テラフォーマー

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テラフォーマー - (2013/06/23 (日) 08:50:32) の1つ前との変更点

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//このwikiは速報所ではありません。情報が出る度の頻繁な更新は控えるようにしてください。 #ref(normalgoki.jpg,,title=吹いたら負け) &font(25,b,i,black){「じょうじ」} 週刊ヤングジャンプで連載中の漫画『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一)に登場する生命体。 やがて来る人口爆発に備えるために、人類は火星をテラフォーミング(他の惑星を人類が住める環境に整えること)すべく、 [[ゴキブリ]]とコケ類を火星に送り込んだ。それから500年後、火星に送り込まれた調査団が見た物は…… ゴキブリが「&b(){頭頂2mにも及ぶ筋骨隆々の原人のような人型}」に超進化した姿だった。それがこの「テラフォーマー」である。 「[[おまえのようなゴキブリがいるか>ケンシロウ]]」「なにをどうしたらゴキブリがこんなんになるんだよ」と思われるだろうが、 当然ながら通常の自然な進化では、500年という短い間に昆虫類が2足歩行のヒューマノイドになるというのは考えにくい。 作中の登場人物達も「何者かの意図により人為的にこの姿に進化させられたのではないか」と推測している。 #region(最新展開ネタバレ) このような異常な進化はどうもテラフォーマーに限った話ではないようで、 火星に持ち込まれたカイコガの脚が僅か20年で&b(){人間の指みたいな形状}に変じている描写もあるため、 少なくとも火星に「ゴキブリやカイコガに影響を与えた何か」が存在する事は確かだと思われるが…… 登場人物のうち何人かは「ラハブ」という単語を口にしており、その存在こそが真相に関連している模様。 #endregion しかしながら、[[昆虫由来の特性はそのままに人型サイズに成長しているため、戦闘力が爆発的に上昇>範馬刃牙]]。 神速のスピードで動き回り、人間程度なら軽く引き裂くことができる。更には飛行能力や、人間の扱う銃火器を物ともしない防御力も備えている。 火星の過酷な環境に適応したために、高熱への耐性までも獲得している。&s(){火星は寒冷なのに。} 知能も高く、人間から奪った銃火器や自動車・航空機をも扱い、後述の上位個体が登場する以前から待ち伏せを行うなどの 統率された行動さえ可能である。 一方で中途半端に人間に近づいている分、通常の昆虫には無害でも人には悪影響を及ぼす毒物などの影響も受けやすくなっており、 自分たちが侵略者を倒したと思ったら、チョウセンアサガオの毒を注入されていたためにそういう幻覚を見ていただけだった事も。 体内構造は人間に近いものの、その生命力は祖先のゴキブリ由来で極めて強い。 多糖類アミロースでできた甲皮を、全身の気門から入る酸素で直に燃焼させることで爆発的な運動量を発揮する。 肺も備えるようになり、生命活動に必要な酸素は肺呼吸で得ている&link_anchor(*1){*1}。 人型をしているが痛覚はなく、身体のコントロールは胸部の食道下神経節に委ねられているため、 呼吸及び食道下神経節が無事ならば、首が破壊されても活動することがある。 逆に言えば喉を潰すか食道下神経節を破壊することで活動を止められる。 そして、ある意味一番重要なのは、テラフォーマーが&b(){本能的に人間を嫌っている}ということ。 &b(){人間が特に大した理由もなくゴキブリを嫌い、殺す}ように、テラフォーマー達も&b(){理由なく人間を嫌い、殺そうとする}。 一定の知性を持つ存在でありながら、&b(){対話や意思疎通をする余地は一切存在しない}。 ……まぁ、本能抜きにしてもご先祖を極寒の惑星に置いていって、更に自分たちを駆除しようとしてる侵略者を好きになる道理もないが。 ロシア班のリーダーはこれに関して、ゴキブリの異常な進化と併せて何物かが仕組んだ事ではないかと推測している。 #region(最新展開ネタバレ) なお、本能的に人間を嫌うとはいえ、相手側から一方的に提示された情報をある程度理解する事は可能らしく、 劇中では今回派遣された調査隊のいずれかの国が内通し、裏切っている事が示されており、 テラフォーマーの住処において、調査隊がどうやって火星に来るかから能力を発揮するには薬が必要な事まで 調査隊について事細かに表した図が発見されている(つまり、第二部における人類側の作戦は全て筒抜けだった)。 #endregion 前日譚及び第一部では人類入植のためにゴキブリを駆除する目的で、 第二部では地球に蔓延した謎のウイルスのワクチンを作るため、ホストと推測されるテラフォーマーを捕獲してくる目的で火星に赴いている。 A・Eウイルスが地球に蔓延した原因はバグズ2号の乗組員が接触したためであると思われ、 組織幹部となった第一部主人公は、身重の娘が患者となった他の幹部からきつい一言を貰っている。 (やむを得ない事情があったことは理解しているのかすぐに引き下がってくれたが) 仲間とコミュニケーションを取る際には「じょうじ」「じょう」「じじょう」「じょうじょう」と鳴く。瀕死時は「ギィ、ギィ」になる。 そんな訳で、ファンからの愛称も「[[じょ>セル]][[うじ>ジョニー]]」。 本編の前日譚『テラフォーマーズ1』に登場する主人公にして初めてテラフォーマーの首を取った人類の名前が「ジョージ」だが関連は今の所不明。 (この前日譚でテラフォーマーは一言も発していない) #region(ヤツラは神々と同じ体に近づいている……) #image(terraformar.jpg,title=ハゲ+印の上位個体。本編中では大抵無口かつ無表情で、このような描写がされることは稀) 宇宙船バグス2号が火星で戦闘した際、卵鞘から禿頭で頭に印のある上位個体が誕生(通称ハゲゴキ)。 通常の個体より器用な上にゴキブリ用の毒に対する耐性や非常に高い知性を持つ。 最初に誕生した二体のうち一体は倒されたものの20年後のアネックス1号編では第3の個体が登場しており(上の笑っているヤツ)、 今後も次々現れる可能性がある。 指揮官や指導者のような立場にあると思われ、人類が持ちこんだ機械を分解したり、飛行機の操縦を部下に訓練したり、 後述するバグズ手術の技術を解明して配下に施したりもしている。 #endregion #region(奪え。天空より来たる外敵から。 奪え。物質も、技術も、祈りも全て。) 2013年5月現在進行中のアネックス1号編では更に質の悪い個体が登場した。 2名を除いて全滅したバグス2号乗組員達の持っていたバグズ手術の能力を、何らかの手段で移植した個体である(通称バグズゴキ)。 テラフォーマーの基礎能力にバグズ手術で与えられた昆虫の特性が上乗せされたことで、 重装甲(クロカタゾウムシ)や瞬間加速(メダカハネカクシ)、水中活動能力(ゲンゴロウ)など特化された一芸を持ったチート生物と化している。 得た能力によっては一目で判るほどに大きく外見を変えているが、逆にその能力の性質上殆ど通常の個体と見分けがつかないタイプもおり、 このタイプを相手にした時は奇襲に近い形で通常のテラフォーマーなら確実に制圧できていた状況から一転、 いきなりメインキャラが2人惨殺される展開が起きている。 その後もバグズゴキが登場する度にアネックス1号の幹部クラスや上位ランカー(通常の個体相手なら無双できるレベルの実力者)が 苦戦を強いられたり、場合によっては瞬殺されたり登場時には既に殺されていたりする。 スピードや筋力が人間をはるかに上回るため、見せ場の無かったニジイロクワガタや、 能力を使う為の器官の位置が明らかに使い勝手の良くなってるメダカハネカクシ等、元の主より高度に使いこなしている個体もいるが、 一方でサバクトビバッタの能力(脚力強化)を移植されたゴキのように武術・格闘技をマスターしていないため 元の主(ムエタイ使い)の方が強い場合もある。 通常、テラフォーマーは格闘戦においては力押しメインで、戦う為の格闘技術が基本的に殆どないために 折角のサバクトビバッタの脚力も元の脚力を増幅しただけで留まってしまった。 また、作中人物にとって「自分たちの先輩が解剖されて改造の材料にされた」のは精神的にもダメージが大きく、 特にバグズ2号乗員の関係者(当事者や家族)が受けたショックは計り知れない。 その他、恐らくは動物性蛋白質の摂取によって筋肉が肥大したと思われる屈強な姿の個体も数体登場している。 中でもその筋肉の上にクロカタゾウムシの装甲をあわせ持つ個体はマワシを締めており「力士型テラフォーマー」と呼称された。 余談だが作中では格闘技を習熟したバグス(M.O.)能力者相手に、 人の技術を奪って強化されたテラフォーマーが惨敗するシーンが何度も描かれている。 特に上記のクロカタゾウムシ型は最終的には筋力強化個体+バグス能力を持ち合わせながら 相手のミスによる2回以外にまともに攻撃を当てる事さえできずに倒された。 //クロカタが周囲に巡らせた糸使って慶次を転ばせて蹴っ飛ばしてるのは慶次のミスじゃないと思います<とはいうものの初撃のミスヒットで慶次の視界不良+糸自体はカイコガゴキの仕掛けなので実力の結果とはとても言いがたい… 機械や敵の遺体を解体して手に入る技術は容易に手に入れる事ができても、 ヒトが修練・学習して手に入れる技術は今のところ、テラフォーマーには奪われてはいないようである。 ハゲゴキは誕生直後に真剣白羽取りしていたが、これはハゲゴキ自体が特殊な個体なのでおそらくは例外。 #endregion そんなこんな1体でも恐ろしいテラフォーマーだが、繁殖力もゴキブリのままなので、火星にはウジャウジャいる。 「ゴキブリ駆除に火星に行ったら逆に人類が駆除された」という笑うに笑えない事態となっており、 調査隊のメンバーは全員がバグズ手術&link_anchor(*2){*2}を受けているにも関わらずポンポン死ぬ。 しかも人類側は上述のウィルス確保の理由から広域殲滅兵器は使えず、それどころかある程度の数を生け捕りにしなくてはいけないのに テラフォーマー側は[[ゴキシー>ブライアン・バトラー]][[ルド21>ジョニー・マキシマム]]やら[[頭文字G>のりもの]]やらとやりたい放題である。 この手のマンガに起き易いヒロインキャラは死ににくいという法則は適用されず、女性であっても一切容赦がなく 実際バグス2号編では主人公の幼馴染(女性)が&b(){連載開始から2話であっさり死亡してしまった。} ……むしろ女性キャラや幼馴染ほどいきなり死にやすいという噂も。 その直後、自分たちは最初から鉄砲玉であると主人公を諭したキャラも[[生身での格闘能力は主人公より格上>茶渡泰虎]]であることを伺わせ、 更に戦い慣れした態度や経歴も最強っぽかったが&b(){[[死体で戻ってきた>ヤムチャ]]}。 (作中では戦闘過程が省略されているが、対テラフォーマー戦で有効と想定されていた能力が実際には全く効かなかった為、  ナイフ一本で戦う羽目になっていた模様) 誰がいつ死ぬか全く安心できない作品なのである。 |TVCM(30秒版)&nicovideo(sm19980657){280,185}|数少ないテラフォーマーズのMAD&nicovideo(sm20726495){280,185}| ---- **MUGENにおけるテラフォーマー 極楽主義者氏による[[ユリアン]]改変のものが公開されている。 長身からくるリーチに技の出や戻りが非常に早く、凶キャラ程度の強さはあると思われる。 まあ原作中でも人間辞めている主人公達相手に一体でも互角以上に戦う連中なので[[仕方ない>○○だからしょうがない]]。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 &nicovideo(sm20718256) ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[テラフォーマー],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[テラフォーマー],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[テラフォーマー],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 現実世界では大型昆虫と言えども(古代に存在した)60cmが限界なのは、肺(と血中のヘモグロビン)を持たないからとされている。 理由としては昆虫の呼吸器である気門は肺と違いポンプ機能が無い(そして酸素を血液で運ぶわけでもない)ため 大型化すると体の隅々にまで酸素を行き渡らせる事が出来ない事から。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} [[昆虫の特性を人間と融合させる改造手術>仮面ライダー1号]]。一世代で桁外れの変異が可能なテラフォーマーの持つ、 免疫寛容性(乱暴に言ってしまえば、他の生物の能力や特性を拒絶せずに受け入れるようになる性質)をベースに開発された技術である。 便宜上は火星の空気の薄い大気(標高7000メートル級の山頂付近)に適応するために施される手術とされているが、 しかし実際には通常の人間が扱う銃火器等の武器が通用しない(むしろ奪われて脅威となる)テラフォーマーに生身の人間が対抗する為、 「決して奪われない武器」となる能力を人間の身体に与える為の技術である。&s(){結局奪われたが} テラフォーミング計画の最高責任者曰く「対抗するには[[スパイダーマン]]でも連れてくるしかない」 %%バグズ2号編の時点では昆虫じゃない蜘蛛は使えなかったけど%% 20年後には昆虫以外の生物の特性を得ることができる「M.O.手術(モザイク オーガン オペレーション)」も登場しており、 こちらは昆虫だけでなく魚類や鳥類などの動物、植物の特性まで付与できる。 ただ他の生物を掛け合わせるだけならばバグズ手術の劣化版になるが、多様な外観を持つツノゼミ類を上乗せすることで 昆虫系はより強固な外皮と身体能力を、他の生物もバグズ手術の強みを残したままベースとなる生物の特徴を使用することができる。 ちなみにバグズ2号編主人公の小吉艦長はこの技術開発前に手術を受けているのでツノゼミ類を上乗せされていない。 また、作中で能力の追加手術等は行ってないと口にしている(やろうと思えば技術的には可能ではあるらしいが)。 ……ただし、特性を付与できる生物は一人一人の遺伝子の適正によって決まり、仮に適性があったとしても、 [[成功率の低い手術に失敗すれば死>マスターチーフ]]が待つばかりという、とても危険な改造手術である。 そのため乗組員は餓死寸前の貧困層や、身内にA・Eウイルス患者がいる者、又はウイルスのために大事な人を失った者などで構成されている。 実はこれがとんでもない落とし穴で、アネックス1号乗員は100人だが手術に成功したM.O.能力者の中から選抜された100人ではなく、 バグズ2号生還者の片割れの小吉を除けば運良くM.O.手術に成功しただけの100人でしかない。 その為、捕獲用の筒などの使い方こそレクチャーされているものの、性格・能力面からとても戦闘には向かない人物までが 乗組員として選ばれてしまっている。 更に各所の思惑から国別に班構成がなされた結果、日米第1班は武器所持が認められる マーズランキング(対テラフォーマーでの制圧・任務遂行能力)上位15人中4人が所属するのに対して、 ドイツの第5班はマーズランキング15位以内は僅か2人、他は上位どころか対テラフォーマー戦で まともな戦闘が出来なかったという著しくバランスを欠いた状態が発生してしまっている。 元々は「裏切り者」に備えて日米が手を回した結果(と、関わった人々は思っている)の班構成だが、 結果的に最大の恩恵を受けているのは構成メンバーが軍人などの強者かつ、M.O.能力者で本人たち曰く非戦闘員数0のロシア北欧第3班。 一人を除いてランキング不明だが、そのメンバー構成の性質上16位以降の上位を占めている可能性は高い上に、 部外者を含まないおかげで彼ら自身の目的の為に独自行動をとっている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //昆虫,ゴキブリ,宇宙人
//このwikiは速報所ではありません。情報が出る度の頻繁な更新は控えるようにしてください。 #ref(normalgoki.jpg,,title=吹いたら負け) &font(25,b,i,black){「じょうじ」} 週刊ヤングジャンプで連載中の漫画『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一)に登場する生命体。 やがて来る人口爆発に備えるために、人類は火星をテラフォーミング(他の惑星を人類が住める環境に整えること)すべく、 [[ゴキブリ]]とコケ類を火星に送り込んだ&link_anchor(*1){*1}。それから500年後、火星に送り込まれた調査団が見た物は…… ゴキブリが「&b(){頭頂2mにも及ぶ筋骨隆々の原人のような人型}」に超進化した姿だった。それがこの「テラフォーマー」である。 「[[おまえのようなゴキブリがいるか>ケンシロウ]]」「なにをどうしたらゴキブリがこんなんになるんだよ」と思われるだろうが、 当然ながら通常の自然な進化では、500年という短い間に昆虫類が2足歩行のヒューマノイドになるというのは考えにくい。 作中の登場人物達も「何者かの意図により人為的にこの姿に進化させられたのではないか」と推測している。 #region(最新展開ネタバレ) このような異常な進化はどうもテラフォーマーに限った話ではないようで、 火星に持ち込まれたカイコガの脚が僅か20年で&b(){人間の指みたいな形状}に変じている描写もあるため、 少なくとも火星に「ゴキブリやカイコガに影響を与えた何か」が存在する事は確かだと思われるが…… 登場人物のうち何人かは「ラハブ」という単語を口にしており、その存在こそが真相に関連している模様。 #endregion しかしながら、[[昆虫由来の特性はそのままに人型サイズに成長しているため、戦闘力が爆発的に上昇>範馬刃牙]]。 神速のスピードで動き回り、人間程度なら軽く引き裂くことができる。更には飛行能力や、人間の扱う銃火器を物ともしない防御力も備えている。 火星の過酷な環境に適応したために、高熱への耐性までも獲得している。&s(){火星は寒冷なのに。} 知能も高く、人間から奪った銃火器や自動車・航空機をも扱い、後述の上位個体が登場する以前から待ち伏せを行うなどの 統率された行動さえ可能である。 一方で中途半端に人間に近づいている分、通常の昆虫には無害でも人には悪影響を及ぼす毒物などの影響も受けやすくなっており、 自分たちが侵略者を倒したと思ったら、チョウセンアサガオの毒を注入されていたためにそういう幻覚を見ていただけだった事も。 体内構造は人間に近いものの、その生命力は祖先のゴキブリ由来で極めて強い。 多糖類アミロースでできた甲皮を、全身の気門から入る酸素で直に燃焼させることで爆発的な運動量を発揮する。 肺も備えるようになり、生命活動に必要な酸素は肺呼吸で得ている&link_anchor(*2){*2}。 人型をしているが痛覚はなく、身体のコントロールは胸部の食道下神経節に委ねられているため、 呼吸及び食道下神経節が無事ならば、首が破壊されても活動することがある。 逆に言えば喉を潰すか食道下神経節を破壊することで活動を止められる。 そして、ある意味一番重要なのは、テラフォーマーが&b(){本能的に人間を嫌っている}ということ。 &b(){人間が特に大した理由もなくゴキブリを嫌い、殺す}ように、テラフォーマー達も&b(){理由なく人間を嫌い、殺そうとする}。 一定の知性を持つ存在でありながら、&b(){対話や意思疎通をする余地は一切存在しない}。 ……まぁ、本能抜きにしてもご先祖を極寒の惑星に置いていって、更に自分たちを駆除しようとしてる侵略者を好きになる道理もないが。 ロシア班のリーダーはこれに関して、ゴキブリの異常な進化と併せて何物かが仕組んだ事ではないかと推測している。 #region(最新展開ネタバレ) なお、本能的に人間を嫌うとはいえ、相手側から一方的に提示された情報をある程度理解する事は可能らしく、 劇中では今回派遣された調査隊のいずれかの国が内通し、裏切っている事が示されており、 テラフォーマーの住処において、調査隊がどうやって火星に来るかから能力を発揮するには薬が必要な事まで 調査隊について事細かに表した図が発見されている(つまり、第二部における人類側の作戦は全て筒抜けだった)。 #endregion 前日譚及び第一部では人類入植のためにゴキブリを駆除する目的で、 第二部では地球に蔓延した謎のウイルスのワクチンを作るため、ホストと推測されるテラフォーマーを捕獲してくる目的で火星に赴いている。 A・Eウイルスが地球に蔓延した原因はバグズ2号の乗組員が接触したためであると思われ、 組織幹部となった第一部主人公は、身重の娘が患者となった他の幹部からきつい一言を貰っている。 (やむを得ない事情があったことは理解しているのかすぐに引き下がってくれたが) 仲間とコミュニケーションを取る際には「じょうじ」「じょう」「じじょう」「じょうじょう」と鳴く。瀕死時は「ギィ、ギィ」になる。 そんな訳で、ファンからの愛称も「[[じょ>セル]][[うじ>ジョニー]]」。 本編の前日譚『テラフォーマーズ1』に登場する主人公にして初めてテラフォーマーの首を取った人類の名前が「ジョージ」だが関連は今の所不明。 (この前日譚でテラフォーマーは一言も発していない) #region(ヤツラは神々と同じ体に近づいている……) #image(terraformar.jpg,title=ハゲ+印の上位個体。本編中では大抵無口かつ無表情で、このような描写がされることは稀) 宇宙船バグス2号が火星で戦闘した際、卵鞘から禿頭で頭に印のある上位個体が誕生(通称ハゲゴキ)。 通常の個体より器用な上にゴキブリ用の毒に対する耐性や非常に高い知性を持つ。 最初に誕生した二体のうち一体は倒されたものの20年後のアネックス1号編では第3の個体が登場しており(上の笑っているヤツ)、 今後も次々現れる可能性がある。 指揮官や指導者のような立場にあると思われ、人類が持ちこんだ機械を分解したり、飛行機の操縦を部下に訓練したり、 後述するバグズ手術の技術を解明して配下に施したりもしている。 #endregion #region(奪え。天空より来たる外敵から。 奪え。物質も、技術も、祈りも全て。) 2013年5月現在進行中のアネックス1号編では更に質の悪い個体が登場した。 2名を除いて全滅したバグス2号乗組員達の持っていたバグズ手術の能力を、何らかの手段で移植した個体である(通称バグズゴキ)。 テラフォーマーの基礎能力にバグズ手術で与えられた昆虫の特性が上乗せされたことで、 重装甲(クロカタゾウムシ)や瞬間加速(メダカハネカクシ)、水中活動能力(ゲンゴロウ)など特化された一芸を持ったチート生物と化している。 得た能力によっては一目で判るほどに大きく外見を変えているが、逆にその能力の性質上殆ど通常の個体と見分けがつかないタイプもおり、 このタイプを相手にした時は奇襲に近い形で通常のテラフォーマーなら確実に制圧できていた状況から一転、 いきなりメインキャラが2人惨殺される展開が起きている。 その後もバグズゴキが登場する度にアネックス1号の幹部クラスや上位ランカー(通常の個体相手なら無双できるレベルの実力者)が 苦戦を強いられたり、場合によっては瞬殺されたり登場時には既に殺されていたりする。 スピードや筋力が人間をはるかに上回るため、見せ場の無かったニジイロクワガタや、 能力を使う為の器官の位置が明らかに使い勝手の良くなってるメダカハネカクシ等、元の主より高度に使いこなしている個体もいるが、 一方でサバクトビバッタの能力(脚力強化)を移植されたゴキのように武術・格闘技をマスターしていないため 元の主(ムエタイ使い)の方が強い場合もある。 通常、テラフォーマーは格闘戦においては力押しメインで、戦う為の格闘技術が基本的に殆どないために 折角のサバクトビバッタの脚力も元の脚力を増幅しただけで留まってしまった。 また、作中人物にとって「自分たちの先輩が解剖されて改造の材料にされた」のは精神的にもダメージが大きく、 特にバグズ2号乗員の関係者(当事者や家族)が受けたショックは計り知れない。 その他、恐らくは動物性蛋白質の摂取によって筋肉が肥大したと思われる屈強な姿の個体も数体登場している。 中でもその筋肉の上にクロカタゾウムシの装甲をあわせ持つ個体はマワシを締めており「力士型テラフォーマー」と呼称された。 余談だが作中では格闘技を習熟したバグス(M.O.)能力者相手に、 人の技術を奪って強化されたテラフォーマーが惨敗するシーンが何度も描かれている。 特に上記のクロカタゾウムシ型は最終的には筋力強化個体+バグス能力を持ち合わせながら 相手のミスによる2回以外にまともに攻撃を当てる事さえできずに倒された。 //クロカタが周囲に巡らせた糸使って慶次を転ばせて蹴っ飛ばしてるのは慶次のミスじゃないと思います<とはいうものの初撃のミスヒットで慶次の視界不良+糸自体はカイコガゴキの仕掛けなので実力の結果とはとても言いがたい… 機械や敵の遺体を解体して手に入る技術は容易に手に入れる事ができても、 ヒトが修練・学習して手に入れる技術は今のところ、テラフォーマーには奪われてはいないようである。 ハゲゴキは誕生直後に真剣白羽取りしていたが、これはハゲゴキ自体が特殊な個体なのでおそらくは例外。 #endregion そんなこんな1体でも恐ろしいテラフォーマーだが、繁殖力もゴキブリのままなので、火星にはウジャウジャいる。 「ゴキブリ駆除に火星に行ったら逆に人類が駆除された」という笑うに笑えない事態となっており、 調査隊のメンバーは全員がバグズ手術&link_anchor(*3){*3}を受けているにも関わらずポンポン死ぬ。 しかも人類側は上述のウィルス確保の理由から広域殲滅兵器は使えず、それどころかある程度の数を生け捕りにしなくてはいけないのに テラフォーマー側は[[ゴキシー>ブライアン・バトラー]][[ルド21>ジョニー・マキシマム]]やら[[頭文字G>のりもの]]やらとやりたい放題である。 この手のマンガに起き易いヒロインキャラは死ににくいという法則は適用されず、女性であっても一切容赦がなく 実際バグス2号編では主人公の幼馴染(女性)が&b(){連載開始から2話であっさり死亡してしまった。} ……むしろ女性キャラや幼馴染ほどいきなり死にやすいという噂も。 その直後、自分たちは最初から鉄砲玉であると主人公を諭したキャラも[[生身での格闘能力は主人公より格上>茶渡泰虎]]であることを伺わせ、 更に戦い慣れした態度や経歴も最強っぽかったが&b(){[[死体で戻ってきた>ヤムチャ]]}。 (作中では戦闘過程が省略されているが、対テラフォーマー戦で有効と想定されていた能力が実際には全く効かなかった為、  ナイフ一本で戦う羽目になっていた模様) 誰がいつ死ぬか全く安心できない作品なのである。 |TVCM(30秒版)&nicovideo(sm19980657){280,185}|数少ないテラフォーマーズのMAD&nicovideo(sm20726495){280,185}| ---- **MUGENにおけるテラフォーマー 極楽主義者氏による[[ユリアン]]改変のものが公開されている。 長身からくるリーチに技の出や戻りが非常に早く、凶キャラ程度の強さはあると思われる。 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しかし実際には通常の人間が扱う銃火器等の武器が通用しない(むしろ奪われて脅威となる)テラフォーマーに生身の人間が対抗する為、 「決して奪われない武器」となる能力を人間の身体に与える為の技術である。&s(){結局奪われたが} テラフォーミング計画の最高責任者曰く「対抗するには[[スパイダーマン]]でも連れてくるしかない」 %%バグズ2号編の時点では昆虫じゃない蜘蛛は使えなかったけど%% 20年後には昆虫以外の生物の特性を得ることができる「M.O.手術(モザイク オーガン オペレーション)」も登場しており、 こちらは昆虫だけでなく魚類や鳥類などの動物、植物の特性まで付与できる。 ただ他の生物を掛け合わせるだけならばバグズ手術の劣化版になるが、多様な外観を持つツノゼミ類を上乗せすることで 昆虫系はより強固な外皮と身体能力を、他の生物もバグズ手術の強みを残したままベースとなる生物の特徴を使用することができる。 ちなみにバグズ2号編主人公の小吉艦長はこの技術開発前に手術を受けているのでツノゼミ類を上乗せされていない。 また、作中で能力の追加手術等は行ってないと口にしている(やろうと思えば技術的には可能ではあるらしいが)。 ……ただし、特性を付与できる生物は一人一人の遺伝子の適正によって決まり、仮に適性があったとしても、 [[成功率の低い手術に失敗すれば死>マスターチーフ]]が待つばかりという、とても危険な改造手術である。 そのため乗組員は餓死寸前の貧困層や、身内にA・Eウイルス患者がいる者、又はウイルスのために大事な人を失った者などで構成されている。 実はこれがとんでもない落とし穴で、アネックス1号乗員は100人だが手術に成功したM.O.能力者の中から選抜された100人ではなく、 バグズ2号生還者の片割れの小吉を除けば運良くM.O.手術に成功しただけの100人でしかない。 その為、捕獲用の筒などの使い方こそレクチャーされているものの、性格・能力面からとても戦闘には向かない人物までが 乗組員として選ばれてしまっている。 更に各所の思惑から国別に班構成がなされた結果、日米第1班は武器所持が認められる マーズランキング(対テラフォーマーでの制圧・任務遂行能力)上位15人中4人が所属するのに対して、 ドイツの第5班はマーズランキング15位以内は僅か2人、他は上位どころか対テラフォーマー戦で まともな戦闘が出来なかったという著しくバランスを欠いた状態が発生してしまっている。 元々は「裏切り者」に備えて日米が手を回した結果(と、関わった人々は思っている)の班構成だが、 結果的に最大の恩恵を受けているのは構成メンバーが軍人などの強者かつ、M.O.能力者で本人たち曰く非戦闘員数0のロシア北欧第3班。 一人を除いてランキング不明だが、そのメンバー構成の性質上16位以降の上位を占めている可能性は高い上に、 部外者を含まないおかげで彼ら自身の目的の為に独自行動をとっている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //昆虫,ゴキブリ,宇宙人

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