ゲンガー

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ゲンガー - (2011/06/21 (火) 21:46:46) の1つ前との変更点

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#image(20090514180748.png,title=原作で一番最初に登場したポケモン(後姿)) *&color(purple){&bold(){―いのちを うばおうと きめた えものの かげに もぐりこみ &br()&space(4)じっと チャンスを ねらっている―}} **データ 図鑑No.094 分類:シャドーポケモン タイプ:ゴースト/どく 高さ:1.4m 重さ:40.5kg 特性:ふゆう(じめんタイプの攻撃技が当たらない。) #region(close,ポケモン図鑑による説明) 【赤/緑/ファイアレッド】 やまで そうなんしたとき いのちをうばいに  くらやみから あらわれることが あるという。 【青/リーフグリーン】 まんげつのよる かげが かってに うごきだして  わらうのは ゲンガーの しわざに ちがいない。 【[[ピカチュウ]]】 とつぜん さむけを かんじるとき ゲンガーが  ちかくにいる。もしかして のろいを かけるかも  しれない。 【金/ハートゴールド】 [[まわりの ねつを うばっている。>遠野秋葉]]とつぜん  さむけが するのは ゲンガーが あらわれたからだ。 【銀/ソウルシルバー】 いのちを うばおうと きめた えものの かげに  もぐりこみ じっと チャンスを ねらっている。 【クリスタル】 よなか ひとの かげに もぐりこみ すこしずつ  たいおんを うばう。ねらわれると さむけが  とまらない。 【ルビー/サファイア/エメラルド】 まよなか がいとうの あかりで できた かげが  じぶんを おいこして いくのは ゲンガーが  かげに なりすまして はしって いくからだ。 【ダイヤモンド】 ものかげに すがたを かくす。 ゲンガーの  ひそんでいる へやは おんどが 5ど さがると  いわれる。 【パール】 へやの すみに できた くらがりで いのちを  うばう タイミングを ひっそりと うかがっている。 【プラチナ/ブラック/ホワイト】 くらやみに うかぶ えがおの しょうたいは  ひとに のろいを かけて よろこぶ ゲンガーだ。 #endregion 任天堂の育成RPG「ポケットモンスター」に登場するポケモン。 名前の由来は「ドッペルゲンガー」からだと思われる。 ゴーストの進化形で、進化条件はゴーストを通信交換&color(red){*1}に出すこと。深い紫色の体に寸胴な人の形をしている。 ゴーストから足が生えてより生物的な姿となり、体重はゴーストのおよそ400倍にもなる。 シリーズを通してポケモン図鑑の説明がやたら物騒であり、 ・「街灯の下を歩くとき、影が自分を追い越すのはゲンガーの仕業」 ・「満月の夜影が動き出して笑うのはゲンガーの仕業」 ・「急に寒気がするのは、ゲンガーが室温を奪っているから」 などの、ゲンガーにまつわる都市伝説がいくつかある。 山で遭難した人の命を奪いに現れるとされ、一部の山にはゲンガーを祀った神社がある。 そんなホラー映画に出てくる悪霊さながらの設定を持つモンスターではあるが、 高い特殊攻撃力と素早さを併せ持ち、相手を行動不能にする技「さいみんじゅつ」を自力で覚えることから、 アタッカーから捕獲、主力の回復のための時間稼ぎまで幅広く活躍できるため、初代の頃からパーティへの採用率が高く、 主力だった技が弱体化したり同じことができてもっと強力なポケモンが出てきたことで、対戦での立ち位置が 厳しくなった現在においても根強いファンがいてガチ対戦でも使用され続けているポケモンである。 初代のオープニングにも出演し、その際にはひっかく動作をしていたが、当時はそれらしきわざは存在していなかった。 しかし近年、「シャドークロー」というわざができ、ようやく再現が可能になった。 (…まあ、青版だと相手がノーマルタイプの[[プリン]]なので、結局本編では当たらないはずだが。) 進化条件的にソロプレイでは入手できないポケモンだったが、ダイヤモンド・パール・プラチナでは条件付で野生のゲンガーが出現する。 そして、作品内通信交換で進化前のゴーストがもらえるのだが、 &b(){進化できなくなるアイテムを持たされているため、こちらに送られてもゲンガーにはならない}という罠のような展開が待っている。 #region(close,実は…) 青版ではゴーリキーとの交換でゴーストが手に入る。当然当時は進化しないアイテムが無いため&b(){強制的にゲンガーに進化する} 同じくユンゲラーとの交換でゴローンが手に入ったり(当然ゴローニャに進化) 青版では通信進化するポケモンはゲーム内の交換で手に入るようになっている。交換相手がいないプレイヤーへの配慮か &italic(){ただ、フーディンとカイリキーは他の人との通信交換をしないと手に入らないけどな!} &del(){当時最強のエスパータイプのフーディンはともかく、当時技が残念なカイリキーはそんなに需要はなかったが} #endregion ちなみに、ポケモンのデザインやイラストを担当している杉森健氏は最も好きなポケモンとしてゲンガーを挙げている。 理由は「線が少なくて描きやすいから」。 **原作におけるゲンガーの詳細 ***種族値 HP: 60 攻撃: 65 防御: 60 特攻: 130 特防: 75 素早: 110 第1世代においてはこの系統が唯一のゴーストタイプ。ノーマルタイプとかくとうタイプを無効にすることができる。 ゴーストタイプのわざはエスパータイプに対して効果が抜群であるが、 初代では手違いで抜群どころか無効になっていたため、エスパータイプが最強のタイプとして君臨することになっていた。 さらに、ゲンガーはエスパータイプが弱点であるどくタイプを持つため、前述の手違いがなかったとしてもエスパータイプの抑制にはならなかったと思われる。 そして、たとえどくタイプを持たず、手違いがなくてもそもそもゴーストタイプの技は片手で数えられるほど少なく、 攻撃力も低かったため、エスパータイプの抑制には(ry しかし特殊値が高い上に、当時においては最速の「さいみんじゅつ」使いであり、 「ゆめくい」や「10まんボルト」、「サイコキネシス」等優秀な攻撃技を覚えるため、育てるとなかなか優秀なポケモンであった。 因みに初代では毒タイプを併せ持つこの系統しかゴーストタイプがいなかった事もあり、 ゴーストタイプはエスパータイプに弱いという勘違いをする人が結構いた。 第2世代にて攻撃力が上がるタイプ一致技の「シャドーボール」と「ヘドロばくだん」という新技を覚えられるようになったが、 当時のゴーストとどく技は攻撃力依存のため、攻撃が高くないゲンガーにはあまり有効ではなかった上に、 新タイプの追加で弱点に悪タイプが増えたため、強化されたとは言いがたい状況だった。 その後、第3世代で全ポケモンに特性が追加されたことで、ゲンガーは特性「ふゆう」を手に入れ、 弱点であったじめんタイプを無効にすることができるようになった上に、 第4世代で物理と特殊の分類がタイプ別から技ごとに分類される仕様になったため、 シャドーボールとヘドロばくだんが特殊技扱いとなったことで強力なメインウェポンとなった上に、 さいみんじゅつの命中率が60から70に上昇したため、各地で猛威を振るうこととなった。 第4世代後半でさいみんじゅつの命中率が低下したため、一部弱体化こそあったものの、 現在では、上記の技に加えて弱点のあくタイプとゴースト技無効のノーマルタイプに対して有効な「きあいだま」、 自分が瀕死になった場合相手も瀕死にすることができる「みちづれ」などを覚えることができ、 速攻アタッカーや、豊富な変化技を駆使した耐久型として活躍している。 特攻と素早さは高いがHPと防御と特防が低いという、いわゆる[[紙]]装甲のため、 アタッカータイプのポケモンの攻撃をまともに受けると、弱点をつかれずとも倒されてしまうことも。 しかし、その紙っぷりがむしろ見切りをつけ易く、「きあいのタスキ」を持たせて1発を耐え、「みちづれ」で相打ちになるという、 いわゆる道連れ型が主流になっている。特攻と素早さが高いためみちづれする前に1体倒せる可能性が高い点も優秀。 しかし、これらの強みは相手に先制をとれる素早さが前提となっているため、自分より早かったり先制技を持つ相手、「でんじは」などでまひ状態にしてくる相手には非常に弱い。 上級者になると、豊富な技を活かして「だいばくはつ」による味方の間接役割破壊や、 「カウンター」などで役割関係が無い相手を無理突破してサイクルを崩したりなども可能。 **アニメにおけるゲンガー 無印第1話にてテレビ内のポケモンバトルで登場。 原作の『赤・緑』のオープニング画面からの再現か、さいみんじゅつでニドリーノを眠らせている。 その他、カントー編ではポケモンタワーに登場。この回に登場したゲンガーはお笑いを好んでいたらしく、 仲間のゴースやゴーストと漫才をしていた。 別の話では古代遺跡にて巨大化したゲンガーが登場し、同じく巨大化したフーディンと戦うが、 その後、現れた巨大プリンの歌により眠らされ落書きを受けたのち、再び眠りについた。 このゲンガーはフーディンと共に身体に変わった模様がある。 オレンジ諸島編ではオレンジリーグサザンクロスヘッドリーダー・ユウジの手持ちポケモンとして登場する。 ジョウト編ではエンジュシティジムリーダーのマツバとして登場。ロケット団をシャドーボールなどで撃退した。 サトシが戦ったさいには不可視の状態からの攻撃でヨルノズクをかく乱したが、 サトシの奇策によってみやぶるを使われ、その後のたいあたりで敗北した。 『アドバンスジェネレーション』ではトキワシティの臨時ジムリーダー・キクコの手持ちポケモンとして登場している。 ---- **MUGENにおけるゲンガー #image(Gengar.gif,title=かっこかわいい) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=CYTVhZulnP4&feature){300,300} 海外製作者のblah氏による、同人格闘ゲーム「タイプ:ワイルド」のスプライトを用いたものが存在する。 さすがに原作通り[[じごくぐるま>鼎二尉]]や[[あてみなげ>ギース・ハワード]]等の格闘技を無効にすることは無いのでご安心を。 アニメ版のポケモンタワーに登場した固体が元ネタらしく、 ハリセンでたたいたり巨大な木槌で叩き潰したり、ピッピ人形でガードしたりとギャグ要素を含んだキャラとなっている。 また、「さいみんじゅつ」で眠らせたり、眠った相手を「ゆめくい」で攻撃したりと原作的なコンボ戦法もとれる。 ちなみにXボタンが[[目押し]]で繋がり[[永久]]になってたりする。どうしても勝てない相手がいたらこれで頑張ってみよう。 扇風機氏によるAIが存在するが、簡易なものらしく少々心もとない。さらに強いAIが期待される。 ***出演ストーリー [[MUGEN STORIES INFINITY]] ---- &color(red){*1}初代においてポケモンの進化条件はレベルアップ、対応アイテムの使用、他人との通信交換の3つが存在し、 後のシリーズで特定の道具を持たせて通信交換等の派生が追加されてもこの3種類が基本形となっている。 進化することで各パラメータが上昇し、強くなるというのが基本だが、 一方で前者二つの進化は技の覚えが遅くなる、もしくはまったく覚えなくなるといったデメリットも併せ持つ。 そんな中でゴースト等(対応アイテムを持たせる以外の)通信交換で進化するポケモン達は、 各パラメータが上昇する上に技関連のデメリットが無いという非常にお得な進化となっており、 さらに通信環境さえあれば進化できる段階なら即進化可能なため、 収集や交換といったポケモンの構成要素の体現者といえる存在となっている。 逆を言えば、赤・緑ではROMが2つ以上なければ進化できないということなので、 「レベルを上げてもゴーストが進化しない」といった友達がいない自虐ネタとして使われることも。
#image(20090514180748.png,title=原作で一番最初に登場したポケモン(後姿)) *&color(purple){&bold(){―いのちを うばおうと きめた えものの かげに もぐりこみ &br()&space(4)じっと チャンスを ねらっている―}} **データ 図鑑No.094 分類:シャドーポケモン タイプ:ゴースト/どく 高さ:1.4m 重さ:40.5kg 特性:ふゆう(じめんタイプの攻撃技が当たらない。) #region(close,ポケモン図鑑による説明) 【赤/緑/ファイアレッド】 やまで そうなんしたとき いのちをうばいに  くらやみから あらわれることが あるという。 【青/リーフグリーン】 まんげつのよる かげが かってに うごきだして  わらうのは ゲンガーの しわざに ちがいない。 【[[ピカチュウ]]】 とつぜん さむけを かんじるとき ゲンガーが  ちかくにいる。もしかして のろいを かけるかも  しれない。 【金/ハートゴールド】 [[まわりの ねつを うばっている。>遠野秋葉]]とつぜん  さむけが するのは ゲンガーが あらわれたからだ。 【銀/ソウルシルバー】 いのちを うばおうと きめた えものの かげに  もぐりこみ じっと チャンスを ねらっている。 【クリスタル】 よなか ひとの かげに もぐりこみ すこしずつ  たいおんを うばう。ねらわれると さむけが  とまらない。 【ルビー/サファイア/エメラルド】 まよなか がいとうの あかりで できた かげが  じぶんを おいこして いくのは ゲンガーが  かげに なりすまして はしって いくからだ。 【ダイヤモンド】 ものかげに すがたを かくす。 ゲンガーの  ひそんでいる へやは おんどが 5ど さがると  いわれる。 【パール】 へやの すみに できた くらがりで いのちを  うばう タイミングを ひっそりと うかがっている。 【プラチナ/ブラック/ホワイト】 くらやみに うかぶ えがおの しょうたいは  ひとに のろいを かけて よろこぶ ゲンガーだ。 #endregion 任天堂の育成RPG「ポケットモンスター」に登場するポケモン。 名前の由来は「ドッペルゲンガー」からだと思われる。 ゴーストの進化形で、進化条件はゴーストを通信交換&color(red){*1}に出すこと。深い紫色の体に寸胴な人の形をしている。 ゴーストから足が生えてより生物的な姿となり、体重はゴーストのおよそ400倍にもなる。 シリーズを通してポケモン図鑑の説明がやたら物騒であり、 ・「街灯の下を歩くとき、影が自分を追い越すのはゲンガーの仕業」 ・「満月の夜影が動き出して笑うのはゲンガーの仕業」 ・「急に寒気がするのは、ゲンガーが室温を奪っているから」 などの、ゲンガーにまつわる都市伝説がいくつかある。 山で遭難した人の命を奪いに現れるとされ、一部の山にはゲンガーを祀った神社がある。 そんなホラー映画に出てくる悪霊さながらの設定を持つモンスターではあるが、 高い特殊攻撃力と素早さを併せ持ち、相手を行動不能にする技「さいみんじゅつ」を自力で覚えることから、 アタッカーから捕獲、主力の回復のための時間稼ぎまで幅広く活躍できるため、初代の頃からパーティへの採用率が高く、 主力だった技が弱体化したり同じことができてもっと強力なポケモンが出てきたことで、対戦での立ち位置が 厳しくなった現在においても根強いファンがいてガチ対戦でも使用され続けているポケモンである。 初代のオープニングにも出演し、その際にはひっかく動作をしていたが、当時はそれらしきわざは存在していなかった。 しかし近年、「シャドークロー」というわざができ、ようやく再現が可能になった。 (…まあ、青版だと相手がノーマルタイプの[[プリン]]なので、結局本編では当たらないはずだが。) 進化条件的にソロプレイでは入手できないポケモンだったが、ダイヤモンド・パール・プラチナでは条件付で野生のゲンガーが出現する。 そして、作品内通信交換で進化前のゴーストがもらえるのだが、 &b(){進化できなくなるアイテムを持たされているため、こちらに送られてもゲンガーにはならない}という罠のような展開が待っている。 #region(close,実は…) 青版ではゴーリキーとの交換でゴーストが手に入る。当然当時は進化しないアイテムが無いため&b(){強制的にゲンガーに進化する} 同じくユンゲラーとの交換でゴローンが手に入ったり(当然ゴローニャに進化) 青版では通信進化するポケモンはゲーム内の交換で手に入るようになっている。交換相手がいないプレイヤーへの配慮か &italic(){ただ、フーディンとカイリキーは他の人との通信交換をしないと手に入らないけどな!} &del(){当時最強のエスパータイプのフーディンはともかく、当時技が残念なカイリキーはそんなに需要はなかったが} #endregion ちなみに、ポケモンのデザインやイラストを担当している杉森健氏は最も好きなポケモンとしてゲンガーを挙げている。 理由は「線が少なくて描きやすいから」。 **原作におけるゲンガーの詳細 ***種族値 HP: 60 攻撃: 65 防御: 60 特攻: 130 特防: 75 素早: 110 第1世代においてはこの系統が唯一のゴーストタイプ。ノーマルタイプとかくとうタイプを無効にすることができる。 ゴーストタイプのわざはエスパータイプに対して効果が抜群であるが、 初代では手違いで抜群どころか無効になっていたため、エスパータイプが最強のタイプとして君臨することになっていた。 さらに、ゲンガーはエスパータイプが弱点であるどくタイプを持つため、前述の手違いがなかったとしてもエスパータイプの抑制にはならなかったと思われる。 そして、たとえどくタイプを持たず、手違いがなくてもそもそもゴーストタイプの技は片手で数えられるほど少なく、 攻撃力も低かったため、エスパータイプの抑制には(ry しかし特殊値が高い上に、当時においては最速の「さいみんじゅつ」使いであり、 「ゆめくい」や「10まんボルト」、「サイコキネシス」等優秀な攻撃技を覚えるため、育てるとなかなか優秀なポケモンであった。 因みに初代では毒タイプを併せ持つこの系統しかゴーストタイプがいなかった事もあり、 ゴーストタイプはエスパータイプに弱いという勘違いをする人が結構いた。 第2世代にて攻撃力が上がるタイプ一致技の「シャドーボール」と「ヘドロばくだん」という新技を覚えられるようになったが、 当時のゴーストとどく技は攻撃力依存のため、攻撃が高くないゲンガーにはあまり有効ではなかった上に、 新タイプの追加で弱点に悪タイプが増えたため、強化されたとは言いがたい状況だった。 その後、第3世代で全ポケモンに特性が追加されたことで、ゲンガーは特性「ふゆう」を手に入れ、 弱点であったじめんタイプを無効にすることができるようになった上に、 第4世代で物理と特殊の分類がタイプ別から技ごとに分類される仕様になったため、 シャドーボールとヘドロばくだんが特殊技扱いとなったことで強力なメインウェポンとなった上に、 さいみんじゅつの命中率が60から70に上昇したため、各地で猛威を振るうこととなった。 第4世代後半でさいみんじゅつの命中率が低下したため、一部弱体化こそあったものの、 現在では、上記の技に加えて弱点のあくタイプとゴースト技無効のノーマルタイプに対して有効な「きあいだま」、 自分が瀕死になった場合相手も瀕死にすることができる「みちづれ」などを覚えることができ、 速攻アタッカーや、豊富な変化技を駆使した耐久型として活躍している。 特攻と素早さは高いがHPと防御と特防が低いという、いわゆる[[紙]]装甲のため、 アタッカータイプのポケモンの攻撃をまともに受けると、弱点をつかれずとも倒されてしまうことも。 しかし、その紙っぷりがむしろ見切りをつけ易く、「きあいのタスキ」を持たせて1発を耐え、「みちづれ」で相打ちになるという、 いわゆる道連れ型が主流になっている。特攻と素早さが高いためみちづれする前に1体倒せる可能性が高い点も優秀。 しかし、これらの強みは相手に先制をとれる素早さが前提となっているため、自分より早かったり先制技を持つ相手、「でんじは」などでまひ状態にしてくる相手には非常に弱い。 上級者になると、豊富な技を活かして「だいばくはつ」による味方の間接役割破壊や、 「カウンター」などで役割関係が無い相手を無理突破してサイクルを崩したりなども可能。 **アニメにおけるゲンガー 無印第1話にてテレビ内のポケモンバトルで登場。 原作の『赤・緑』のオープニング画面からの再現か、さいみんじゅつでニドリーノを眠らせている。 その他、カントー編ではポケモンタワーに登場。この回に登場したゲンガーはお笑いを好んでいたらしく、 仲間のゴースやゴーストと漫才をしていた。 別の話では古代遺跡にて巨大化したゲンガーが登場し、同じく巨大化したフーディンと戦うが、 その後、現れた巨大プリンの歌により眠らされ落書きを受けたのち、再び眠りについた。 このゲンガーはフーディンと共に身体に変わった模様がある。 オレンジ諸島編ではオレンジリーグサザンクロスヘッドリーダー・ユウジの手持ちポケモンとして登場する。 ジョウト編ではエンジュシティジムリーダーのマツバとして登場。ロケット団をシャドーボールなどで撃退した。 サトシが戦ったさいには不可視の状態からの攻撃でヨルノズクをかく乱したが、 サトシの奇策によってみやぶるを使われ、その後のたいあたりで敗北した。 『アドバンスジェネレーション』ではトキワシティの臨時ジムリーダー・キクコの手持ちポケモンとして登場している。 ---- **MUGENにおけるゲンガー #image(Gengar.gif,title=かっこかわいい) &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=CYTVhZulnP4&feature){300,300} 海外製作者のblah氏による、同人格闘ゲーム「タイプ:ワイルド」のスプライトを用いたものが存在する。 さすがに原作通り[[じごくぐるま>鼎二尉]]や[[あてみなげ>ギース・ハワード]]等の[[格闘技を無効にすることは無い>格ゲー補正]]のでご安心を。 アニメ版のポケモンタワーに登場した固体が元ネタらしく、 ハリセンでたたいたり巨大な木槌で叩き潰したり、ピッピ人形でガードしたりとギャグ要素を含んだキャラとなっている。 また、「さいみんじゅつ」で眠らせたり、眠った相手を「ゆめくい」で攻撃したりと原作的なコンボ戦法もとれる。 ちなみにXボタンが[[目押し]]で繋がり[[永久]]になってたりする。どうしても勝てない相手がいたらこれで頑張ってみよう。 扇風機氏によるAIが存在するが、簡易なものらしく少々心もとない。さらに強いAIが期待される。 ***出演ストーリー [[MUGEN STORIES INFINITY]] ---- &color(red){*1}初代においてポケモンの進化条件はレベルアップ、対応アイテムの使用、他人との通信交換の3つが存在し、 後のシリーズで特定の道具を持たせて通信交換等の派生が追加されてもこの3種類が基本形となっている。 進化することで各パラメータが上昇し、強くなるというのが基本だが、 一方で前者二つの進化は技の覚えが遅くなる、もしくはまったく覚えなくなるといったデメリットも併せ持つ。 そんな中でゴースト等(対応アイテムを持たせる以外の)通信交換で進化するポケモン達は、 各パラメータが上昇する上に技関連のデメリットが無いという非常にお得な進化となっており、 さらに通信環境さえあれば進化できる段階なら即進化可能なため、 収集や交換といったポケモンの構成要素の体現者といえる存在となっている。 逆を言えば、赤・緑ではROMが2つ以上なければ進化できないということなので、 「レベルを上げてもゴーストが進化しない」といった友達がいない自虐ネタとして使われることも。

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