ウルトラマンエース

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#image(ace.jpg,,title=異性同士の合体シーンは「性差を越えた完全な超人の誕生」を目指したもの) 1972年に放送された円谷プロの特撮作品『ウルトラマンA(エース)』に登場するヒーローにして、ウルトラ兄弟の5番目の弟。 番組名が『A』、ヒーロー名が「エース」なのでお間違いの無きよう。 頭部の[[大きな穴(ウルトラホール)が開いた突起>バーディー]]が特徴的なデザインのウルトラ戦士。 [[ウルトラマン]]と同じシルバー族だが、顔の形は独特で[[ジャック>ウルトラマンジャック]]、[[ゾフィー]]や [[平成>ウルトラマンティガ]][[ウル>ウルトラマンダイナ]][[トラ>ウルトラマンガイア]][[マン>ウルトラマンアグル]]のような白の出っ張った目ではなく、黄色の目をしている (以降のシリーズにおける客演では、エース以外のウルトラマンも黄色い目だった事もある)。 これらの特徴的なエースのデザインは、担当した鈴木儀雄氏曰く[[「古代ローマの兵士」をモチーフとした>マービン・ザ・マーシャン]]との事。 異次元人ヤプールの地球侵略を阻止するため、ウルトラ兄弟と共に地球に訪れ、 超獣[[ベロクロン]]の襲撃で命を落とした''北斗星司''と''南夕子''と[[一体化、変身能力を授けた>アルダー]]。 #region(プロフィール) |人間体|北斗星司と南夕子(作品後半や以降の作品での客演は北斗単独)| |活動時間|3分間| |変身アイテム|ウルトラリング| |身長|40メートル| |体重|4万5千トン| |年齢|1万5千歳| |飛行速度|マッハ20| |走行速度|時速580キロメートル(放映当時は時速1000キロメートル)| |水中速度|220ノット| |ジャンプ力|900メートル| |腕力|14万トンタンカーを持ち上げる| |戦力|兵力71000人分、艦船190隻分、航空機750機分、[[アメリカ第7艦隊以上の戦力を持つ>マジンガーZ]]| |弱点|地中に潜れないこと(第5話の時点。第28話では克服していた)、水中戦| |職業|宇宙警備隊員。地球からの帰還後はアンドロメダ星雲方面の任務を経て支部長になる| |趣味|[[作詩>草薙京]]| |家族構成|幼少期に両親が死亡し、ウルトラの父とウルトラの母に育てられた。タロウの義理の兄に当たる。| #endregion #region(変身者について) &b(){北斗星司} 演:高峰圭二 本作の主人公。年齢20歳、7月7日生まれの血液型B型(第25話より)。 物語開始時は広島県福山市のパン屋で、パンの配送車の運転手として働いていた。 ベロクロンの出現に際し、そばにあったタンクローリーで特攻して命を落としたが、 その勇気をウルトラ兄弟に認められて南夕子と共にウルトラマンエースから新たな命を与えられて復活、 変身能力を与えられる。その後、夕子と共に故郷を後にしてTACに入隊しウルトラマンエースとして闘う事となる。 絵に描いたような熱血漢で、子供の話でも真剣に聞く「優しく強い兄貴」的な人物だが、 そのために後述のように仲間の隊員達に信じてもらえない事も多々あり、人の心の闇に苦しむ事も多かった。 夕子離脱後は一人で変身するようになり、ヤプールと最後まで戦いウルトラマンエースとして地球を後にした。 『[[ウルトラマンメビウス]]』にも映画、本編共に登場。劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』ではメビウスに、 本編ではチームGUYSのメンバーにその心を伝え、宇宙人連合やUキラーザウルス、超獣ルナチクスと戦った。 なお劇場版では、神戸でミニホテル兼レストランのオーナーシェフを務めており、明確な設定ではないものの、 福山時代からシェフもしくはパティシエを目指していたのではないかと想像できる。 &b(){南夕子} 演:星光子 本作のヒロイン。年齢18歳。北斗と同じ7月7日生まれ。血液型O型(第5話より)。 元は広島県福山市の病院で看護師として勤務していた。北斗同様超獣ベロクロンとの戦いで命を落とし、 ウルトラマンエースへの変身能力を与えられた。北斗と共にTACに入隊しヤプールとの戦いに命を賭ける事になる。 性格は理知的で、常に冷静に物事を考え、北斗のピンチを救った事が何度もあるほど。 一方では積極性の強い面もあり、星司とのデートでは必ず彼女の方から誘うらしく、 劇中では第5話にてデートシーンが描かれている。意外に大食いでもあり、第19話では特大ラーメンを注文している。 #region(その正体は…) 実は、かつてヤプールの操る超獣ルナチクスに滅ぼされた[[月星人>蓬莱山輝夜]]の末裔で、 冥王星に移り住んでいた月星人の中からルナチクス打倒の使命を帯びて地球へ送り出されていた (急遽決まった設定らしく''伏線なんてなかった'')。 第28話でルナチクスを倒した後は、北斗に後事を任せ仲間の待つ冥王星へと戻っていった。 その後も、本編の後半や『ウルトラマンタロウ』、『ウルトラマンメビウス』に登場している。 何故か、4回の客演中2回もウルトラの父と一緒に登場している。エースの嫁扱いなのか? #endregion #endregion 本編開始時は北斗と南の[[合体>バロム・1]][[変身>仮面ライダーW]]だったが、 物語中盤で夕子役の星光子氏が降板してしまったため以降は北斗の単独変身となった。 エース変身時の声は納谷悟朗氏が担当している。氏は『[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]』でショッカー大首領の声を演じており、 同時期の他の特撮作品の悪役を主役に据えるという、やや捻ったキャスティングである。 掛け声もウルトラマンを象徴する「シュワッ!」「ジュワッ!」「ヘアッ!」に加え、 「フーン!」「トェアァァ!」「テェアァァ!」といった感じの独特のものが使われる。 近年の作品ではウルトラ兄弟が揃って登場する機会が多くなった故の差別化か、納谷ボイスのみである事が多い。 メインの必殺技はL字を組んで発射する「メタリウム光線」。この技は初めて&b(){撃つ前にワンアクションを置いた}メイン必殺技である。 エースは体を後方に捻るだけだが、後のウルトラマンは様々なアクションを必殺技を撃つ前に入れるようになった (無論[[ダイナ>ウルトラマンダイナ]]のように特に何もしないウルトラマンもいるが)。 しかし何と言ってもエースの代名詞となっているのは&b(){切断技のオンパレード}だろう。 [[バキシム]]の首を刎ねた「ウルトラスラッシュ」、ブロッケンをズタズタに切り裂いた「ウルトラギロチン」、 [[メトロン星人]]などを縦一文字に両断し、内臓を散らせた「バーチカルギロチン」、 実体剣で[[ドラゴリー]]の首を刎ねた「エースブレード」、最後の敵ジャンボキングの首を刎ねた「ギロチンショット」……等々、 &b(){そんなに[[ギロチン>Vガンダム]]と[[首チョ>大覚ロボビッグファズ]][[ンパ>桂言葉]]が好きか}というほどの切断技フィニッシュが多く、 実際に視聴した人の中では「エース=切断技」のイメージが根強い人も少なくはないと思われる。 [[とあるゲーム>ゲシュペンスト]]ではセブンに技を教える事になった際もウルトラギロチンを伝授している (まぁ、メタリウム光線辺りを伝授されてもセブンは困るだけだろうが、セブン自身も切断技は持っているのに…)。 切断系以外にもカラータイマーから放つタイマーショットやタイマーボルト、額からのパンチレーザー、 腕からもスター光線、ダイヤ光線、ムーン光線、ストレート光線、ドリル光線など、 数えきれないほど大量の光線技を持つ。 さらに兄弟の力を借りれば強力な光弾「スペースQ」を撃つ事も可能と正に光線技のデパートである。 なお企画時には作品名およびヒーロー名は『ウルトラA(エース)』という名前だったのだが、[[商標が先に取られていた>パチモン怪獣大熱戦]]ために変更された経緯がある。 放送開始前の児童誌の記事や『週刊TVガイド』での高峰圭二氏へのインタビュー、内山まもる氏のコミカライズ第1話でも『ウルトラA』の題が使用されており、 この名前で歌ったバージョンの主題歌まで収録されていた(現在も主題歌全集等で確認可能)。 後の雑誌記事では「&b(){宇宙警備隊の命令で名前を変えた}」という理由付けがなされた。 現在まで続く「ウルトラマン○○」というウルトラ戦士の命名パターンを決定付けた切っ掛けと言えるだろう。 &s(){そのせいで[[セブン>ウルトラセブン]]だけ兄弟の中でずっと名前が浮きっぱなしな上に、&br()後年の[[ウルトラマンコスモス]]が下ネタでイジられる羽目にもなった。嫌う人も多いネタなので所構わず出さないように。} また、何気なく設定されている戦闘能力が[[こいつ>マジンガーZ]]と同じである。 //『「自分の意に染まない内容だから」などの理由は認められません。気に入らない記述を見かけることがあるかもしれませんが、ここは色々なユーザーが使用しているwikiです。編集を行う前に冷静になって、公平な立場で見てください。』 //とりあえず↑を百回は読んでそれでもなお気に入らないなら談話室かwikiスレに出直せ。以上。 #region(漫画作品におけるエース) 漫画作品『ウルトラマン超闘士激伝』ではコメディリリーフとして扱われている。 第1章ではまだ血の気が多いという程度で顕著ではなかったが、 第2章以降は大半がギャグキャラチックに扱われてふざけている姿がデフォルトのようにも思える。 作画担当の栗原仁氏からは特撮のエースを見ると違和感を感じると復刻完全版で書かれるほど、 『超闘士激伝』激伝でのキャラ崩壊が激しいのはエースくらいだろう。 ちなみにその原因は、原作担当の瑳川竜(『ダイの大冒険』の原作や『[[仮面ライダーW]]』の脚本も務めた三条陸氏の変名)氏から、 「マンやセブン達には絶対にギャグをさせないで下さい」と言われ、 さらに&b(){「エースはギャグをしてもいいですよ」}と言われた為、ギャグ担当になったとか。''何故だ!?'' とはいえ、第1章では上記の特徴から「光線技が得意」と紹介されたり、負傷した[[マン>ウルトラマン]]を回復させる為に[[ゼットン]]相手に時間稼ぎしたり、 [[メフィラス大魔王>メフィラス星人]]への打開策を閃いたり(結局失敗したが最後に闘士セブンへと繋がった)、 第2章では敵に操られた恋人関係だった女性を手にかけてその悲しみを胸にしまいながらも最終決戦に挑んだり、 最終章では最終的に4人の銀河守護闘士の一角だったり(残りは[[超闘士タロウ>ウルトラマンタロウ]]・[[闘士グレート>ウルトラマングレート]]・[[闘士セブン>ウルトラセブン]]と作中でも強者揃い)、 ……等々、決める時は決める性格でもある。 余談だが、ヤプールが作り出したエースの宿敵である[[エースキラー]]も対エース用ロボットという形で登場しているが……。 強さだけでなく性格までエースに合わせて作られたのか、''エースに引きずられてギャグキャラっぽくなっている''。 エースとの因縁の対決では偏差で勝ってしまったばっかりに、目的が無くなった事に凹むなど、 本音では因縁云々よりもエースといつまでも戦い続けたかった事が窺える。 結局、周囲や他ならぬエース本人の励ましで立ち直り、以後エースとは喧嘩友達的な関係になった。 そして、この後、割とあっさり創造主であるヤプールに反旗を翻した。 まあヤプールの刺客に「大昔のオモチャ」と言われてボディを破壊され、頭部だけの姿にされたのだから無理もないのだが (これはエースキラー以外の一部の超獣達も同じであり、例えばバキシムはこのヤプールの刺客にフルボッコされている)。 その後はボディを新しく作り直されてエースキラーR(リベンジャー)として復活し活躍する。 &s(){だが、[[ヤプールに対して>セル]][[自爆してまた頭部だけになったが>人造人間16号]]}。 なお、この時エースも二度に亘って新ボディの案を出しているが、いずれも''凄まじくダサい''。しかも本人に悪気は無いから質が悪い。 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では、女性ウルトラマンのルティアという幼馴染がいる。 バルタンに改造された仲間を救い出すために切断技をマスターしたが、 既に改造されていたルティアに不意打ちを食らい、またバルタン基地の自爆によって結局救い出す事はできなかった。 ウルトラホールの設定は原作同様の仲間のエネルギーの収束の他にも、剛力や空間制御などの特殊能力も収束できる事になっている。 幼い頃にルティア共々ゾフィーに命を救われた事があり、兄と慕っているが、それ故に[[偽物>ニセウルトラマン]]に騙されかけた事も (しかも偽ゾフィーが怒りのあまり本物と似ても似つかない形相になってからもである)。 [[コミックボンボン>テリー・ボガード]]で連載された『ウルトラ忍法帳』ではさすらいの風来坊として登場。[[語尾に「~でやんす。」を付けて喋る>チョイ・ボンゲ]]。 空腹で行き倒れていた所を朧党(おぼろとう)に拾われ、 首領のメフィラスからウルトラ忍者達の悪評を聞いたエースは、一宿一飯の恩もあって単身でマン達に挑む。 タロウ達の説得で朧党こそが真の悪と知って以降は仲間になり、マンを兄貴と慕う。 忍者ではないため最初は出番が少なかったが、腕の負傷で忍者を引退したセブンに代わってマンの相棒的な立ち位置になった。 #endregion #region(異次元人ヤプールとは) 『ウルトラマンA』前半期を通して悪役として登場する、いわば本作の黒幕とも呼べる存在。 我々が知覚できない異次元に住まう異種知性体であり、ウルトラシリーズでは初めての「番組を通しての悪役」である。 様々な怪獣を合成して怪獣を超える「超獣」を生みだす技術を持ち侵略を企む。 また他の異次元人や宇宙人を自身の軍団に加えており、ウルトラシリーズの侵略者の中でもかなりの組織力を誇る。 戦力もさる事ながら、なにより陰湿で卑劣、悪魔的と言っても差し支えない存在であり、あの手この手で地球人を脅かした。 宇宙を守る光であるウルトラ一族に対しヤプール人は宇宙を暗黒に染める存在だと名乗った事も。 人間の負の心を好んでマイナスエネルギーに変え、自らのエネルギー源としているため、 ヤプールを完全に根絶する事は不可能とさえ言われている。 その自称は伊達ではなく、&b(){[[しつこい。とにかくしつこい>ルガール・バーンシュタイン]]。} 全てのヤプールが集まった巨大ヤプールがエースの物語中盤で一度撃破されたにも拘らず、 降り注いだ破片が超獣の元になったり、残党が登場したりと間接的にエースを苦しめ続けただけに飽き足らず、 『タロウ』では改造され復活し&s(){頭は悪くなった等と言う設定があるが}、 『メビウス』では劇場版やTV本編、OVで何度か登場するなど後のシリーズにおいても度々登場し、 地球人とウルトラ一族との戦いを繰り広げている。 元々戦闘向きの種族ではない為、ヤプール人自体の強さは黒幕としては強い部類ではないものの、 多彩な能力の超獣達や、人の心を利用した卑劣で陰湿な作戦など敵に回すとかなり厄介。 微妙に後続シリーズでは扱いが悪い気もするが、ヤプール自体は決して侮る事ができない存在なのだ。 #endregion #region(本当です!信じてください!) 主人公・北斗星司が所属する防衛チーム「TAC(超獣攻撃隊)」の特徴としてよく挙げられるのが、 &b(){歴代でも類をみないほど主人公とギスギスした関係}という事である。 ヤプールが引き起こす非科学的な現象と、それに対する北斗の証言はとりあえず疑ってかかるのが基本的な姿勢であり、 北斗はその結果謹慎処分にされてしまうというパターンを何度も見せていた。 &b(){「&font(red){本当です!信じてください!}」}はこの際の北斗隊員の魂の叫びとも言うべきものである。 このため「解散MAT」「脱出ZAT」と並び&b(){「謹慎TAC」}という不名誉な称号をファンには与えられる始末。''[[全滅>シルバーブルーメ]]よりはマシだが。'' 特に同僚で現実主義の山中一郎隊員と対立する事が多く、 彼の口癖&b(){「ぶったるんどる!」}が強く印象に残った視聴者も多い事だろう。 もっとも、仕方のない事情があるにせよ、命令無視や''飲酒運転(しかも戦闘機の)''など、 組織の人間として問題のある行動を取る事が多い北斗自身にも、中々信頼が得られない原因があるのかもしれないが。 とはいえ信用しないのは北斗に限った話ではなく、前述の山中隊員ですら信用されなかった時もある。 そして子供に対しては更に懐疑的であり、「子供は当てにならない」という理由でろくに調査をしない事も多々ある。 こういう場面では大抵、北斗のみが子供の話を信じて様々なアクシデントに見舞われる事が多い。 また、一度だけの登場だが&b(){捕まっているウルトラ兄弟諸共敵を吹き飛ばそうと、&br()脱出装置の壊れたロケットで北斗を特攻させようとした}高倉長官も今なお語り草となっている。 誤解の無いように言っておくと、TACには全く信頼関係が無い訳ではなく、たまにZATのようなアットホームな雰囲気を見せる時や、 隊員の個性を尊重しようという動き、北斗の発言が真実だと分かると謝罪するといった場面も確かに見られる。 山中隊員も決して[[嫌な人間>仮面ライダーカイザ]]ではなく、基本的には仲間に優しく面倒見がいい性格であり、 北斗が上司から私的な理由で危険な任務を押し付けられた時に「自分が責任を持つから代わろうか」と提案した事もある。 そして上記の高倉長官も特攻命令の直後にTACの総意でつまみ出し (更にこの時、仮にも上官である高倉長官に対し&b(){鉄拳制裁}を見舞っている)、北斗に戻ってくるよう呼びかけている。 ただ人間不信のシーンの印象が非常に強く、こういった一面が中々記憶に残らないのも事実である。 &b(){そこまでギスギスしているわけじゃないんです!本当なんです!信じてください!!} このため、ウルトラシリーズの動画(特にエース関連)では「○○です!信じてください!」というコメントが付き、 それに謹慎を命じるコメントが出るという流れが、建物を破壊した時のコメントとしてよく見かける、 「&b(){バカヤロー!}(『ウルトラマンメビウス』のリュウ隊員の台詞)」と並びテンプレとされている。 //|&nicovideo(sm10650915){280,185}|&nicovideo(sm10678139){280,185}| //|&nicovideo(sm10707459){280,185}|&nicovideo(sm11129899){280,185}|削除動画につきCO しかし、このような疑いの眼差しを何度向けられても北斗=ウルトラマンエースは決して挫ける事なく、 地球を守るために戦った。そんな彼の思いが最終話の台詞に現れている。 &font(16,b,i,red){「やさしさを失わないでくれ。} &font(16,b,i,red){ 弱い者をいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも、友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。} &font(16,b,i,red){ 例え、その気持ちが何百回裏切られようと…それが、私の最後の願いだ」} &s(){……『ウルトラマンレオ』での客演時にレオの弟・[[アストラ]]を疑って兄弟でまとめて処刑しようとしたのは忘れるんだ。}&link_anchor(*1){*1} 高峰氏はこの台詞に思い入れがあったらしく、長年「自分の声で言いたかった」と思っていた。 その夢は『ウルトラマンメビウス』44話で実現している(この時は「最後の願い」が「変わらぬ願い」に差し替えられている)。 なお、本作のメインライターは『ウルトラセブン』などで活躍した市川森一氏だが、TBS側プロデューサーの橋本洋二氏とは路線面で対立し、 結果、途中降板するばかりか、本作を最後に子供向けドラマから去ってしまった。 最終回は橋本氏の頼みで執筆しているが、件のメッセージについては市川氏曰く「捨て台詞のつもりで書いた」との事。 #endregion #region(エースの実力についての余談) スペックの上ではタロウと並ぶ最高速度の飛行能力(マッハ20)や、多数の必殺技など他の兄弟と比べても非常に高いのだが、 実際の戦闘能力の評価は他の兄弟と比較してやや低めにみられている。 主な要因は放映当時における「ウルトラ兄弟」の一番下の弟であり、 他の兄弟の力を借りて勝利する(対アリブンタ&ギロン人、対エースキラー、対ドリームギラスなど)、 一旦敗北してその後ウルトラの父に助けてもらった事で逆転(対ヒッポリト星人)というように、 作中を通して未熟な戦士という側面が強調されていた事 (その為ウルトラシリーズ内でもカラータイマーが止まった回数が多い)、 前の世代のウルトラマンジャックが兄弟の助けを二回しか借りなかった (しかも最強とされるゾフィーは来なかった)上にブレスレットがチートすぎた事、 そして、次の世代であるタロウがウルトラの父母の実の子供であり、非常に優秀な存在という事が強調されている事だろう。 そのため、放映当時の雑誌でウルトラ兄弟の強さを比較する企画があった時は、放映中こそ期待のルーキーという要素や、 資料でのスペックの高さから高めの評価がされていた(百点満点の93点で、ゾフィーに次ぐ二位)ものの、 次の『ウルトラマンタロウ』放映時にタロウも含めて再び採点した時は83点の下から二番目と大きく下がってしまった。 偏差値に直すと57から45へという急降下である。 ちなみに強さ比べで最強とされているのは両方ともゾフィー、最弱は両方とも初代マンなのだが、 柳田理科雄著『空想科学読本6.5』ではゾフィーについて理不尽に高評価を下しているのに対し(変身しないのに変身比べ1位など)、 初代は[[ゼットン]]に敗北した事を主な要因として過小評価されまくっている事が突っ込まれている。 &s(){こんな所まで捏造・印象操作かよ……採点したのは父らしいけど。} しかし、ゼットンという最強怪獣に敗北した事が原因で減点されまくっている初代は、 -[[科学特捜隊]]の協力もあったが、ゼットン撃破に成功(映画『甦れ!ウルトラマン』) -素手の一撃でゼットンを倒した(エイプリルフール企画のゾフィーのブログ。本編ではないが) -ゾフィーとタロウを倒し、メビウスも一度撤退したのちにチームとの協力で何とか倒したバードンを単独で撃破(大怪獣バトルの裏設定) -セブンはダメージすら与える事ができなかった(平成版では以前破壊された部位を集中攻撃して倒したが、アイスラッガーが欠けた)、&br()[[キングジョー]]の後継機の腕を切断した(大怪獣バトル) といった具合に、その後の作品で最強クラスの強敵と激突した際にかなりの成果を上げてみせている。 一方、エースはその後客演しても初代に匹敵するほどの活躍の場が与えられておらず、 未だにエースの評価を大きく上げるような描写はされていないのが現状である (誤解の無いように言うが、活躍しないのではなく他の兄弟の活躍が目立つため印象がやや薄いだけである)。 また、前述通り『ウルトラマン超闘士激伝』では彼だけギャグキャラにする事を許可されたというエピソードや、 2012年はウルトラマンA40周年なのに公式ではウルトラセブン45周年という事の方が強く押されているのも、 ある意味彼の扱いというものを物語っていると言える…かもしれない。&s(){だからと言ってセブンを差し置く事ができるかと言うと恐ろしく微妙だが} 一応、エースの名誉のために言っておくが、ウルトラマンA40周年を記念した北斗役の高峰圭二氏のトークショーが行われるなど、 ウルトラマンA40周年である事が忘れられたわけではない。 また『ウルトラファイトビクトリー』ではレオ、アストラと共にメインキャラとして登場しており、 ギンガを助けるためにエースキラーと激闘を繰り広げ(ビクトリーキラーに改名してからはキラートランスに敗北してしまったが)、 その後の共闘場面では最年長と言う事もあり、5人のリーダー的ポジションとなっていたり (実際はヒカリの方がずっと年上だがこの時戦闘に参加していない)、 ギンガとビクトリーに&b(){「ウルトラータッチだ!」}と合体を促したりしている (ギンガビクトリーへの合体変身(ウルトラタッチ)は変身アクションも含めてエースのオマージュ)。 #endregion #region(エイプリルフール企画) 2010年のエイプリルフール企画「円谷ッター」の際には料理長という設定で、当時流行っていた食べるラー油に興味を示していた。 一瓶一人で食べてしまい、結構カロリーが高いので運動しなくてはとかこぼしていたり。 まあ、確かに他の兄弟と比べると太り気味ではあるのだが(初代やセブンと同じ身長なのに体重は1万トンも重い)。 前述の切り裂き技が多いという印象のためか&b(){「春だ!超獣ギロチン祭り」}などという、 彼と精々セブン、もしかしたらウルトラマンぐらいしか参加しそうにない物騒な企画を意気揚々と主催し、 ''帰りがけに超獣を切断する''などもはや完全に通り魔である。 さらには「超獣爆発しろ!」とか言っている始末。&s(){よもや本編のストレスをここで発散してるのでは……。} ちなみに、『ウルトラマンA』と同時期に日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送されていた、 円谷プロの特撮番組『レッドマン』も、レッドナイフやレッドアローといった武器で怪獣を惨殺していったため、 ファンからは「赤い通り魔」として扱われている。彼のこんな扱いはその影響だろうか? また、中の人が丁度『A』世代であるためか、[[ティガ>ウルトラマンティガ]]は彼のファンであり、「今度焼き肉を食べに行こう」と言われとても喜んでいた。 ちなみに、プロフィールにもあるように彼はウルトラマンタロウの義理の兄で、ウルトラの父母の養子のはずなのだが、 何故か父・母・タロウ・&b(){[[ダイナ>ウルトラマンダイナ]](居候)}という家族の輪の中には入っていなかった。 独立しているのだろうか? #endregion ---- **MUGENにおけるウルトラマンエース #region(namasu氏製作) -namasu氏製作 [[ウルトラマン・ザ・ネクスト]]の作者でもあるnamasu氏による手描きキャラ。 無限ロダで公開されていたが、現在は同所の閉鎖により入手不可能。 「パーチカルギロチン」、「メタリウム光線」、「スペースQ」の三種類の必殺技が用意されている。 這い寄る混沌氏のキャラの記述を元に飛び道具を作っているとの事で、当該部分以外は改変自由との事。 [[AI]]は未搭載。 #endregion #region(bakisimu氏製作) -bakisimu氏製作 『[[対決!ウルトラヒーロー>ウルトラマン(ゲーム)#id_4f498c8e]]』の[[ドット>ドット絵]]の改変して作られたFE風エース。 最新版は2015年11月1日更新版。 記述などはmuu氏の[[ウルトラマンタロウ]]が改変元との事。 光線技の得意なエースらしく、技の種類が豊富である。 AIもデフォルトで搭載されているが、今の所他のウルトラ兄弟に比べると強さは控えめ。 &nicovideo(sm20408916) #endregion エースのMUGEN入りにより、これにてウルトラ6兄弟が全員MUGENに勢揃いする事となった。 #region(エースの格ゲー事情) エースは6兄弟の中では中々格ゲーに参戦する機会を得られなかった。 今までにウルトラマンシリーズを題材にした2D格闘ゲームは5本出ているが、 エースが登場するのはセガサターンで発売された『ウルトラマン 光の巨人伝説』の1本のみ。 そのゲームからスプライトが抜き出されておらず、そうした言わば''素材が無い''状況の中、 手描きで製作したnamasu氏、改変で参戦させたbakisimu氏には脱帽せ[[ざるを得ない>お覇王]]。 頑張れエース! 明日のエースは君だ!  //ウルトラマンタロウの2011年の記事より抜粋・改訂 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[ブロリーとMUGEN町の人々]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} だが、この台詞は何度裏切りがあっても人間不信になってはいけないという意味が込められてはいるが、 だからといって&b(){裏切り行為を必ずしも許して良いとは一言も言っていない。} というか、正体を偽り子供達の良心を盾に取るヤプールを北斗自身が射殺しての台詞である。 事実、シリーズ中誰かを裏切って倒されてしまった宇宙人の例が幾つか存在しており、 彼はアストラの裏切りが許せなかったのかもしれない。 更に、(後付け設定だが)過去にも同じウルトラマンであるはずのベリアルが プラズマスパークのコアを狙ったという前例があったため、 尚の事大事なものを勝手に持ち出すような相手をみすみす生かしてはおけなかった、というのもあったとも考えられる。 また、この時は地球と光の国両方が滅びるかもしれないという非常に切羽詰まった状態で、 悠長な事を言っていられる状況ではなかったのも忘れてはならない。 更に夢の無い事を言うと、彼が客演した第38話と第39話はあくまで『レオ』のエピソードであって『A』の続編の回では無く、 この台詞を挟んでしまったらストーリーが中途半端になってしまうという物語の都合もあったのもまた事実である。 &s(){まあ結果的に攻撃してるのはアストラに化けたババルウ星人なんだからどっちだっていいんだけどな!} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //ヒーロー,超人,主人公,ウルトラマン &hiduke(1972/4/7)
#image(ace.jpg,,title=異性同士の合体シーンは「性差を越えた完全な超人の誕生」を目指したもの) 1972年に放送された円谷プロの特撮作品『ウルトラマンA(エース)』に登場するヒーローにして、ウルトラ兄弟の5番目の弟。 番組名が『A』、ヒーロー名が「エース」なのでお間違いの無きよう。 頭部の[[大きな穴(ウルトラホール)が開いた突起>バーディー]]が特徴的なデザインのウルトラ戦士。 [[ウルトラマン]]と同じシルバー族だが、顔の形は独特で[[ジャック>ウルトラマンジャック]]、[[ゾフィー]]や [[平成>ウルトラマンティガ]][[ウル>ウルトラマンダイナ]][[トラ>ウルトラマンガイア]][[マン>ウルトラマンアグル]]のような白の出っ張った目ではなく、黄色の目をしている (以降のシリーズにおける客演では、エース以外のウルトラマンも黄色い目だった事もある)。 これらの特徴的なエースのデザインは、担当した鈴木儀雄氏曰く[[「古代ローマの兵士」をモチーフとした>マービン・ザ・マーシャン]]との事。 異次元人ヤプールの地球侵略を阻止するため、ウルトラ兄弟と共に地球に訪れ、 超獣[[ベロクロン]]の襲撃で命を落とした''北斗星司''と''南夕子''と[[一体化、変身能力を授けた>アルダー]]。 #region(プロフィール) |人間体|北斗星司と南夕子(作品後半や以降の作品での客演は北斗単独)| |活動時間|3分間| |変身アイテム|ウルトラリング| |身長|40メートル| |体重|4万5千トン| |年齢|1万5千歳| |飛行速度|マッハ20| |走行速度|時速580キロメートル(放映当時は時速1000キロメートル)| |水中速度|220ノット| |ジャンプ力|900メートル| |腕力|14万トンタンカーを持ち上げる| |戦力|兵力71000人分、艦船190隻分、航空機750機分、[[アメリカ第7艦隊以上の戦力を持つ>マジンガーZ]]| |弱点|地中に潜れないこと(第5話の時点。第28話では克服していた)、水中戦| |職業|宇宙警備隊員。地球からの帰還後はアンドロメダ星雲方面の任務を経て支部長になる| |趣味|[[作詩>草薙京]]| |家族構成|幼少期に両親が死亡し、ウルトラの父とウルトラの母に育てられた。タロウの義理の兄に当たる。| #endregion #region(変身者について) &b(){北斗星司} 演:高峰圭二 本作の主人公。年齢20歳、7月7日生まれの血液型B型(第25話より)。 物語開始時は広島県福山市のパン屋で、パンの配送車の運転手として働いていた。 ベロクロンの出現に際し、そばにあったタンクローリーで特攻して命を落としたが、 その勇気をウルトラ兄弟に認められて南夕子と共にウルトラマンエースから新たな命を与えられて復活、 変身能力を与えられる。その後、夕子と共に故郷を後にしてTACに入隊しウルトラマンエースとして闘う事となる。 絵に描いたような熱血漢で、子供の話でも真剣に聞く「優しく強い兄貴」的な人物だが、 そのために後述のように仲間の隊員達に信じてもらえない事も多々あり、人の心の闇に苦しむ事も多かった。 夕子離脱後は一人で変身するようになり、ヤプールと最後まで戦いウルトラマンエースとして地球を後にした。 『[[ウルトラマンメビウス]]』にも映画、本編共に登場。劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』ではメビウスに、 本編ではチームGUYSのメンバーにその心を伝え、宇宙人連合やUキラーザウルス、超獣ルナチクスと戦った。 なお劇場版では、神戸でミニホテル兼レストランのオーナーシェフを務めており、明確な設定ではないものの、 福山時代からシェフもしくはパティシエを目指していたのではないかと想像できる。 &b(){南夕子} 演:星光子 本作のヒロイン。年齢18歳。北斗と同じ7月7日生まれ。血液型O型(第5話より)。 元は広島県福山市の病院で看護師として勤務していた。北斗同様超獣ベロクロンとの戦いで命を落とし、 ウルトラマンエースへの変身能力を与えられた。北斗と共にTACに入隊しヤプールとの戦いに命を賭ける事になる。 性格は理知的で、常に冷静に物事を考え、北斗のピンチを救った事が何度もあるほど。 一方では積極性の強い面もあり、星司とのデートでは必ず彼女の方から誘うらしく、 劇中では第5話にてデートシーンが描かれている。意外に大食いでもあり、第19話では特大ラーメンを注文している。 #region(その正体は…) 実は、かつてヤプールの操る超獣ルナチクスに滅ぼされた[[月星人>蓬莱山輝夜]]の末裔で、 冥王星に移り住んでいた月星人の中からルナチクス打倒の使命を帯びて地球へ送り出されていた (急遽決まった設定らしく''伏線なんてなかった'')。 第28話でルナチクスを倒した後は、北斗に後事を任せ仲間の待つ冥王星へと戻っていった。 その後も、本編の後半や『ウルトラマンタロウ』、『ウルトラマンメビウス』に登場している。 何故か、4回の客演中2回もウルトラの父と一緒に登場している。エースの嫁扱いなのか? #endregion #endregion 本編開始時は北斗と南の[[合体>バロム・1]][[変身>仮面ライダーW]]だったが、 物語中盤で夕子役の星光子氏が降板してしまったため以降は北斗の単独変身となった。 エース変身時の声は納谷悟朗氏が担当している。氏は『[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]』でショッカー大首領の声を演じており、 同時期の他の特撮作品の悪役を主役に据えるという、やや捻ったキャスティングである。 掛け声もウルトラマンを象徴する「シュワッ!」「ジュワッ!」「ヘアッ!」に加え、 「フーン!」「トェアァァ!」「テェアァァ!」といった感じの独特のものが使われる。 近年の作品ではウルトラ兄弟が揃って登場する機会が多くなった故の差別化か、納谷ボイスのみである事が多い。 メインの必殺技はL字を組んで発射する「メタリウム光線」。この技は初めて&b(){撃つ前にワンアクションを置いた}メイン必殺技である。 エースは体を後方に捻るだけだが、後のウルトラマンは様々なアクションを必殺技を撃つ前に入れるようになった (無論[[ダイナ>ウルトラマンダイナ]]のように特に何もしないウルトラマンもいるが)。 しかし何と言ってもエースの代名詞となっているのは&b(){切断技のオンパレード}だろう。 [[バキシム]]の首を刎ねた「ウルトラスラッシュ」、ブロッケンをズタズタに切り裂いた「ウルトラギロチン」、 [[メトロン星人]]などを縦一文字に両断し、内臓を散らせた「バーチカルギロチン」、 実体剣で[[ドラゴリー]]の首を刎ねた「エースブレード」、最後の敵ジャンボキングの首を刎ねた「ギロチンショット」……等々、 &b(){そんなに[[ギロチン>Vガンダム]]と[[首チョ>大覚ロボビッグファズ]][[ンパ>桂言葉]]が好きか}というほどの切断技フィニッシュが多く、 実際に視聴した人の中では「エース=切断技」のイメージが根強い人も少なくはないと思われる。 [[とあるゲーム>ゲシュペンスト]]ではセブンに技を教える事になった際もウルトラギロチンを伝授している (まぁ、メタリウム光線辺りを伝授されてもセブンは困るだけだろうが、セブン自身も切断技は持っているのに…)。 切断系以外にもカラータイマーから放つタイマーショットやタイマーボルト、額からのパンチレーザー、 腕からもスター光線、ダイヤ光線、ムーン光線、ストレート光線、ドリル光線など、 数えきれないほど大量の光線技を持つ。 さらに兄弟の力を借りれば強力な光弾「スペースQ」を撃つ事も可能と正に光線技のデパートである。 なお企画時には作品名およびヒーロー名は『ウルトラA(エース)』という名前だったのだが、[[商標が先に取られていた>パチモン怪獣大熱戦]]ために変更された経緯がある。 放送開始前の児童誌の記事や『週刊TVガイド』での高峰圭二氏へのインタビュー、内山まもる氏のコミカライズ第1話でも『ウルトラA』の題が使用されており、 この名前で歌ったバージョンの主題歌まで収録されていた(現在も主題歌全集等で確認可能)。 後の雑誌記事では「&b(){宇宙警備隊の命令で名前を変えた}」という理由付けがなされた。 現在まで続く「ウルトラマン○○」というウルトラ戦士の命名パターンを決定付けた切っ掛けと言えるだろう。 //以前の文面の方がネタ使用場所の注意を促す文面として適切と考えられる。 //↑「○○も多い」という具体的な統計根拠も挙げてない文面の方が不適切(嫌う人が好む人より多いという根拠は?) //そもそもこのネタはコスモス放映当時から使われてきているし、最近でも「https://twitter.com/SAMEX_1u2y/status/1297415068041134085」のように言われてるのを考えると本当に嫌う人が多いのか甚だ疑問 //アニヲタwikiでのコスモスの記事にならって、変にかっこつけた注意喚起文にしないようにするべき &s(){そのせいで[[セブン>ウルトラセブン]]だけ兄弟の中でずっと名前が浮きっぱなしな上に&br()後年の[[ウルトラマンコスモス]]が下ネタでイジられる羽目にもなったが(ネタがネタなため所構わず使わないで程々に)} また、何気なく設定されている戦闘能力が[[こいつ>マジンガーZ]]と同じである。 //『「自分の意に染まない内容だから」などの理由は認められません。気に入らない記述を見かけることがあるかもしれませんが、ここは色々なユーザーが使用しているwikiです。編集を行う前に冷静になって、公平な立場で見てください。』 //とりあえず↑を百回は読んでそれでもなお気に入らないなら談話室かwikiスレに出直せ。以上。 //こっちは「「○○も多い」という具体的な統計根拠も挙げてない文面の方が不適切(嫌う人が好む人より多いという根拠は?)」という問題を提起してるだけなんですが。 //↑むしろそっちが「自分の意に染まない内容・気に入らない記述だから」と全消ししてるじゃないですか。出直せ以上なんて強圧的な態度取る前に貴方こそ百回読んでください。 #region(漫画作品におけるエース) 漫画作品『ウルトラマン超闘士激伝』ではコメディリリーフとして扱われている。 第1章ではまだ血の気が多いという程度で顕著ではなかったが、 第2章以降は大半がギャグキャラチックに扱われてふざけている姿がデフォルトのようにも思える。 作画担当の栗原仁氏からは特撮のエースを見ると違和感を感じると復刻完全版で書かれるほど、 『超闘士激伝』激伝でのキャラ崩壊が激しいのはエースくらいだろう。 ちなみにその原因は、原作担当の瑳川竜(『ダイの大冒険』の原作や『[[仮面ライダーW]]』の脚本も務めた三条陸氏の変名)氏から、 「マンやセブン達には絶対にギャグをさせないで下さい」と言われ、 さらに&b(){「エースはギャグをしてもいいですよ」}と言われた為、ギャグ担当になったとか。''何故だ!?'' とはいえ、第1章では上記の特徴から「光線技が得意」と紹介されたり、負傷した[[マン>ウルトラマン]]を回復させる為に[[ゼットン]]相手に時間稼ぎしたり、 [[メフィラス大魔王>メフィラス星人]]への打開策を閃いたり(結局失敗したが最後に闘士セブンへと繋がった)、 第2章では敵に操られた恋人関係だった女性を手にかけてその悲しみを胸にしまいながらも最終決戦に挑んだり、 最終章では最終的に4人の銀河守護闘士の一角だったり(残りは[[超闘士タロウ>ウルトラマンタロウ]]・[[闘士グレート>ウルトラマングレート]]・[[闘士セブン>ウルトラセブン]]と作中でも強者揃い)、 ……等々、決める時は決める性格でもある。 余談だが、ヤプールが作り出したエースの宿敵である[[エースキラー]]も対エース用ロボットという形で登場しているが……。 強さだけでなく性格までエースに合わせて作られたのか、''エースに引きずられてギャグキャラっぽくなっている''。 エースとの因縁の対決では偏差で勝ってしまったばっかりに、目的が無くなった事に凹むなど、 本音では因縁云々よりもエースといつまでも戦い続けたかった事が窺える。 結局、周囲や他ならぬエース本人の励ましで立ち直り、以後エースとは喧嘩友達的な関係になった。 そして、この後、割とあっさり創造主であるヤプールに反旗を翻した。 まあヤプールの刺客に「大昔のオモチャ」と言われてボディを破壊され、頭部だけの姿にされたのだから無理もないのだが (これはエースキラー以外の一部の超獣達も同じであり、例えばバキシムはこのヤプールの刺客にフルボッコされている)。 その後はボディを新しく作り直されてエースキラーR(リベンジャー)として復活し活躍する。 &s(){だが、[[ヤプールに対して>セル]][[自爆してまた頭部だけになったが>人造人間16号]]}。 なお、この時エースも二度に亘って新ボディの案を出しているが、いずれも''凄まじくダサい''。しかも本人に悪気は無いから質が悪い。 漫画『ウルトラマンSTORY 0』では、女性ウルトラマンのルティアという幼馴染がいる。 バルタンに改造された仲間を救い出すために切断技をマスターしたが、 既に改造されていたルティアに不意打ちを食らい、またバルタン基地の自爆によって結局救い出す事はできなかった。 ウルトラホールの設定は原作同様の仲間のエネルギーの収束の他にも、剛力や空間制御などの特殊能力も収束できる事になっている。 幼い頃にルティア共々ゾフィーに命を救われた事があり、兄と慕っているが、それ故に[[偽物>ニセウルトラマン]]に騙されかけた事も (しかも偽ゾフィーが怒りのあまり本物と似ても似つかない形相になってからもである)。 [[コミックボンボン>テリー・ボガード]]で連載された『ウルトラ忍法帳』ではさすらいの風来坊として登場。[[語尾に「~でやんす。」を付けて喋る>チョイ・ボンゲ]]。 空腹で行き倒れていた所を朧党(おぼろとう)に拾われ、 首領のメフィラスからウルトラ忍者達の悪評を聞いたエースは、一宿一飯の恩もあって単身でマン達に挑む。 タロウ達の説得で朧党こそが真の悪と知って以降は仲間になり、マンを兄貴と慕う。 忍者ではないため最初は出番が少なかったが、腕の負傷で忍者を引退したセブンに代わってマンの相棒的な立ち位置になった。 #endregion #region(異次元人ヤプールとは) 『ウルトラマンA』前半期を通して悪役として登場する、いわば本作の黒幕とも呼べる存在。 我々が知覚できない異次元に住まう異種知性体であり、ウルトラシリーズでは初めての「番組を通しての悪役」である。 様々な怪獣を合成して怪獣を超える「超獣」を生みだす技術を持ち侵略を企む。 また他の異次元人や宇宙人を自身の軍団に加えており、ウルトラシリーズの侵略者の中でもかなりの組織力を誇る。 戦力もさる事ながら、なにより陰湿で卑劣、悪魔的と言っても差し支えない存在であり、あの手この手で地球人を脅かした。 宇宙を守る光であるウルトラ一族に対しヤプール人は宇宙を暗黒に染める存在だと名乗った事も。 人間の負の心を好んでマイナスエネルギーに変え、自らのエネルギー源としているため、 ヤプールを完全に根絶する事は不可能とさえ言われている。 その自称は伊達ではなく、&b(){[[しつこい。とにかくしつこい>ルガール・バーンシュタイン]]。} 全てのヤプールが集まった巨大ヤプールがエースの物語中盤で一度撃破されたにも拘らず、 降り注いだ破片が超獣の元になったり、残党が登場したりと間接的にエースを苦しめ続けただけに飽き足らず、 『タロウ』では改造され復活し&s(){頭は悪くなった等と言う設定があるが}、 『メビウス』では劇場版やTV本編、OVで何度か登場するなど後のシリーズにおいても度々登場し、 地球人とウルトラ一族との戦いを繰り広げている。 元々戦闘向きの種族ではない為、ヤプール人自体の強さは黒幕としては強い部類ではないものの、 多彩な能力の超獣達や、人の心を利用した卑劣で陰湿な作戦など敵に回すとかなり厄介。 微妙に後続シリーズでは扱いが悪い気もするが、ヤプール自体は決して侮る事ができない存在なのだ。 #endregion #region(本当です!信じてください!) 主人公・北斗星司が所属する防衛チーム「TAC(超獣攻撃隊)」の特徴としてよく挙げられるのが、 &b(){歴代でも類をみないほど主人公とギスギスした関係}という事である。 ヤプールが引き起こす非科学的な現象と、それに対する北斗の証言はとりあえず疑ってかかるのが基本的な姿勢であり、 北斗はその結果謹慎処分にされてしまうというパターンを何度も見せていた。 &b(){「&font(red){本当です!信じてください!}」}はこの際の北斗隊員の魂の叫びとも言うべきものである。 このため「解散MAT」「脱出ZAT」と並び&b(){「謹慎TAC」}という不名誉な称号をファンには与えられる始末。''[[全滅>シルバーブルーメ]]よりはマシだが。'' 特に同僚で現実主義の山中一郎隊員と対立する事が多く、 彼の口癖&b(){「ぶったるんどる!」}が強く印象に残った視聴者も多い事だろう。 もっとも、仕方のない事情があるにせよ、命令無視や''飲酒運転(しかも戦闘機の)''など、 組織の人間として問題のある行動を取る事が多い北斗自身にも、中々信頼が得られない原因があるのかもしれないが。 とはいえ信用しないのは北斗に限った話ではなく、前述の山中隊員ですら信用されなかった時もある。 そして子供に対しては更に懐疑的であり、「子供は当てにならない」という理由でろくに調査をしない事も多々ある。 こういう場面では大抵、北斗のみが子供の話を信じて様々なアクシデントに見舞われる事が多い。 また、一度だけの登場だが&b(){捕まっているウルトラ兄弟諸共敵を吹き飛ばそうと、&br()脱出装置の壊れたロケットで北斗を特攻させようとした}高倉長官も今なお語り草となっている。 誤解の無いように言っておくと、TACには全く信頼関係が無い訳ではなく、たまにZATのようなアットホームな雰囲気を見せる時や、 隊員の個性を尊重しようという動き、北斗の発言が真実だと分かると謝罪するといった場面も確かに見られる。 山中隊員も決して[[嫌な人間>仮面ライダーカイザ]]ではなく、基本的には仲間に優しく面倒見がいい性格であり、 北斗が上司から私的な理由で危険な任務を押し付けられた時に「自分が責任を持つから代わろうか」と提案した事もある。 そして上記の高倉長官も特攻命令の直後にTACの総意でつまみ出し (更にこの時、仮にも上官である高倉長官に対し&b(){鉄拳制裁}を見舞っている)、北斗に戻ってくるよう呼びかけている。 ただ人間不信のシーンの印象が非常に強く、こういった一面が中々記憶に残らないのも事実である。 &b(){そこまでギスギスしているわけじゃないんです!本当なんです!信じてください!!} このため、ウルトラシリーズの動画(特にエース関連)では「○○です!信じてください!」というコメントが付き、 それに謹慎を命じるコメントが出るという流れが、建物を破壊した時のコメントとしてよく見かける、 「&b(){バカヤロー!}(『ウルトラマンメビウス』のリュウ隊員の台詞)」と並びテンプレとされている。 //|&nicovideo(sm10650915){280,185}|&nicovideo(sm10678139){280,185}| //|&nicovideo(sm10707459){280,185}|&nicovideo(sm11129899){280,185}|削除動画につきCO しかし、このような疑いの眼差しを何度向けられても北斗=ウルトラマンエースは決して挫ける事なく、 地球を守るために戦った。そんな彼の思いが最終話の台詞に現れている。 &font(16,b,i,red){「やさしさを失わないでくれ。} &font(16,b,i,red){ 弱い者をいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも、友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。} &font(16,b,i,red){ 例え、その気持ちが何百回裏切られようと…それが、私の最後の願いだ」} &s(){……『ウルトラマンレオ』での客演時にレオの弟・[[アストラ]]を疑って兄弟でまとめて処刑しようとしたのは忘れるんだ。}&link_anchor(*1){*1} 高峰氏はこの台詞に思い入れがあったらしく、長年「自分の声で言いたかった」と思っていた。 その夢は『ウルトラマンメビウス』44話で実現している(この時は「最後の願い」が「変わらぬ願い」に差し替えられている)。 なお、本作のメインライターは『ウルトラセブン』などで活躍した市川森一氏だが、TBS側プロデューサーの橋本洋二氏とは路線面で対立し、 結果、途中降板するばかりか、本作を最後に子供向けドラマから去ってしまった。 最終回は橋本氏の頼みで執筆しているが、件のメッセージについては市川氏曰く「捨て台詞のつもりで書いた」との事。 #endregion #region(エースの実力についての余談) スペックの上ではタロウと並ぶ最高速度の飛行能力(マッハ20)や、多数の必殺技など他の兄弟と比べても非常に高いのだが、 実際の戦闘能力の評価は他の兄弟と比較してやや低めにみられている。 主な要因は放映当時における「ウルトラ兄弟」の一番下の弟であり、 他の兄弟の力を借りて勝利する(対アリブンタ&ギロン人、対エースキラー、対ドリームギラスなど)、 一旦敗北してその後ウルトラの父に助けてもらった事で逆転(対ヒッポリト星人)というように、 作中を通して未熟な戦士という側面が強調されていた事 (その為ウルトラシリーズ内でもカラータイマーが止まった回数が多い)、 前の世代のウルトラマンジャックが兄弟の助けを二回しか借りなかった (しかも最強とされるゾフィーは来なかった)上にブレスレットがチートすぎた事、 そして、次の世代であるタロウがウルトラの父母の実の子供であり、非常に優秀な存在という事が強調されている事だろう。 そのため、放映当時の雑誌でウルトラ兄弟の強さを比較する企画があった時は、放映中こそ期待のルーキーという要素や、 資料でのスペックの高さから高めの評価がされていた(百点満点の93点で、ゾフィーに次ぐ二位)ものの、 次の『ウルトラマンタロウ』放映時にタロウも含めて再び採点した時は83点の下から二番目と大きく下がってしまった。 偏差値に直すと57から45へという急降下である。 ちなみに強さ比べで最強とされているのは両方ともゾフィー、最弱は両方とも初代マンなのだが、 柳田理科雄著『空想科学読本6.5』ではゾフィーについて理不尽に高評価を下しているのに対し(変身しないのに変身比べ1位など)、 初代は[[ゼットン]]に敗北した事を主な要因として過小評価されまくっている事が突っ込まれている。 &s(){こんな所まで捏造・印象操作かよ……採点したのは父らしいけど。} しかし、ゼットンという最強怪獣に敗北した事が原因で減点されまくっている初代は、 -[[科学特捜隊]]の協力もあったが、ゼットン撃破に成功(映画『甦れ!ウルトラマン』) -素手の一撃でゼットンを倒した(エイプリルフール企画のゾフィーのブログ。本編ではないが) -ゾフィーとタロウを倒し、メビウスも一度撤退したのちにチームとの協力で何とか倒したバードンを単独で撃破(大怪獣バトルの裏設定) -セブンはダメージすら与える事ができなかった(平成版では以前破壊された部位を集中攻撃して倒したが、アイスラッガーが欠けた)、&br()[[キングジョー]]の後継機の腕を切断した(大怪獣バトル) といった具合に、その後の作品で最強クラスの強敵と激突した際にかなりの成果を上げてみせている。 一方、エースはその後客演しても初代に匹敵するほどの活躍の場が与えられておらず、 未だにエースの評価を大きく上げるような描写はされていないのが現状である (誤解の無いように言うが、活躍しないのではなく他の兄弟の活躍が目立つため印象がやや薄いだけである)。 また、前述通り『ウルトラマン超闘士激伝』では彼だけギャグキャラにする事を許可されたというエピソードや、 2012年はウルトラマンA40周年なのに公式ではウルトラセブン45周年という事の方が強く押されているのも、 ある意味彼の扱いというものを物語っていると言える…かもしれない。&s(){だからと言ってセブンを差し置く事ができるかと言うと恐ろしく微妙だが} 一応、エースの名誉のために言っておくが、ウルトラマンA40周年を記念した北斗役の高峰圭二氏のトークショーが行われるなど、 ウルトラマンA40周年である事が忘れられたわけではない。 また『ウルトラファイトビクトリー』ではレオ、アストラと共にメインキャラとして登場しており、 ギンガを助けるためにエースキラーと激闘を繰り広げ(ビクトリーキラーに改名してからはキラートランスに敗北してしまったが)、 その後の共闘場面では最年長と言う事もあり、5人のリーダー的ポジションとなっていたり (実際はヒカリの方がずっと年上だがこの時戦闘に参加していない)、 ギンガとビクトリーに&b(){「ウルトラータッチだ!」}と合体を促したりしている (ギンガビクトリーへの合体変身(ウルトラタッチ)は変身アクションも含めてエースのオマージュ)。 #endregion #region(エイプリルフール企画) 2010年のエイプリルフール企画「円谷ッター」の際には料理長という設定で、当時流行っていた食べるラー油に興味を示していた。 一瓶一人で食べてしまい、結構カロリーが高いので運動しなくてはとかこぼしていたり。 まあ、確かに他の兄弟と比べると太り気味ではあるのだが(初代やセブンと同じ身長なのに体重は1万トンも重い)。 前述の切り裂き技が多いという印象のためか&b(){「春だ!超獣ギロチン祭り」}などという、 彼と精々セブン、もしかしたらウルトラマンぐらいしか参加しそうにない物騒な企画を意気揚々と主催し、 ''帰りがけに超獣を切断する''などもはや完全に通り魔である。 さらには「超獣爆発しろ!」とか言っている始末。&s(){よもや本編のストレスをここで発散してるのでは……。} ちなみに、『ウルトラマンA』と同時期に日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送されていた、 円谷プロの特撮番組『レッドマン』も、レッドナイフやレッドアローといった武器で怪獣を惨殺していったため、 ファンからは「赤い通り魔」として扱われている。彼のこんな扱いはその影響だろうか? また、中の人が丁度『A』世代であるためか、[[ティガ>ウルトラマンティガ]]は彼のファンであり、「今度焼き肉を食べに行こう」と言われとても喜んでいた。 ちなみに、プロフィールにもあるように彼はウルトラマンタロウの義理の兄で、ウルトラの父母の養子のはずなのだが、 何故か父・母・タロウ・&b(){[[ダイナ>ウルトラマンダイナ]](居候)}という家族の輪の中には入っていなかった。 独立しているのだろうか? #endregion ---- **MUGENにおけるウルトラマンエース #region(namasu氏製作) -namasu氏製作 [[ウルトラマン・ザ・ネクスト]]の作者でもあるnamasu氏による手描きキャラ。 無限ロダで公開されていたが、現在は同所の閉鎖により入手不可能。 「パーチカルギロチン」、「メタリウム光線」、「スペースQ」の三種類の必殺技が用意されている。 這い寄る混沌氏のキャラの記述を元に飛び道具を作っているとの事で、当該部分以外は改変自由との事。 [[AI]]は未搭載。 #endregion #region(bakisimu氏製作) -bakisimu氏製作 『[[対決!ウルトラヒーロー>ウルトラマン(ゲーム)#id_4f498c8e]]』の[[ドット>ドット絵]]の改変して作られたFE風エース。 最新版は2015年11月1日更新版。 記述などはmuu氏の[[ウルトラマンタロウ]]が改変元との事。 光線技の得意なエースらしく、技の種類が豊富である。 AIもデフォルトで搭載されているが、今の所他のウルトラ兄弟に比べると強さは控えめ。 &nicovideo(sm20408916) #endregion エースのMUGEN入りにより、これにてウルトラ6兄弟が全員MUGENに勢揃いする事となった。 #region(エースの格ゲー事情) エースは6兄弟の中では中々格ゲーに参戦する機会を得られなかった。 今までにウルトラマンシリーズを題材にした2D格闘ゲームは5本出ているが、 エースが登場するのはセガサターンで発売された『ウルトラマン 光の巨人伝説』の1本のみ。 そのゲームからスプライトが抜き出されておらず、そうした言わば''素材が無い''状況の中、 手描きで製作したnamasu氏、改変で参戦させたbakisimu氏には脱帽せ[[ざるを得ない>お覇王]]。 頑張れエース! 明日のエースは君だ!  //ウルトラマンタロウの2011年の記事より抜粋・改訂 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ウルトラマンエース],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[ブロリーとMUGEN町の人々]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} だが、この台詞は何度裏切りがあっても人間不信になってはいけないという意味が込められてはいるが、 だからといって&b(){裏切り行為を必ずしも許して良いとは一言も言っていない。} というか、正体を偽り子供達の良心を盾に取るヤプールを北斗自身が射殺しての台詞である。 事実、シリーズ中誰かを裏切って倒されてしまった宇宙人の例が幾つか存在しており、 彼はアストラの裏切りが許せなかったのかもしれない。 更に、(後付け設定だが)過去にも同じウルトラマンであるはずのベリアルが プラズマスパークのコアを狙ったという前例があったため、 尚の事大事なものを勝手に持ち出すような相手をみすみす生かしてはおけなかった、というのもあったとも考えられる。 また、この時は地球と光の国両方が滅びるかもしれないという非常に切羽詰まった状態で、 悠長な事を言っていられる状況ではなかったのも忘れてはならない。 更に夢の無い事を言うと、彼が客演した第38話と第39話はあくまで『レオ』のエピソードであって『A』の続編の回では無く、 この台詞を挟んでしまったらストーリーが中途半端になってしまうという物語の都合もあったのもまた事実である。 &s(){まあ結果的に攻撃してるのはアストラに化けたババルウ星人なんだからどっちだっていいんだけどな!} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //ヒーロー,超人,主人公,ウルトラマン &hiduke(1972/4/7)

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