飛影(忍者戦士飛影)


1985年に放送されたロボットアニメ『忍者戦士飛影』に登場する忍者型ロボット
読みは「とびかげ」。『幽☆遊☆白書』の飛影(ひえい)とは全く関係無い。
しかしながら、何の因果か『飛影』を制作したアニメ会社スタジオぴえろは、この漫画のアニメ版の製作にも関わっていたりする
(こっちのグッズをさも『幽白』の方と勘違いするような宣伝をして在庫処分しようとした、という事件もあったとか)。
勿論『ブレイカーズ』の飛影才蔵とも無関係。

全高3.6m、重量500kg。かつて地球を訪れたラドリオ星人が連れ去った忍者の姿と能力を模して製造したロボット。
主人公の「ジョウ・マヤ」と彼の仲間の乗るメカである黒獅子・鳳雷鷹・爆竜と合体する事で、
それぞれ獣魔、空魔、海魔になり性能を大幅に強化する機能も持つ。
人型ロボットから合体する事で動物型に変わるという、日本ロボアニメの中でも結構珍しいパターンである。
もっとも後述の動画を見れば分かるが、合体せずとも単独で敵軍を蹂躙する力を持つ機体なのだが。

当初はジョウ達のピンチにどこからともなく現れ自律行動していたが、
物語中盤でライバル機の零影に打ち負かされたのを機にジョウの短剣に宿り、随時呼び出されて彼と共に戦う事になる
(と言っても内部に操縦席などがある訳ではなく、融合や一体化という感じ。番組終盤では「合身」と呼称した)。
なお、黒獅子は仲間のダミアンが受け継いだ。

(以上、Wikipedia及びスーパーロボット大戦Wikiより抜粋、改稿)

『忍者戦士飛影』はロボットと忍者が融合した近未来的SF世界観、味方が敵に寝返る、幼馴染とお姫様のダブルヒロイン、
謎の主人公ロボ、ロボットが三体のロボットとそれぞれ合体する事で動物型になる人型ロボットなど、
多くの斬新な要素を詰め込んだ意欲作であり、スタジオぴえろの男児向けオリジナル作品第2弾でもあったが、
視聴率低迷により打ち切られてしまい、残念ながらメジャーにはなれなかった(2人のヒロインのファンは多いが)。
そのため、若い世代なら「アニメで知った」人よりも「スパロボで知った」という人が多い。
なお、アニメOPの最初のカットでは目に優しくない激しい発光をするので、視聴の際には一応注意されたし。
合体しなくてもこの強さ
仲間が弱ったら飛影が来る!
ジョウと飛影、そしてダミアンの活躍
・・・・すごい漢だ。

これらの活躍を『スパロボ』で忠実に原作再現した結果、ある意味伝説となった。

+ 「飛影!俺だ!経験値と資金返してくれ!!」
あまりメジャーとは言えない飛影だが、ワンダースワンで発売された『スーパーロボット大戦COMPACT2』三部作と、
そのリメイク作品である『スーパーロボット大戦IMPACT』に参戦している。
……というより、マイナーな携帯ゲーム機だから出られたのだろう。*1
後にニンテンドー3DSの『スーパーロボット大戦UX』にも参戦している。

シミュレーションゲームの経験者なら分かるかもしれないが、弱ければ御守りが必要、強ければこちらの稼ぎを奪うなど、
育成や戦略上の計画を台無しにするコンピューター側が動かす(名義上の)味方ほど厄介なものはいない。
そして、もしもその厄介者の戦闘力がケタ違いに高かったとしたら?
そいつはプレイヤーにとって決して忘れられないキャラになるだろう。それが『スパロボ』の飛影なのだ。

飛影が出てくるスパロボを経験した人に「援軍で来た飛影みたいな感じ」と言えば、
「強いけどこちらの稼ぎに繋がらない厄介なキャラなんだな」「コワイ!」と察してもらえるくらい、
飛影は強烈なインパクトを残したロボットとして語り継がれている。

+ まさしく IMPACT! (衝撃)
『COMPACT2(IMPACT)』の飛影は原作同様第3部までは突然現れる操作できない味方NPCという扱いなのだが、
規格外のパイロット性能・特殊能力・機体性能で勝手に敵をばったばったと薙ぎ倒す。
具体的に言うと、第1部最終話の時点で味方の平均レベルが大体30強。第1部のラスボスがレベル50、
一度倒すと復活してレベル60。そして飛影はレベル99(『IMPACT』では81)である。
また、本作では「援護行動」システムが導入されたため、過去作に存在した「高レベルになると1ターンに2回行動できる」仕様は撤廃されたのだが、
飛影は「そんな事知るか」とばかりに序盤から当然の如く2回行動をしてくる。
ちなみに『COMPACT2』で2回行動が可能なキャラは飛影、ギル・バーグ、ラスボス(1~3部)のみ、
『IMPACT』では飛影専用の特殊技能となっている。
そのため彼が現れた瞬間、誇張無しに飛影無双が始まるのである。相手が師匠だろうがニュータイプだろうが問題無し。
もはや汚い忍者どころの騒ぎではない。
ただし、敵NPCの師匠に関しては飛影に対して命中を期待出来るだけの能力を持っているため、
条件が整えば飛影を撃墜する事が可能である。本当に人間ですか、師匠。

なお、同作の主人公達が出撃していて気力が一定値を超えている場合、飛影は強制的に合体を行う。
以降はこちらで操作できるため、資金や経験値を盗まれずにすむ。
合体した方が総合的な戦力は下がるのだが、それ目的でジョウ達を出撃させるというプレイヤーも多数居た。
ちなみにIMPACTの合体の仕様上、飛影を行動させた後に合体メカを行動させるなんて事も可能。
どういう事かと言うと……
飛影で行動

未行動の黒獅子or鳳雷鷹or爆竜で合体コマンドを使用

飛影がどこにいようがすっ飛んできて合体

合体メカで行動
……という流れ。合体相手は高い機動力、空・宇S、マップ兵器持ちの空魔になれる鳳雷鷹にする人が多いだろう。乗ってるのヒロインのレミーだし。
+ 合体後のおおまかな性能(『COMPACT・IMPACT』)
  • 空魔:鳳雷鷹と合体した姿。3機の中で唯一宇宙Sとマップ兵器を持つ。欠点は武器の射程が短い事。
  • 海魔:爆竜と合体した姿。唯一の海S持ちで全ユニット最硬の装甲値と長射程が特徴。
               欠点は後半に海マップが殆ど無い事と搭乗者の忍者レベルが低い事。
  • 獣魔:黒獅子と合体した姿。空魔が空・宇S、海魔が陸・海Sなのに対してこいつだけ陸Sのみ。
               搭乗者の忍者レベルも(主人公の後任パイロットは)最低なので他2機と比べると微妙な印象。
               フォローしておくと獣魔は弱いわけではない。攻撃力は3機の中でトップだし、ステータスも軒並み高い。他2機が強すぎるのである。

『スパロボ』シリーズの味方NPCの戦闘力は大抵の場合敵や味方よりも性能が一回り低い事が多く、
敵に勝手に突撃しては勝手に倒され、敵の気力を上げてしまう足手纏いである事が多かった
(気力が上がると攻撃力や防御力が上がる他、強力な必殺技が使えるようになる、というのが『スパロボ』の伝統的仕様)。
尤も飛影は飛影で「飛影が倒した分の経験値と資金は一切手に入らない」
「HP減少で撤退するボスを勝手に削って撤退させてしまう」など、助っ人キャラとして設定されたのに、
「お邪魔キャラ」」「経験値泥棒」というありがたくない称号をもらうハメになってしまった。
そのため、削りは飛影が、トドメは味方が刺せるように立ち回る必要があったり、
マップ兵器をわざと味方NPCに当てて倒してしまうというのも立派な戦略の一つである。飛影自身が強すぎるためあまり通じない手ではあるが。
なお、飛影ほどではないが「避けまくるNPC」としての後継者はブラックサレナやオーガン、アルムアルクスが挙げられる。
ちなみにこいつらは破壊されても復活するそんなもの無しで頑張っていた飛影の凄さが窺える。
逆に「耐えまくるNPC」としてはキュベレイ、デスターク3、ジェイアーク辺りが筆頭か。

そして、ここまで読まれた方は予想が付くかもしれないが、
物語が進んでプレイヤーユニットになってもパイロットの関係でNPCの時ほど強くはない
『COMPACT2』では武装が貧弱すぎる上に各ステータスが6段階までしか改造されておらず、
しかも仲間になる時期が非常に遅い(最終話の4話前)等の理由で一軍として使って行くには愛が必要である。
一方で『IMPACT』では、機体・武器性能共に強化されている上にフル改造された状態で自軍ユニットになる*2ため、
プレイヤーが操作できるユニットとしてはトップクラスの強さになっている。自軍に加入する時期も少し前倒しされた。

シナリオ面でも非常に活躍しており、時空を超えて異世界や電脳世界にまで突入して自軍に駆け付けたり、
機動武闘伝Gガンダム』の原作中で死亡し、スパロボでも生存イベントを用意される機会が少ないシュバルツ・ブルーダーや、
キョウジ・カッシュを救出したりと、かなり見せ場は多い。
それ故、このゲームで飛影を知ったスパロボファンにも飛影を支持する声は結構多かったりする。
ちなみに上述のキョウジとシュバルツを助けた場面なのだが、ゲームでの描写を見る限り、
どう考えてもデビルガンダムが石破天驚拳で破壊された瞬間に救出している
おまけに、流派東方不敗の2人を以てしても飛影がキョウジ達を救出した事に気付かなかった
(飛影がキョウジとシュバルツを救出する姿は明確にされておらず、デビルガンダム破壊後に出現した飛影が2人を連れているという演出である)。
異世界に侵入したというエピソードは、同じぴえろ作品『魔法のスター マジカルエミ』において、
「主人公達の見る夢」という形でゲスト出演した事を再現しているのかもしれない。
また、他のスパロボ参戦作品にはその一機の存在で地球が危ない、果ては宇宙がヤバいんじゃないか
というような設定の方々も普通に居るのだが、飛影はそれらと比較すると「割と地味な設定なのに異常に強い」というのも、
印象に残る要因の一つなのかもしれない。

『IMPACT』当時の4コマ・アンソロジーでも場所を問わずどこからともなく登場したり、
操作できないNPCである事をネタにされる事が多かった。
5:43~


+ ドーモ、マスターテリオン=サン。飛影です
ニンテンドー3DSソフトとして2013年3月14日に発売された『スーパーロボット大戦UX』において
『忍者戦士飛影』が実に11年ぶりに参戦。しかも任天堂携帯機シリーズで初のボイス搭載である。
一方その頃飛影参戦作品のヒロインは『第2次OG』で「無人の忍者ロボは放置しておくと大変」等とのたまっていた

性能はと言うと11年経っても経験値泥棒ぶりは変わらず……どころか、余計に酷くなっていた。
『IMPACT』同様に1ターンに二回行動できるスキルを活かして経験値泥棒を繰り返すのは勿論だが、
今作ではよりにもよって撃墜したらゲームオーバーになってしまう敵機ですらも平然と狩るという悪行に及んでいる。*3
該当シナリオが『劇場版マクロスF』の原作再現という事もあり、
「ランカスレイヤー」「勝利条件泥棒」というこれまたありがたくない称号がプレイヤーから付けられた。
なお、同ステージにて味方NPCで登場するランカのバカ兄貴もガチでランカを殺しに来るため、「技のブレラ」「力の飛影」なんて呼ばれる事も。
ランカ殺すべし、慈悲は無い
ちなみに、該当ステージはマップBGMでシェリルの持ち歌が流れているため、「飛影はシェリル派」なんてネタまで作られるハメに。
そして相変わらずステータスが滅茶苦茶高い。飛影より合計値が高いのはラスボスのみ原作再現とはいえ何故零影に負けたか謎である
ちなみに、飛影の参戦発表にあたって「2回行動と連続行動で4回行動できる」なんてデマが一部プレイヤーの間で騒がれていた。
『第2次Z』から登場した「連続行動(敵ユニットを撃破すると行動回数が1回増えるスキル)」は1ターン中1回のみの制限があるため、
これが発動しても行動回数は3回止まりになる。
しかしながら、元々戦闘力が高く、2回行動が基本のこいつに行動回数追加はヤバいと判断されたのか習得はしていない。
後発作品では3回行動の技能が出てしまった上にエースボーナスで4回行動するもっとヤバい奴が出たが

ただし『UX』では「ジョウ達がピンチになると飛影がどこからともなく現れる」シチュエーションが再現されたため、
飛影出現のタイミングをプレイヤー側である程度操作できるようになった。
今回ではイベント登場時を除き、黒獅子、鳳雷鷹、爆竜、エルシャンクのいずれかのHPが50%を切ると飛影が出現、
更に黒獅子、鳳雷鷹、爆竜の内いずれかのHPが30%を下回ると強制合体する仕様になっている*4
そのため、今までのように理不尽なタイミングでの出現だけは一応防ぐ事ができる。上記のランカ撃墜もそれで対処可能。
……逆に言えば「うっかりジョウ達が出撃していない状況でエルシャンクがボコられたら飛影を止める手段が無い」という事でもあるが。

他にも「出現時のレベルが固定ではなくなり、マップにいるユニットの平均値に合わせられる」
「AI操作時は「パイロットがいない」という設定のため、フェストゥムの「読心」が無効」といった仕様変更がなされている。
また、ジョウが乗り込んだ飛影と黒獅子・鳳雷鷹・爆竜が合体した場合、
能力値はメイン・サブの内最も高い数値になり、スキルもメインとサブの両方を組み合わせたものになる。
合体させたマップ上では分離は不可能になったものの、これによりスキルパーツを節約したり、
自軍正式加入後の合体の取り回しが非常に便利になっている。
同作品PUも武器の射程が鳳雷鷹と爆竜以外は噛み合うので、零影が加入しているなら合体せずに運用するのもあり。
+ 『UX』における合体後の性能
  • 空魔:マップ兵器による資金稼ぎと雑魚殲滅の申し子。弱いながらも長距離武器が付いた事で死角も無くなった。
  • 獣魔:ダミアンが熱血を単体で覚えるため覚醒+熱血のコンボを効率よく使えるボスキラー。
               追加された長射程武器も高威力のため空魔以上の隙の無さを誇る。
  • 海魔:海があるマップが多いので猛威を振るう……かと思いきや、機体ボーナスが第二段階になった爆龍でも十分強いため空気。
               メインが射撃武器ばかりなのでジョウの格闘値を活かせないのも欠点。武器の威力は三機で最も高いのだが。

シナリオ面でも非常に優遇されており、版権敵ボスの中でも最強クラスの実力を持つ、
機神咆吼デモンベイン』のマスターテリオンから「虚空よりの使者」と呼ばれ、その存在を大いに警戒され実際にボコられている。
この展開にはデモンベインのシナリオライターである鋼屋ジン氏も、
「飛影の初登場シーンは変な悲鳴出たし、きっとグランドマスターも同じ気持ちだったと思います」とツイッターで呟いている。
原作者の度肝すら抜くあたり、とんでもない忍者である。このままでは大導師がネギトロめいた(ry
(ただし、マスターテリオンの設定を考えると、完全に予想外だったこの襲撃はむしろ彼にとって望外の喜びであったと思われる)
原作では明確に描写されなかった飛影自身の出自に関しても、独自の展開である程度示唆される形で補完されている。

また、今作では原作キャラのカレンの生存に関わる場面があるが、
そのシナリオは飛影の原作再現シナリオのため戦況によっては既に合体済みなのだが、
「カレンが自爆する時に合体を解除し自軍が気付く間も無く救出する」というやはりとんでもない事をやっている。
余談だが、フラグを立てるとライバル機零影のパイロットのイルボラがシュバルツと同じ声の人物を救出するというネタも。

また『デモンベイン』の敵幹部・クラウディウスの鬼械神を飛影(ジョウと合体済み)とヒーローマンで押さえ込んでいる間に、
デモンベインがカリグラ(同じく幹部の一人でクラウディウスの相棒)を倒すという展開があり、
クラウディウスとの再戦時には、ジョウに対して「居やがったな、薄汚ねえクソ忍者が!」とどこかで聞いた事があるような恨み節が飛び出している。

なお、これまでの文章内で散見される変な言葉使いの数々は、アメリカの小説『ニンジャスレイヤー』由来のネタ(通称「 忍殺語 」)。
『スパロボUX』発売と同時期に翻訳単行本が出版されていたというタイムリーな題材であり、
更に鋼屋ジン氏もファンであるという事からネタにされているだけで、飛影とは全く関係無いので使用する際は空気を読む事。
敢えて類似点を挙げるとすれば、飛影も忍殺もどこからともなく現れ容赦無く相手を殺しにかかる所だろうか
ちなみにダミアンはカラテ空手の実力者であり、イルボラが「ダミアンの空手指南書」というスキルパーツをたまに落としたりする。
無人搭乗版
ジョウ版(合体形態も収録)
虚空よりの使者(18:50~)
ランカスレイヤー(2:06~)
ナンデ!?ナンデこんな動画作った!ア言えエエ!

+ BGMについてあれこれ
まず、アニメ本編のオープニング曲「Loveサバイバー」だが、このMUGEN界隈では汚い忍者のテーマ曲として有名。
というのも……
  • 『FF11』の忍者はサポートジョブに戦士を選ぶのが基本(敵のタゲを取るのに戦士の持つアビリティ「挑発」が有用)。つまり「忍者戦士」
  • Loveサバイバーの歌詞に「どんな危険犯してもオレは オマエ守る盾になるさ」というピッタリすぎるフレーズがある
    これ作詞したの絶対忍者だろ…汚いなさすが忍者きたない
  • と言うか『スパロボ』での暴れっぷりからニコニコ界隈では飛影自身が汚い忍者呼ばわりされている
    (原作とは直接関係の無いスパロボ及びブロントさんのネタなので、使う時は空気を読むように)

また、飛影登場時に流れるBGM「飛影見参!」だが、これはエンディング曲「一世紀めのエンジェル」のメロディを流用・アレンジした物。
アニメにはよくある事……なのだが、本来はバラードチックなメロディを処刑用BGMに改変してしまった作曲家の力量は計り知れない。
それもその筈、編曲者は後年『仮面ライダーBlack(同RX)』や『冥王計画ゼオライマー』等も担当した、
処刑用BGMに定評のある川村栄二氏なのである。


MUGENにおける忍者戦士飛影

SHINO氏によって『IMPACT』のドットを使用して作られた、所謂SD体型キャラが存在していた。
残念ながら現在はサイトが消滅しており入手不可。
イントロで『IMPACT』の登場ムービーや試合中に専用BGMの「飛影見参!」が流れるため、
それだけでも印象に残るキャラクターだが(設定でON・OFFが可能)、そのイントロが原因なのかキャラの容量が結構重い。

キャラクター性能は原作同様「目で追うのがやっとという程のハイスピードで動きまくるキャラ」。
高速移動技当身技を持ち、移動技「分身」はどんな攻撃も通じないという凶悪性能(当然全画面攻撃も効かない)。
しかし、その性能故に体力が340と通常キャラの約3分の1しかないので、固定ダメージ技を喰らうと7割~即死する事がある。
全体的に技性能は優秀なものの、攻撃力が28とかなり安く超必殺技を効果的に使ったり、コンボを多く利用しなければ相手に大ダメージを与える事は難しい。
ゲームでの能力を再現した結果がこれだよ!!!

また、飛影の機動力に目を奪われがちだが、零影をストライカーとして呼ぶ事ができる。
斬撃でコンボを繋いだりホーミングミサイルで相手を固めたりと中々優秀。
零影を呼ぶには専用ゲージが必要で『戦国BASARA X』の援軍に近い感覚で使える。
ちなみに超必殺技の一つである「残像殺法」は必殺技ゲージと零影ゲージが必要だが、その威力は絶大。
ただし、AI操作時にはゲージを結構使ってくるので滅多にお目にかかれないのが残念。

4段階の優秀なAIがデフォルトで搭載済み。
最大レベルでは移動技と当身技を空中で頻繁に使うようになり、必殺技を効率的に使ってくるためかなり手強い。
防御崩しも多く使うが、ゲージが溜まった状態でそれを使っての分身殺法は結構強力。
当身技が成功すればゲージも溜まるので、それやっていたらいつの間にかゲージが満タンになっていた事も。
一応パワー溜めを持っているが、無視して動きまくった方がゲージの溜まりは早い。
ただしパワー溜めは零影専用のゲージも溜まるため、完全な死に技になっているわけではない。
展開次第によっては、エルクゥジェネラルなどの凶悪キャラとほぼ互角に戦える。

その反面、前述の通り体力が低いので、投げと固定ダメージ技とロック系必殺技(演出型)には少々弱い上に、
飛び道具も多く使うため飛び道具を反射、または飛び道具を無効化する相手に対しても分が悪く、
常時ハイパーアーマー装備の相手やAI殺しの特性を持つ相手に対しても相性がよくない。
それでも上記の凶悪キャラと戦えるあたりは流石と言うべきか。

なお、弱点である固定ダメージ技と演出型のロック系必殺技は、
極稀に効かないまたは食らっても微々たるダメージしか与えられない事もある(理由は不明)。
1:44~
8:57~

デス=アダー同様相性が強く出るキャラだが、AIレベル1でも分身と当身技を自重しているものの、
強さ的に凶クラスとかなり強い上、レベル3になれば全く自重せず、
相手が弾幕人間弾幕を張ろうものなら分身で殆ど(または全部)躱すという狂下位に近い実力を発揮する。

そして、レベル4では回避力の更なるパワーアップに加え、ブロッキングの使用率や空中受身、
ガードの成功率がそれぞれ10段階まで設定できるようになった。
強さは一言で言えばスーパーメカ翡翠にストレート勝ちするレベルで、レベル13のゴンザレスにも判定勝ちするほど。
ほぼ常時分身しているために、相手の攻撃を避けてその隙を防御崩しで攻撃しまた分身で避けて…と、
攻撃を食らう方が悪いと言わんばかりだが、防御崩しと分身殺法が投げ属性とロック系必殺技のために、
相手がハイパーアーマー装備の場合はストライカーに攻撃させるしか打つ手が無く、延々分身で躱すため試合がgdgdになってしまう。
つまり、投げが効く相手だと一方的もしくはいい勝負ができる訳であり、ある意味辛うじて格闘ゲームをやっているレベルに居座っていると言える。
回避性能の参考動画(デフォルトAIレベル3の場合)

また、つづら氏によりAIパッチと追加カラーが製作された。
このAIには回避レベルを10段階に設定でき、デフォルトでも十分な回避力を持つ。
また、一定ダメージを食らうと更に回避率が高くなる「覚醒スイッチ」も搭載されている(常時使用する事も設定可能)。
更新によってストライカーを殆ど呼ばなくなったので、残像殺法が拝める確率も増えている。
このAIを搭載した飛影であれば、運次第でゼットンにすら勝利するケースもある。


出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止
凍結

出演ストーリー

プレイヤー操作

アルでVS(part8)


*1
当時、誕生したばかりのワンダースワン購入者のメインが20代前後、
「スパロボシリーズの新規参戦作品は80年代中頃、ロボットアニメの爛熟期の作品がいい」と、プロデューサーの寺田貴信氏は語っている。

*2
『スーパーロボット大戦』シリーズではユニットを改造する事で性能を向上させる事ができるのだが、
そのためには資金が必要であり、フル改造するとなると相当の額が必要になる。
シリーズでは参入が遅いユニットはある程度改造された状態で仲間になるのが通例だが、
フル改造された状態で仲間になるユニットは飛影、グランゾン、騎士GEAR凰牙(条件付き)、アシュラテンプル(条件付き)ぐらいである。

*3
一応対策は「飛影の出現条件を満たさない」と、究極にしてシンプルなものである。
だが該当ステージは飛影以外にも敗北条件を達成し易く、初見殺し要素が多かったりするため、慎重にプレイしなければならなかったりする。
まず該当ボスユニットのHP耐久が1万に満たない上にイベントで気力が下がった状態からスタートなので、
飛影の最大武装「分身攻撃」でクリティカルが発生しようものなら即死する。
加えて上述の通り飛影のステータスは『IMPACT』時代より大人しいとはいえ技量値が高く、割とクリティカルが出やすいのも恐ろしい所。
他の詳しい対策は『UX』のwikiもしくは、 ニコニコ大百科に該当記事がある のでそちらを見た方がいいだろう。

*4
…と、ここまでは良かったのだが、それが判明した場面が大問題であった。
飛影が出てくる条件はダミアンが今までの傾向を調べた結果として報告してくれるのだが、
なんと異世界バイストン・ウェルでそれを言い出す。そう、地球とか宇宙とかじゃないのである。
そして、『UX』においてはこの時点で飛影はバイストン・ウェルで出てきた事は無い
来てくれるからいいものを、来れなかったらどうするつもりだったのか。
…と言いたいのは山々なのだが、『IMPACT』で実際にバイストン・ウェルに来ていたし、
もっと凄い場所に現れた前科があるので、特に違和感無くスルーしたプレイヤーも多かった。どうしてこうなった。


最終更新:2021年05月17日 10:23