飛影(忍者戦士飛影)

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飛影(忍者戦士飛影) - (2013/07/26 (金) 23:51:22) の1つ前との変更点

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//改行がやったら見辛かったので復元 #image(Tobikage.jpg,width=350,title=デーレレーデーレレー チャッ! チャチャチャッ!!) 1985年に放送されたロボットアニメ『忍者戦士飛影』に登場する[[忍者型>サスケ]][[ロボット>ハンゾー]]。 読みは「''とびかげ''」。『[[幽☆遊☆白書>浦飯幽助]]』の[[飛影(ひえい)>飛影(幽☆遊☆白書)]]とは全く関係ない。 しかしながら、何の因果か『飛影』を制作したアニメ会社スタジオぴえろは、この漫画のアニメ版の製作にも関わっていたりする。 (こっちの『飛影』のグッズをさも『幽白』の方と勘違いするような宣伝をして在庫処分しようとした、という事件もあったとか) 勿論『[[ブレイカーズ]]』の[[飛影才蔵]]とも無関係。 さらに『突撃!パッパラ隊』『逆襲!パッパラ隊』では「とびかげ」なる忍者が出てくるが、 こちらも関連性はないと思われる。神出鬼没さで言えば忍者戦士といい勝負だが。 「[[飛>ストライダー飛竜]]」「[[影>如月影二]]」という二文字がどちらもかっこよさ、忍者らしさに溢れる文字であるためこういった被りも仕方ないだろう。 全高3.6m、重量500kg。かつて地球を訪れたラドリオ星人が連れ去った忍者の姿と能力を模して製造したロボット。 主人公の&b(){ジョウ・マヤ}と彼の仲間の乗るメカである黒獅子・鳳雷鷹・爆竜と合体することで、 それぞれ獣魔、空魔、海魔になり性能を大幅に強化する機能も持つ。 (人型ロボットから合体することで動物型に変わるという珍しいパターン) 合体せずとも単独で敵軍を蹂躙する力を持つ機体で、バトルショット破剣銃は刀と銃の両方に使える武器である。 サンダーアローガンも分解して弓と銃、合体してボウガンのように使える物だった。 また、忍者メカなので超スピードによる[[分身]]等も可能。 当初はジョウたちのピンチにどこからともなく現れ自律行動していたが、 物語中盤でライバル機の零影に打ち負かされたのを機にジョウの短剣に宿り、随時呼び出されて彼と共に戦う事になる。 (と言っても内部に操縦席などがある訳ではなく、[[融合や一体化>テッカマン]]という感じ。番組終盤では「合身」と呼称した) なお、黒獅子は仲間のダミアンが受け継いだ。 &i(){(以上、Wikipedia・スーパーロボット大戦Wikiより抜粋、改稿)} 『忍者戦士飛影』はロボットと忍者が融合した近未来的SF世界観、 味方が敵に寝返る、幼馴染とお姫様のダブルヒロイン、[[謎の主人公ロボ>エヴァンゲリオン初号機]]、 ロボットが三体のロボットとそれぞれ合体することで動物型になる人型ロボットなど 多くの斬新な要素を詰め込んだ意欲作であり、スタジオぴえろの男児向けオリジナル作品第2弾でもあったが 視聴率低迷により打ち切られてしまい、残念ながらメジャーにはなれなかった(2人のヒロインのファンは多いが)。 その為、若い世代なら「アニメで知った」人よりも「[[スパロボ>ゲシュペンスト]]で知った」という人が多い。 なお、アニメOPの最初のカットでは[[目に優しくない激しい発光>ウルトラマグナス]]をするので、視聴の際には一応注意されたし。 |合体しなくてもこの強さ&nicovideo(sm20505347){280,185}|仲間が弱ったら忍者が来る!&nicovideo(sm20620292){280,185}| |ジョウと飛影、そしてダミアンの活躍&nicovideo(sm20669153){280,185}|| その飛影がスパロボでちゃんと[[原作再現]]した結果''ある意味伝説となった。'' #region([[「飛影!俺だ!経験値と資金返してくれ!!」>ババア結婚してくれ]]) あまりメジャーとは言えない飛影だが、ワンダースワンで発売された『[[COMPACT2>アルトアイゼン]]』三部作及び、 そのリメイク作品である『[[IMPACT>ペルゼイン・リヒカイト]]』に参戦している。というより、マイナーな携帯ゲーム機だから出られたのだろう。&link_anchor(*1){*1} シミュレーションゲームの経験者ならわかるかもしれないが、弱ければ御守りが必要で 強ければこちらの稼ぎを奪うなど育成や戦略上の計画を台無しにするコンピューター側が動かす(名義上の)味方ほど 厄介なものはおらず、もしその厄介者の攻撃回数が多く、移動速度や運動性能が特出しており、 攻撃力もあるとすれば、プレイヤーにとって決して忘れられないキャラになるだろう。 ''それがスパロボの飛影なのだ。'' 飛影が出てくるスパロボを経験した人に「援軍で来た飛影みたいな感じ」と言えば、 「強いけどこちらの稼ぎに繋がらない厄介なキャラなんだな」「コワイ!」と察してもらえるくらい 強烈なインパクトを残したロボットとしてプレイヤーの間では語り継がれている。 #region(まさしく''IMPACT!''(衝撃)) 飛影は原作同様中盤までは突然現れる操作できない味方NPCという扱いなのだが、 規格外のパイロット性能・特殊能力・機体性能で勝手に敵をばったばったと薙ぎ倒す。 具体的に言うと、第1部最終話の時点で味方の平均レベルが大体30強。第1部のラスボスがレベル50、 一度倒すと復活してレベル60。そして飛影は''レベル99''(IMPACTだと81)である。 また、この頃のシリーズは''高レベルになると1ターンに2回行動できる''仕様があったのだが、 援護行動が導入された今作から撤廃されたにもかかわらず「''そんなこと知るか''」とばかりに 序盤から当然の如く2回行動をしてくる。 ちなみに今作で2回行動が可能なキャラは、飛影・某作品の中ボス1名・ラスボス(1~3部)のみである。 IMPACTでは飛影専用の特殊技能となっており、レベルに関係なく飛影のみ2回行動できる。 そのため彼が現れた瞬間、誇張無しに飛影[[無双]]が始まるのである。相手が[[師匠>東方不敗マスター・アジア]]だろうが[[ニュータイプ>サザビー]]だろうが問題無し。 ''もはや[[汚い忍者]]どころの騒ぎではない。'' なお、同作の主人公たちが出撃していて気力が一定値を超えている場合、飛影は強制的に合体を行う。 以降はこちらで操作できるため、資金や経験値を盗まれずにすむ。 合体した方が総合的な戦力は下がるのだが、それ目的でジョウ達を出撃させるというプレイヤーも多数居た。 ちなみにIMPACTの合体の仕様上、飛影を行動させた後に合体メカを行動させるなんてこともできる。 どういうことかというと…… >飛影で行動 >↓ >未行動の黒獅子or鳳雷鷹or爆竜で合体コマンドを使用 >↓ >飛影がどこにいようがすっ飛んできて合体 >↓ >合体メカで行動 ……という流れ。合体相手は高い機動力、空・宇S、マップ兵器持ちの空魔になれる 鳳雷鷹にする人が多いだろう。乗ってるのヒロインだし。 #region(合体後のおおまかな性能) -空魔:鳳雷鷹と合体した姿。3機の中で唯一宇宙Sとマップ兵器を持つ。欠点は武器の射程が短いこと。 -海魔:爆竜と合体した姿。唯一の海S持ちで全ユニット最硬の装甲値と長射程が特徴。&br()&space(9)[[欠点は後半に海マップが殆どない事>ゲッター3]]と搭乗者の忍者レベルが低いこと。 -獣魔:黒獅子と合体した姿。空魔が空・宇S、海魔が陸・海Sなのに対してこいつだけ陸Sのみ。&br()&space(9)搭乗者の忍者レベルも(主人公の後任パイロットは)最低なので他2機と比べると微妙な印象。&br()&space(9)フォローしておくと獣魔は弱いわけではない。攻撃力は3機の中でトップだし、&br()&space(9)ステータスも軒並み高い。他2機の性能が異常なだけである。 ちなみにUXでは黒獅子と飛影のPU相性がよく、獣魔も長射程武器に射程ダウンの効果がついたこともあり立場は劇的に改善されている。 #endregion スパロボシリーズの味方NPCの戦闘力は、大抵の場合敵や味方よりも性能が一回り低い事が多く、 敵に勝手に突撃しては勝手に倒され、敵の気力を上げてしまう足手まといであることが多かった。 (気力が上がると攻撃力や防御力が上がる他、強力な必殺技が使えるようになる) 尤も飛影のように敵を倒せる場合でも''倒した分の経験値と資金は一切手に入らない''上に HP減少で撤退するボスを勝手に削って撤退させてしまう為、助っ人キャラとして設定されたのに、 お邪魔キャラ、所謂''経験値泥棒''という微妙な立場になってしまった。 その為、敵への止めは味方がさせるように立ち回る必要があったり、マップ兵器をわざと味方NPCに当てて倒してしまうというのも 立派な戦略の一つである。''飛影自身が強すぎる為あまり通じない手ではあるが。'' なお、飛影ほどではないが「避けまくるNPC」としての後継者は[[ブラックサレナ]]やオーガン、アルムアルクスが挙げられるだろう。&br(()ちなみにこいつらは''[[破壊されても復活する。>リザレクション]]''そんなものなしで頑張っていた飛影の凄さが伺える。 逆に「耐えまくるNPC」としては[[キュベレイ>Ζガンダム]]、デスターク3、[[ジェイアーク>ガオガイガー]]辺りが筆頭か。 そしてここまで読まれた方は予想がつくかもしれないが、物語が進んで プレイヤーユニットになっても''パイロットの関係でNPCの時ほど強くはない。'' C2では武装が貧弱すぎる上に各ステータスが6段階までしか改造されておらず、 しかも仲間になる時期が非常に遅い(最終話の4話前)等の理由で一軍として使って行くには愛が必要である。 一方でIMPACTでは、機体・武器性能共に強化されている上に''フル改造された状態''で自軍ユニットになる&link_anchor(*2){*2}ため、 プレイヤーが操作できるユニットとしてはトップクラスの強さになっている。自軍に加入する時期も少し前倒しされた。 シナリオ面でも非常に活躍しており、時空を超えて異世界や電脳世界にまで突入して自軍に駆けつけたり 『[[機動武闘伝Gガンダム>ゴッドガンダム]]』の原作中で死亡し、スパロボでも生存イベントを用意される機会が少ない [[シュバルツ・ブルーダー>ガンダムシュピーゲル]]や[[キョウジ・カッシュ>デビルガンダム]]を救出したりと、かなり見せ場は多い。 それ故、このゲームで飛影を知ったスパロボファンにも飛影を支持する声は結構多かったりする。 ちなみに上述のキョウジとシュバルツを助けた場面なのだが、ゲームでの描写を見る限り どう考えても''デビルガンダムが石破天驚拳で破壊された瞬間に救出している。'' おまけに、[[前代>東方不敗マスター・アジア]]・[[当代>ドモン・カッシュ]]キングオブハート2人を以てしても''飛影がキョウジ達を救出した事に気付かなかった。'' (飛影がキョウジとシュバルツを救出する姿は明確にされておらず、デビルガンダム破壊後に出現した飛影が  2人を連れているという演出である) 異世界に侵入したというエピソードは、同じぴえろ作品『魔法のスター マジカルエミ』に 主人公たちの見る夢という形でゲスト出演したことを具象化しているのかもしれない。 また、他のスパロボ参戦作品にはその一機の存在で[[地球が危ない>ジェネシックガオガイガー]]、果ては[[宇宙がヤバいんじゃないか>宇宙怪獣]]、 というような設定の方々も普通に居るのだが、飛影はそれらと比較すると「割と地味な設定なのに異常に強い」 というのも印象に残る要因の一つなのかもしれない。 IMPACT当時の4コマ・アンソロジーでも場所を問わずどこからともなく登場したり、 操作できないNPCであることをネタにされる事が多かった。 |(5:43から)&nicovideo(sm6928719)| #endregion #region(ドーモ、マスターテリオン=サン。トビカゲです(最新作ネタバレ注意)) ニンテンドー3DSソフトとして2013年3月14日に発売された『スーパーロボット大戦UX』において 『忍者戦士飛影』が実に''11年ぶりに参戦。''しかも任天堂携帯機シリーズで初のボイス搭載である。 &s(){一方その頃[[飛影参戦作品のヒロイン>ヴァイスリッター]]は第2次OGで''「無人の忍者ロボは放置しておくと大変」''等とのたまっていた。} 性能はと言うと''11年経っても経験値泥棒ぶりは変わらず……どころか、余計に酷くなっていた。'' まず今作の飛影はIMPACT同様に1ターンに二回行動できるのだが、それに加えて『連続行動』という 「気力が一定値以上の状態で、かつ敵機撃墜に成功した場合行動回数が1回増える」というスキルを獲得。 その結果''1ターンに最大四回行動可能になった。''[[Gジェネじゃねえからこれ!!>そういうゲームじゃねえからこれ!!]] はっきり言って悪夢以外の何物でもない。%%アイエエ!?%% …と長らく勘違いされていたが実際は二回行動のみで連続行動は未修得である。 だがほとんどの人がこの誤情報を疑わなかったあたり飛影のトラウマは非常に根深いようである。 そして今作でもやはり経験値泥棒は勿論、''撃墜したらゲームオーバーになってしまう敵機ですらも平然と狩る''という 悪行にも及んでいる。挙句、同ステージで味方NPCで登場する兄貴もガチでランカを殺しに来るし。&link_anchor(*3){*3} その為、''ランカスレイヤー''と称号がプレイヤーに呼ばれたり。性能の特徴から[[技のブレラ>仮面ライダー1号]]、[[力の飛影>仮面ライダー2号]]何て説も。 %%ランカ殺すべし、慈悲は無い。%% ただし、流石にスタッフもIMPACTの飛影はやばすぎたと判断したのか、 UXでは飛影出現のタイミングをプレイヤー側である程度操作できるようになった。 今回ではイベント登場時を除き、黒獅子、鳳雷鷹、爆竜、エルシャンクのいずれかのHPが50%を切ると飛影が出現、 更に黒獅子、鳳雷鷹、爆竜の内いずれかのHPが30%を下回ると強制合体する仕様になっている。 そのため、今までみたいに理不尽なタイミングでの出現だけは一防ぐ事が出来、上記のランカ撃墜もそれで対処可能。 ……逆に言えば''うっかりジョウ達が出撃していない状況でエルシャンクがボコられたら飛影を止める手段がない'' という事でもあるが。出現時のレベルも固定ではなくなり、マップにいるユニットの平均値に合わせる形になった。 またシナリオ面でも、版権敵ボスの中でも最強クラスである『[[機神咆吼デモンベイン>アル・アジフ]]』のマスターテリオンに 『[[虚空よりの使者>ディス・アストラナガン]]』と通り名で呼ばれ、その存在を明らかに警戒され%%実際にボコられ%%ているなど、奇妙な優遇具合がある。 この展開にはそのデモンベインのシナリオライターである鋼屋ジン氏も、 ''「飛影の初登場シーンは変な悲鳴出たし、きっとグランドマスターも同じ気持ちだったと思います」''とツイッターで呟いている。 原作者の度肝すら抜くあたり、とんでもない忍者である。%%このままでは大導師がネギトロめいた(ry%% ただ、テリオンの設定を考えるとこの襲撃はむしろ彼にとっては望外の喜びであったと思われる。 また、原作では明確に描写されなかった飛影自身の出自に関しても、独自の展開である程度示唆される形で補完されている。 ……尤も、シナリオ上での目立ち具合で言えば、『飛影』の敵であるハザード・パシャの方が上手になった感もあるが。 ちなみにUXではジョウが乗り込んだ飛影と合体時、メインパイロットの能力値はメイン・サブのうち最も高い数値になる。 また、パイロットのスキルもメインとサブの両方を組み合わせたものになるのでスキルパーツの節約も可能。 合体させたマップ上では分離は不可能になったものの、これにより自軍正式加入後の合体の取り回しが非常に便利になっている。 同作品PUも武器の射程が鳳雷鷹と爆竜以外は噛みあうので合体せずに運用するのもあり。 |無人搭乗版&nicovideo(sm20349407){280,185}|ジョウ版・零影との合体攻撃&nicovideo(sm20417813){280,185}| |虚空よりの使者(18:50より)&nicovideo(sm20469745){280,185}|ランカスレイヤー(2:06より)&nicovideo(sm20727359){280,185}| なお、ここで散見する変な言葉使いの数々は、アメリカの小説『[[ニンジャスレイヤー>クローンヤクザ]]』由来のネタ(忍殺語)であり、 スパロボUX発売と同時期に翻訳単行本が出版されていたというタイムリーな題材かつ、 鋼屋ジン氏もファンであるという事からネタにされているだけで、飛影とは直接の関係は無いので使用には空気を読む事。 %%敢えて類似点を挙げるとすれば飛影も忍殺でも容赦なく相手をブチ殺しにかかる所だろうか%% #endregion #endregion #region(BGMについてあれこれ) まず、アニメ本編のオープニング曲「Loveサバイバー」だが、このMUGEN界隈では[[汚い忍者]]のテーマ曲として有名。 というのも…… -FF11の忍者はサポートジョブに戦士を選ぶのが基本(敵のタゲを取るためにアビリティ「挑発」が有用)。つまり「忍者戦士」。 -Loveサバイバーの歌詞に''「どんな危険犯してもオレは'' ''オマエ守る盾になるさ」''というピッタリすぎるフレーズがある。 -と言うかスパロボでの暴れっぷりからニコニコ界隈では飛影自身が汚い忍者呼ばわりされている。&br()(原作とは直接関係の無いスパロボ及び[[ブロントさん]]のネタなので、使うときは空気を読むように) &s(){これ作詞したの絶対忍者だろ…[[汚いなさすが忍者きたない]]} また、飛影登場時に流れるBGM「飛影見参!」だが、 これはエンディング曲「一世紀めのエンジェル」のメロディを流用・アレンジした物。アニメにはよくあること……なのだが、 本来はバラードチックなメロディを[[処刑用BGM>テーレッテー]]に改変してしまった作曲家の力量は計り知れない。 それもその筈、編曲者は後年『仮面ライダーBlack(同RX)』や『[[冥王計画ゼオライマー>天のゼオライマー]]』等も担当した ''処刑用BGMに定評のある''川村栄二氏。 |&nicovideo(sm12897){280,185}|&nicovideo(sm2162495){280,185}| |&nicovideo(sm13649874){280,185}|&nicovideo(sm8226581){280,185}| |&nicovideo(sm8226669){280,185}|&nicovideo(sm20358691){280,185}| #endregion #region(「僕の名はエイジ…… 地球は狙われている!」) 余談だが、同時期に放送開始したロボットアニメ『[[蒼き流星SPTレイズナー>レイズナー]]』とは妙に共通点があったりする。 主人公の声優や放送局が同じなのはまだ序の口、序盤のストーリーが火星から脱出して地球に向かう話だったり、 途中で月に行ったり、火星の衛星も出てきたのがフォボスの方だけだったり、 主役メカ「レイズナー」が独自の意志を持っていてイベントを経て主人公がコントロールできるようになったり、 仲間だった人物が裏切って敵組織側についたり(双方とも最後の最後には元の鞘に収まるが)、 止めに''3クール前後で打ち切られた''所まで共通している。これも[[シンクロニシティ>レミー]][[なのだろうか……?>フリーマン]] そんな両作のスパロボ共演は未だ果たされていない。%%そもそも両作とも参戦頻度低いし……%% #endregion ---- **MUGENにおける忍者戦士飛影 SHINO氏によって『IMPACT』のグラフィックを使用して作られたキャラが存在する。所謂[[SD体型>ちびキャラ]]。 イントロで『IMPACT』の登場ムービーや試合中に専用BGMの「飛影見参!」が流れる為 それだけでも印象に残るキャラクターだが(設定でon/offが可能) 、 そのイントロが原因でキャラの容量が結構重いのでダウンロードには注意。 キャラクター性能は原作と同じく高機動で目で追うのがやっと。 [[高速移動技>トキ]]と[[当身技>無想転生]]を持ち、移動技「分身」はどんな攻撃も通じないという凶悪性能(当然全画面攻撃も効かない)。 しかし、その性能ゆえに''[[体力が340と通常キャラの約3分の1しかない>紙]]''ので 固定ダメージ技を喰らうと''7割~即死することがある。'' 全体的に技性能は優秀なものの、攻撃力が28とかなり[[安く>安い]][[超必殺技]]を効果的に使ったり、 [[コンボ]]を多く利用しなければ相手に大ダメージを与えることは難しい。 ''[[ゲームでの能力を再現した結果がこれだよ!!!>ゆっくりしていってね!!!]]'' また、飛影の機動力に目を奪われがちだが零影を[[ストライカー]]として呼ぶ事ができ、 斬撃でコンボを繋いだりホーミングミサイルで相手を固めたりと中々優秀。 零影を呼ぶには専用ゲージが必要で『[[戦国BASARA X]]』の援軍に近い感覚で使える。 ちなみに超必殺技のひとつである「残像殺法」は必殺技の[[ゲージ]]と零影ゲージが必要だが、その威力は絶大。 AIだと、ゲージを結構使ってくるのでめったにお目にかかれないのが残念。 4段階の優秀な[[AI]]が搭載されていて、レベル4だと移動技と当身技を空中で頻繁に使うようになり、 必殺技を効率的に使ってくるためかなり強くなっている。 [[防御崩し]]も多く使うが、ゲージがたまった状態でそれを使っての分身殺法は結構強力。 当身技が成功すればゲージも溜まるので、[[それやっていたらいつの間にかゲージが満タンになっていた>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]事も。 一応パワー溜めを持っているが、無想したほうがゲージのたまりは早くなるので意味がないように感じるが、気にする必要はない。 (ただしパワー溜めは零影専用のゲージも溜まる為、完全な[[死に技]]になっているわけではない) 展開しだいによっては、[[エルクゥ]]や[[ジェネラル>ジェネラル(カイザーナックル)]]などの凶悪キャラとほぼ互角に戦える。 相変わらず体力が低いので、投げと固定ダメージ技と[[ロック系必殺技]](演出型)には少々弱い上に、 飛び道具も多く使うため飛び道具を反射、または飛び道具を無効化する相手に対しても分が悪く、 常時[[ハイパーアーマー]]装備の相手や[[AI殺し]]の特性を持つ相手に対しても相性がよくないものの、 それでも上記の凶悪キャラと戦えるあたりはさすがというべきか。 なお、弱点である固定ダメージ技と演出型のロック系必殺技は、 ごくまれに効かないまたは食らっても微々たるダメージしか出ないこともある(理由は不明)。 |(1:44より)&nicovideo(sm10424748){280,185}|(8:57より)&nicovideo(sm10870558){280,185}| [[デス=アダー]]同様相性が強く出るキャラだが、AIレベル1でも分身と当身技を自重しているものの強さ的に[[凶クラス>MUGENキャラクターのランク付け]]とかなり強く、 レベル3になればまったく自重せず、相手が[[弾幕]]や[[人間弾幕]]を張ろうものなら 分身で殆ど(または全部)かわすという狂下位に近い実力を発揮する。 そして、新たに登場したレベル4は3の回避力がさらにパワーアップしている。 加えてブロッキングの使用率や空中受身、ガードの成功率がそれぞれ10段階まで設定できるようになった。 強さは一言で言えば[[スーパーメカ翡翠]]にストレート勝ちするレベルで、レベル13の[[ゴンザレス]]にも判定勝ちするなど強くなっている。 ほぼ常時分身しているために、相手の攻撃をよけてその隙を防御崩しで攻撃しまた分身で避けて…と、 [[攻撃を食らうほうが悪い>○○ほうが悪い]]といわんばかりの行動を起こしているのだが、 防御崩しと分身殺法が投げ属性とロック系必殺技のために相手が[[ハイパーアーマー]]装備の場合、 ストライカーに攻撃させるしか打つ手がなく延々分身でかわすため試合がgdgdになってしまう。 つまり、投げが効く相手だと一方的もしくはいい勝負ができるわけであり、 ある意味かろうじて格闘ゲームをやっているレベルに居座っているといえる。 |参考動画&nicovideo(sm6940702){280,185}|回避性能の参考(デフォルトAIレベル3の場合)&nicovideo(sm9415392){280,185}| また、つづら氏によりAIパッチと追加カラーが製作された。 このAIには回避レベルを10段階に設定出来、デフォルトでも十分な回避力を持つ。 また、一定ダメージを食らうと更に回避率が高くなる''覚醒スイッチ''も搭載されている(覚醒スイッチを常時使用することも設定可能)。 最近の更新では、ストライカーを殆ど呼ばないので残像殺法が見る可能性が増えている。 このAIを搭載した飛影であれば、運次第で[[ゼットン]]にすら勝利するケースもある。 ---- ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''更新停止'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[こんな○○は因果地平の彼方に]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 当時、誕生したばかりのワンダースワン購入者のメインが20代前後で、 スパロボシリーズの新規参戦作品は[[80年代中ごろ、ロボットアニメの爛熟期の作品>ダンガイオー]]がいいと、 今は亡きゲーム誌『ワンダースワンFAN』において、プロデューサーの寺田貴信氏が語っている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} スーパーロボット大戦シリーズではユニットを改造することで性能を向上させる事が 出来ものの資金が必要であり、フル改造するとなるとかなりの資金が必要になる。 シリーズでは参入が遅いユニットはある程度改造された状態で仲間になるのだが、 フル改造された状態で仲間になるユニットは飛影、[[グランゾン]]、騎士GEAR凰牙(条件付)、アシュラテンプル(条件付)ぐらいである。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 一応対策は''飛影の出現条件を満たさない''と一般的に認識されているが、実は該当ステージは飛影以外にもGAMEOVER条件を達成 し易い、[[所見殺し>バルバトス・ゲーティア]]要素が多かったりする為、慎重にプレイしなければならなかったりする。 まず該当ボスユニットのHP耐久が1万に満たない為、飛影の最大武装「分身攻撃」でクリティカルが発生しようものなら''即死する。'' 加えて上述の通り飛影のステータスはIMPACT時代より大人しいとはいえ技量値が高く、割とクリティカルが出やすいのも恐ろしい所。 他の詳しい対策はUXのwikiもしくは、ニコニコ大百科に該当記事があるのでそちらを見た方がいいだろう。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //忍者,ロボット,主人公
//改行がやったら見辛かったので復元 #image(Tobikage.jpg,width=350,title=デーレレーデーレレー チャッ! チャチャチャッ!!) 1985年に放送されたロボットアニメ『忍者戦士飛影』に登場する[[忍者型>サスケ]][[ロボット>ハンゾー]]。 読みは「''とびかげ''」。『[[幽☆遊☆白書>浦飯幽助]]』の[[飛影(ひえい)>飛影(幽☆遊☆白書)]]とは全く関係ない。 しかしながら、何の因果か『飛影』を制作したアニメ会社スタジオぴえろは、この漫画のアニメ版の製作にも関わっていたりする。 (こっちの『飛影』のグッズをさも『幽白』の方と勘違いするような宣伝をして在庫処分しようとした、という事件もあったとか) 勿論『[[ブレイカーズ]]』の[[飛影才蔵]]とも無関係。 さらに『突撃!パッパラ隊』『逆襲!パッパラ隊』では「とびかげ」なる忍者が出てくるが、 こちらも関連性はないと思われる。神出鬼没さで言えば忍者戦士といい勝負だが。 「[[飛>ストライダー飛竜]]」「[[影>如月影二]]」という二文字がどちらもかっこよさ、忍者らしさに溢れる文字であるためこういった被りも仕方ないだろう。 全高3.6m、重量500kg。かつて地球を訪れたラドリオ星人が連れ去った忍者の姿と能力を模して製造したロボット。 主人公の&b(){ジョウ・マヤ}と彼の仲間の乗るメカである黒獅子・鳳雷鷹・爆竜と合体することで、 それぞれ獣魔、空魔、海魔になり性能を大幅に強化する機能も持つ。 (人型ロボットから合体することで動物型に変わるという珍しいパターン) 合体せずとも単独で敵軍を蹂躙する力を持つ機体で、バトルショット破剣銃は刀と銃の両方に使える武器である。 サンダーアローガンも分解して弓と銃、合体してボウガンのように使える物だった。 また、忍者メカなので超スピードによる[[分身]]等も可能。 当初はジョウたちのピンチにどこからともなく現れ自律行動していたが、 物語中盤でライバル機の零影に打ち負かされたのを機にジョウの短剣に宿り、随時呼び出されて彼と共に戦う事になる。 (と言っても内部に操縦席などがある訳ではなく、[[融合や一体化>テッカマン]]という感じ。番組終盤では「合身」と呼称した) なお、黒獅子は仲間のダミアンが受け継いだ。 &i(){(以上、Wikipedia・スーパーロボット大戦Wikiより抜粋、改稿)} 『忍者戦士飛影』はロボットと忍者が融合した近未来的SF世界観、 味方が敵に寝返る、幼馴染とお姫様のダブルヒロイン、[[謎の主人公ロボ>エヴァンゲリオン初号機]]、 ロボットが三体のロボットとそれぞれ合体することで動物型になる人型ロボットなど 多くの斬新な要素を詰め込んだ意欲作であり、スタジオぴえろの男児向けオリジナル作品第2弾でもあったが 視聴率低迷により打ち切られてしまい、残念ながらメジャーにはなれなかった(2人のヒロインのファンは多いが)。 その為、若い世代なら「アニメで知った」人よりも「[[スパロボ>ゲシュペンスト]]で知った」という人が多い。 なお、アニメOPの最初のカットでは[[目に優しくない激しい発光>ウルトラマグナス]]をするので、視聴の際には一応注意されたし。 |合体しなくてもこの強さ&nicovideo(sm20505347){280,185}|仲間が弱ったら忍者が来る!&nicovideo(sm20620292){280,185}| |ジョウと飛影、そしてダミアンの活躍&nicovideo(sm20669153){280,185}|| その飛影がスパロボでちゃんと[[原作再現]]した結果''ある意味伝説となった。'' #region([[「飛影!俺だ!経験値と資金返してくれ!!」>ババア結婚してくれ]]) あまりメジャーとは言えない飛影だが、ワンダースワンで発売された『[[COMPACT2>アルトアイゼン]]』三部作及び、 そのリメイク作品である『[[IMPACT>ペルゼイン・リヒカイト]]』に参戦している。というより、マイナーな携帯ゲーム機だから出られたのだろう。&link_anchor(*1){*1} シミュレーションゲームの経験者ならわかるかもしれないが、弱ければ御守りが必要で 強ければこちらの稼ぎを奪うなど育成や戦略上の計画を台無しにするコンピューター側が動かす(名義上の)味方ほど 厄介なものはおらず、もしその厄介者の攻撃回数が多く、移動速度や運動性能が特出しており、 攻撃力もあるとすれば、プレイヤーにとって決して忘れられないキャラになるだろう。 ''それがスパロボの飛影なのだ。'' 飛影が出てくるスパロボを経験した人に「援軍で来た飛影みたいな感じ」と言えば、 「強いけどこちらの稼ぎに繋がらない厄介なキャラなんだな」「コワイ!」と察してもらえるくらい 強烈なインパクトを残したロボットとしてプレイヤーの間では語り継がれている。 #region(まさしく''IMPACT!''(衝撃)) 飛影は原作同様中盤までは突然現れる操作できない味方NPCという扱いなのだが、 規格外のパイロット性能・特殊能力・機体性能で勝手に敵をばったばったと薙ぎ倒す。 具体的に言うと、第1部最終話の時点で味方の平均レベルが大体30強。第1部のラスボスがレベル50、 一度倒すと復活してレベル60。そして飛影は''レベル99''(IMPACTだと81)である。 また、この頃のシリーズは''高レベルになると1ターンに2回行動できる''仕様があったのだが、 援護行動が導入された今作から撤廃されたにもかかわらず「''そんなこと知るか''」とばかりに 序盤から当然の如く2回行動をしてくる。 ちなみに今作で2回行動が可能なキャラは、飛影・某作品の中ボス1名・ラスボス(1~3部)のみである。 IMPACTでは飛影専用の特殊技能となっており、レベルに関係なく飛影のみ2回行動できる。 そのため彼が現れた瞬間、誇張無しに飛影[[無双]]が始まるのである。相手が[[師匠>東方不敗マスター・アジア]]だろうが[[ニュータイプ>サザビー]]だろうが問題無し。 ''もはや[[汚い忍者]]どころの騒ぎではない。'' なお、同作の主人公たちが出撃していて気力が一定値を超えている場合、飛影は強制的に合体を行う。 以降はこちらで操作できるため、資金や経験値を盗まれずにすむ。 合体した方が総合的な戦力は下がるのだが、それ目的でジョウ達を出撃させるというプレイヤーも多数居た。 ちなみにIMPACTの合体の仕様上、飛影を行動させた後に合体メカを行動させるなんてこともできる。 どういうことかというと…… >飛影で行動 >↓ >未行動の黒獅子or鳳雷鷹or爆竜で合体コマンドを使用 >↓ >飛影がどこにいようがすっ飛んできて合体 >↓ >合体メカで行動 ……という流れ。合体相手は高い機動力、空・宇S、マップ兵器持ちの空魔になれる 鳳雷鷹にする人が多いだろう。乗ってるのヒロインだし。 #region(合体後のおおまかな性能) -空魔:鳳雷鷹と合体した姿。3機の中で唯一宇宙Sとマップ兵器を持つ。欠点は武器の射程が短いこと。 -海魔:爆竜と合体した姿。唯一の海S持ちで全ユニット最硬の装甲値と長射程が特徴。&br()&space(9)[[欠点は後半に海マップが殆どない事>ゲッター3]]と搭乗者の忍者レベルが低いこと。 -獣魔:黒獅子と合体した姿。空魔が空・宇S、海魔が陸・海Sなのに対してこいつだけ陸Sのみ。&br()&space(9)搭乗者の忍者レベルも(主人公の後任パイロットは)最低なので他2機と比べると微妙な印象。&br()&space(9)フォローしておくと獣魔は弱いわけではない。攻撃力は3機の中でトップだし、&br()&space(9)ステータスも軒並み高い。他2機の性能が異常なだけである。 ちなみにUXでは黒獅子と飛影のPU相性がよく、獣魔も長射程武器に射程ダウンの効果がついたこともあり立場は劇的に改善されている。 #endregion スパロボシリーズの味方NPCの戦闘力は、大抵の場合敵や味方よりも性能が一回り低い事が多く、 敵に勝手に突撃しては勝手に倒され、敵の気力を上げてしまう足手まといであることが多かった。 (気力が上がると攻撃力や防御力が上がる他、強力な必殺技が使えるようになる) 尤も飛影のように敵を倒せる場合でも''倒した分の経験値と資金は一切手に入らない''上に HP減少で撤退するボスを勝手に削って撤退させてしまう為、助っ人キャラとして設定されたのに、 お邪魔キャラ、所謂''経験値泥棒''という微妙な立場になってしまった。 その為、敵への止めは味方がさせるように立ち回る必要があったり、[[マップ兵器をわざと味方NPCに当てて>味方殺し技]]倒してしまうというのも 立派な戦略の一つである。''飛影自身が強すぎる為あまり通じない手ではあるが。'' なお、飛影ほどではないが「避けまくるNPC」としての後継者は[[ブラックサレナ]]やオーガン、アルムアルクスが挙げられるだろう。&br(()ちなみにこいつらは''[[破壊されても復活する。>リザレクション]]''そんなものなしで頑張っていた飛影の凄さが伺える。 逆に「耐えまくるNPC」としては[[キュベレイ>Ζガンダム]]、デスターク3、[[ジェイアーク>ガオガイガー]]辺りが筆頭か。 そしてここまで読まれた方は予想がつくかもしれないが、物語が進んで プレイヤーユニットになっても''パイロットの関係でNPCの時ほど強くはない。'' C2では武装が貧弱すぎる上に各ステータスが6段階までしか改造されておらず、 しかも仲間になる時期が非常に遅い(最終話の4話前)等の理由で一軍として使って行くには愛が必要である。 一方でIMPACTでは、機体・武器性能共に強化されている上に''フル改造された状態''で自軍ユニットになる&link_anchor(*2){*2}ため、 プレイヤーが操作できるユニットとしてはトップクラスの強さになっている。自軍に加入する時期も少し前倒しされた。 シナリオ面でも非常に活躍しており、時空を超えて異世界や電脳世界にまで突入して自軍に駆けつけたり 『[[機動武闘伝Gガンダム>ゴッドガンダム]]』の原作中で死亡し、スパロボでも生存イベントを用意される機会が少ない [[シュバルツ・ブルーダー>ガンダムシュピーゲル]]や[[キョウジ・カッシュ>デビルガンダム]]を救出したりと、かなり見せ場は多い。 それ故、このゲームで飛影を知ったスパロボファンにも飛影を支持する声は結構多かったりする。 ちなみに上述のキョウジとシュバルツを助けた場面なのだが、ゲームでの描写を見る限り どう考えても''デビルガンダムが石破天驚拳で破壊された瞬間に救出している。'' おまけに、[[前代>東方不敗マスター・アジア]]・[[当代>ドモン・カッシュ]]キングオブハート2人を以てしても''飛影がキョウジ達を救出した事に気付かなかった。'' (飛影がキョウジとシュバルツを救出する姿は明確にされておらず、デビルガンダム破壊後に出現した飛影が  2人を連れているという演出である) 異世界に侵入したというエピソードは、同じぴえろ作品『魔法のスター マジカルエミ』に 主人公たちの見る夢という形でゲスト出演したことを具象化しているのかもしれない。 また、他のスパロボ参戦作品にはその一機の存在で[[地球が危ない>ジェネシックガオガイガー]]、果ては[[宇宙がヤバいんじゃないか>宇宙怪獣]]、 というような設定の方々も普通に居るのだが、飛影はそれらと比較すると「割と地味な設定なのに異常に強い」 というのも印象に残る要因の一つなのかもしれない。 IMPACT当時の4コマ・アンソロジーでも場所を問わずどこからともなく登場したり、 操作できないNPCであることをネタにされる事が多かった。 |(5:43から)&nicovideo(sm6928719)| #endregion #region(ドーモ、マスターテリオン=サン。トビカゲです(最新作ネタバレ注意)) ニンテンドー3DSソフトとして2013年3月14日に発売された『スーパーロボット大戦UX』において 『忍者戦士飛影』が実に''11年ぶりに参戦。''しかも任天堂携帯機シリーズで初のボイス搭載である。 &s(){一方その頃[[飛影参戦作品のヒロイン>ヴァイスリッター]]は第2次OGで''「無人の忍者ロボは放置しておくと大変」''等とのたまっていた。} 性能はと言うと''11年経っても経験値泥棒ぶりは変わらず……どころか、余計に酷くなっていた。'' まず今作の飛影はIMPACT同様に1ターンに二回行動できるのだが、それに加えて『連続行動』という 「気力が一定値以上の状態で、かつ敵機撃墜に成功した場合行動回数が1回増える」というスキルを獲得。 その結果''1ターンに最大四回行動可能になった。''[[Gジェネじゃねえからこれ!!>そういうゲームじゃねえからこれ!!]] はっきり言って悪夢以外の何物でもない。%%アイエエ!?%% …と長らく勘違いされていたが実際は二回行動のみで連続行動は未修得である。 だがほとんどの人がこの誤情報を疑わなかったあたり飛影のトラウマは非常に根深いようである。 そして今作でもやはり経験値泥棒は勿論、''撃墜したらゲームオーバーになってしまう敵機ですらも平然と狩る''という 悪行にも及んでいる。挙句、同ステージで味方NPCで登場する兄貴もガチでランカを殺しに来るし。&link_anchor(*3){*3} その為、''ランカスレイヤー''と称号がプレイヤーに呼ばれたり。性能の特徴から[[技のブレラ>仮面ライダー1号]]、[[力の飛影>仮面ライダー2号]]何て説も。 %%ランカ殺すべし、慈悲は無い。%% ただし、流石にスタッフもIMPACTの飛影はやばすぎたと判断したのか、 UXでは飛影出現のタイミングをプレイヤー側である程度操作できるようになった。 今回ではイベント登場時を除き、黒獅子、鳳雷鷹、爆竜、エルシャンクのいずれかのHPが50%を切ると飛影が出現、 更に黒獅子、鳳雷鷹、爆竜の内いずれかのHPが30%を下回ると強制合体する仕様になっている。 そのため、今までみたいに理不尽なタイミングでの出現だけは一防ぐ事が出来、上記のランカ撃墜もそれで対処可能。 ……逆に言えば''うっかりジョウ達が出撃していない状況でエルシャンクがボコられたら飛影を止める手段がない'' という事でもあるが。出現時のレベルも固定ではなくなり、マップにいるユニットの平均値に合わせる形になった。 またシナリオ面でも、版権敵ボスの中でも最強クラスである『[[機神咆吼デモンベイン>アル・アジフ]]』のマスターテリオンに 『[[虚空よりの使者>ディス・アストラナガン]]』と通り名で呼ばれ、その存在を明らかに警戒され%%実際にボコられ%%ているなど、奇妙な優遇具合がある。 この展開にはそのデモンベインのシナリオライターである鋼屋ジン氏も、 ''「飛影の初登場シーンは変な悲鳴出たし、きっとグランドマスターも同じ気持ちだったと思います」''とツイッターで呟いている。 原作者の度肝すら抜くあたり、とんでもない忍者である。%%このままでは大導師がネギトロめいた(ry%% ただ、テリオンの設定を考えるとこの襲撃はむしろ彼にとっては望外の喜びであったと思われる。 また、原作では明確に描写されなかった飛影自身の出自に関しても、独自の展開である程度示唆される形で補完されている。 ……尤も、シナリオ上での目立ち具合で言えば、『飛影』の敵であるハザード・パシャの方が上手になった感もあるが。 ちなみにUXではジョウが乗り込んだ飛影と合体時、メインパイロットの能力値はメイン・サブのうち最も高い数値になる。 また、パイロットのスキルもメインとサブの両方を組み合わせたものになるのでスキルパーツの節約も可能。 合体させたマップ上では分離は不可能になったものの、これにより自軍正式加入後の合体の取り回しが非常に便利になっている。 同作品PUも武器の射程が鳳雷鷹と爆竜以外は噛みあうので合体せずに運用するのもあり。 |無人搭乗版&nicovideo(sm20349407){280,185}|ジョウ版・零影との合体攻撃&nicovideo(sm20417813){280,185}| |虚空よりの使者(18:50より)&nicovideo(sm20469745){280,185}|ランカスレイヤー(2:06より)&nicovideo(sm20727359){280,185}| なお、ここで散見する変な言葉使いの数々は、アメリカの小説『[[ニンジャスレイヤー>クローンヤクザ]]』由来のネタ(忍殺語)であり、 スパロボUX発売と同時期に翻訳単行本が出版されていたというタイムリーな題材かつ、 鋼屋ジン氏もファンであるという事からネタにされているだけで、飛影とは直接の関係は無いので使用には空気を読む事。 %%敢えて類似点を挙げるとすれば飛影も忍殺も容赦なく相手をブチ殺しにかかる所だろうか%% #endregion #endregion #region(BGMについてあれこれ) まず、アニメ本編のオープニング曲「Loveサバイバー」だが、このMUGEN界隈では[[汚い忍者]]のテーマ曲として有名。 というのも…… -FF11の忍者はサポートジョブに戦士を選ぶのが基本(敵のタゲを取るためにアビリティ「挑発」が有用)。つまり「忍者戦士」。 -Loveサバイバーの歌詞に''「どんな危険犯してもオレは'' ''オマエ守る盾になるさ」''というピッタリすぎるフレーズがある。 -と言うかスパロボでの暴れっぷりからニコニコ界隈では飛影自身が汚い忍者呼ばわりされている。&br()(原作とは直接関係の無いスパロボ及び[[ブロントさん]]のネタなので、使うときは空気を読むように) &s(){これ作詞したの絶対忍者だろ…[[汚いなさすが忍者きたない]]} また、飛影登場時に流れるBGM「飛影見参!」だが、 これはエンディング曲「一世紀めのエンジェル」のメロディを流用・アレンジした物。アニメにはよくあること……なのだが、 本来はバラードチックなメロディを[[処刑用BGM>テーレッテー]]に改変してしまった作曲家の力量は計り知れない。 それもその筈、編曲者は後年『仮面ライダーBlack(同RX)』や『[[冥王計画ゼオライマー>天のゼオライマー]]』等も担当した ''処刑用BGMに定評のある''川村栄二氏。 |&nicovideo(sm12897){280,185}|&nicovideo(sm2162495){280,185}| |&nicovideo(sm13649874){280,185}|&nicovideo(sm8226581){280,185}| |&nicovideo(sm8226669){280,185}|&nicovideo(sm20358691){280,185}| #endregion #region(「僕の名はエイジ…… 地球は狙われている!」) 余談だが、同時期に放送開始したロボットアニメ『[[蒼き流星SPTレイズナー>レイズナー]]』とは妙に共通点があったりする。 主人公の声優や放送局が同じなのはまだ序の口、序盤のストーリーが火星から脱出して地球に向かう話だったり、 途中で月に行ったり、火星の衛星も出てきたのがフォボスの方だけだったり、 主役メカ「レイズナー」が独自の意志を持っていてイベントを経て主人公がコントロールできるようになったり、 仲間だった人物が裏切って敵組織側についたり(双方とも最後の最後には元の鞘に収まるが)、 止めに''3クール前後で打ち切られた''所まで共通している。これも[[シンクロニシティ>レミー]][[なのだろうか……?>フリーマン]] そんな両作のスパロボ共演は未だ果たされていない。%%そもそも両作とも参戦頻度低いし……%% #endregion ---- **MUGENにおける忍者戦士飛影 SHINO氏によって『IMPACT』のグラフィックを使用して作られたキャラが存在する。所謂[[SD体型>ちびキャラ]]。 イントロで『IMPACT』の登場ムービーや試合中に専用BGMの「飛影見参!」が流れる為 それだけでも印象に残るキャラクターだが(設定でon/offが可能) 、 そのイントロが原因でキャラの容量が結構重いのでダウンロードには注意。 キャラクター性能は原作と同じく高機動で目で追うのがやっと。 [[高速移動技>トキ]]と[[当身技>無想転生]]を持ち、移動技「分身」はどんな攻撃も通じないという凶悪性能(当然全画面攻撃も効かない)。 しかし、その性能ゆえに''[[体力が340と通常キャラの約3分の1しかない>紙]]''ので 固定ダメージ技を喰らうと''7割~即死することがある。'' 全体的に技性能は優秀なものの、攻撃力が28とかなり[[安く>安い]][[超必殺技]]を効果的に使ったり、 [[コンボ]]を多く利用しなければ相手に大ダメージを与えることは難しい。 ''[[ゲームでの能力を再現した結果がこれだよ!!!>ゆっくりしていってね!!!]]'' また、飛影の機動力に目を奪われがちだが零影を[[ストライカー]]として呼ぶ事ができ、 斬撃でコンボを繋いだりホーミングミサイルで相手を固めたりと中々優秀。 零影を呼ぶには専用ゲージが必要で『[[戦国BASARA X]]』の援軍に近い感覚で使える。 ちなみに超必殺技のひとつである「残像殺法」は必殺技の[[ゲージ]]と零影ゲージが必要だが、その威力は絶大。 AIだと、ゲージを結構使ってくるのでめったにお目にかかれないのが残念。 4段階の優秀な[[AI]]が搭載されていて、レベル4だと移動技と当身技を空中で頻繁に使うようになり、 必殺技を効率的に使ってくるためかなり強くなっている。 [[防御崩し]]も多く使うが、ゲージがたまった状態でそれを使っての分身殺法は結構強力。 当身技が成功すればゲージも溜まるので、[[それやっていたらいつの間にかゲージが満タンになっていた>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]事も。 一応パワー溜めを持っているが、無想したほうがゲージのたまりは早くなるので意味がないように感じるが、気にする必要はない。 (ただしパワー溜めは零影専用のゲージも溜まる為、完全な[[死に技]]になっているわけではない) 展開しだいによっては、[[エルクゥ]]や[[ジェネラル>ジェネラル(カイザーナックル)]]などの凶悪キャラとほぼ互角に戦える。 相変わらず体力が低いので、投げと固定ダメージ技と[[ロック系必殺技]](演出型)には少々弱い上に、 飛び道具も多く使うため飛び道具を反射、または飛び道具を無効化する相手に対しても分が悪く、 常時[[ハイパーアーマー]]装備の相手や[[AI殺し]]の特性を持つ相手に対しても相性がよくないものの、 それでも上記の凶悪キャラと戦えるあたりはさすがというべきか。 なお、弱点である固定ダメージ技と演出型のロック系必殺技は、 ごくまれに効かないまたは食らっても微々たるダメージしか出ないこともある(理由は不明)。 |(1:44より)&nicovideo(sm10424748){280,185}|(8:57より)&nicovideo(sm10870558){280,185}| [[デス=アダー]]同様相性が強く出るキャラだが、AIレベル1でも分身と当身技を自重しているものの強さ的に[[凶クラス>MUGENキャラクターのランク付け]]とかなり強く、 レベル3になればまったく自重せず、相手が[[弾幕]]や[[人間弾幕]]を張ろうものなら 分身で殆ど(または全部)かわすという狂下位に近い実力を発揮する。 そして、新たに登場したレベル4は3の回避力がさらにパワーアップしている。 加えてブロッキングの使用率や空中受身、ガードの成功率がそれぞれ10段階まで設定できるようになった。 強さは一言で言えば[[スーパーメカ翡翠]]にストレート勝ちするレベルで、レベル13の[[ゴンザレス]]にも判定勝ちするなど強くなっている。 ほぼ常時分身しているために、相手の攻撃をよけてその隙を防御崩しで攻撃しまた分身で避けて…と、 [[攻撃を食らうほうが悪い>○○ほうが悪い]]といわんばかりの行動を起こしているのだが、 防御崩しと分身殺法が投げ属性とロック系必殺技のために相手が[[ハイパーアーマー]]装備の場合、 ストライカーに攻撃させるしか打つ手がなく延々分身でかわすため試合がgdgdになってしまう。 つまり、投げが効く相手だと一方的もしくはいい勝負ができるわけであり、 ある意味かろうじて格闘ゲームをやっているレベルに居座っているといえる。 |参考動画&nicovideo(sm6940702){280,185}|回避性能の参考(デフォルトAIレベル3の場合)&nicovideo(sm9415392){280,185}| また、つづら氏によりAIパッチと追加カラーが製作された。 このAIには回避レベルを10段階に設定出来、デフォルトでも十分な回避力を持つ。 また、一定ダメージを食らうと更に回避率が高くなる''覚醒スイッチ''も搭載されている(覚醒スイッチを常時使用することも設定可能)。 最近の更新では、ストライカーを殆ど呼ばないので残像殺法が見る可能性が増えている。 このAIを搭載した飛影であれば、運次第で[[ゼットン]]にすら勝利するケースもある。 ---- ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''更新停止'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[飛影(忍者戦士飛影)],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[こんな○○は因果地平の彼方に]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 当時、誕生したばかりのワンダースワン購入者のメインが20代前後で、 スパロボシリーズの新規参戦作品は[[80年代中ごろ、ロボットアニメの爛熟期の作品>ダンガイオー]]がいいと、 今は亡きゲーム誌『ワンダースワンFAN』において、プロデューサーの寺田貴信氏が語っている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} スーパーロボット大戦シリーズではユニットを改造することで性能を向上させる事が 出来ものの資金が必要であり、フル改造するとなるとかなりの資金が必要になる。 シリーズでは参入が遅いユニットはある程度改造された状態で仲間になるのだが、 フル改造された状態で仲間になるユニットは飛影、[[グランゾン]]、騎士GEAR凰牙(条件付)、アシュラテンプル(条件付)ぐらいである。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 一応対策は''飛影の出現条件を満たさない''と一般的に認識されているが、実は該当ステージは飛影以外にもGAMEOVER条件を達成 し易い、[[初見殺し>バルバトス・ゲーティア]]要素が多かったりする為、慎重にプレイしなければならなかったりする。 まず該当ボスユニットのHP耐久が1万に満たない為、飛影の最大武装「分身攻撃」でクリティカルが発生しようものなら''即死する。'' 加えて上述の通り飛影のステータスはIMPACT時代より大人しいとはいえ技量値が高く、割とクリティカルが出やすいのも恐ろしい所。 他の詳しい対策はUXのwikiもしくは、ニコニコ大百科に該当記事があるのでそちらを見た方がいいだろう。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //忍者,ロボット,主人公

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