ジョン・フーン



「戦うからには、勝たなくてはね」


 格闘スタイル: テコンドー
 誕生日: 7月26日(32歳)
 星座: しし座
 血液型: O型
 身長: 177cm
 体重: 77kg
 趣味: 香水集め、アイドルの追っかけ
 大切なもの: 遊佐未森のCD全部(初回限定)、カモメの置物、
                          中森明菜のコンサートビデオ
 好きな食べ物: うなぎ、アサリ、葛湯
 嫌いなもの: エビ、自分の姓
 得意スポーツ: ビリヤード、ダーツ

THE KING OF FIGHTERS』 シリーズに『'99』から登場するキャラクター。
漢字で書くと「全勲」。( ´_ゝ`)ではない(ただしハングル表記は「전훈」で、実際の発音は「チョン・フン」に近い)。
キム・カッファン同門、そしてライバル。鋭い切れ味を持つ独自のテコンドーを操る。
ホンフゥはキムと同じ韓国の道場で修行していた事がある*1ため、密かに彼とも修行仲間だった可能性がある(ちなみに二人より年上)。
アンディやロバートも驚きの美形キャラだが、重度のアイドルオタクでアテナファンクラブでは「白虎」(ベクホー)と呼ばれている。
ちなみに『XIV』に登場した師匠のガンイルにも彼女の事を話していたらしい。話す方も大概だが。
韓国出身だが現在は静岡県に在住しており、日本語の講師をしている。
中の人はアスラや『すごいよ!!マサルさん』のマチャ彦も演じていた一条和矢氏。

1チーム4人制となった『'99』で韓国チームに加わる。
キムと同じく正義感の強い男だが、キムをライバル視しておりチャンチョイの更正の方針で対立。
ひたすら厳しい修行を重ねるだけというのは時代遅れだとし、柔軟な更正を掲げてチャンとチョイの指導を分担するようになる。
『'99』でジョンに連れて行かれたチャンは一般教養やスポーツ力学といった(チャンにとっては)キムの修行よりキツい勉強を叩き込まれ、
さらに重度のアテナ追っかけであるジョンにコンサートに連れて行かれ、死ぬほどウンザリさせられる事に。
『2000』ではチョイが日本に連れて行かれ、アテナファンクラブのオフ会に付き合わされた上にアテナの歌の歌詞を覚えさせられ、
さらに次のコンサートでは一緒に歌わされるという地獄の所業を受けている。
どちらにも「キムの方がマシ」と言わせるほど厳しい修行だが、彼の献身もあって二人は徐々に丸くなってきているようだ…。

テコンドーの腕は確かで、スタイルこそ違うもののキムもその実力を認めており、実際の仲はそれほど悪くないらしい。
ちなみに通常技、必殺技はおろか投げまで足しか使わず、手(腕)は防御以外には一切使用していない。

『2001』ではアテナのコンサートに向かう途中、信号待ちの間にアテナのを見て道路に飛び出し、
自動車に自分からぶち当たって怪我をした結果KOFに出場できなかった。『EX2』でも同様の事故でKOF出場を逃している。
いくらイオリスに韓国チームの女性キャラが欲しいって言われたからとはいえ、もうちょいマシな設定付けはなかったものか。
本人はやたらポジティブなため、KOFに出られなくてもあまり気にしていないらしく、
『XI』でもアテナのステージで普通に舞台に乱入して元気に応援したりしている。
『2000』のドラマCDではほとんどアテナのストーカーになっているらしい…って、まずあんたが更正しろと言わざるを得ない


 韓国市場を睨んでか、やたら美形なデザインで登場したものの、初出作品から高速でお笑いキャラになったジョンさん。
 まあ中の人がマチャ彦な時点で既にそれは前フリだったのかも…。
 キムへの対抗心の理由は不明だが、取り敢えず自分の名字(全)がキムの名字(金)より2画少ないという、
 とてもどうでもいいコンプレックスが一つあるようだ。
 またキムが「あたたた!」と叫ぶ事への対抗心か、『2003』では「シャオー!」と叫んだりする。
 彼のハンドルネームである「白虎」は密かに同門だったと思われるホンフゥ(紅虎)にかけたものかもしれない。

『'99』で初登場したものの早くも『2001』で消えてしまい、ドリームマッチである筈の『2002』にも不出場。
このまま消えるかと思いきや『2003』で復活し、『NEOWAVE』ではなんとキムを差し置いてチャン・チョイと韓国チームを結成している。
ちなみに同作でのキムはジョンの裏キャラクターとして隠し参戦。
しかしまたも『XI』で消えてしまい…と消失復活を繰り返している。
ネオジオポケット版ではしっかり登場していたのに、『SVCカードファイターズDS』ではカード化されていなかったり。

案の定(?)『2002UM』では無事再登場でき、しかも「 ジョンチーム 」という自身の名前をつけた新チームで参戦。
だが、他のチームメイトが真吾という、それぞれお互いに何の接点も無いチーム構成であり、
誰もが余りもので強引に組まされた感を禁じえなかった。
まあ一応チーム結成に関しての簡易ストーリーが公式で付け加えられており、なんとか溜飲は下げられた…のだろうか。
というかあまりにも接点がなかったためか新チームの説明ではこのチームの記述が一番長い。
格闘家と呼ぶにはまだまだ未熟な真吾を連れて優勝し、
さらにはチャンやチョイ以上の犯罪者(暗殺者)である麟を更正させることが出来れば、
自分がキムよりも優れていることを証明できると考えたジョンが、自らリーダーとなって結成したチーム。
もっとも、麟は龍の手掛かりを捜すために参戦しただけで、ジョンに協力するつもりなど全くない。
一方の真吾は、かつて共に闘った麟は相変わらず怖いが、かといってジョンに頼ると弟子にされそうなのでそれもできず、
気苦労を背負い込みながらも頑張っている。
チーム名はキムが“キムチーム”と名乗っていた為、ジョンも対抗意識を燃やし自らの名前を(勝手に)チーム名にした。
……なんというか、巻き込まれた真吾が可哀想なチームではある。

彼のモデルとなっているのは謎のネオジオのバカ格ゲー、『ファイトフィーバー(正式名「王中王」)』のキム・フーン
同作を開発したビッコム社は当時の旧SNKと提携関係にあった。
名前のフーンはそのまま引用、名字は「金(キム)」→点を抜いて「全(ジョン)」である。
必殺技の「満月斬」「排気撃」のネーミングも同作品のラスボス空手健児必勝技から取られたものである。
また、『2000』での彼のアナザーストライカー「カン・ベダル」も、同作品の主人公ハン・ベーダルがモデルである。


原作中の性能

「狙鷲陣」と「猟虎陣」というの2つの特殊な構えが導入されたテクニカルなキャラ
技の派生などがかなり複雑なため使いこなすには練習が必要だが、特殊技必殺技からも構えを変更できるため
隙を見せず技を振る事が可能で、上手く使い分えば慣れていない相手であれば容易にわからん殺しができる。
このテクニックは「隙なし切り替え」と呼ばれ、難易度は高いがこれができるかできないかでジョンの強さは大きく変わる。
構え中はガードができないため基本はリーチの長い通常技で牽制しつつ、積極的に「満月斬」や「排氣撃」、各種構えに繋いでいくのが基本。
対空には「空砂塵」があるが、当たる角度が限られるので中間距離では小技を振ったり硬直の短い技でつついておくと良い。
幸い通常技は脚しか使わないためか、リーチも長く、判定も強いものが多く、紅丸とも差し合いで互角に渡り合える。
ジャンプ攻撃も、横に強い垂直通常ジャンプCや空中ふっ飛ばし、斜め下に強く、昇り中段として使える大ジャンプA、
こちらの飛び込み見られてから無敵対空技潰し余裕でしたな下方向最強判定の「龍滝蹴」と、頼れるものが揃っている。
このキャラ最大の特徴である構えについて、
「狙鷲陣」からは、発生は遅めだが総じて隙が少なく、立ち回り・牽制・固めを得意とする技を繰り出せる。
具体的には、
  • 画面の半分近くまで届くリーチで、半飛び道具扱いの真空刃を放つ為、喰らい判定が出てこない上に当て身飛び道具反射も受け付けず、
    しかもガードされても大幅有利な「鷲爪脚(上段・下段、上段は早出し対空・下段はスライディング潰しとして使える)」
  • 発生遅め・リーチも近立ち攻撃並みの短さだが、やはり隙が少なく、ガードさせれば一撃でガードクラッシュ誘発→切り替え攻撃確定、
    飛び道具を打ち消す事ができ、ヒートドライブなどの超必殺技を真正面からぶっ潰す最強判定の「太極破」
  • 発生が早く、隙も少なく、リーチも長く、少々使い辛いがガードポイントも付いている切り替え攻撃(狙鷲陣派生版)
の四種類が使える。
一方、「猟虎陣」からは、ガードされるとやや不利にはなるが、中段・下段二択によるガード崩しに長けた技を繰り出せる。
具体的には、
  • 下段脚払いで相手を宙に浮かせ、追撃が可能で、画面端で浮かせれば即死級の空中コンボを叩き込める「猛虎撃」
  • 下段スライディングで、突進速度、先端当ての隙の少なさ、何より、MAX版覇王翔吼拳すら余裕で潜り抜ける超低姿勢の「襲虎撃」
  • 発生の早い中段踵落としで、脚払いや投げをを避けつつ攻撃でき、早出し対空としても非常に頼れて確定ダウンを奪える「飛虎撃」
  • もはや全く見えないレベルの発生の速さの中段で、出掛かりに非常に高性能なガードポイントがあるため防御や暴れ潰しになり、
    ガードされても後ろに飛び退き反確が無い
    切り替え攻撃(猟虎陣派生版)
  • 全身対打撃無敵となる回避技「太極避」
の五種類が使える。
これらを前述の「隙なし切り替え」で活用する事で、凄まじく強力且つ多彩なバリエーションの牽制・固め・ガード崩しを展開する事ができる。
『'99』と『2000』では、ストライカーや画面端「猛虎撃」で浮かせた後、
{空中に浮いている相手を龍滝蹴でゲシゲシ踏みまくりながら一緒に画面外上空に消えていき
そのまま鳳凰天舞脚まで入って即死級(内容によっては本当に即死)のダメージになる作中唯一の空中コンボ}もあり、
できるようになると非常に楽しい。エイエイエイエイエイエイエイエイホウオウテンブキャク!
『2003』では切り返しが弱いので、ゲージがあれば超必殺技「鳳凰裂爪脚」やリー超「全式・裂爪飛天脚」を惜しまず入れていきたい。
『'99』以前のキムと同じく「鳳凰天舞脚」も持っているので、引くと見せかけて奇襲するのもアリ。
テクニカルキャラの例に漏れず扱いは難しく、操作だけなら練習でできるようになるが、
総じてコンボを決めにいくキャラではなく、差し合い重視となる戦い方になる為、
通常技の使い方や、派生技の組み合わせ方や立ち回り方等、強くなるには相当な練習と、何より実戦経験が必要である。
しかし、一度このキャラを使いこなせば他キャラの追随を許さない自由度の高い攻めが楽しめ、
これまで出演した作品では一切の例外なく強キャラになっているという凄まじい経歴も持つ。

ちなみに初登場の『'99』では、何故かガードクラッシュ状態が完全無敵なので、
チョイの骸突きキャンセル鳳凰脚や椎拳崇の「龍連打固めでガークラ→龍連打で浮かせてA級」戦法が唯一通用しなかった
(A級部分はガークラ無敵どうこうではない部分なのでちゃんと入る)。
加えて、この二人に対しては技の相性が中々良く、切り返しも特別優秀ではなく、
特に当時最強キャラだった拳崇は、龍連打ガークラ以外のガード崩しと画面端A級以外の火力はイマイチであり、
無敵技の龍顎砕もKOFでしばしば見られる「判定は強いが無敵は短い」タイプだったので、ジョンは当時の拳崇に最も対抗できるキャラだった。
更に面白い所では、K'のMAX版チェーンドライブを当てた際、最後の一撃の直前の攻撃で、相手がガードクラッシュのモーションになるのだが、
ジョンはこのモーションすらも無敵で、最後の一撃をガード、そのままK'に反撃できるなんて珍事態もあった。



  「努力は認めますよ」


MUGENにおけるジョン・フーン

+あだむすきー氏製作 '99仕様
  • あだむすきー氏製作 '99仕様
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。
残り体力が少なくなると超必殺技がMAX版になる。
青村氏、蓬莱氏によるAIパッチがリリースされていたが、
前者は青村氏の『2002UM』仕様+『XI』風アレンジ公開に伴い公開停止、後者も現在は入手不可。

+CCI氏製作 2000仕様+アレンジ
  • CCI氏製作 2000仕様+アレンジ
デフォルトでAIが搭載されており、キムの鳳凰脚(鳳凰エフェクトありの『RB』風)も搭載されている。
鳶影氏によってAIパッチが公開されている。

+GoD_Ryu氏製作 2002UM仕様+XI風アレンジ
  • GoD_Ryu氏製作 2002UM仕様+XI風アレンジ
上記のCCI氏の改変で、ドリキャンや『2002UM』でのMAX2が追加されている。
デフォでAIも搭載されている。

+青村氏製作 2002UM仕様+アレンジ
  • 青村氏製作 2002UM仕様+アレンジ
アレンジで『2003の』リーダー超必殺技「全式・裂爪飛天脚」がMAX超必として追加されている。
猟虎陣と狙鷲陣のNMC(ノーモーションチェンジ)も搭載されているが、「バグがあるかもしれません」との事。
AIもデフォルトで10段階のレベル設定可能なものが搭載されている。
氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、公開先のyahoo!ボックス自体は健在なので、現在も入手可能。

彼のモデルとなったキム・フーンハン・ベーダル空手健児もMUGENで製作されている。
キム・フーンハン・ベーダルAIもニコニコ動画で作られたものが配布されているので、ジョンと組み合わせてみるのも一興。


出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
ネオジオフリークの『餓狼伝説3』開発Q&Aより。