、 ゴーストライダーは圧されながらも互角に戦い続けた末、 ハルクが陰謀によって宇宙に放逐され、その先で手に入れた平穏な幸せも、ロケットに仕掛けられていた爆弾で全てを失った事を知り、 最終的に「ハルクに復讐の資格あり」と認めてほぼ五体満足のままその場を去っている。 ジョニーの乗るバイクは、父の形見である[[ハーレー・ダビッドソン・グレイス>お覇王]]が変化したもの。 一方のダンが乗るバイクは、ゴミ山で拾った謎のバイク。 どちらも車体から炎を吹き上げ、水面や壁面を疾走できる。ただし空は飛べない。 変化したバイクは「ヘルバイク」(原語では「ヘルサイクル」)という総称で一括りにされている。 それ以前のライダー達は[[馬>ユキ(KOF)]]、[[スポーツカー>どないや]]、[[大型トレーラー>コンボイ]]、[[戦闘機>STYX]]や[[戦>電光戦車]][[車>地底戦車ペルシダー]]まで持ち出す始末。 &strike(){中には[[牛>オックス]]、[[マンモス>ゴルドス]]、[[サメ>Killer Whale]]という、もうそれのりものでも何でもねーよというのに乗っていた奴もいる。} この辺りは映画版最新作でも再現されており、敵から奪ったトラックを変化させたり、 何と世界最大の重機と言われる&b(){バケットホイール・エクスカベーター}で大暴れする予定。 少なくとも走行性能に関しては、余程サイズが違わない限りは大体同じになるようなので、 見た目以外は別物の『何か』へと乗り物を変化させる能力なのだろう。 現に、ブラックハートにいつも使っているバイクを盗まれた際、別なバイクに乗ってブラックハートを追おうとした時に そのバイクが炎につつまれ、ゴーストライダーに変身した事もあった。(バイクはなんでもないただのバイク) ゴーストライダーというより、ジョニーやダンが個人的に思い入れのあるバイク、ということか。 また、ショットガンやジャケット、チェーン等も炎を纏わせ変形させることができるので、 「物体(生物でも可)に炎と魔力を纏わせ強化する」という能力なのかもしれない。 &strike(){もしもゴーストライダーが[[ガンダム]]のパイロットだったらきっと面白いことになる。} また、ゴーストライダーが「意識的に燃やしたもの」と「炎で変化させたもの」は別扱いらしく、 後者に関してはゴーストライダー自身が元に戻れば、変化前の状態に戻すことができるらしい。 一方、地獄に古今東西のゴーストライダーが集合した際、愛用の乗り物(生物無生物問わず)も連れ立っているので、 見た目変化していない状態でも、ある程度の繋がりができているようだ。 ちなみに普段のゴーストライダーはジョニー及びダンが力を制御しているためにそこまで強くは無いが もしその制御を解き放った場合、ジョニーの方はこの全開状態のハルクを倒すことすら可能 そしてダンの方は世界そのものを崩壊させる事が出来るのだとか。 このクラスの戦闘力の奴が世界中にいるってどうなんだろうマーベル世界。 地球圏に限定しても、[[セントリー]]や[[キャプテンマーベル>キャプテンマーベル(マーベル)]]、[[ハルク]]に[[オンスロート]]がいるわけだし。 また他にも、誤解からパニッシャーと戦闘に発展した際にパニッシャーを圧倒し続け、 あのパニッシャーをして「こいつはヤバイ」と言わしめている。 ここまでパニッシャーが手も足も出ない相手といえば、それこそ[[バットマン]]くらいのもんであろう。 ……あ、そういや[[デッドプール]]にも負けてたっけ、フランク。 &b(){この時は[[アイアンマン]]のリパルサー・レイとか[[Dr.オクトパス]]のアームとか持ってたのに。} &strike(){[[セントリー]]からも逃げたし、そもそもフランケン・キャッスルになってたのはウルヴァリンの息子のダケンくんに負けたから(ry} 他にも二代目特有の能力として「贖罪の目」という[[魔眼>ライダー]]を持っており、 彼と目(眼球無いけど)が合うと、これまで犯した全ての罪とこれまで他人に与えた全ての苦痛が フィードバックされる(映画版ではジョニーもこの能力を持っていた)。 ただし、悪魔のような魂を持たない存在には効かない。 逆に言えば&b(){魂さえあれば問答無用で誰にでも効く}という恐ろしい技でもある為、 &strike(){[[宇宙忍者ゴームズ>Mr.ファンタスティック]]}アニメ版では神にも等しい存在である&b(){[[ギャラクタス]]を怯ませた}事さえあり、 こと[[オカルト系ヒーロー>スポーン]]の中でも最強の一角……というか、アメコミの純オカルト系ヒーローは総じて強い気が。 ちなみに近年に入ってからはジョニーの方のライダーも贖罪の目を使えるようで、UMVC3にも採用されている。 ていうか割と最近まで主役はジョニーがやってたし 登場した最初期の頃は「殺しはご法度」のアメコミヒーローの中では珍しく割りと簡単に人を殺すタイプのヒーローだったが 後にその考えを改めたのか「ゴーストライダーは殺しはしない」と明言している。 前述の「贖罪の目」も、死に値するような罪を犯した相手にも、生きたまま罪を償わせることが出来る技とダンは解釈しているようだ。 &strike(){常人が受けたら下手をすると再起不能になりかねない技だけどね!} また「復讐の精霊」であるためにダン・ジョニー共に自由に変身することは出来ず、 あくまで罪の無い人々の復讐のためにしか変身できないとされる。 つまり被害が出た後にしか行動することが出来ず、その行動は基本的に手遅れなのである。 このことに二人とも多いに悩んでいた。 変身中はゴーストライダーとしての意識が顕在し、人格は保っていられるものの変身前と比べて荒々しい性格へと変化する。 余談ながら変身中は非常に丁寧な教科書的な英語でしゃべるため、日本語で言えば丁寧語口調なのだと思われるが その内容やキャラが物騒なため各種メディアでの邦訳では荒々しい口調にされることが多い。 一時期[[アイスマン]]・エンジェル・ブラックウィドウ・[[ハーキュリーズ>バーサーカー]]らと共に チャンピオンズなるチームを結成し、あの[[ゴジラ]]と戦ったこともある。 また近年、三代目のゴーストライダーが登場し、ゴーストライダー誌の主役を張っている。 正体は黒人の女性で、ゴーストライダーの状態でも胸があったり腰がくびれていたりと女性らしいシルエットである。 顔を見ればわかる通り、服の中身は燃える骨の筈なのだが 彼女は『復讐の精霊』の役目を引き継いだだけで、ジョニーとダンが死んだわけではない。 では何をしているかというと、バイクで放浪中。&strike(){最近のMarvelそんなのばっかりだな} //余談だが、この項目冒頭のイラストで一緒に二人乗りしているのは[[モーコン>モータルコンバット]]の[[スコーピオン>スコーピオン(モータルコンバット)]]さんである。 //まあ同じ骸骨頭だし炎使うしね。 #region(そして、この度) Ultimate Marvel vs. Capcom 3についに参戦した。 登場するのはジョニーの扮する初代だが、二代目の特徴も取り入れられている。 チェーンを使用した通常技のリーチが特徴のキャラ。 地上では端から端まで攻撃が届き、またその状態からコンボを始動することもできるため、相手によっては文字通り何もさせずに倒してしまうことも可能。 一方、あらゆる挙動が重くて一旦寄られると非常に辛い。また、斜め上への有効打が無く、端端の状態で飛ばれると寄れない上に落とせないため空中から打ち下ろせる射撃を持つキャラ、[[Dr.ドゥーム]]やら[[モリガン>モリガン・アーンスランド]]やらに立ち回りを徹底されると単体では簡単に詰んでしまう、という中距離戦専門キャラとなっている。 このように、自分の得意な間合いと不得意な間合いでの性能差が激しく、地上でお見合いしやすい初心者を簡単に狩れる一方で間合い管理が容易な強キャラをバリバリ使える上級者には弱点を突かれて辛い・・・ こんな極端な性能からついたあだ名が''初狩の精霊''。どうしてこうなった。 とはいえ、一度寄られたとしても、ゲージさえあれば接近戦の切り札、リーチが長く無敵があり命中後は追撃可能時間が非常に長い膝崩れを誘発するLv3HCコマ投げ「贖罪の目」からどんなキャラでも殺しきれるし、アシスト(ヴァジュラで飛びを落とせる[[ストライダー飛竜]]など)によって立ち回りはある程度フォローは可能。 文字通りの代名詞となった高火力HC「復讐の精霊」でバイクを召喚し、どんどん相手を轢き潰していこう。 #endregion ---- **MUGENにおけるゴーストライダー wucash氏の制作した二代目ゴーストライダーが存在する。 格闘戦の他、超必殺技などでバイクに乗って戦う。通常投げの演出が長いのも特徴か。 また、超必の一つ「デーモニックドラッグ」は、チェーンを絡めた相手をバイクで引きずるという、 [[北斗の拳の悪役>ジャギ]]がやりそうな素敵な技である。 また、勝利演出ではブラックハートが登場。 ダンを挑発?するもチェーンで腕を斬られて、すごすごと退散する。[[バイト]]乙。 更新で技が多数追加され2011年6月の最新版では前述の「デーモニックドラッグ」は削除され ブレイズと協力して攻撃し贖罪の目で〆る「ブレイズ」、前述のフラッシュと合体して攻撃する「キッドデーモン」等が搭載され バイクで引きずる技はその一部として残っている。 ……が、commonファイルが古いのか&b(){ガード硬直中にガード方向を切替えられない}。 よってプレイヤー操作の際はcommonを弄っておくことをおススメしたい。 贖罪の目は7:15あたり &nicovideo(sm14595663) //観てたらこっちでペナンス使っていたので変えました ちなみに余談だが[[某赤いタイツ>デッドプール]]が贖罪の目を食らったところ、一時的にマトモになった。 恐るべし復讐の精霊。 //[[作品別 主役不在トーナメント]]にてAIが作られた。マイリストで公開中。 //ゲージがあれば即「デーモニックドラッグ」等を狙ってくるため、[[特殊状況下>ゲジマユ]]では非常にヒャッハーな事態になる。 //現在は公開していない ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) #co(){ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ゴーストライダー],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[Mr.Kの挑戦状Dynamite]] [[無限戦記]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 余談だが、アメコミには他にもドクロをモチーフとしたキャラクターがかなり存在する。 [[レッドスカル]]、クロスボーンズ、タスクマスター、ブラックマスク……[[パニッシャー]]もそうだと言えなくはない。 特にWWIIで[[キャプテンアメリカ]]や[[ネイモア]]らと共に初代インベーダーズを結成したブレイジング・スカル(本名マーク=アンソニー=トッド)は、 見た目こそ炎に包まれた髑髏というどう見てもゴーストライダーという感じだが、&bold(){ゴーストライダーとは無関係である}。 というか、元々ゴーストライダーと無関係で、ジョニーが登場した後にゴーストライダーの一人とされたが、やっぱり違うという事になった。 ちなみに、このブレイジング・スカルにも二代目がいて、能力もよく似ているが、やっぱりゴーストライダー&bold(){ではない。} ……こういうことはアメコミじゃよくあることなので、深く考えない方が身のためである。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 元々ゴーストライダーというキャラクターは、1949年にマガジン・エンタープライゼズ社(ME社)が商標権を持つキャラクターだった。 悪名高いコミックコードが制定される以前のキャラクターらしく、ホラーテイストの強い作品だった。 その後、ME社の持つゴーストライダー関連の特許が切れると、これを買い取ったMARVEL社が1967年に新たなゴーストライダーをスタートさせる。 見た目はほぼ同じ、舞台も19世紀のアメリカ西部で、ホラー要素を省いたこのMARVEL版ゴーストライダーこそ、カーター・スレイドであった。 1972年にこの項目で解説されるゴーストライダーが登場すると、それまでのゴーストライダーはファントムライダーと呼称を改める。 現在もこのファントムライダーは活躍しており、なんとカーターの孫のハミルトンは、シビル・ウォーにも顔を出してたりする。 このゴーストライダーは全身白一色のコスチュームに二挺拳銃というガンマンスタイルで、ジョニー/ダンのゴーストライダーとは見た目も能力も全く異なる。 しかし、この1967年版ゴーストライダーに関わったロイ・トーマスとゲイリー・フレドリックという二人のライターは、 後の1972年にジョニー・ブレイズを創作したメンバーであり、全く無関係なものでもない。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //復讐者,ヒーロー

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