「こんぺこ!こんぺこ!こんぺこ~!!」
株式会社カバー運営のバーチャルアイドルグループ「
ホロライブ」の
バーチャルYouTuber。
3期生「ホロライブファンタジー」所属。
苗字の読みは「うさだ」。
この人とも『
邪神ちゃんドロップキック』に登場する
ホームレス天使とも関係ない(奇しくも両者ともVTuber経験があるけど)。
愛称は「ぺこーら」「ぺこちゃん」、ファンネームは「野うさぎ同盟」もしくは「野うさぎ」。
なお、野うさぎ達からは「長」、海外リスナー達からは「戦犯」と呼ばれる。
異世界から来た配信者。
本名は「ペコラ・フランソワーズ・ドゥ・ドラ・ドゥルベラー」というらしいが、本項目では主に項目名の表記で記載する。
「ぺこ」という語尾が特徴だが文末でない場所に付く事もある。
髪に括りつけてあったり、ポケットの中に入っている人参は実家で栽培されている本物で、いつでも食べられるように持っている。
でも食べられはするが別に人参が好きと言うわけではないらしい。企画で生でかじって食べたことがあるが割と本気でつらそうでした
3期生の中では一番初めに活動を開始しており、5人(現在1人抜けて4人)の中ではセンター、リーダー格として扱われていた。
特攻隊長というか毒味役というか
基本的にお調子者で、
「ファファファファファファ」という笑い声が特徴的だったり(2023年時を境に出来なくなったが)、
「どうも~どうも~」という挨拶が、区切りやアクセントが独特な事から「アーモンド」
に聞こえるとの評判が(後に嫌がって明確に区切るようにした)。
気を抜くと途端にワードセンスが悪くなり、視聴者のコメントに対して愛らしい声でお口わるわるの強気な反応を返しては、
野うさぎ達のコメントとプロレスするのが定番。
そうした所から他作品をストレートな感情で楽しむ事が多々あり、感情移入したキャラが悲惨な末路を辿る等をすれば激しく落ち込む事も。
なお、浮気や裏切り等には厳しいスタンスを取っており、『Fate/Zero』にて
衛宮切嗣がアイリスフィールという妻が居ながら、
久宇舞弥とキスした場面を見て彼に失望した事もあったり、『
キングダムハーツ』にて
ソラが
リクにキーブレードを奪われた上、
ドナルドダックやグーフィーがリクについた際には「薄情もんが!!」とブチ切れた。
(切嗣に関しては込み入った事情があるのだが、アニメではばっさりカットされたという点も大きい)。
こうしたホロライブの中でも上位に入るリスナー達との近い距離感が魅力で、リスナーの中にはこのプロレス目当てで視聴する者も多い。
一方で、割と人見知りでネット
弁慶な部分もあり、オフコラボでは自身の配信と比べて落ち着いた態度のことが多く、
また所謂「凸配信」もあまりやりたがらない。
同期の3期生以外で気兼ねなく接することができるのは
さくらみこ程度で、
さらに周囲から期待を押し付けられると下手に動けなくなる部分があり、特に他者が絡むコラボだとこれが顕著になるため、
鍛えられたリスナーの間では
「期待しているコラボがあるならコメントもツイートもしてはならない」という暗黙の了解が存在する。
それ故、0期生のAZKiがぺこらの家に上がり込んでオフコラボをしたり、逆にぺこらを自身のロケや静岡旅行に連れ出した際は驚きの声があがったり、
バリバリの陽キャである後輩の綺々羅々ヴィヴィがデビュー後程無くぺこらと打ち解けた際には語り草にもなった程。
3期生の配信者はホロライブがVTuber業界の覇権に食い込み始めた時期の加入者にして、
カバーが本格的に同期生を「箱」として名を与えて売り出す形式を確立させ始めた重要なポジションだが、
ぺこらはその中でも特に人気が高く、YouTube年間スーパーチャットランキングでは2020年に世界3位、
2021年に世界4位にランクインした他、2022年の『
Fate/GrandOrder』実況では同接約13万という記録を叩き出した程である。
1節5章冬木での戦闘実況中彼女の最推しの
ギルガメッシュの
宝具のダメージが異様に低くなるバグが公式の目に留まり、
7年越しに修正されたのは語り草である。
なお、『FGO』配信の際にはかなり昔に兄の影響で『月姫』と『
MELTY BLOOD』をプレイした事に加え、
『真月譚月姫』も視聴していたのを明かした事が話題となった。
身長153cmという背丈とロリ声からロリ扱いされる事も少なくないが、年齢は111歳。
また、本人の戦闘力も割と大きい方だったりする。
尤も同期の3人がホロライブトップクラスのお胸の持ち主なので霞みがt(この執筆者は打ち首にされました)
ゲームのプレイスタイルはごり押し魔。と言ってもプレイセンスが低い方ではなく、
鬼畜で名高い
ヒートマンステージの消える足場を
アイテム2号を使わずに突破したり、
マイクラ運動会の鳥人間コンテストにて妨害班の攻撃に被弾しながらも配信者の中で唯一満点を出したりと、
多少の難所であれば無茶を通して突破する事ができる、技術が高いタイプだからこそのごり押しスタイルである。
ゲームにせよユニットにせよ、一度愛着を抱いたものにはとことん入れ込む気質の持ち主で、
『
ドラゴンクエスト5』の配信で相方となった
ブラウンなどがその典型である。
こと、『ドラクエ5』では全てのモンスターを仲間にしたり、別の回ではモンスターを仲間に出来る機会は一度だけという縛りプレイ等、
徹底したやり込みぶりを見せており、その縁からか『ドラゴンクエストけしケシ!』でのコラボではブラウニーぺこーらが登場したり、
『ドラゴンクエスト トレジャーズ』ではキラーマシンをベースとしたコラボモンスター、ペコットが登場した。
また、ブラウン関連のエピソードは『あちこちオードリー』において、お笑いコンビ「錦鯉」の渡辺隆氏からも言及されたり、
『
超魔界村』の配信は後に
杉田智和氏からも言及された
(渡辺氏は兎田ぺこらをはじめとしたVTuberのファン
なのだが、ぺこらそっちのけでブラウンを熱く語った)。
渡辺隆かく語りき
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杉田智和かく語りき
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この他、ホロライブ配信者の中でも上位に入る程に運に恵まれており「幸運兎」の二つ名を持つ。
ただしこの幸運は意識していない時にしか発揮されないようで、
自信の幸運に高を括っている時は何故か全くと言ってよい程発揮されず、フラグ一級建築士となる事も多々ある。
格ゲーはあまり経験はないらしいが『
ストリートファイター6』の配信をしている。
得意キャラは
エドモンド本田で、初心者ながらインパクト返しは非常に巧い。
その為なのか、プレイヤー名も「アーモンド兎田」としている。
また、料理配信も好評であり、同期の宝鐘マリンや後輩の火威青に手料理を振る舞った際には二人から大絶賛された。
なお、愛用のフライパンはオムライスの料理配信にてバターを入れた所、脂が黒ずんだ事から「汚いフライパン」とネタにされ、
あまりにも「汚い」と言われ続けてきた事から新品に買い替えた
(言い換えれば調理器具が汚くなるほど自炊をこなしてきた訳だが)。
家族構成は両親に加えて2人の兄「ミカエル」「ディアボロ」。
加えて2021年からはサイベリアンのオス猫のごろー、2022年からはミヌエットのメス猫のミミも家族に加わっている。
中でも母親は配信中に乱入する等もあり、リスナーからは「ぺこらママ」「マミー」等と呼ばれて
コアなファンを得ていたのだが、
2024年度のエイプリルフールにてVTuberデビューを果たし、リスナー達を驚愕させ
(キャラクターデザインはぺこらと同じく憂姫はぐれ氏が担当)、
特にラプラス・ダークネスはこの配信でぺこらママに一目惚れしたのだが、一日限りのネタである事を残念に思った。
その後の母の日の配信や2025年度の挨拶には普通に登場したけど。まあ母の日配信にリスナー人気の高い母親が出なくてどうすんだというのもあるが
マミー自身は正規のホロメンではない単なる一般人なのだが、このデビュー配信で
当時のホロライブ配信の最大同時接続数を更新したという伝説を記録しており、
『
Minecraft』でマミーを模した女神像が建設されたり、インディーゲーム『holocure』でサブモード「兎田カジノ」のオーナー役で登場するなど、
ホロメンから度々コラボされる
しぐれうい女史と並び、ファンからは「名誉ホロメン」のような扱いをされている。
手描きによるぺこらママの人気
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ママ~ヨシヨシして~、バブゥ
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余談だが、2021年12月24日のクリスマスにぺこらが耳の不調により予定していた配信をキャンセルした際、
彼女が中止の旨を特に告知を行わなかったため、クリスマス配信を待っていたリスナーの間で、
いつまで経っても配信が始まらず結局配信は行われなかったことで物議を醸し、
そんな中で5ちゃんねるの「チキン冷めちゃった」という書き込みが話題となった事がある。
理由は先に述べた通りで、繰り返すがぺこらは同期やさくらみこ相手ですらも必要以上に踏み込まれることを好いていないので、
そのことを以前から知っている野うさぎ達も後日事情を聞いてぺこらが告知しなかった件に納得したのであった……がこれだけでは終わらず、
翌年以降ぺこらがクリスマスになると「チキン待機会場」という配信枠を建ててそこに集まったリスナーを放置プレイしながら別枠でゲームするようになり、
別会社であるにじさんじの剣持刀也の配信と並ぶ、VTuber界隈のクリスマス恒例行事として定着してしまった。
また、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』のアニメ第二期においてぺこらにそっくりなモブキャラが出た事が話題となり、
これについてはぺこらにとっても与り知らぬ事であった
*1。
格闘ゲームにおける兎田ぺこら
ホロライブのファンメイドのゲーム『
Idol Showdown』では、2023年8月に追加キャラの1人として実装された。
にんじんの砲弾を撃ち出す
砲台を置いたりマイクラのTNTを置いて攻撃する
設置系のキャラとなっている。
TNTは一定時間経過するか敵に接触して爆破する赤いタイプと、爆破するまでの時間が短く奇襲性が高いが敵に触れても爆破しない青いタイプがあり、
加えてこれらのTNTは蹴飛ばすなどして
飛び道具代わりにする事もできる。
SUPER STARアタック「だいばくはつ」は勇者のような姿となり、
スーパー戦隊シリーズの名乗り時のような爆発を背後に起こして攻撃する。
完全に余談だが、2023年11月に公式が投稿したショート動画「もしも格ゲーに出演した時のために必殺技を準備しておこう!」第3弾にて、
必殺技を放つ側の役として出演したのだが、その必殺技演出が野うさぎを元気玉のようなエネルギー弾代わりにして投げつけるというものであった。
上記の通り格ゲーにはすでに出ているが「企業系の作品に出たら」という動画と思われる。
ただし、背後で爆発という演出は『Idol Showdown』と共通している。
MUGENにおける兎田ぺこら
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kano1氏(Adelina Cano氏)製作 |
キズナアイも手掛けた製作者により最初に公開されたぺこら。現在は某所にて公開中。
冒頭の画像とは服装が全く異なるが、こちらは2021年12月19日に実装された新衣装が元となっている。
ウサギらしく高い機動力を備えており、接近してからの素早い コンボで攻める戦術を得意とする。
超必殺技は強力なパンチを放つ「メガトングレートパンチ」。
AIは3段階に調節可能なものがデフォルトで搭載済み。
koyu@TWINT氏による性能改変パッチも公開されており、導入すると 強中位~上位程度の強さに調整される。
詳しい改変箇所はReadmeに記載されているので確認しておこう。
ちなみに同氏主催の 強ランク上位!1R制チーム対抗戦!はパッチ公開前に開催されたため、性能はオリジナルのままとなっている。
紹介動画
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メガトングレートパンチの元ネタ
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Resentone氏製作 |
こちらは前述した『Idol Showdown』の スプライトを用いて作られたぺこら。
システムはOHMSBY氏の『 GUILTY GEAR』など各種アークゲーを参考にしたものを踏襲している。
AIはデフォルトで搭載済み。
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なお、カバーはガイドラインに違反しない範囲で二次創作を許容しているが、
ルールとマナーを守ってMUGENをプレイしよう。
「黙れおまえら、企業様が見てるかもしれないだろ」
出場大会
*1
一応、色合い自体は違うのだが、髪型、どんちゃん、ニンジンの刺す位置と方向等と細部までほぼ一致しており、
同作の製作陣もこれは拙いと判断してか、後日発売されたBD・DVD版では修正が為された
(ぺこら曰く「ぺこら亜種」)。
最終更新:2025年05月01日 02:57